今月ご乗船いただくのは、歌手の藤井フミヤさんです。
ツアーなども含めて、旅の経験が豊富なフミヤさんにお話をうかがっていきます。
第1回目の旅先は「ロシア・サンクトペテルブルク」について、お話を伺いました。
ー サンクトペテルブルクはロシアの京都と言われるような感じで
古めかしい建物が比較的そのまま残っているんですよ ー
古めかしい建物が比較的そのまま残っているんですよ ー

藤井「エルミタージュ美術館を見たいなと思って。息子の就職とかいろいろ考えて、”最後の家族旅行だね”なんて言って企画したんですけど、急遽、就活で息子が行けなくなりまして(笑)。娘と3人で行きました」
干場「いかがでしたか?」
藤井「建物も凄まじいんですけど、歴史もそうだし、美術品も凄まじいというか…」
干場「エルミタージュ美術館って、ものすごい広いって言うじゃないですか」
藤井「1週間あっても見きれないですね。凄まじいコレクションで、知ってる絵もいっぱいあるし、古いものもある。印象派みたいなものもあります」
干場「桁が違うっていう感じですか?」
藤井「2日間しか見れなかったんですけど、10分の1くらいしか見てないんじゃないんですかね」
干場「昔のイメージになってしまいますけど、ロシアというと暗いイメージがあるんですけど、実際にはどうですか?」
藤井「サンクトペテルブルクはロシアの京都と言われるような感じで、古めかしい建物が比較的そのまま残っているんですよ。
そのあとウィーンに行ったんですけど、ウィーンが新しく見えちゃって」
干場「なるほどね」
藤井「面白いのが、建物の色がサーモンピンクとか、ペパーミントグリーンとか、パステル調なんですよ。
サンクトペテルブルクは、よく雨が降るので、壁に水が浸みたときに綺麗に見える色、という風に作られているみたいですね」

藤井「中国と大陸が繋がっているじゃないですか?だから、餃子みたいなものもあるんですよ。でも、サワークリームで食べるんです。
見た目は水餃子と同じですね、パスタとかはないんですよね」
干場「ヨーロッパの方にもつながっていますよね?」
藤井「どちらかというと、中国の方が近いんですよね。比較的、美味しかったですよ。あと、人がすごい優しくて勤勉で真面目。
僕らアメリカ映画のせいで、ロシア人は強いとか、スパイとか、そういうイメージがありますよね(笑)」
干場「あと、笑わないっていうイメージがありますね(笑)」
藤井「ホテルのフロントの女性も笑わないんですよ。無闇に笑うのは、失礼という文化みたいですね」
干場「ストリートで悪そうな人とかいないんですか?」
藤井「パンクは、けっこういましたね。すごく人もいいし、優しくて。全然イメージが違いましたね」

保木「何年か前に、私もサンクトペテルブルクに行ったことがあるんです。
エルミタージュ美術館とか、エカテリーナの宮殿とかあるんですけど。
フミヤさんが仰っていましたけど、私の印象も笑顔がない街でしたね(笑)。
でも、あの美術館は機会があれば、ぜひぜひ行っていただきたい街、港の一つですね」
クルーズ情報
「今までで印象に残った街」
保木「何年か前に、私もサンクトペテルブルクに行ったことがあるんです。
エルミタージュ美術館とか、エカテリーナの宮殿とかあるんですけど。
フミヤさんが仰っていましたけど、私の印象も笑顔がない街でしたね(笑)。
でも、あの美術館は機会があれば、ぜひぜひ行っていただきたい街、港の一つですね」