「五輪公式ウエアのデザイナーになるには」
オリンピックといえば、競技の結果や、
日本人選手の活躍を見るのも楽しみですが、
開会式、閉会式などで各国選手団がどのような衣装を着ているのを見るのも
楽しみですよね?!
どんな人がデザインしているのだろう・・・って思ったことはありませんか?
そこで、今回は、「オリンピック公式ウエアのデザイナーになるには」をテーマにお送りします。
オリンピックに出場するのは難しくとも、
公式ウエアのデザインをすることはできるかもしれない・・・
そんな気持ちでデザインの仕事に入ったというのは、
デサント株式会社のデザインディレクターの山田満さん。
山田さんは、
どんな気持ちでこの「公式ウエア」のデザインをしているのかきいてみました!
「僕も学生時代スポーツはやっていたけれど、
オリンピックは目指せすほどの実力はありませんでした。
でも、オリンピックの素晴らしさというのはわかっていたつもりです。
どうにか、自分がこれに関りたいと思ったときに、
元々デサントに入社した動機も日の丸をつけたウエアを、
オリンピックの舞台に立つ洋服を自分で作りたいと思いました。
僕たちも立場は違えど、同じような思いで作っています。」
この山田さん、本当にスポーツがお好きで、
オリンピック選手として出場するのは無理だけど、
どうにかして自分もオリンピックに関りたいと思ったとき、
たまたま読んでいた雑誌「ナンバー」に、
各国選手の公式ユニフォームの写真が載っていたそう。
そうだ!公式ウエアをデザインする仕事もあるんだ!
とひらめいて、就職活動にのぞんだそうです。
そして、入社以来、2004年のアテネから、トリノ、北京、バンクーバー、ロンドンと、
ずっとデサントで公式ウエアのデザインに関っているとのことなんです。
ちなみに、デザイナーとして一番嬉しい瞬間って、どんなときなのかも聞いてみました。
「一番は、このウエアを着てモチベーションが上がったよといってもらえるときが一番嬉しいですね。」
とのこと!
やっぱり、ウエアでモチベーション上がっちゃう時ってありますもんね。
そして、選手のモチベーションを上げる為に、細かなところに工夫を凝らしているという山田さん。選手しか見えない場所にも工夫があるそうですよ。
「選手用の商品には襟元のところにSOCHI2014と入れています。
これは着用する選手にしか見えない場所なのですけど、
これを見たときにモチベーションアップしてくれればと・・・
僕らデザイナーができることは、
こういうデザインを通して選手のモチベーションを高めることなので、
こういうところに意図的に入れています。」
ちなみに、公式ウエアというのは、
開会式や閉会式、表彰台に乗るときに着ていたりするものなのですが、
例えば、今回のソチオリンピックの場合は、
日本代表公式ウエアは、ミズノ、デサント、アシックスの国内3社が分担して提供しています。
また、各競技の日本代表ウエアのこの3社の提供が多いのですが、
この3社、すべて、オフィシャルパートナーなんですね〜。
ちなみに、スタジオにお借りしてきたのは、デサントの提供した
ウォームコート、サロペットパンツ、トレーニングジャケット・パンツです。
このほかにも、ハーフパンツ、キャップ、グローブ、ソックスも提供しているということ。
ミズノの提供アイテムは、ジップネックシャツとバックパック、キャリーバッグの3アイテム。
そして、アシックスジャパンの提供アイテムは、2種類のTシャツとシューズだそうです。
そういえば、2010年のバンクーバー冬季五輪の公式ウエアもデサント、ミズノ、アシックスの3社なんですね〜。
公式ウエアのデザイナーになりたい!と思った方。
この3社に就職活動をする・・・というのが、近道かもしれません。
2010年バンクーバーの時の公式ウエア
ちなみに、ソチオリンピックで
スウェーデンチームが着用するウェアをデザインするのは、「H&M」。
閉会式用をはじめ、オリンピック選手村で着用されるトレーニング用やレジャー用のウェアも「H&M」が手がけるそうです。
ファッションブランドもスポーツウエアを強化しているんですね。
(日本でも一時期ユニクロが手がけましたよね、2002年のソルトレークシティー大会、2004年のアテネ大会2大会だけでその後は公式ウエアは担当していないようですが。)
各国選手団の公式ウエアを見るのも、オリンピックの楽しみのひとつですね。
日本人選手の活躍を見るのも楽しみですが、
開会式、閉会式などで各国選手団がどのような衣装を着ているのを見るのも
楽しみですよね?!
