2007年11月26日
ヒョウタンから聞こえる音色
今日スタジオにお迎えしたのは、「ひょうたんスピーカーアーティスト」という、
ちょっと変わった肩書きを持つ、荒井紀人さん。
他にも、サンダンサー、ネイティブアメリカン・トラディッショナルシンガーと、
たくさんの気になる肩書きを持っていらっしゃいます。
今日も、その「ネイティブアメリカン・トラディッショナルソング」を、
スタジオでナマで歌っていただける、ということで、とても楽しみにしていました。
(そしてそのナマ歌には、スタッフ一同シーンとしてしまうほど感動しました。
編集長も、「違う世界に持ってかれた」とポツリ。民族楽器ラトルを持って、みんなでパチリ☆)
ヒョウタンスピーカーの最大の特徴は、自然素材ならではの心地よい優しい響き、ということで、
スタジオにも、そのスピーカーをつるして、実際にCDをかけてみました。
すると・・・!
もう、なんて優しい音色なんでしょう!
普段聞いているCDの音が、トゲトゲのウニに聞こえるくらい、
このヒョウタンから出る音は、まるでワタアメのようにふんわりと優しく、甘いのです。
荒井さんは、このヒョウタンスピーカーの音に魅せられ、
自家採取・無農薬栽培にこだわったヒョウタンをまず育て、それを加工し、
小型のスピーカーユニットを埋め込み、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。
そんな荒井さん、もうひとつの「ネイティブアメリカン・トラディッショナルシンガー」としての顔も、
見せてくださいました。
そもそも1985年にアメリカにわたったとき、ネイティブアメリカンの「ラコタ族」に出会い、
そのスピリチュアルな生き方に感銘を受けたのだとか。
そして「フンカセレモニー」という養子縁組の儀式によって、ラコタの大家族に、
家族の一員として迎え入れられ、ラコタの言葉の歌を歌っていらっしゃいます。
そのナマ歌は、本当に「迫力」そのもの。
お友達で、インディアン・ドラマーのオノカズヤさんが叩くドラムの音は、
地球の鼓動のようなリズムを奏で、
荒井さんが振る、ヒョウタンから作った楽器「ラトル」は、そこに絡まる色彩を彩り、
時に低く、時に高く歌う荒井さんの声が、風のようにも、雨のようにも聞こえるのです。
スタッフ一同、まさに絶句。
特に編集長は、魂を揺さぶられるような感動を受けたようです。
オンエアが終わってからも、しばらく荒井さんと、様々な話に花が咲いたのでした。
こんなに素晴らしい音楽を持っている、ネイティブアメリカンの人たち。
でもその一方で、彼らの居住区がどんどん狭められているのも事実です。
荒井さんは、「その現実を、一人でも多くの人に知ってほしい」とおっしゃっていました。
だから荒井さんは、「家族」を守るために今日も日本で、ネイティブアメリカンの歌を歌うのです。
荒井さんの、遠くアメリカにいる家族を思って、少し切なくなってしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。
ちょっと変わった肩書きを持つ、荒井紀人さん。
他にも、サンダンサー、ネイティブアメリカン・トラディッショナルシンガーと、
たくさんの気になる肩書きを持っていらっしゃいます。
今日も、その「ネイティブアメリカン・トラディッショナルソング」を、
スタジオでナマで歌っていただける、ということで、とても楽しみにしていました。
(そしてそのナマ歌には、スタッフ一同シーンとしてしまうほど感動しました。
編集長も、「違う世界に持ってかれた」とポツリ。民族楽器ラトルを持って、みんなでパチリ☆)
ヒョウタンスピーカーの最大の特徴は、自然素材ならではの心地よい優しい響き、ということで、
スタジオにも、そのスピーカーをつるして、実際にCDをかけてみました。
すると・・・!
もう、なんて優しい音色なんでしょう!
普段聞いているCDの音が、トゲトゲのウニに聞こえるくらい、
このヒョウタンから出る音は、まるでワタアメのようにふんわりと優しく、甘いのです。
荒井さんは、このヒョウタンスピーカーの音に魅せられ、
自家採取・無農薬栽培にこだわったヒョウタンをまず育て、それを加工し、
小型のスピーカーユニットを埋め込み、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。
そんな荒井さん、もうひとつの「ネイティブアメリカン・トラディッショナルシンガー」としての顔も、
見せてくださいました。
そもそも1985年にアメリカにわたったとき、ネイティブアメリカンの「ラコタ族」に出会い、
そのスピリチュアルな生き方に感銘を受けたのだとか。
そして「フンカセレモニー」という養子縁組の儀式によって、ラコタの大家族に、
家族の一員として迎え入れられ、ラコタの言葉の歌を歌っていらっしゃいます。
そのナマ歌は、本当に「迫力」そのもの。
お友達で、インディアン・ドラマーのオノカズヤさんが叩くドラムの音は、
地球の鼓動のようなリズムを奏で、
荒井さんが振る、ヒョウタンから作った楽器「ラトル」は、そこに絡まる色彩を彩り、
時に低く、時に高く歌う荒井さんの声が、風のようにも、雨のようにも聞こえるのです。
スタッフ一同、まさに絶句。
特に編集長は、魂を揺さぶられるような感動を受けたようです。
オンエアが終わってからも、しばらく荒井さんと、様々な話に花が咲いたのでした。
こんなに素晴らしい音楽を持っている、ネイティブアメリカンの人たち。
でもその一方で、彼らの居住区がどんどん狭められているのも事実です。
荒井さんは、「その現実を、一人でも多くの人に知ってほしい」とおっしゃっていました。
だから荒井さんは、「家族」を守るために今日も日本で、ネイティブアメリカンの歌を歌うのです。
荒井さんの、遠くアメリカにいる家族を思って、少し切なくなってしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子