- 2020.03.08
- ドラマー・神保彰さん「ドラムが魅力的な名曲」
ハピクロは好奇心を刺激する“知識”と、日曜夕方を彩る“音楽”をあわせ持った家族で楽しめる『知識+音楽のハイブリッドプログラム』!
より、音楽が色濃くなって、家族でドライブに行きたくなるような1時間をお届けいたします。
今週のゲストは、ドラマーの神保彰さんです。
神保彰さんは、1980年、フュージョンバンド「カシオペア」でデビューして以来、40年にわたって音楽シーンの最先端を走り続けるトップドラマーです。
2007年、ニューズウィークの「世界が尊敬する日本人100人」に選出されました。
カシオペアのサポート等の国内でのバンド活動に加えて、「ワンマンオーケストラ」名義のパフォーマンスで世界を魅了しています。
そんな神保彰さんに「ドラムが魅力的な名曲」について伺いました。
「ワンマンオーケストラ」とは?
神保さん独自のパフォーマンス「ワンマンオーケストラ」について伺いました。
あーりん:「ワンマンオーケストラ」というパフォーマンスをされるようになったきっかけは、何だったんですか?
神保:80年代に電子ドラムが出てきて、いろいろ面白い音が出るようになったんですね。一番最初は、自分の名前「ジンボ」ってリズミカルな名前じゃないですか?
「ジンボ」っていう声を自分でサンプリングして、ドラムソロの合間に「ジンボ、ジンボ、ジジジジジジジジンボ!」とかやったんですよ、そしたらめちゃくちゃウケちゃって、ドラムだけじゃなくて電子ドラムでいろんな音を組み合わせると新しい世界が広がるんだなって思ったんですよね。
清野:「ワンマンオーケストラ」は、音をサンプリングしたりされているんですか?
神保:サンプリングもしていますし、全部自分で叩いて音を出すんですね。それが組み合わさってバンドがやってるような、オーケストラがやっているようなサウンドになるんです。
かなこ:それを生演奏でやるんですよね、これが本当にすごくて!
神保:最近、ももクロの曲もレパートリーに加えてます(笑)。
かなこ:うちらの曲、はちゃめちゃな曲が多いですよね。
神保:ももクロの曲はめちゃくちゃ難しいですよ(笑)。
あーりん:バンドの皆さんでも大変だっておっしゃってます。
神保:曲の中にいろんな要素が詰まってるんですよね。普通の曲の3曲、4曲分が1曲の中に凝縮されているんですよね。
演奏家魂を燃え上がらせるものがありますね。
歴史に残るドラムの名フレーズ
The Beatles『Come Together』
清野:これは名盤といわれるThe Beatlesのアルバム『Abbey Road』の1曲目ですよね。
神保:イントロからドラムが“トントン チキチチ タカタタカタタカタタ“って入ってきますよね。あのドラムって、普通の人はあまり思いつかないんですよ。
あーりん:確かに、ドラムって印象的なフレーズっていうのがあまりイメージに湧かないかも。
かなこ:曲の合間の“ダカダカダカダカダン!”とか、そういうのはね。
神保:そういうフィルインみたいなのは、たくさん有名なのがあるけどね。
この曲のドラムはすごいセンスですね、リンゴ・スターというドラマーです。
清野:ちょうど50年、半世紀前の曲ですね。
神保:そんなに前になりますか、でも、全然古く感じないですね。
かなこ:本当にそうですね。
あーりん:うんうん!
ドラムに要注目の次世代ミュージシャン!
クリス・デイヴ&ザ・ドラムヘッズの「Dat Feelin’」
清野:この曲を選ばれたポイントは何でしょうか?
神保:今って、リズムの変革期だと思うんですね。一時期、マシンのリズムが主流になって、機械で人間が出せないようなビートが出てきて、今度は逆に人間がそれを吸収して、人力でマシン的なリズムを再構築する。
このクリス・デイヴは30代半ばくらいだと思うんですけれども、そういうデジタルネイティブの世代で機械でしか分割できないような変なタイミングを、人間の感覚で新しいフィールドを切り開いているんですよね。
そういう意味で、すごく新しいなと思います。
清野:途中、ぐちゃぐちゃに演奏してるように聴こえましたけど、あれもちゃんと緻密な計算の元になっているんですか?
神保:タイミング的には、彼の中でそのポケットに入っているんですね。
かなこ:いや〜高度過ぎて(笑)。
神保:こういう演奏ってできないんですけど、でも聴いててかっこいいなと思うから、こういう要素を自分なりに取り入れられたら良いなと思うんですよね。
機械だと、ツマミを回せば限界まで早くなるでしょ? 人間の演奏力、フィジカルな能力っていうのはある程度限られているから。
限界はあるように思えるんだけど、クリスの演奏を聴くと“限界はないんじゃないか?”みたいな気持ちにさせられますね(笑)。
毎週、メッセージが読まれた方には、ハピクロステッカーをお送りします!
ご応募お待ちています!
メッセージは、『ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!』の【メッセージフォーム】からお送りください!
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★ももいろクローバーZからのお知らせ
■ももいろクローバーZ 5th ALBUM「MOMOIRO CLOVER Z」アナログ盤 絶賛発売中!
