
2025年03月22日
08:25 いざという時の救急方法知っていますか?
今朝は、「災害に備えて知っておきたい救急のしかた」についてお伝えします。
災害の時はもちろん、家族や身近な人が事故や急病で倒れたとき、
冷静に行動する事はできますか?
慌ててしまったり、適切な判断ができなかったり、
どう対処すべきか分からなかったりする事があるかもしれません。
そうならないために、「救急」の知識があれば、
大切な人の命を救うために行動できます。
基本的な心肺蘇生や応急手当てを学んで、いざという場面で
役立てられるように準備しておきましょう。
まず、救急の方法とは、
救急車が到着するまでに行う一時救命処置のことです。
ケガ人や急病人に対して、
一時救命を正しくできるかどうかが、命を救う鍵となります。
心肺停止になったあと、AEDが1分遅れるごとに
救命率は7~10%下がり、10分以内にAEDを行わないと
助からないおそれがあります。
救急車を要請してから到着までにかかる時間は、
総務省のおととしのまとめで、平均10.3分とされていて、
その場に居合わせた人の行動が大切です。
では、急病人や災害時助けなければならない人がいたら
どう対処すべきなのでしょうか?
重要なポイントは3つです。
まず1つ目は、
自分や周りの人が危険にさらされていないかをチェックして
二次被害がおきないように注意する事が大切です。
その後、①意識はあるか②呼吸をしているか③出血はあるか
④手足は動かせるか⑤脈拍はあるかを確認します。
近くにいる人に大声で助けを求めて、
119番通報とAEDの準備を行いましょう。
2つ目は心肺蘇生です。倒れている人が
呼吸をしていなかったら心肺蘇生を行います。
心臓マッサージは、胸の真ん中に手の付け根を置いて、
肘をまっすぐのばして、5~6センチくらい沈むように胸を圧迫します。
人工呼吸は、鼻を押えて軽く胸が上がるくらい息を吹き込みます。
心臓マッサージを30回。人工呼吸を2回というサイクルで
救急車が到着するまで繰り返します。
途中でAEDが届いたら、電源をいれ音声ガイダンスに従って
準備しましょう。AEDは、一般の方でも扱える様に作られているので
操作自体はあまり悩む事なく操作できるとおもいます。
AEDは、
病院やクリニックのほか、市役所や学校、駅などに設置されていますが、
日頃、どこに置かれているのか確認しているといざという時に備えて、
あなたのお住まいの周りのどこにあるのか見ておきましょう。
3つ目は、ケガの応急手当てです。
出血などケガがある場合、手当を行いますが、
その時、三角巾やスカーフ、シーツなどが役にたちます。
血が止まるように圧迫したり、
傷が空気にふれないようにしたり、
固定するために身近にあるもので対処しましょう。
救命講習は、
各地の消防署や日本赤十字社で定期的に開催されています。
講習時間は、内容や場所によって変わります。
実践練習する事で、災害時などでも自信を持って行動できるようになります。
大切な人の命を守るためにも救命講習に参加してみては、いかがでしょうか?
音声ファイルはこちら
災害の時はもちろん、家族や身近な人が事故や急病で倒れたとき、
冷静に行動する事はできますか?
慌ててしまったり、適切な判断ができなかったり、
どう対処すべきか分からなかったりする事があるかもしれません。
そうならないために、「救急」の知識があれば、
大切な人の命を救うために行動できます。
基本的な心肺蘇生や応急手当てを学んで、いざという場面で
役立てられるように準備しておきましょう。
まず、救急の方法とは、
救急車が到着するまでに行う一時救命処置のことです。
ケガ人や急病人に対して、
一時救命を正しくできるかどうかが、命を救う鍵となります。
心肺停止になったあと、AEDが1分遅れるごとに
救命率は7~10%下がり、10分以内にAEDを行わないと
助からないおそれがあります。
救急車を要請してから到着までにかかる時間は、
総務省のおととしのまとめで、平均10.3分とされていて、
その場に居合わせた人の行動が大切です。
では、急病人や災害時助けなければならない人がいたら
どう対処すべきなのでしょうか?
重要なポイントは3つです。
まず1つ目は、
自分や周りの人が危険にさらされていないかをチェックして
二次被害がおきないように注意する事が大切です。
その後、①意識はあるか②呼吸をしているか③出血はあるか
④手足は動かせるか⑤脈拍はあるかを確認します。
近くにいる人に大声で助けを求めて、
119番通報とAEDの準備を行いましょう。
2つ目は心肺蘇生です。倒れている人が
呼吸をしていなかったら心肺蘇生を行います。
心臓マッサージは、胸の真ん中に手の付け根を置いて、
肘をまっすぐのばして、5~6センチくらい沈むように胸を圧迫します。
人工呼吸は、鼻を押えて軽く胸が上がるくらい息を吹き込みます。
心臓マッサージを30回。人工呼吸を2回というサイクルで
救急車が到着するまで繰り返します。
途中でAEDが届いたら、電源をいれ音声ガイダンスに従って
準備しましょう。AEDは、一般の方でも扱える様に作られているので
操作自体はあまり悩む事なく操作できるとおもいます。
AEDは、
病院やクリニックのほか、市役所や学校、駅などに設置されていますが、
日頃、どこに置かれているのか確認しているといざという時に備えて、
あなたのお住まいの周りのどこにあるのか見ておきましょう。
3つ目は、ケガの応急手当てです。
出血などケガがある場合、手当を行いますが、
その時、三角巾やスカーフ、シーツなどが役にたちます。
血が止まるように圧迫したり、
傷が空気にふれないようにしたり、
固定するために身近にあるもので対処しましょう。
救命講習は、
各地の消防署や日本赤十字社で定期的に開催されています。
講習時間は、内容や場所によって変わります。
実践練習する事で、災害時などでも自信を持って行動できるようになります。
大切な人の命を守るためにも救命講習に参加してみては、いかがでしょうか?
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