TOKYO FMをはじめとするJFN38局では、東日本大震災直後の2011年4月より、復興支援番組「LOVE&HOPE〜ヒューマンケアプロジェクト」を放送しています。

9月1日にお届けする『LOVE&HOPE〜その時のために、今日できること〜』では
東日本大震災の被災地や、過去の地震や災害の取材で得られた「知恵」と「教訓」をTOKYO FM防災キャスターの古賀涼子がお伝えします。

さらに、東京大学地震研究所 地震予知研究センター長の平田(ひらた)直(なおし)教授が、「必ず来る首都圏の大地震」「都心の7割は震度6強」「火災被害」「自分の身は自分で守る〜自助」「耐震化と電気関係の出火防止」などのキーワードとともに、首都直下地震で懸念される被害想定をわかりやすく解説していきます。 

【首都直下地震の被害想定】
被害が最も大きくなると想定されるのが、都心南部の直下を震源とするM7.3。
都心の7割で震度6強。木造住宅の倒壊などにより、同時に2000か所で火災が発生し、犠牲者2万3000人のうち、7割の1万6千人は火災による。
電気は1都3県の半数で停電、水道も23区の5割で断水、ガスは3割が供給停止、固定電話は9割の通話制限がかかり、携帯電話は輻輳で通話困難に。
800万人が帰宅困難者となって足止めを余儀なくされる。