今月ご乗船いただいているのは、世界的に活躍する、能楽囃子大鼓奏者の大倉正之助さんです。
大鼓という伝統打楽器を通じて、国内外のアーティストとも次々にコラボレートを実現。
ローマ法王に招かれ、バチカン宮殿でも演奏の経験があります。
海外での演奏経験も豊富な大倉さんですが、本日は、パチカンでのミレニアムクリスマスコンサートのお話を中心におうかがいしました。
ー 理屈じゃない事、言語を超えたものを感じてもらえました ー

大倉「2000年にクリスマスのナザレコンサートというものがあって、(それは)バチカンの(サンピエトロ)広場でクリスマスツリーの点灯式の時なんです」
干場「僕もあの広場に行った事はありますが、すごい広さだし、荘厳ですよね」
大倉「ミレニアムという事で、色んな国が招聘をされて、アーティストも呼ばれたんです。私は日本から選ばれたわけですね(笑)。みんな演奏をするのは、クリスマスソングなんだけど、私はクリスマスソングというわけにもいかないですから。日本の伝統の中にある「五穀豊穣」とか、「天下泰平」。平和、人々の幸せを祈願する曲として「三番叟(さんばそう)」というのがあるんですよ。これは天地人だったり、自然界との調和、そういったものを端的に表してるんじゃないかと思うんです」
干場「そういった事を表している曲があるんですね」
大倉「「能の(三番三の中に)「翁」という曲があって、「翁」は能の中でも、、650年とか700年の歴史がある中で、それ以上先の太古から伝わって来た、芸能のルーツとなるような曲なんです。それはシャーマニックなもので、神懸かりの芸能と言われてるんです」
干場「それを、イタリアのバチカンで演奏されたんですね」

干場「ちょっとゾクっとしますね」
大倉「演奏が終わって、しばらく留まっていたんです。外した途端に、割れんばかりの拍手になってね。楽屋に入って行くと、ブライアンアダムスとかが飛んで来て、みんなハグですよ(笑)」
干場「それは、すごいですね(笑)」
大倉「向こうの人達は何かを感じてくれたみたいで、反響がすごかったですね。理屈じゃない事、言語を超えたものを感じてもらえました。そういう根源的なものを舞台でやっているエッセンスとして、私の声と鼓だけで表現したわけですから、非常に原始的ですよね」
干場「そこで、声も使われたんですね」
大倉「掛け声と、打つ鼓の"調べ"。それだけでそういうものを感じて、私の人生の中でも印象深い舞台でした」

保木「今はほとんどEメールの時代になっちゃってるじゃないですか。
絵はがきとかは思い出に残るので、私は昔、自分に自分で絵はがきを送っていました。
船は動いているので郵便屋さんは来てくれないんですけど、港から郵便は出してくれるんですよ。
リージェント・セブンシーズという船は、船の絵はがきに手紙を書いて投函すると、送ってくれるんですよ。
オールインクルーシブなので、はがき代もとらないんですよね。
自分で寄港地で買った絵はがきは別ですけど、船のはがきに関しては世界中どこから出しても、切手代をとらないんです」
「旅先から送る手紙はロマンティック」
保木「旅先から送る絵はがき、手紙はちょっとロマンティックですね。
私も、寄港地から家族や友達に絵はがきを送るのは好きですね。届いた方も嬉しいと思いますしね。
けっこう時間がかかって、帰ってから届く、なんていうこともあるんですよ(笑)。
日本の郵便事情と海外の郵便事情は違うので、届かないということも頭に入れておいていただくといいですね。
海外から手紙を出す時は、国によって違うから、切手が楽しいんですよ」
クルーズ情報
「クルーズ中に郵便を出す事は出来ますか?」
保木「今はほとんどEメールの時代になっちゃってるじゃないですか。
絵はがきとかは思い出に残るので、私は昔、自分に自分で絵はがきを送っていました。
船は動いているので郵便屋さんは来てくれないんですけど、港から郵便は出してくれるんですよ。
リージェント・セブンシーズという船は、船の絵はがきに手紙を書いて投函すると、送ってくれるんですよ。
オールインクルーシブなので、はがき代もとらないんですよね。
自分で寄港地で買った絵はがきは別ですけど、船のはがきに関しては世界中どこから出しても、切手代をとらないんです」
「旅先から送る手紙はロマンティック」
保木「旅先から送る絵はがき、手紙はちょっとロマンティックですね。
私も、寄港地から家族や友達に絵はがきを送るのは好きですね。届いた方も嬉しいと思いますしね。
けっこう時間がかかって、帰ってから届く、なんていうこともあるんですよ(笑)。
日本の郵便事情と海外の郵便事情は違うので、届かないということも頭に入れておいていただくといいですね。
海外から手紙を出す時は、国によって違うから、切手が楽しいんですよ」