2014.02.08
08:55 気象情報


今朝は最新の気象情報をまとめてお伝えしました。

ポッドキャストによる配信はございません。ご了承ください。



2014.02.01
08:55 とっても便利!災害時音声お届けサービス


大きな災害が起きた時、
家族や大切な人との安否確認の方法を
あなたはどう決めていますか?
「災害用伝言ダイヤル171」や
「災害用伝言板」を利用する、という方も多いと思いますが、
「災害用音声お届けサービス」はご存知でしょうか。
今回は、意外と知られていない、
でもとっても便利なこのサービスについてご紹介します。

去年4月、 NTTドコモ、 KDDI 、ソフトバンクモバイル、
そして沖縄セルラーの間でスタートしたのが
この「災害用音声お届けサービス」です。
そして今年1月29日には、この4社に加えて
ウィルコムとイーアクセスもサービスに加わりました。

このサービスは、災害用伝言板などと同じように、
震度6弱以上の地震や、大規模な災害が発生した時、
音声メッセージを録音して、
それをパケット通信で家族などに届けられます。
電話としての音声通話がつながらない状況でも、
パケット通信であれば、声を届けられる確率は高くなります。

具体的な使い方ですが、
スマホの方はそれぞれの会社のアプリ・・・
例えばauなら「災害対策」、 DoCoMoなら「災害用キット」、
ソフトバンクなら「災害用伝言板」などから録音できます。
災害が起きる前に、
まずはこれらのアプリをダウンロードしておいてくださいね。

スマホ以外の携帯の方も
iモードのメニューの電話機能や、
ソフトバンクのツールなどから利用することができます。

このサービスではまず、
<音声を届けたい相手の携帯電話番号>を入力します。
その後、 1つのメッセージあたり30秒以内で
メッセージを録音します。
メッセージは最大20件、10日間保存されます。

そして1番のポイントは、メッセージを登録すると
そのメッセージを伝えたい相手に
自動的にショートメールを送ってくれて、
メッセージが届いていることを知らせてくれるんです!

大切な人の声で安否を知ることができる
「災害用音声お届けサービス」。
ぜひ、家族みんなで活用してくださいね。

災害用音声お届けサービスについて 各会社のHP

NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/disaster_voice/

KDDI
http://www.au.kddi.com/mobile/anti-disaster/onsei-otodoke/

ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/service/dengon/about/voice/




音声ファイルはこちら


2014.01.25
08:55 感震ブレーカーって知っていますか?


昨年末に内閣府の中央防災会議から発表された、
首都直下地震の新しい被害想定。
最悪の場合、死者は2万3000人にものぼり、
そのうち7割が火災で亡くなるという想定です。

停電から復旧したとき、
スイッチが入りっ放しだった電気ストーブやドライヤー、
電気スタンドなどが火災を引き起こすことがあります。
これを「通電火災」と言います。
首都直下地震では
都内の半分が停電すると想定されているので、
通電火災の対策は大きな課題です。
そこで、今回の被害想定では
「感震ブレーカー」の設置が有効だと、初めて明確に書かれました。
感震ブレーカーとは、一定の揺れを感じると
ブレーカーに流れる電気を遮断させるものです。

この感震ブレーカーや同じような働きをするものは
まだ商品が少なくて、いまは主に3つです。

1つ目が、工事取り付け型の感震ブレーカー。
いくつかの企業から出ていますが、
費用が数万円かかるので、なかなか普及していません。

2つ目が、簡易型の感震ブレーカー。
こちらは工事の必要がなくて、価格も3000円ほど。
ブレーカーのスイッチにおもりの付いたキャップを被せて、
揺れたとき、
おもりが落下する重力を使ってブレーカーを切る仕組みとなっています。
価格も安くてすぐに付けられるので、
町内会で購入するケースも増えているそうです。

そして3つ目が、
コンセントに取り付けて、特定の電気機器だけを遮断する
「感震コンセント」。
震度センサーを搭載した親機1台につき
コンセントに接続する子機を複数増やすことができるものもあって、
価格は1万円ぐらいです。

首都直下地震での火災による死者は、
予防策や初期消火を徹底することで、
20分の1に減らせると言われています。
あなたも、地域ぐるみで命を守るために、
地震での火災対策を是非はじめてください!