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ももクロ春の一大事2020 〜笑顔のチカラつなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会〜」
【日程】2020年4月18日(土)・4月19日(日)
【会場】福島県 J-VILLAGE
【DAY1】2020年4月18日(土)
【DAY2】2020年4月19日(日)
「AYAKA NATION 2020」
【日程】2020年7月12日(日)
【会場】神奈川県・横浜アリーナ
「ももクロ 夏のバカ騒ぎ2020」
【日程】2020年8月1日(土)・8月2日(日)
【会場】埼玉県・メットライフドーム
【DAY1】2020年8月1日(土)
【DAY2】2020年8月2日(日)
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より、音楽が色濃くなって、家族でドライブに行きたくなるような1時間をお届けいたします。
今週のゲストは、ドラマーの神保彰さんです。
神保彰さんは、1980年、フュージョンバンド「カシオペア」でデビューして以来、40年にわたって音楽シーンの最先端を走り続けるトップドラマーです。
2007年、ニューズウィークの「世界が尊敬する日本人100人」に選出されました。
カシオペアのサポート等の国内でのバンド活動に加えて、「ワンマンオーケストラ」名義のパフォーマンスで世界を魅了しています。
そんな神保彰さんに「ドラムが魅力的な名曲」について伺いました。
「ワンマンオーケストラ」とは?
神保さん独自のパフォーマンス「ワンマンオーケストラ」について伺いました。
あーりん:「ワンマンオーケストラ」というパフォーマンスをされるようになったきっかけは、何だったんですか?
神保:80年代に電子ドラムが出てきて、いろいろ面白い音が出るようになったんですね。一番最初は、自分の名前「ジンボ」ってリズミカルな名前じゃないですか?
「ジンボ」っていう声を自分でサンプリングして、ドラムソロの合間に「ジンボ、ジンボ、ジジジジジジジジンボ!」とかやったんですよ、そしたらめちゃくちゃウケちゃって、ドラムだけじゃなくて電子ドラムでいろんな音を組み合わせると新しい世界が広がるんだなって思ったんですよね。
清野:「ワンマンオーケストラ」は、音をサンプリングしたりされているんですか?
神保:サンプリングもしていますし、全部自分で叩いて音を出すんですね。それが組み合わさってバンドがやってるような、オーケストラがやっているようなサウンドになるんです。
かなこ:それを生演奏でやるんですよね、これが本当にすごくて!
神保:最近、ももクロの曲もレパートリーに加えてます(笑)。
かなこ:うちらの曲、はちゃめちゃな曲が多いですよね。
神保:ももクロの曲はめちゃくちゃ難しいですよ(笑)。
あーりん:バンドの皆さんでも大変だっておっしゃってます。
神保:曲の中にいろんな要素が詰まってるんですよね。普通の曲の3曲、4曲分が1曲の中に凝縮されているんですよね。
演奏家魂を燃え上がらせるものがありますね。
歴史に残るドラムの名フレーズ
The Beatles『Come Together』
清野:これは名盤といわれるThe Beatlesのアルバム『Abbey Road』の1曲目ですよね。
神保:イントロからドラムが“トントン チキチチ タカタタカタタカタタ“って入ってきますよね。あのドラムって、普通の人はあまり思いつかないんですよ。
あーりん:確かに、ドラムって印象的なフレーズっていうのがあまりイメージに湧かないかも。
かなこ:曲の合間の“ダカダカダカダカダン!”とか、そういうのはね。
神保:そういうフィルインみたいなのは、たくさん有名なのがあるけどね。
この曲のドラムはすごいセンスですね、リンゴ・スターというドラマーです。
清野:ちょうど50年、半世紀前の曲ですね。
神保:そんなに前になりますか、でも、全然古く感じないですね。
かなこ:本当にそうですね。
あーりん:うんうん!
ドラムに要注目の次世代ミュージシャン!
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清野:この曲を選ばれたポイントは何でしょうか?
神保:今って、リズムの変革期だと思うんですね。一時期、マシンのリズムが主流になって、機械で人間が出せないようなビートが出てきて、今度は逆に人間がそれを吸収して、人力でマシン的なリズムを再構築する。
このクリス・デイヴは30代半ばくらいだと思うんですけれども、そういうデジタルネイティブの世代で機械でしか分割できないような変なタイミングを、人間の感覚で新しいフィールドを切り開いているんですよね。
そういう意味で、すごく新しいなと思います。
清野:途中、ぐちゃぐちゃに演奏してるように聴こえましたけど、あれもちゃんと緻密な計算の元になっているんですか?
神保:タイミング的には、彼の中でそのポケットに入っているんですね。
かなこ:いや〜高度過ぎて(笑)。
神保:こういう演奏ってできないんですけど、でも聴いててかっこいいなと思うから、こういう要素を自分なりに取り入れられたら良いなと思うんですよね。
機械だと、ツマミを回せば限界まで早くなるでしょ? 人間の演奏力、フィジカルな能力っていうのはある程度限られているから。
限界はあるように思えるんだけど、クリスの演奏を聴くと“限界はないんじゃないか?”みたいな気持ちにさせられますね(笑)。
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ももクロ春の一大事2020 〜笑顔のチカラつなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会〜」
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【会場】福島県 J-VILLAGE
【DAY1】2020年4月18日(土)
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【日程】2020年7月12日(日)
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【日程】2020年8月1日(土)・8月2日(日)
【会場】埼玉県・メットライフドーム
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【DAY2】2020年8月2日(日)
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