今月ご乗船いただくのは、アルピニストの野口健さんです。
高校生の頃、偶然、書店で手にした植村直己さんの著書に感銘を受け登山を始めた野口さん。
1999年、3度目の挑戦でエベレスト登頂に成功。
10年の歳月をかけて、7大陸最高峰 世界最年少登頂記録を25歳で樹立されました。
近年では山の清掃活動や被災者支援活動などを行なってらっしゃる野口さんにお話を伺いました。

野口「そうですね、エジプトかな。僕、こんな顔してるじゃないですか?(笑)」
干場「いや、めちゃくちゃハンサムですよ(笑)」
野口「半分中東なんですよ。父ちゃんが日本人で、母ちゃんがエジプトとレバノン、フランスとギリシャのハーフなんですね。
要は母ちゃんは地中海の上と下をくっつけたような顔してるんですよ。半分は日本で、残りの半分がフランス、ギリシャ、エジプト、レバノン」
干場「すごいですね」
野口「子供の頃はエジプトとか色んな中東を転々として、エジプトは3年半生活して、いろんなところに旅行含めて行ってきましたけど。
カイロかな、行かれたことありますか?」
干場「まだないんですよ」
野口「カイロの郊外にピラミッドがあって、そこに親父と一緒に行ったんですよ。
親父に『ピラミッド登ってみない?』って言ったんですよ、そしたらピラミッドは登ってはいけないもので……かつて登った人がいて、途中で落ちて亡くなる方がいて」
干場「そうなんですね」
野口「それから世界遺産にもなって、登ってはならないという風にルールが決まったんですね。
ということを僕は知っていたので、親父が『ダメだ』と言うもんだと思って『親父、ピラミッド登らない?』って言ったら、親父が振り向いて『行くか!』って言ったんですよ」
干場「はい(笑)」
野口「『でも、登っちゃまずいんだよね?』って言うと、『裏から行けばバレない』とか言うんですよ」
干場「すごいお父様ですね(笑)」
野口「親父と一緒に登り始めるんですよ。ピラミッドって登ってみるとわかるんですけど、一個一個の石がでかいんですよ。
小学生の背だと、自分の背ぐらいが一個のブロックなんですよ。階段を登るっていうよりも両手を使ってよじ登る感じなんですよ。60メートルくらいまで行くとめちゃくちゃ怖くて」
干場「そこまで行ったんですか!」
野口「上から見るとすとーんとなっていて、下から見るのと違うんですよ。
怖くて『親父帰ろう!』って言ったら『お前が登ろうって言ったんじゃないか!』って言いながら、とっとと登っていくんですよ」

野口「その時に“これは親父が登りたかったんだろうな”と思って、僕を無視して登っていくんですよ。
僕も1人で帰れないので半ベソかきながら登りました」
干場「結局、登ったんですか?」
野口「頂上まで行きました。僕の人生初登頂は山じゃなくてピラミッドだったんですよ(笑)。
小5か小6の時でした、頂上からの景色がすごくてナイル川って両サイド数キロだけはグリーン地帯なんですけど、そこから突然砂漠がパッと始まるんですよ。そのラインのやや砂漠側にピラミッドがあるんですね」
干場「なるほど」
野口「頂から見ると左半分はグリーン、右半分は延々と砂漠なんですよ」
干場「すごい光景ですね」
野口「すごい光景なんですよ。子供ながらに、“登るって気持ちいいな~”って思ったんですよ。
それがのちのエベレストにつながっていくんですね」
干場「原体験がそこなんですね(笑)」

「乗船中のお洗濯どのようにしてますか?」
くぼこまき:よく聞かれますね、特にこの時期はすごく暑いのでお洗濯できるか気になると思うんですね。
船内にはセルフのランドリーがある船も多いんです、ご自分で洗剤を買って、洗濯をして乾燥して、洗剤含めて5ドルくらいでできます。
自分で洗うこともできるんですけどクリーニングのサービスもあります。例えば“20枚で何ドル”と決められていたり、たまに袋詰め放題なんていうのもありまして。ランドリーバッグがお部屋ごとに置いてあって“1袋いくら”みたいになってる時もあるんですね。
下着とかちょっとしたシャツもみんな洗ってもらって、ぴっちり畳んで返してもらえるので。帰る前とかにやっておくと、帰った後に洗濯しないで済むので便利ですね。高いサービスではないので、時間をお金で買うみたいな感じで使っていただくのもいいかと思います。
うちは子供がいるので食べこぼしとか、プールで泳いだとか、すぐに洗いたいものがいっぱいあるのでお部屋で洗っちゃうことも多いですね。
旅行用の洗濯袋って売ってるんですけど、水を洗剤と一緒に入れてもみ洗いをするんです。少ない水で効率的に洗えるんですね。
それを部屋で干すと客室内は乾燥してるので加湿にもなって一石二鳥なんですね(笑)。
シャワールームが乾燥スペースになっているので、シャワールームに洗濯物を干すことができるロープが張れるようになっていて、そこは常に乾燥するようになっているのでカラッと乾きますよ。
クルーズ情報
「乗船中のお洗濯どのようにしてますか?」
くぼこまき:よく聞かれますね、特にこの時期はすごく暑いのでお洗濯できるか気になると思うんですね。
船内にはセルフのランドリーがある船も多いんです、ご自分で洗剤を買って、洗濯をして乾燥して、洗剤含めて5ドルくらいでできます。
自分で洗うこともできるんですけどクリーニングのサービスもあります。例えば“20枚で何ドル”と決められていたり、たまに袋詰め放題なんていうのもありまして。ランドリーバッグがお部屋ごとに置いてあって“1袋いくら”みたいになってる時もあるんですね。
下着とかちょっとしたシャツもみんな洗ってもらって、ぴっちり畳んで返してもらえるので。帰る前とかにやっておくと、帰った後に洗濯しないで済むので便利ですね。高いサービスではないので、時間をお金で買うみたいな感じで使っていただくのもいいかと思います。
うちは子供がいるので食べこぼしとか、プールで泳いだとか、すぐに洗いたいものがいっぱいあるのでお部屋で洗っちゃうことも多いですね。
旅行用の洗濯袋って売ってるんですけど、水を洗剤と一緒に入れてもみ洗いをするんです。少ない水で効率的に洗えるんですね。
それを部屋で干すと客室内は乾燥してるので加湿にもなって一石二鳥なんですね(笑)。
シャワールームが乾燥スペースになっているので、シャワールームに洗濯物を干すことができるロープが張れるようになっていて、そこは常に乾燥するようになっているのでカラッと乾きますよ。