2023.05.13
08:25 朝4時に地震 シーン別の地震が起きた時の行動


災害や地震が起きた時に役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
先週から地震が続いています。

今週は、11日(木)に千葉県南部を震源とする地震がありました。
千葉県木更津市で震度5強を観測した他、
震度4を東京23区や横浜市などで観測しました。

さて、11日の地震は、朝4時16分頃におきました。
あなたは、この時間何をしていましたか?
改めて、地震が起きた時、
どう行動すればいいのか「シーン別」にお伝えします。

まず、「就寝中」地震が起きた時の行動と備えです。

地震の揺れで目が覚めたら、
背の高い家具からなるべく離れて
頭を寝具で守りましょう。
ベッドの下にもぐったり、
ベッドの横で身をかがめたりして
揺れがおさまるのを待ちます。
揺れがおさまったら、
床に飛散したガラスに注意しつつ、
外へ避難する動線を確認。
日頃の備えとして、
ベッドの傍に非常用持ち出し袋を置いておきましょう。
底の厚いスリッパやスニーカー、懐中電灯、携帯ラジオ、
スマートフォン用のモバイルバッテリー、笛などを備えておくと安心です。
改めて見直して貰いたいのは、寝室のレイアウト。
タンスなど大きな家具は転倒によるケガの恐れがあるので、
できるだけ寝室には置かないようにしましょう。
早朝に発生した阪神・淡路大震災は、
犠牲者の約8割が家屋の倒壊や家具の転倒による圧死といわれています。
あなたの寝室のレイアウトは安全か?確認しておきましょう。

続いて、「エレベーターに乗っている時に地震が起きた時の行動」についてです。

日立ビルシステムによると今回の地震で千葉県や東京都周辺の
エレベーターおよそ3000台が停止したそうです。
エレベーターは、一定以上の揺れを
検知すると自動で止まる仕組みになっています。
エレベーターに乗っている時に揺れを感じたら、
まず、すべての階のボタンを押しましょう。
完全に非常停止する前なら近くの階に安全に止まる可能性もあります。

閉じ込められてしまったら、エレベーター内に設置されている
インターフォンで状況を伝え救助が来るのを待ちましょう。

もし救助が遅れた場合に役立つのが「備蓄ボックス」です。
エレベーターの脇に備えつけられているボックスを見た事ありませんか?
この中には、水や食料、非常用トイレ、簡易ブランケット、ラジオ
懐中電灯などが入っています。
自治体によっては無償で配布している所もあります。
一度、あなたが普段使っているエレベーターに
設置されているか確認してみてください。

最後に「車の運転中に地震が起きた時の行動についてです。」
周囲の車が地震発生を知らない事も考えられるので、
慌てて、スピードを落とさないように心がけましょう。
ハザードランプを点滅させて急ゆっくりとスピードを落とし
道路の左側に停車させます。

エンジンを切って、揺れが収まるのを待ちながら、
ラジオなどで情報を入手しましょう。
避難するときは、キーはつけたまま、
窓は閉めてドアはロックせずにします。

今回の地震をきっかけに、非常用持ち出し袋の点検。
避難行動について家族で話し合ってみましょう。


音声ファイルはこちら


2023.05.06
08:25 水防月間 出水期前に確認する事


5月は『水防月間です』梅雨や台風などの出水期を前に、
一人一人が風水害への意識を高めて貰う為に国土交通省が定めました。
毎年のように、大雨による水害や土砂災害が発生しています。
大雨による水害や土砂災害は、
地震と違って、ある程度発生時期の予想ができる為、
早めに対応していれば被害を最小限に抑えられます。

今朝は、「水防月間 出水期前に確認する事」についてお伝えします。
まず、ハザードマップで、
自分の住んでいる地域で起こりやすい災害を確認する。
大雨警報などの早期注意情報をチェックする。
土砂災害、浸水、洪水の危険度分布を見て、
避難するタイミングを判断するこの3つです。
最初に確認して欲しいのがハザードマップです。

【ハザードマップ】は、
自治体のHPに掲載されている他
区役所、市役所で貰う事もできます。
国土交通省が提供している、
「ハザードマップポータルサイト」もオススメです。
住んでいる自治体を入力し、「土砂災害」
「洪水」をチェックします。地域に色がついていると
土砂災害や洪水の危険性がある地域として示されます。
ここで注意して欲しいのが、
土砂災害や水害のエリアから外れていても
水害のリスクはゼロではないという事です。
側溝から水があふれたりマンホールから水が噴き出して、
道路が川の様になるなど大雨は、想定外の災害が起きる事があります。
どこでも災害は起こる可能性がある事を念頭におきつつ、
ハザードマップで自分の住んでいる地域の災害リスクを知っておきましょう。

