今朝は、
「能登半島地震 被災地の今と今後」
について専門家の声を交えてお伝えします。

地域防災が専門で、
石川県防災会議震災対策部会の委員でもある
金沢大学・青木賢人(あおき・たつと)准教授にお話しを聞きました。
青木准教授は、震災後何度も被災地を訪れ現地調査を行ってきました。
被災地の一つである輪島市を歩きながらお話しを伺いました。

能登半島は去年、1月1日の最大震度7地震で
建物の倒壊、津波、火災が発生し甚大な被害となりました。
また、9月には豪雨災害が発生し2重被災となった地域もあります。
輪島市内で仮設住宅が浸水、また飲食店が多いエリアも
水害の影響を大きく受けたと話します。
青木先生のお話しです。

輪島の朝市通り、私は去年、
5回被災地に取材に入りましたが、
進んでいなかった解体工事も秋にはだいぶ進んだ印象がありました。

先月末に取材に訪れると、重機が入って作業は続いていましたが、
さらちの様になっていて、遠くが見渡せるくらいまで進んでいました。
青木先生は朝市通りの解体についてこう解説します。

朝市通りは、漁港からほど近い所に位置しています。

青木先生は、今後、町の復興計画として、
朝市の跡地をどうしていくか、漁港の再開発を
次の世代に引き継いでける様な街づくりにしていこうと
地域の方々と協議を重ねている所だといいます。

若い世代が希望も持てるようにしたい。
と語る青木さん。今後についてこう話します。

能登半島地震 被災地の今と今後
について専門家の声を交えしました。


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