どんな人がデザインしているのだろう・・・って思ったことはありませんか?
そこで、今回は、「オリンピック公式ウエアのデザイナーになるには」をテーマにお送りします。
オリンピックに出場するのは難しくとも、
公式ウエアのデザインをすることはできるかもしれない・・・
そんな気持ちでデザインの仕事に入ったというのは、
デサント株式会社のデザインディレクターの山田満さん。
山田さんは、
どんな気持ちでこの「公式ウエア」のデザインをしているのかきいてみました!
「僕も学生時代スポーツはやっていたけれど、
オリンピックは目指せすほどの実力はありませんでした。
でも、オリンピックの素晴らしさというのはわかっていたつもりです。
どうにか、自分がこれに関りたいと思ったときに、
元々デサントに入社した動機も日の丸をつけたウエアを、
オリンピックの舞台に立つ洋服を自分で作りたいと思いました。
僕たちも立場は違えど、同じような思いで作っています。」
この山田さん、本当にスポーツがお好きで、
オリンピック選手として出場するのは無理だけど、
どうにかして自分もオリンピックに関りたいと思ったとき、
たまたま読んでいた雑誌「ナンバー」に、
各国選手の公式ユニフォームの写真が載っていたそう。
そうだ!公式ウエアをデザインする仕事もあるんだ!
とひらめいて、就職活動にのぞんだそうです。
そして、入社以来、2004年のアテネから、トリノ、北京、バンクーバー、ロンドンと、
ずっとデサントで公式ウエアのデザインに関っているとのことなんです。
ちなみに、デザイナーとして一番嬉しい瞬間って、どんなときなのかも聞いてみました。
「一番は、このウエアを着てモチベーションが上がったよといってもらえるときが一番嬉しいですね。」
とのこと!
やっぱり、ウエアでモチベーション上がっちゃう時ってありますもんね。
そして、選手のモチベーションを上げる為に、細かなところに工夫を凝らしているという山田さん。選手しか見えない場所にも工夫があるそうですよ。
「選手用の商品には襟元のところにSOCHI2014と入れています。
これは着用する選手にしか見えない場所なのですけど、
これを見たときにモチベーションアップしてくれればと・・・
僕らデザイナーができることは、
こういうデザインを通して選手のモチベーションを高めることなので、
こういうところに意図的に入れています。」
ちなみに、公式ウエアというのは、
開会式や閉会式、表彰台に乗るときに着ていたりするものなのですが、
例えば、今回のソチオリンピックの場合は、
日本代表公式ウエアは、ミズノ、デサント、アシックスの国内3社が分担して提供しています。
また、各競技の日本代表ウエアのこの3社の提供が多いのですが、
この3社、すべて、オフィシャルパートナーなんですね〜。
ちなみに、スタジオにお借りしてきたのは、デサントの提供した
ウォームコート、サロペットパンツ、トレーニングジャケット・パンツです。
このほかにも、ハーフパンツ、キャップ、グローブ、ソックスも提供しているということ。
ミズノの提供アイテムは、ジップネックシャツとバックパック、キャリーバッグの3アイテム。
そして、アシックスジャパンの提供アイテムは、2種類のTシャツとシューズだそうです。
そういえば、2010年のバンクーバー冬季五輪の公式ウエアもデサント、ミズノ、アシックスの3社なんですね〜。
公式ウエアのデザイナーになりたい!と思った方。
この3社に就職活動をする・・・というのが、近道かもしれません。
2010年バンクーバーの時の公式ウエア
ちなみに、ソチオリンピックで
スウェーデンチームが着用するウェアをデザインするのは、「H&M」。
閉会式用をはじめ、オリンピック選手村で着用されるトレーニング用やレジャー用のウェアも「H&M」が手がけるそうです。
ファッションブランドもスポーツウエアを強化しているんですね。
(日本でも一時期ユニクロが手がけましたよね、2002年のソルトレークシティー大会、2004年のアテネ大会2大会だけでその後は公式ウエアは担当していないようですが。)
各国選手団の公式ウエアを見るのも、オリンピックの楽しみのひとつですね。
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