【早期注意情報】を確認して、災害の可能性を考えましょう。
週間予報の中で雨マークがある場合、警報の早期注意情報から
災害の可能性を知る事ができます。【中】や【高】が
表示されている時間や日にちには、警報が出る可能性があります。
この様に表示されていたら、水害・土砂災害が起きる危険がある。
という事を大雨が降る前に頭に入れておきましょう。


【危険分布をみて避難のタイミングを判断する。】
大雨の時に、土砂災害、浸水、洪水の発生が予想される場所を
リアルタイムで教えてくれるのが、気象庁が提供している
危険度分布=キキクルです。災害の危険度に応じて、色分けされ地図上に
表示されます。
例えば、お住まいの近くに山がある場合は土砂災害、
川沿いに住む場合は洪水など居住地に合わせて必要な情報を確認。
データは10分おきに更新されます。
キキクルはスマートフォンでも確認する事ができます。

また、お近くの川の水位を確認したい場合は、
東京都が提供している「東京都水防チャンネル」や
国土交通省のライブカメラがおすすめです。
東京を流れる川や全国を流れる川の水位情報や雨量、
洪水の予報など水防に関する情報を知る事ができます。
川の近くに行き水位を確認するのは危険です。
ライブカメラで河川の情報を確認するという事も覚えておきましょう。

明日、7日(日)朝7時30分から放送の
青木源太・足立梨花 Sunday Collectionでは、
洪水から地域を守る 水防の世界をお届けします。

大切な家族を守る為に、梅雨の時期を前に、
水害や土砂災害への防災意識を高めましょう。


音声ファイルはこちら


2023.04.29
08:25 災害の時のお金に関する手続き


今朝は、
「災害時のお金に関する手続き」についてお伝えします。
災害時の持ち出し品には、
“印鑑”と“通帳”がリストに上がります。

金融機関でお金を下ろすには、通帳と印鑑、
またはキャッシュカードが必要です。
とはいえ、災害時に通帳や印鑑を持ちだせなかったり
紛失してしまう事もあります。

災害時に通帳と印鑑がないときはどうするのか?
結論は、災害時に印鑑や通帳がなくてもお金を下す事ができます。

大規模災害が起きた時、日本銀行は被災地の金融機関に対し、
「災害時における金融上の特別措置」を要請します。
これを踏まえて金融機関は、印鑑や通帳がない被災者に対しても
預金の引き出しをするよう、柔軟に対応する事になっています。

基本的に本人である事が確認できれば預金の引き出しは可能です。

1日に引き出し可能な金額も決まっていて、多くの金融機関は
1日10万円まで、ゆうちょ銀行は1日20万円まで引き出す事ができます。

避難先に、講座のある金融機関の支店や営業所がない場合もあるでしょう。
その時は他の金融機関に問い合わせてみましょう。
ネット銀行で災害時にお金を引き出したい場合、
コールセンターへ電話して本人確認ができれば、本人名義の他行口座へ
1回10万円までなら振り込んでもらえます。

この様に、災害時に印鑑や通帳、
キャッシュカードがなくても本人確認
が取れれば、預金を引き出す事ができます。
この時重要なのは、本人である事を証明できる「身分証明書」の提示です。

金融機関で身分証明書として使えるものは、顔写真付きの身分証明書。
マイナンバーカードやパスポート、身体障害者手帳など官公庁が
顔写真を添付した各種福祉手帳などです。
顔写真のない身分証明書の場合、2種類の本人確認書類や公共料金の
領収書を組み合わせて提示するといった条件を前提に、
身分証明書として扱う事ができます。

本人確認ができれば、
預金を引き出す事は可能ですが、
口座確認などに時間がかかり即日の引き出しができない場合もあります。
そこで、通帳の表紙をコピーして非常持ち出し袋にいれておくと良いでしょう。

最近はキャッシュレス決済が普及している為
現金を持ち歩かない人もいるのではないでしょうか?
しかし、災害時はキャッシュレス決済が使えなくなる可能性もあります。
そんな時の為に、現金を非常用持ち出し袋に入れておく事も重要です。
1週間は避難生活が続くと考えて現金を準備しておくと安心です。
また、災害時には、店舗のレジが動かなくなったり、
おつり用のお金が十分でない可能性もあります。
そんな状況考えて千円札、100円玉
10円玉などの硬貨でもっておくと良いかもしれません。

災害時に必要になる「お金」の話。
あなたの家はどう考えていますか?
新めいぇ非常用持ち出し袋のチェックと共に考えてみましょう。


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2023.04.22
08:25 Jアラート=全国瞬時警報システムとどう向き合うか?