音声ファイルはこちら


2014.01.18
08:55 JFN×JCBA、災害時の協定を結びました


2014年1月17日・・・
阪神淡路大震災の発生から丸19年です。
この日、TOKYO FMをはじめとするJFN
 =全国FM放送協議会加盟38局と、
全国213のコミュニティFMが加盟するJCBA
 =日本コミュニティ放送協会は、
「災害時における地域情報ネットワーク構築に関する協定」を結びました。

具体的には、大地震などが起きたとき、
コミュニティFM局とそれぞれの地域にあるJFN各局を
電話や回線でつないで、お互いの情報をやりとりしようと言うものです。
コミュニティFMからは、
地元密着の放送局だからこそ収集できる
きめ細やかな被災地の被害状況などがJFN各局に提供され、
JFN各局はその情報を、県域放送や全国ネット放送を通じて発信します。
またJFN各局からは、県域・全国の情報をコミュニティFMに提供し、
コミュニティFMリスナーに全国の正確な情報を伝えられるようにします。

龍谷大学でメディア論を教える松浦さと子教授は
この協定への期待について、こう語ってくださいました。


 震災の時は、隣近所の都道府県みんな困ってしまいます。
 助け合おうと思っても、自分のところで精一杯・・・
 むしろ、遠距離の人の力が助けになることも多いんです。
 段々と復興が進み、お互い助け合える状況になると、
 近隣とのつながりが大事になります。
 コミュニティFMや放送局など、
 震災の困窮度によっていろいろなつながりが生きてきます。
 今回は同業の方とのネットワーク。
 東日本大震災のときは放送用の機材が無いということが大変で、
 JFNも、かまいしさいがいFMの立ち上げに機材の提供をしたと聞きました。
 そんな風に、機材の提供などを話し合えるネットワークがあればいいですね。



TOKYO FMは東日本大震災の後、
FM岩手の要請により釜石支局にサテライトスタジオを開設しました。
さらに、釜石市の要請を受けて、臨時災害FM開局を支援しました。
これにより、知られていなかった釜石市の被害状況をFM岩手で県域へ。
さらにJFNを通じて全国に発信しました。

また、甚大な被害を受けながら実情が伝わらなかった茨城県、
千葉県のコミュニティFM6局と提携し、
平日2回、現地の最新情報や生活者の声などを、
現地出演者との掛け合いで伝えました。
特に茨城県は県域FM局が存在しない一方で
多くのエリアでTOKYO FMが受信できるため、
毎日、現地に向けた情報を発信しました。

今回の協定は、情報連携の取組みを強化し。
いつどこで起きるかわからない災害に備えたものです。

首都直下地震や南海トラフ地震など、
大きな災害がまたいつ起きてもおかしくない状況です。
私たちは、正確な情報をお届けし、
リスナーの皆様に役立てるようがんばります。
是非、お手元にいつもラジオをご用意くださいね。


音声ファイルはこちら


2014.01.11
08:55 自治体の防災アプリ、便利です!


1月17日で、阪神淡路大震災の発生から丸19年。
この間、防災面の技術は大きく進歩してきました。
身近なところで一番大きいのは、
スマートフォンの普及に伴うものではないでしょうか。
いまや、スマホでは緊急地震速報を受けることも出来ますし、
ラジオも聞けるほか、懐中電灯にもなります。
そして、いま注目なのが、
自治体がオリジナルで出している、防災アプリです!

東京都では現在、
世田谷区、港区、杉並区、江東区、葛飾区、文京区などが
それぞれ、防災アプリを提供しています。

例えば、世田谷区のアプリ「世田谷防災マップ」では、
災害のときに重要となる世田谷区内の拠点
=避難所や帰宅困難者支援施設、病院、給水所、学校などが
詳しい地図上で、ひと目でわかるようになっています。
また、拠点ごとに、現在地からどれくらいの距離にあるかも調べられるほか、
給水所だけ、など知りたい拠点を選んで表示することも出来ます。

一方、江東区はAEDの場所も網羅したマップ、
杉並区はオフラインでも使えるマップのアプリを提供しているほか、
葛飾区ではGPS情報と連動して、カメラで撮影した実写の映像に
その場所の防災情報、例えばこの高さまで浸水する、などを合成して
確認することができるマップとなっています。
地震だけでなく、大雨による河川の氾濫などの
ハザードにも対応しているんです。
港区も、津波の浸水イメージを写真と合成して確認できるほか、
津波避難ビルの場所も知ることができます。

また、文京区は大地震の際、日本で初めて、
妊婦さんと1歳未満の赤ちゃん、
そしてそのお母さんに特化した避難所を開設することになっているんですが、
文京区の防災マップでは、
その避難所の場所もひと目で分かるようになっています。

あなたも、普段生活するエリアの防災アプリ、有効に使ってくださいね!




