大接戦を制して代表に決定!
ゴールデンウィークに行われた体操のNHK杯では、
男子の代表がまた1人決まりました!
この体操NHK杯、男子では、内村航平選手が優勝。
そして、2位と3位は、
その差が、なんとわずか0.1点という大接戦に!!
このデッドヒートを制した2位の加藤凌平選手が、
リオ代表に決まりました!!
最終種目の鉄棒までもつれた2位争い。
加藤選手は、先に鉄棒の演技をした田中佑介選手の得点を
見てから自分の演技へ。
加藤選手が2位になるためには15.5点以上が必要でした。
大きなプレッシャーがかかる中、
難度の高い「カッシーナ」などを決めて、しっかり着地!
その瞬間、会場では「オー!!」という大歓声が。
加藤選手の鉄棒の得点は「15.6点」!!
この得点が出ると、ぐっと拳を握って笑顔を見せました。
競技が終わってからは、この鉄棒の着地について
「いままでで一番しびれる着地だった」と
振り返っていました。
また、優勝した絶対王者の内村選手は、大会8連覇です!
得点は、184.650点と圧勝。
特に、最後の鉄棒では難しい技をしっかり決め、
着地はまったく動かずピタリと止めて、会場から大きな大きな拍手。
加藤選手と内村選手は、戦いを振り返ってこんなふうに話しています。
「(加藤選手)
最後の最後のプレッシャーのかかった場面で
しっかり着地まで止めれたのは、
オリンピックのピリピリした空気というか、
そういうプレッシャーのかかる場面でも
このような演技ができる自信がついたっていうのと、
自分の力で勝ち取った代表の座なので、
しっかり代表に切りかえられて、練習に臨めると思います」
「(内村選手)
内容がすごくよかったなと思っているんですけど、
オリンピックでは
これ以上のことをやらなければいけないですし、
より一層磨きのかかった演技というのが
必要になってくると思うんで、
ホントに細かいところまで気をつけてやっていけるように、
またこれからやっていければいいなと思ってます」
ちなみに、加藤選手のお父さんは、
(加藤選手が)所属するコナミスポーツで監督を務める裕之さん。
間近で奮闘ぶりを見ていて、
「ここでやらなきゃいけないときにやる」と
目を細めて話していましたね。
また、お母さんの由美さんは、
周りから祝福の握手攻めにあっていましたよ。
内村選手は、先月の全日本選手権では、
自分の演技に納得がいかず堅い表情。
でも、この日は穏やかな表情で、
「オリンピックでやっている自分を、
自然にイメージして演技できていた」と話し、
リオをしっかり意識して演技できた様子でした。
今回は、リオの本番と同じ構成で、「ノーミスでできた」。
残る3人の男子代表は、
来月の種目別選手権のあとに決まります。
そして、NHK杯の女子では、寺本明日香選手が優勝して、
リオ出場を確実にしました!
競技終了後、寺本選手は次のようにコメント。
「どの種目も落ち着いて、一つ一つ技を確認した、
いい演技ができました。
オリンピックでもそれくらい落ち着いて演技をすれば、
きっといい結果が望めると思うので、あんまり気負わずに、
いつもの世界戦と
同じようにやっていきたいなという気持ちがあります」
寺本選手は、今回のNHK杯までの間、
モチベーションがさがる日々もあったとのこと。
練習中のミスにイライラしたり、わざと練習に遅れたりも。
でも、そこをしっかり乗り越えての優勝です!
女子の代表5人は、選考会や合宿をへて、
7月に最終的に決まります。
■鈴木晶久
男子の代表がまた1人決まりました!
この体操NHK杯、男子では、内村航平選手が優勝。
そして、2位と3位は、
その差が、なんとわずか0.1点という大接戦に!!
このデッドヒートを制した2位の加藤凌平選手が、
リオ代表に決まりました!!
最終種目の鉄棒までもつれた2位争い。
加藤選手は、先に鉄棒の演技をした田中佑介選手の得点を
見てから自分の演技へ。
加藤選手が2位になるためには15.5点以上が必要でした。
大きなプレッシャーがかかる中、
難度の高い「カッシーナ」などを決めて、しっかり着地!
その瞬間、会場では「オー!!」という大歓声が。
加藤選手の鉄棒の得点は「15.6点」!!
この得点が出ると、ぐっと拳を握って笑顔を見せました。
競技が終わってからは、この鉄棒の着地について
「いままでで一番しびれる着地だった」と
振り返っていました。
また、優勝した絶対王者の内村選手は、大会8連覇です!
得点は、184.650点と圧勝。
特に、最後の鉄棒では難しい技をしっかり決め、
着地はまったく動かずピタリと止めて、会場から大きな大きな拍手。
加藤選手と内村選手は、戦いを振り返ってこんなふうに話しています。
「(加藤選手)
最後の最後のプレッシャーのかかった場面で
しっかり着地まで止めれたのは、
オリンピックのピリピリした空気というか、
そういうプレッシャーのかかる場面でも
このような演技ができる自信がついたっていうのと、
自分の力で勝ち取った代表の座なので、
しっかり代表に切りかえられて、練習に臨めると思います」
「(内村選手)
内容がすごくよかったなと思っているんですけど、
オリンピックでは
これ以上のことをやらなければいけないですし、
より一層磨きのかかった演技というのが
必要になってくると思うんで、
ホントに細かいところまで気をつけてやっていけるように、
またこれからやっていければいいなと思ってます」
ちなみに、加藤選手のお父さんは、
(加藤選手が)所属するコナミスポーツで監督を務める裕之さん。
間近で奮闘ぶりを見ていて、
「ここでやらなきゃいけないときにやる」と
目を細めて話していましたね。
また、お母さんの由美さんは、
周りから祝福の握手攻めにあっていましたよ。
内村選手は、先月の全日本選手権では、
自分の演技に納得がいかず堅い表情。
でも、この日は穏やかな表情で、
「オリンピックでやっている自分を、
自然にイメージして演技できていた」と話し、
リオをしっかり意識して演技できた様子でした。
今回は、リオの本番と同じ構成で、「ノーミスでできた」。
残る3人の男子代表は、
来月の種目別選手権のあとに決まります。
そして、NHK杯の女子では、寺本明日香選手が優勝して、
リオ出場を確実にしました!
競技終了後、寺本選手は次のようにコメント。
「どの種目も落ち着いて、一つ一つ技を確認した、
いい演技ができました。
オリンピックでもそれくらい落ち着いて演技をすれば、
きっといい結果が望めると思うので、あんまり気負わずに、
いつもの世界戦と
同じようにやっていきたいなという気持ちがあります」
寺本選手は、今回のNHK杯までの間、
モチベーションがさがる日々もあったとのこと。
練習中のミスにイライラしたり、わざと練習に遅れたりも。
でも、そこをしっかり乗り越えての優勝です!
女子の代表5人は、選考会や合宿をへて、
7月に最終的に決まります。
■鈴木晶久
- 19:30