先週、13日(木) 
北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射。
日本政府は、北朝鮮から発射されたミサイルが北海道付近に落下するとみて、
Jアラート=全国瞬時警報システムで避難を呼び掛けましたが、
その後情報を訂正し、一時情報が錯綜しました。
今朝は、
「Jアラート=全国瞬時警報システムとどう向き合うか?」を考えます。
北朝鮮は、急速にミサイル技術を進化させています。

今回、発射したのは、「火星18型」について
軍事ジャーナリストの黒井文太郎さんの解説です。

さて今回の北朝鮮の弾道ミサイル発射を巡り、
政府は北海道周辺を対象にJアラートを出しましたが、
その後、訂正を発表しました。与野党からは、国民に混乱が
生じたとして検証や改善の必要を指摘する声もあります。
このJアラートについて、黒井さんのお話しです。

Jアラートを通じて緊急情報が出たら、
私たちはどう行動すれば良いのでしょうか?

屋外にいる場合は、近くの建物の中か地下に避難。
建物がない場合は、物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守りましょう。

屋内にいる時は、窓から離れる、窓のない部屋に移動しましょう。

詳しくは、内閣官房 国民保護ポータルサイトに載っています。
インターネットから国民保護で検索してみてください。
詳しい情報が載っています。
黒井さんは、北朝鮮のミサイルへの捉え方についてこう話します。

いつか起こる可能性がある大災害と同じ備えをというメッセージ
を私もあなたも心のどこかに入れておきましょう


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2023.04.15
08:25 トルコ・シリアの災害支援を考える


トルコ南部で起きた大地震から2か月が過ぎました。
トルコとシリア合わせておよそ5万7千人が犠牲となりました。
家を失った被災者向けの住宅再建は始まったばかり。
現在も、およそ250万人の人が避難中でこのうち、
200万人以上がテントでの生活を余儀なくされています。
今朝は、「トルコ・シリアの災害支援」について考えます。

被災地にはこれまでに、
4万6千戸を超えるコンテナの仮設住宅が設置されました。
更に、11万7千戸を共有できる様に準備が進められていますが、
通常サイズで暮らせるのは1戸あたり、4人前後。
不足は深刻で、仮設住宅に入れない人々はテントで暮らしています。
今必要な支援について、
NPO支援コンサルタントであり、寄付アドバイザーの
河合将生さんはこう話します。

地震から2ケ月。日本での報道は減っていますが、
現地ではなお支援を必要としています。
河合さんは、寄付する前に、
あなたが何を支援したいのか?を考える事が大切だ言います。

最後に、寄付先を選ぶ際のポイントについて伺いました。

トルコ・シリアでの地震は
地震大国日本で暮らす私達としては人ごとではありません。
今後も長期的な支えが必要です。


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2023.04.08
08:25 AR・VRを使った災害疑似体験〜地震編〜


今朝は、
災害をより身近に感じて貰う、
「AR」「VR」を使った災害疑似体験アプリをご紹介します。

「一般社団法人 AR防災」では、
AR=拡張技術を使って、スマートフォンやタブレット、
AR対応ゴーグルで煙体験や、消火体験、
浸水体験できるシステムを作っています。
ARを使う事により、あなたがいるその場の災害を体験する事ができます。
つまり、いつも通っている職場、学校、自分の部屋などで
訓練や体験をする事ができる為、よりリアルに感じられます。

“地震の体験”については、
VR=周りが全部CGで囲まれたバーチャルな世界の中での体験。
教室・キッチンと2つのシチュエーションで、地震が起きたら
どうなるかと言う事を360度見回しながら疑似体験できます。
ゴーグルをかぶると、あなたの目の前に、CGでできた空間と
共にこんな音が聞こえてきます。 