2014.01.04
08:55 新年、災害への心構えも見直しませんか?


新年、いろいろなことを新たに始める方も多いと思いますが、
災害への心構えも、この機会に見直しませんか?

昨年末に国が発表した首都直下地震の新たな被害想定では、
家庭備蓄も可能な限り1週間分を、と私たちに求めています。
飲料水だと、ひとり21リットル。
なかなか現実には家に保管できる量ではありませんよね・・・
でも、防災危機管理ジャーナリストの渡辺実さんが
こんなアイデアを教えてくれました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1週間の備蓄なんて出来ない、無理だと思っている方も多いですが、
ちょっと知恵を出しましょう。
例えば、飲料水。
1週間分をペットボトルで備蓄するのが難しければ、
ちょっと家庭の中を見回してください。
何もしないで飲料水が約10リットル分保管されている場所があります。
それは、トイレのタンクです。
トイレのタンクは、流すたびに新鮮な水道水に入れ替わっています。
タンク内を定期的に清掃することも大切ですね。

次に、食料。冷蔵庫を見て下さい。
大地震が起きたら、冷凍庫に入っているカチカチに凍った冷凍食品を
冷蔵庫の一番上の段に移してください。昔の氷冷蔵庫の要領です。
数日後に開けてみると、冷凍食品は自然解凍されて食品に戻り、
冷蔵食品も傷むことなく保管できます。
ポイントは、数日後に食べるときまでは扉を開けない。
開けると、冷気が逃げてしまいます。

そして、トイレ。災害のとき、ネコになりませんか?
ネコ砂と言う、臭いを取って吸水をする、非常に優れたものがあります。
燃えるごみの袋をトイレの中に敷いて、その中にネコ砂をいれ、
その中に用を足して、またネコ砂をかぶせる。
これを繰り返して、満タンになったらトイレの隅に口を結んで置いておく。
このネコ砂の優れたところは、可燃ごみの処理をできるということ。
行政は必ず何日か後にまず、可燃ごみの処理をするので、
そのときに出します。

こんな知恵を、日常の延長として役立て、1週間をしのいでください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なるほど、と驚くようなアイデア満載ですね。
これ以外にも、まだまだ活用できそうな日常の延長がありそうです。
あなたもご家族と【防災のウラワザ】、
是非考えてみてくださいね!


音声ファイルはこちら


2013.12.28
08:55 首都直下地震の新被害想定?


先日、国が発表した首都直下地震の新しい被害想定では
震源が、これまで最悪のケースとされてきた東京湾北部ではなく
都心南部へと変わりました。
これにより、経済被害も人的被害も倍になっています。
私たちはいま、この未曾有の災害を前に、何をすべきか。
防災危機管理ジャーナリスト 渡辺実さんは、こう提言します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

首都直下の地震と言うのは実は、東日本大震災の教訓は活きません。
むしろ、18年前の阪神淡路大震災を思い出してください。
直下地震で、下から突き上げる揺れ・・・まず、建物がたくさん壊れます。
そして、たくさんの火災が同時多発で発生する。
東日本大震災では見られなかった、まさに大都市特有の被害の現れ方です。

想定震源域が変わろうと、首都圏に住む私たちがやること/出来ることは、
「建物の耐震化」と「火災を出さない=延焼火災にしない」という2つのこと。
これらは18年前の阪神大震災からの教訓だったはずですが、
18年経っても同じことが我々の課題になっていると言うことは、
阪神大震災の教訓を全く活かしていないと言うことではないでしょうか。

大地震と戦いを挑むために。
建物の耐震化はお金も時間もかかることですが、
市街地大火(しがいちたいか)と戦う
=みなさんの家庭から火災が出なければ大火にはなりません。
まずは各家庭から火災を出さないということを徹底すれば、
ひとつの大きな災害を小さくすることが出来る。
これが、首都直下地震と戦うために、
わたしたちが出来ること/やらなければならないことなんです。(


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私たち一人ひとりの心がけ次第で、未曾有の災害を
少しでも抑えることができる。
心にしっかりと留めておきたいですね。
家庭に消火器を用意することもとても重要です。

さて、2013年もさまざまな情報をお届けしてまいりました。
来年も、スタッフ一同、
最新の災害や防災の情報をお届けできるよう、頑張ります!
大きな災害が起きないことを願って。
そして、起きても皆の力で乗り越えられることを願って。

それでは、良いお年を。



音声ファイルはこちら


2013.12.21
08:55 首都直下地震の新被害想定?


