
2025年03月01日
08:25 地域防災の取り組み:千代田区
番組では、今月から月に1回、都内の自治体がどの様な
防災への取り組みを行っているかご紹介していきます。
一回目は東京・千代田区です。
千代田区の特徴として、
8割以上の世帯がアパートやマンションに住んでいます。
また、昼間の人口が多い事から、地震などでの災害発生時には
最大でおよそ60万人の帰宅困難者が発生すると言われていて、
3日間は、会社や大学などに留まる事が求められています。
一方、地震が発生した時、
延焼火災が少ない地域と想定され、区内全域が避難を必要としない
「地区内残留地区」に指定されています。
地震が起きた時は慌てて建物や家を飛び出すのではなく、
自宅やビルなどの建物に留まる事が求められています。
災害発生後の避難生活で
お住いのあなたに求められている事は「在宅避難」です。
千代田区災害対策・危機管理課
山下淳一(やました・じゅんいち)課長にお話しを伺いました。
山下さん:
自宅の建物をきちんと耐震工事していただくとか、
部屋の中は家具の転倒防止を行っていただくとか、
水や物資を備えていただく事で自宅にいながら避難をしていただく
在宅避難している区民の方をどうやって支えるかっていう考え方に
立ち返って、避難所を作っていこうと考えています。
避難所が生活の拠点ではなくて、物資の供給の拠点であったり
あとは情報発信の拠点であったり、その2点を中心に、地域全体の
防災・災害対策を支える場所として作り上げていきたいと
考えておりますので、方向性としては在宅避難とうもので
やっていこうと思っております。
避難所を物資や情報発信の拠点にしていく為に、
今後も区民に在宅避難の準備や
心得などを周知していきたいという事ですね。
ところで、来月4月から千代田区民にとって
防災の心強い味方が誕生します!
総合防災情報システムを活用した、
「防災ポータルサイト」、「防災アプリ」の提供が
始まるという事なのですが、どういったサイト、アプリなのでしょうか?
山下さんのお話しです。
災害時に区役所にはいる様々な情報を集約・整理したものを、HPであったり、
スマホのアプリで一括管理できるといいますか、情報を整理したものを
リアルタイムで発信していけますので、災害時に必要な情報が、即時に手に入るという
例えば、大雨の時の避難指示であったりとか、
避難所どこが空いているとか物資がここにありますよみたいな情報も
どんどん発信していける事になりますので、
災害時って情報がない事が一番の問題だと思いますので、
様々な情報発信を行う事で区民の皆様の不安を取り除くとか
実際のお困りの点解消につながると思いますので。
災害情報は速報性がなによりも大事ですし、情報がまとまっているという
所も大きなポイントですよね。千代田区にお住いの方は、
「防災ポータルサイト」「防災アプリ」是非チェックしてみてください。
最後に、少し先になりますが、
9月27日(土)28日(日)に「千代田区防災フェスタ」が
日比谷公園で開催される予定です。
イベントを通してあなたの街の防災に見て触れて知ってみるのも
良い機会ですよね。
音声ファイルはこちら
防災への取り組みを行っているかご紹介していきます。
一回目は東京・千代田区です。
千代田区の特徴として、
8割以上の世帯がアパートやマンションに住んでいます。
また、昼間の人口が多い事から、地震などでの災害発生時には
最大でおよそ60万人の帰宅困難者が発生すると言われていて、
3日間は、会社や大学などに留まる事が求められています。
一方、地震が発生した時、
延焼火災が少ない地域と想定され、区内全域が避難を必要としない
「地区内残留地区」に指定されています。
地震が起きた時は慌てて建物や家を飛び出すのではなく、
自宅やビルなどの建物に留まる事が求められています。
災害発生後の避難生活で
お住いのあなたに求められている事は「在宅避難」です。
千代田区災害対策・危機管理課
山下淳一(やました・じゅんいち)課長にお話しを伺いました。
山下さん:
自宅の建物をきちんと耐震工事していただくとか、
部屋の中は家具の転倒防止を行っていただくとか、
水や物資を備えていただく事で自宅にいながら避難をしていただく
在宅避難している区民の方をどうやって支えるかっていう考え方に
立ち返って、避難所を作っていこうと考えています。
避難所が生活の拠点ではなくて、物資の供給の拠点であったり
あとは情報発信の拠点であったり、その2点を中心に、地域全体の
防災・災害対策を支える場所として作り上げていきたいと
考えておりますので、方向性としては在宅避難とうもので
やっていこうと思っております。
避難所を物資や情報発信の拠点にしていく為に、
今後も区民に在宅避難の準備や
心得などを周知していきたいという事ですね。
ところで、来月4月から千代田区民にとって
防災の心強い味方が誕生します!
総合防災情報システムを活用した、
「防災ポータルサイト」、「防災アプリ」の提供が
始まるという事なのですが、どういったサイト、アプリなのでしょうか?
山下さんのお話しです。
災害時に区役所にはいる様々な情報を集約・整理したものを、HPであったり、
スマホのアプリで一括管理できるといいますか、情報を整理したものを
リアルタイムで発信していけますので、災害時に必要な情報が、即時に手に入るという
例えば、大雨の時の避難指示であったりとか、
避難所どこが空いているとか物資がここにありますよみたいな情報も
どんどん発信していける事になりますので、
災害時って情報がない事が一番の問題だと思いますので、
様々な情報発信を行う事で区民の皆様の不安を取り除くとか
実際のお困りの点解消につながると思いますので。
災害情報は速報性がなによりも大事ですし、情報がまとまっているという
所も大きなポイントですよね。千代田区にお住いの方は、
「防災ポータルサイト」「防災アプリ」是非チェックしてみてください。
最後に、少し先になりますが、
9月27日(土)28日(日)に「千代田区防災フェスタ」が
日比谷公園で開催される予定です。
イベントを通してあなたの街の防災に見て触れて知ってみるのも
良い機会ですよね。
音声ファイルはこちら