【バーチャル 音声 】

音声を聞くだけでも迫力ありますよね。
バーチャルの中で体験できる地震について、
気象庁が公表しているデータを使って再現しているそうです。
一般社団法人 AR防災の板宮晶大さんのお話しです。

過去の地震を疑似体験できる。
そして、比較する事もできるという事です。
板宮さんは、
VRやARを使った防災疑似体験アプリを通じて、
こんな力を養ってほしいと話します。 
 
AR防災では、あえて、
解説テロップやナレーションをつけていないそうです。
何故なのでしょうか?
見て、体感した事によって、
自分で考えるきっかけにして欲しいからだそうです。

ARやVRを使った災害疑似体験アプリで
大きな災害を経験した事がない方や子供達が
より、自分自身の事として考えるきっかけになりそうです。

気になった方は、
一般社団法人 AR防災で検索してみて下さい。



音声ファイルはこちら


2023.04.01
08:25 AR・VRを使った防災体験


今朝は、
災害をより身近に感じて貰う、
「VR」「AR」を使った災害疑似体験アプリをご紹介します。

一般社団法人 AR防災では、AR=拡張技術を使って、
スマートフォンやタブレット、AR対応ゴーグルで
煙体験や、消火体験、浸水体験ができます。
一般社団法人 AR防災の代表理事 
板宮晶大さんに、
どんな疑似体験ができるのか伺いました。

まずは、煙体験についてです。

続いて、浸水体験はどんな体験ができるのでしょうか?


ARは、あなたがいるその場の災害を体験できます。
つまり、いつも通っている職場、学校、自分の部屋、などで
訓練や体験をする事ができるので、よりリアルに感じる事が出来、
それによって自分事として考える事ができます。
その他、AR以外にも、VRの地震体験プログラムもあり、
自治体や企業での防災訓練などにも提供されています。
防災イベントでは、
実際に体験した子供達からこんな反応があったそうです。

端末を用意して簡単にできる。
リアルに感じる事ができる。
大がかりな設備が必要ない。
今後、ARとVRを活用した防災訓練が増えていきそうですね。
気になった方は、
一般社団法人 AR防災で検索してみて下さい。


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2023.03.25
08:25 防災行政無線って知ってる?


今朝は、「防災行政無線」についてお伝えします。
防災行政無線とは、区民・市民の生命や安全を守る為に
必要な緊急情報を伝える「情報伝達手段」です。
地震など災害が起きた時は、この防災行政無線から
避難行動や自治体の情報を知る事ができます。
市内や、区内に設置されている
防災無線スピーカーから放送されます。
設置数は自治体によって異なりますが、
例えば、TOKYOFMがある千代田区には、115か所設置されています。

では、災害時、スピーカーからどんな情報が流れてくるのでしょうか?
都市防災に詳しい東京大学大学院教授の廣井悠先生に
千代田区千鳥ヶ淵にある防災行政無線の前でお話しを聴きました。 


災害時は情報が錯綜(さくそう)しますから、
この防災行政無線から流れる情報を確認する様にしましょう。
さて、この防災行政無線は情報を知らせてくれるだけではありません。
災害時にこの無線を使って流れてくる言葉にも注目してください。
ここで、東日本大震災の際に、
防災行政無線を通して使われた呼びかけ表現の事例をご紹介します。

「緊急避難命令、緊急避難命令」
「大至急、高台に避難せよ」
この言葉は、3月11の東日本大震災の際、
大津波警報が出された茨城県大洗町が防災行政無線を
住民に避難を呼びかけた「命令調」の文言です。
東日本大震災の際、沿岸部に巨大津波が押し寄せ、
東北を中心に大勢の方が亡くなり行方不明者も出ました。
茨城県では、津波によって6人の方が亡くなりましたが、
大洗町では4メートルを超える津波に襲われながら、
死者は1人も出ませんでした。

もちろん、東北の津波よりも規模が小さかった事があげられますが、
大洗町では、防災行政無線を使って、
普段使わない「命令調」の表現で住民に呼びかけ、
次々と、内容を差し替えて継続的に放送を行いました。

津波避難をめぐる課題としては、これまで、
「警報が出ている事を知りながら避難しない」事について
“正常バイアス”や“オオカミ少年効果”などの
心理的な働きがあると指摘されてきました。
この様な、心理的な働きの視点などから命令調などで行われた
避難の呼びかけが、市民に届いた可能性はあります。
この様に、流れてくる情報だけでなく
“言葉の使い方”にもメッセージが込められています。
情報だけでなく言葉にも注目して聴く事も大切です。