首都直下地震に関する新しい被害想定が
12月19日、政府の中央防災会議から公表されました。
それによりますと、被害が最も大きい想定として、
都心南部を震源とするマグニチュード7.3の直下地震が
冬の夕方、風が強い日(風速8m)に発生した場合、
2万3000人が死亡し、
経済被害は国の年間予算にほぼ匹敵する
95兆3000億円にのぼるということです。
これは、これまでの想定に比べて倍の被害です。

また、道路は極度の交通マヒが数日続いたり、
地下鉄は1週間程度、私鉄や在来線は1ヶ月程度、運行を停止する想定です。
都心部のライフラインは、電気も水道も5割がストップ・・・

この新たな首都直下地震の被害想定について、
防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんに伺いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

首都直下の地震と言えば、多くのリスナーの皆さんは
「東京湾北部地震」と言う地震をイメージされると思いますが、
実は今回の新しい被害想定では、
「東京都区部南部」=都心南部という地震に変わりました。
直下地震で最も大きな被害を及ぼすだろうと言う地震です。
なぜ変わったのか?
この調査を行った内閣府では、
東日本大震災以降の新しい「科学的な知見」に基づいて、震源域を想定しました。
科学と言うのは時間とともに進歩します。
従って想定震源域も、新しい知見に基づき、
今度は「東京湾北部」ではなくて「都心南部」に地震の発生場所を移した、
ということです。
その結果、当然のごとく被害の出方は変わります。
ですが、想定震源域が変わろうとそうでなかろうと、
被害想定の全体像を見ると
この首都圏や東京が壊滅的な被害になるということは前回と同じです。
そのような災害なのだと言うことを、
この首都圏・東京で生きていくならば認識をしておく必要があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

来週も、この新しい被害想定についてお伝えします。


音声ファイルはこちら


2013.12.14
08:55 AEDの使い方を再確認!


これから年末年始にかけて、
人が集まる場所に出かける機会が増えますね。
そこで今回は、
そんなときだからこそ是非知っておいていただきたい、
AEDの使い方についてお伝えします。

いま、駅やデパート、公共施設などでも目にする、AEDの装置。
ほとんどの方が1度は見たことがあると思うんですが、
実はAEDって何なのかよく分からない、という方もまだまだ多いと思います。

AEDは簡単に説明すると、心臓が痙攣したり、止まったりした方に対して、
自動で電気ショックを行なってくれる機械です。
災害のときにはあなたやあなたの大切な人の命を救うかもしれない、
大きな役割を担っています。使うのに特別な資格は必要ありません。

突然の心停止の場合、多くは心臓が細動
=ぶるぶると細かく痙攣して、正しく動かない状態になっています。
電気ショックを与えることで、その細動を取り除き、
また動くようにするのが、AEDの仕組みです。

AEDは本体のスイッチを入れると、全て音声で指示してくれます。
まず、2つの電極パットを、倒れている人の胸の右上と左下、
心臓を挟むように貼り付けます。
あとはAED自体が、電気ショックが必要かを計測し、
必要であれば自動で行ってくれます。
蘇生したら、それも音声で教えてくれます。

心臓が痙攣したり、止まったりした場合、
1分経過するごとに、生存率は7〜10%低下するといわれています。
また、脳の機能は3〜5分で失われると言われていますが
救急車の到着は平均して通報から8分後です。
AEDは命を守る砦です!
AEDと心配蘇生法を組み合わせると、
救命率は更に高まります。

なお、妊婦さんへのAEDの使用も、
これまで問題は報告されていないとのことで、
むしろ親子の命を救うためには、一刻も早い救命措置が必要です。
また、小さなお子さんへの電気ショックは、
本体のケースに乳幼児用の電極パッドが備えられていることが殆どなので
そちらに付け替えて使用します。

実物のAEDを使用しての救命講習は
あなたのお近くの消防署などでも行なわれているので、
ぜひ参加してみてください!


