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2025年01月18日
08:25 阪神淡路大震災から30年 被害と教訓~火災~
昨日で阪神淡路大震災から30年。
時間の経過と共に、
阪神淡路大震災を知らない世代も増えてきました。
私も当時は小学生で、この地震の記憶というと、
倒壊した阪神高速の映像やあちらこちらで
火が立ち上っている様子がテレビに映し出され、
親が関西に住む友人に電話を掛けようとしていた
というおぼろげな記憶です。
大人になってからこの阪神淡路大震災をきっかけに、
日本の防災の在り方が大きく変わった事を知りました。
そこで、今朝は、
阪神淡路大震災しらない世代にも知って貰いたい
被害と教訓の中で「火災」についてお伝えします。
1995年1月17日午前5時46分に淡路島北部を
震源とするマグニチュード7.3の大地震が起こりました。
最大震度7の揺れが年を襲い、建物倒壊や大規模火災なので
なくなった方は6千434人に上ります。
この地震の教訓の一つに「初期消火」があげられます。
阪神淡路大震災では、
建物の出火件数が269件だったのに対して
火災被害は7千574棟でした。
規模の小さい段階で消化する「初期消火」ができていれば
火災を減らす事ができたと指摘されてきました。
火災を小さい段階で消し止める為に
消火栓などの消化設備や
家庭用消火器などの重要性が改めて認識されました。
火災の原因のおよそ6割が電気による火災でした。
「通電火災」という言葉が初めて認識されたのも
阪神淡路大震災です。
電気が回復した時に倒れた電気ストーブや
破損した電気コードなどから発火する、「通電火災」の
リスクを減らす為、一定以上の地震の揺れでブレーカーが落ちる、
感震ブレーカーの開発や普及が進められる様になりました。
ところで、
初期消火・消火器の使い方をご存じでしょうか?
まず、家屋で火が出たらまずは、
ドアを開けて逃げ道を作って
大声で周囲に火事を知らせましょう。
次に消火器の使い方です。
消火器の安全ピンを抜いて
ノズルを火に向けて、レバーを強く握ります。
消火剤を噴射する時は炎の下側を狙いましょう。
消火器がなかった場合は、
ぬらしたタオルをかぶせましょう。
炎が天井まで達すると消化は困難と言われています。
自分の目の高さや背丈を超える所まで火が回ってしまったら
避難を優先してください。
避難の時は、ドアを閉めると延焼を防ぎやすくなります。
あなたの身を守ってくれる手段の一つです。
阪神淡路大震災の教訓 初期消火について、
いざという時の為に知っておきましょう。
音声ファイルはこちら
時間の経過と共に、
阪神淡路大震災を知らない世代も増えてきました。
私も当時は小学生で、この地震の記憶というと、
倒壊した阪神高速の映像やあちらこちらで
火が立ち上っている様子がテレビに映し出され、
親が関西に住む友人に電話を掛けようとしていた
というおぼろげな記憶です。
大人になってからこの阪神淡路大震災をきっかけに、
日本の防災の在り方が大きく変わった事を知りました。
そこで、今朝は、
阪神淡路大震災しらない世代にも知って貰いたい
被害と教訓の中で「火災」についてお伝えします。
1995年1月17日午前5時46分に淡路島北部を
震源とするマグニチュード7.3の大地震が起こりました。
最大震度7の揺れが年を襲い、建物倒壊や大規模火災なので
なくなった方は6千434人に上ります。
この地震の教訓の一つに「初期消火」があげられます。
阪神淡路大震災では、
建物の出火件数が269件だったのに対して
火災被害は7千574棟でした。
規模の小さい段階で消化する「初期消火」ができていれば
火災を減らす事ができたと指摘されてきました。
火災を小さい段階で消し止める為に
消火栓などの消化設備や
家庭用消火器などの重要性が改めて認識されました。
火災の原因のおよそ6割が電気による火災でした。
「通電火災」という言葉が初めて認識されたのも
阪神淡路大震災です。
電気が回復した時に倒れた電気ストーブや
破損した電気コードなどから発火する、「通電火災」の
リスクを減らす為、一定以上の地震の揺れでブレーカーが落ちる、
感震ブレーカーの開発や普及が進められる様になりました。
ところで、
初期消火・消火器の使い方をご存じでしょうか?
まず、家屋で火が出たらまずは、
ドアを開けて逃げ道を作って
大声で周囲に火事を知らせましょう。
次に消火器の使い方です。
消火器の安全ピンを抜いて
ノズルを火に向けて、レバーを強く握ります。
消火剤を噴射する時は炎の下側を狙いましょう。
消火器がなかった場合は、
ぬらしたタオルをかぶせましょう。
炎が天井まで達すると消化は困難と言われています。
自分の目の高さや背丈を超える所まで火が回ってしまったら
避難を優先してください。
避難の時は、ドアを閉めると延焼を防ぎやすくなります。
あなたの身を守ってくれる手段の一つです。
阪神淡路大震災の教訓 初期消火について、
いざという時の為に知っておきましょう。
音声ファイルはこちら