災害時に、私達の命を守る事へと繋がる「防災行政無線」
廣井先生は、弱点もあると話します。

自治体によりますがHPに防災行政無線の場所が載っています。
あなたの街の防災行政無線がどこにあるか?
一度確認してみると安心ですね。


音声ファイルはこちら


2023.03.18
08:25 千代田区・TOKYOFM 防災FRONTLINE〜地域の防災を学ぶ〜


防災FRONTLINEでは、災害や地震が起きた時に
皆さんに役立つ情報を分かりやすくお届けしています。

今朝は、
「千代田区・TOKYOFM 防災FRONTLINE〜地域の防災を学ぶ〜」
と題した防災ワークショップの模様をご紹介します。
今月3月4日(土)に千代田区とTOKYOFMが共同で企画・開催しました。
千代田区に在住の小学生5人と保護者、合わせて10人が参加。

講師を務めてくれたのは、都市防災が専門の
東京大学大学院教授の廣井悠さんです

子ども達は、千代田区・番町エリア・千鳥ヶ淵を歩きながら
街中に潜んでいる危険な場所や
自分の身を守る為の行動などの防災知識を学びました。
子ども達は、このワークショップでどんな事が印象に残ったのでしょうか?
5年生のそのだしもんくんはこう話してくれました。

一方、
6年生のすずきあんなさんと4年生の
すずきにいなさんはこう振り返ります。

すずきにいなさんの感想の中にあった
「防災行政無線」について
廣井先生が子供達に説明した一部をご紹介します。
【廣井先生素材01 40秒】
東日本大震災の時
宮城県名取市の防災行政無線が壊れ
逃げ遅れてしまった方もいました。
千代田区では、毎日夕方5時に、
「夕焼け小焼け」を流して試験放送を行っています。


また、千代田区のHPには、防災無線の配置図も掲載されています。
廣井先生は、防災行政無線が聞こえやすい場所を確認しておく事が大切です。
と子供たちに話しました。

その他、自動販売機の危険性や、
通学中に地震が起きたらどう行動するか?
マンションが立ち並ぶエリアでは在宅避難の心得を
公園の前では、災害時給水ステーションについて
また、危険なブロック塀についても学びました。
最後に
今回の防災ワークショップに参加した感想を聴きました。


千代田区とTOKYOFMが共同で開催した
「千代田区・TOKYOFM防災FRONTLINE〜地域の防災を学ぶ〜」
についてお届しました。 


音声ファイルはこちら


2023.03.11
08:25 千代田区・TOKYOFM防災FRONTLINE〜地域の防災を学ぶ〜


防災FRONTLINEでは、災害や地震が起きた時に
皆さんに役立つ情報を分かりやすくお届けしています。

きょう、3月11日(土)で東日本大震災から12年となりました。
今朝、あなたと考えたい事は、
「自分や周りの人の命を守る事に繋がる“防災教育”の重要性」についてです。

先週、3月4日(土)に千代田区とTOKYOFMが共同で
「千代田区・TOKYOFM 防災FRONTLINE〜地域の防災を学ぶ〜」
と題した防災ワークショップを開催しました。
千代田区に在住の小学生5人と保護者、合わせて10人が参加。
講師を務めてくれたのは、都市防災が専門の
東京大学大学院教授の廣井悠さんです
子ども達は、千代田区・番町エリア・千鳥ヶ淵を歩きながら
街中に潜んでいる危険な場所や自分の身を守る為の行動などの
防災知識を学びました。
その中で、通学中や外で遊んでいる時に地震が起きたらどう行動するのか?
廣井先生が子供達に説明した一部をご紹介します。 

その他、マンションが立ち並ぶエリアでは在宅避難の心得を、
公園の前では、災害時給水ステーションについて
また、危険なブロック塀や防災行政無線の役割についても学びました。
子ども達は、どんな事が印象に残ったのでしょうか?
3年生のはしぐちまきさんは、こう話してくれました。

一方、3年生のおちあいきほさんはこう振り返ります。

最後に、
今回の防災ワークショップに参加した感想を聴きました。


来週も、
「千代田区・TOKYOFM防災FRONTLINE〜地域の防災を学ぶ〜」
についてお届します。 


音声ファイルはこちら


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