音声ファイルはこちら


2013.12.07
08:55 震災から1000日・・・本当に役立つ防災グッズとは


12月4日で、東日本大震災の発生から1000日となりました。
大きな被害を受けた岩手県、宮城県、福島県では
プレハブの仮設住宅への入居率がいまでも8割を超えています。
これは、移転先になる高台の造成や災害公営住宅の整備が
なかなか進まないことによるもので、
この仮住まいは更に長期化する見込みです。

また、復興庁による最新の情報(2013年11月23日)では、
全国に避難している方の数はおよそ27万8000人にも上り、
全国で唯一、避難所として残る埼玉県の旧騎西高校では、
福島県双葉町から避難している11人の方が今も生活を送っています。

さて、この東日本大震災や過去の大きな震災を経験した方に、
「震災発生後、本当に役に立ったものはなんですか?」と伺うと、
多くの方がアウトドアグッズを挙げられます。

例えばそのひとつが、テント。
テントは、一時的な生活の場となる以外にも、
着替えや授乳スペース、トイレとしても使うことができます。
また、支援物資として送られてきたおもちゃや子供向けの本を置いておき、
子どもの居場所としても活用できたそうです。

さらに、こんなものも役立つそうです。
株式会社モンベル 広報部の半田久(はんだ・ひさし)さんに伺いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回、震災で懐中電灯が非常に重要と言うことは
誰しもが知ったと思うのですが、
その中でも「ヘッドランプ」は頭に固定できますので、
手が自由になる。
従って、防災と言う観点では、
そのような「頭につける懐中電灯」でないと厳しいです。

いまヘッドランプは圧倒的にLED。
ご家庭でもそうですが、
消費電力が少なくて、長持ちするということで、
殆どLEDに代わっています。

このLEDは球切れがないので、
あとは電池の心配だけして頂ければ結構です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

枕元に懐中電灯を用意する、というのは
防災の基本ですが、それをヘッドランプに換えてみる!
あなたも是非、はじめませんか?


音声ファイルはこちら


最近の記事
2024年07月20日 放送
夏の停電に備える
2024年07月13日 放送
海に行く前に知ってもらいたい事
2024年07月06日 放送
災害ボランティアの心得
2024年06月29日 放送
熱中症に注意!
2024年06月22日 放送
アート×防災「備絵」
■2024年 ON AIR
3月11日(月) TOKYO FM 防災FRONT LINE 1DAY~震度7・東京で起きたら、命をどう守りますか?~
過去の防災関連番組
■2023年 ON AIR
9月1日(金) TOKYO FM 防災の日スペシャル 関東大震災から100年
■2022年 ON AIR
10年ぶり首都直下地震被害想定改定 ~プロテクトマイセルフ~
■2022年 ON AIR
PROTECT MYSELF ~都市生活の自助と共助~
■2021年 ON AIR
首都圏に線状降水帯が滞留したら 水災害に備える 首都圏ノウハウ
■2020年 ON AIR
TOKYO FM 防災の日 1DAYスペシャル 大災害、その時に… 命を守る防災アクション
■2019年 ON AIR
防災とボランティアの日 特別プログラム 東京BLACKOUT 〜大停電、そのとき
■2018年 ON AIR
TOKYO FM 防災とボランティアの日 特別プログラム 防災LIFE HACK! 〜目の前の命を救うウラワザ
防災の日ワンデー企画 防災 ONE ACTION!
■2017年 ON AIR
防災の日 TOKYO FM 1DAY PROGRAM WATER DAMAGE 〜豪雨、そのとき
防災とボランティアの日 特別企画 ESCAPE FROM LEVEL X ~巨大立体都市を生き延びる~
■2016年 ON AIR
PROTECT MYSELF
■2015年 ON AIR
DIGEST
IN THE CRISIS
■2014年 ON AIR
LOVE & HOPE
防災ONE DAY
■2013年 ON AIR
防災ONE ACTION
防災ONE DAY
■2012年 ON AIR
PROTECT YOURSELF
■2011年 ON AIR
SAVE THE LIFE
■2010年 ON AIR
WALK
IN THE CHAOS
防災ONE TOPIC
■2009年 ON AIR
IN THE CHAOS
防災ONE TOPIC
■2008年 ON AIR
THE MOMENT
AGAINST THE EARTHQUAKE