取材日記

TOKYO FMが誇る報道スポーツチームが総力を挙げて取材します。
ラジオならではのハートフルなスポーツ報道をお送りします。

流れを変える重要選手に注目!

いやぁ、盛り上がりましたよね!女子バレー!
私も現地に取材に行っていて、
かなりヒートアップして観ておりました(笑)



女子バレーボール界と言えば・・・
木村沙織選手や古賀紗理奈選手が新旧エースとして有名ですが
是非注目してほしいのは、「8時半の女」とも呼ばれる
【石井優希(いしい・ゆき)】選手!25歳。

なぜ「8時半の女」かと言うと・・・

オリンピック最終予選は自国開催ということで、
全ての試合が午後7時開始。
途中出場で8時以降に登場し、
そこで活躍することが多かったことから
「8時半の女」と呼ばれるように・・・。

そんな石井選手と、
女子日本代表の真鍋監督にお話し伺いました。

「(石井)なかなか決まらなくて、
コートの中の雰囲気がどんどん暗くなっていったのかな・・・
というのを1,2セット、ベンチから見ていて凄く思ったので
3セット目、出るチャンスを与えて貰って、出るメンバーで
「まずは雰囲気から!」という所を重視して、試合に入った。
(監督)特に石井・鍋谷は途中から。ムードも上がったし、
そういった意味ではその2人を使って良かったと思っている。」

勿論、ご本人は「8時半の女」と言われることについて
「非常に悔しい」とも語っていました。
 
そりゃそうですよね。
調子が良いのにスタメンではなく
途中出場でコートに出るくやしさ・・・。

ただ特にバレーボールにおいては
この「途中出場の選手」が大きな鍵を握ります。
コート上での悪い空気を断ち切って、
流れをガラリと変えられるのが「途中出場の選手たち」!
 
バレーボールでは「流れ」が試合を大きく左右するので、
「途中出場の選手たち」は、プレー以上に
「ムードを作って流れを変える」いう重要な使命があのです!

最終予選でその役割を担っていたのが、ズバリ石井選手!
実際に石井選手が登場して巻き返した試合もありましたよね。
韓国戦とか!

リオオリンピックでは、
スタメンとして活躍する可能性もありますが、
大切な場面で流れを変えることが出来る石井選手に、
是非、注目してみて下さい!

■柴田幸子
  • 17:00