日常に溶け込む災害時の備えるアート=絵画をご紹介します。
備蓄の「び」に絵本の「え」という漢字で「備絵=そなえ」
備える絵画です。

お部屋などに飾る絵画=絵に備蓄が備わっている?
想像できますか?
株式会社ドリームホールディングス
「sonae備絵」=プロジェクトリーダーの
藤村彩央里さんに、詳しくお話を伺いました。

30回分の災害時トイレキットが収納されているという事ですから、
1人暮らしであれば6日分のトイレの備蓄ができるという事になります。
Sonae備絵には、8人のアーティストが参加しているそうです。
その中には、災害を経験した方もいらっしゃるそうです。
そしてプロジェクトリーダーの藤村さんも熊本地震の被災者。
自分の経験から生まれた商品だといいます。
藤村さんは当時の経験を振り返りこう話します。

災害が起きた時、食事は多少我慢できても、
一般的な成人で平均5回前後行くといわれている
”トイレ”は誰にも我慢できません。

内閣府の調査によると、発災後6時間以内に
およそ7割の方がトイレに行きたくなったと話しています。

東日本大震災では、仮設トイレが被災自治体の避難所に
いきわたるまで1週間以上かかった地域はおよそ50%。
災害が起きた時の備蓄は、水・食料の備蓄と同じくらい大切です。

アートが、災害が起きた時のトイレキットにもなる。
そして、絵画自体が自宅や避難所での不安な生活の中で
心の癒しになればと、という思いも込められているそうです。

「備絵」は、公式ECサイトから購入できます。
気になった方は、備蓄のび、に絵本のえ、という漢字。
「備絵」で検索してみてください。



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