秋という季節には色々な枕詞がつきます。

食欲、スポーツ、芸術、音楽・・・

そういえば、こうやって「○○の〜」っていう風に表現される季節って秋だけだなぁ。

それだけ何を楽しむにしてもぴったりな過ごしやすい季節っていうことなのかな。

最近のトミーは中でも「芸術の秋」を存分に楽しんでいます。

昨日は現在、世田谷美術館で開催されている「オルセー美術館展」に行ってきました☆

アールヌーヴォー全盛の1900年、パリ万国博覧会の開催に合わせて作られたオルセー駅。

その駅が改築され今日公開されているのが、オルセー美術館☆

そんなオルセー美術館にあるアールヌーヴォーのコレクションから選りすぐった150点が

いま世田谷美術館にお目見えしています。

今回、ちょっとね、ある2人の女性(&その2人にリンクする芸術家)と

運命的な出会いをしたんです☆

アールヌーヴォーの時代に活躍したフランスの大女優、サラ・ベルナール

そのサラが見つけ出したグラフィック・デザイナー、アルフォンス・ミュシャ

そしてサラが演じ、ミュシャがポスターで描いたフランスの国民的英雄、ジャンヌ・ダルク

サラ・ベルナールは、

絶世の美女というより、暗色の縮れた髪に少年めいた表情をしていてどこか中性的。

にも関わらず、抜群の才覚と自らをプロデュースするセンスを活かして

世紀末パリを象徴するカリスマ女優になったんです。

サラが演じたジャンヌ・ダルクも、

男性に囲まれながら戦場へ赴き

自分の信念を貫くため最後までフランスのために勇敢に闘った女性。

もちろん2人とも女性的な部分も持ち合わせながら、

その生き方は、とても凛々しくて、自信に満ちあふれ、堂々としていて、

ほんとにかっこ良い。

「私も、こんな風に内面から湧き出るかっこいい女性になりたい―」

サラが使っていたアールヌーヴォーの肘掛け椅子を眺めながら

そう心の中でつぶやいたのでした。

まさかこんな出会いがあったとは・・・!!感謝!

アールヌーヴォーの優美な芸術にどっぷりと浸ることのできる展覧会。

11月29日までやってるみたいです。

かなり、おススメです。ぜひチェックを☆

世田谷美術館HP☟
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

☟大ファンになったミュシャのポストカードセット☆