今月ご乗船いただいているのは、歌手の藤井フミヤさんです。

ツアーなども含めて、旅の経験が豊富なフミヤさんにお話を伺っていきます。

第3回目の旅先は「チュニジア」について、お話を伺いました。


ー 感動的でしたね、人間も見習ったほうがいいんじゃないかと思うくらい ー



干場「チュニジアは、いつ行かれたんですか?」

藤井「15年以上前になるのかな?チュニジアはアフリカ大陸の上の方なので、フランスから行くとすぐなんですよ。サハラ砂漠があって、車で何時間も走って…僕らが思うオアシスってあるじゃないですか?」

干場「ヤシの木があって、湖があるみたいな…」

藤井「そういうホテルもありましたよ。急にヤシの木がポツンと出てきて、テントのコテージがあって大きめの池があって、温泉が出てるんですよ。
食べ物は種類がなくて、牛食べないし、豚食べないから、チキンかラムのトマト煮どっちかしかないんですね(笑)」

干場「あと、クスクスですね」

藤井「朝市にも行ったんですけど、何も売ってない!(笑)
あと、カフェがあって男しかいないんですよ」

干場「なぜですか?」

藤井「イスラムだから、女の人は外に出ないんですよ。買い物も男だし、家は塀で囲われていて出てこないですね」

干場「不思議ですね」

藤井「街に出ると、男連中がカフェで水パイプ吸いながら、コーヒ飲みながらずっと喋ってるんですよ(笑)」

干場「遊牧民の方々とも交流があったんですよね?」

藤井「4時間くらい延々と砂漠を走ると、掘建小屋みたいなのがあって、そこで羊を飼っているおじいちゃんが1人でいるんですよ。
もちろん水も水道も電気もなくて、車で3時間くらい走ったところにポツンとあるんですよ」

干場「羊と1人で暮らしているんですね」

藤井「壁もないような感じで、布貼っただけみたいな。
羊に草を食べさせにいくじゃないですか?『行ってくるわ』って、いなくなって夕方まで帰ってこないんですよ。
真っ暗な中、電気もなく、よく帰って来れるなっていうところを帰ってくるんですよ(笑)」

干場「すごいですね(笑)」

藤井「その時、ちょうど羊が1匹生まれてて、その羊は繋がれて残っていたんですよ。真っ暗で何も見えない中『メー!メー!』って鳴くんですよ。
すると、向こうから1頭だけ”ダー!”っと走ってくる羊がいて、その子の母親だったんですよ。
感動的でしたね、人間も見習ったほうがいいんじゃないかと思うくらい」

干場「自分の子を、声だけで察知したんですね」

藤井「塩湖があって、地平線が見えるまで真っ平らなんですよ。
『向こうには何があるの?』って聞いたら、隣の国でしたね(笑)」

干場「面白いですね〜(笑)」

藤井「あと、いきなりスターウォーズのセットが組んでありましたね」

干場「そこで撮ったんですか!」

藤井「作る時も、作ってからしばらく放置したままだったみたいですよ」

干場「それで、いい塩梅になっていくんですね」

藤井「セットは、そのまま砂漠化していくというか(笑)」

干場「それはすごいですね(笑)」



「MSCクルーズ ジャパン・ウィーク」

保木「以前リスナープレゼントでご紹介した、MSCという客船会社がありますね。
MSCのポエジアという船で行く8日間の地中海クルーズなんですけど、飛行機代込みで15、6万円~で行けるんです。
日本人コーティネーターが乗っているので、英語の心配はないんですよ。

面白いのが、11月のクルーズで「ジャパン・ウィーク」というイベントがあるんです。
クルーズ中に2日間だけ、船内の外国のお客様とコミュニケーションをはかるということで、
日本の伝統的な文化、寿司職人のお手伝いをするボランティアとか、浴衣を外国人の方に着付けをするとか、募集しているんですね。

アメリカとかに住んでて、よく言われるんですけど『僕の名前を漢字で書いたらどうなるの?』と言われることがあるんですよ。
当て字でいいんですけど、すごく漢字の字体が好きなんですよね。
意味不明なTシャツ着てる人とか、いるじゃないですか(笑)。絵として好きなんですよね、漢字に直す方を募集しているそうです。

ボランティアなので、詳しいことは『IACEトラベル』のホームページでご覧になれると思うので、外国の方とコミュニケーションをとりたい、でも、ちょっと心配という方には、面白い情報かなと思います」

クルーズ情報

「MSCクルーズ ジャパン・ウィーク」

保木「以前リスナープレゼントでご紹介した、MSCという客船会社がありますね。
MSCのポエジアという船で行く8日間の地中海クルーズなんですけど、飛行機代込みで15、6万円~で行けるんです。
日本人コーティネーターが乗っているので、英語の心配はないんですよ。

面白いのが、11月のクルーズで「ジャパン・ウィーク」というイベントがあるんです。
クルーズ中に2日間だけ、船内の外国のお客様とコミュニケーションをはかるということで、
日本の伝統的な文化、寿司職人のお手伝いをするボランティアとか、浴衣を外国人の方に着付けをするとか、募集しているんですね。

アメリカとかに住んでて、よく言われるんですけど『僕の名前を漢字で書いたらどうなるの?』と言われることがあるんですよ。
当て字でいいんですけど、すごく漢字の字体が好きなんですよね。
意味不明なTシャツ着てる人とか、いるじゃないですか(笑)。絵として好きなんですよね、漢字に直す方を募集しているそうです。

ボランティアなので、詳しいことは『IACEトラベル』のホームページでご覧になれると思うので、外国の方とコミュニケーションをとりたい、でも、ちょっと心配という方には、面白い情報かなと思います」