2007年10月11日
農業の未来形
今日のスタジオに遊びに来てくれたのは、大手町にある人材派遣会社PASONAが、
地下2階に開設している地下農場、『PASONA O2(オーツー)』館長の、紙上忠之さん!
当日は、その地下農場で取れた菜っ葉と、特製ドレッシングを持ってきてくださいました♪
(この菜っ葉が、みずみずしくてシャキシャキで、とってもおいしいんです!ドレッシングも美味♪)
編集長も「うまい、うまい!」と、完食してしまったこの菜っ葉、
太陽の光を全く浴びずに育っています。
でも、こんなにキレイな菜っ葉が出来るんですって。
一体どういう仕組みなのか、事前にお邪魔して見せていただきました。
すると・・!
ビルの地下なのに、お花畑が!
この、『PASONA O2』では、太陽の代わりに、発光ダイオードやメタルハライドランプを使って、
このようにお花やハーブ、京野菜や稲まで育てています。
そもそもこの地下農場は、「農業を直接肌で感じることの出来る就農支援のための、
情報発信基地として開設されています。
農業を始めてみたいけれど、どこをとっかかりにしたらいいかわからない、という方、
今、意外と多いそうなんです。
そういう方たちがこの『PASONA O2』に行けば、
農業ビジネスを始めるヒントをもらえる、というわけ。
でも、バラ園まで!!
美しいバラが、今を盛りに咲き誇っていました。いい香り!
天井を埋め尽くす白色発光ダイオードは、ランニングコストが安く、熱も発しないので、
今非常に期待されている光源のひとつなのだそうです。
私たちがサラダとしていただいた菜っ葉も、こんな風に1週間おきに育てているので、
大きさが違います。可愛い!
人工的に温度や光を調節することで、1年に何度も収穫することが可能なんだそうです。
そしてこんなに大きくなりました♪
可動式の天井には、1万個を超える白色ダイオードが設置されていて、
開館前・開館後には照明をおろしてきて、より多くの光を当てています。
また、ダイオードが選ばれたのは、200Wという省電力で、
熱を持たない光を放ってくれるからなんですって。
天井からぶら下がるトマトなんて、初めて見ました!
しかも、白色ダイオードの光をたっぷり浴びて、真っ赤でツヤツヤ♪
こちらも試食させていただきましたが、甘くてとってもおいしいんです!
この『PASONA O2』は、あくまでも都会における就農支援のための、
「情報発信基地」として位置づけられているので、
本格的な生産は現時点では考えていないのだとか。
でも、その存在は海外からも、熱い視線を浴びているのだそうです。
確かに、今日見せていただいたお野菜やお花たちの育ち方は、もう農業の未来形。
近い将来、ひょっとして土も太陽も必要ないところで
お野菜などが育っちゃったりするのかしらん?と、ちょっと微妙な気持ちになりました。
でも、先週来て頂いた、月探査の第一人者、寺薗さんは、
2020年代には、月に「住む」っていうことが可能になるかも!
なんてお話をしてくださいましたから、
もしかすると、月のシェルターではこんなお野菜の作り方がなされるのかしら、とか、
夢のような未来に思いをはせてしまいました。
イヤイヤ、人間の技術って、こんなに進化してるものなんですねー。
地下2階に開設している地下農場、『PASONA O2(オーツー)』館長の、紙上忠之さん!
当日は、その地下農場で取れた菜っ葉と、特製ドレッシングを持ってきてくださいました♪
(この菜っ葉が、みずみずしくてシャキシャキで、とってもおいしいんです!ドレッシングも美味♪)
編集長も「うまい、うまい!」と、完食してしまったこの菜っ葉、
太陽の光を全く浴びずに育っています。
でも、こんなにキレイな菜っ葉が出来るんですって。
一体どういう仕組みなのか、事前にお邪魔して見せていただきました。
すると・・!
ビルの地下なのに、お花畑が!
この、『PASONA O2』では、太陽の代わりに、発光ダイオードやメタルハライドランプを使って、
このようにお花やハーブ、京野菜や稲まで育てています。
そもそもこの地下農場は、「農業を直接肌で感じることの出来る就農支援のための、
情報発信基地として開設されています。
農業を始めてみたいけれど、どこをとっかかりにしたらいいかわからない、という方、
今、意外と多いそうなんです。
そういう方たちがこの『PASONA O2』に行けば、
農業ビジネスを始めるヒントをもらえる、というわけ。
でも、バラ園まで!!
美しいバラが、今を盛りに咲き誇っていました。いい香り!
天井を埋め尽くす白色発光ダイオードは、ランニングコストが安く、熱も発しないので、
今非常に期待されている光源のひとつなのだそうです。
私たちがサラダとしていただいた菜っ葉も、こんな風に1週間おきに育てているので、
大きさが違います。可愛い!
人工的に温度や光を調節することで、1年に何度も収穫することが可能なんだそうです。
そしてこんなに大きくなりました♪
可動式の天井には、1万個を超える白色ダイオードが設置されていて、
開館前・開館後には照明をおろしてきて、より多くの光を当てています。
また、ダイオードが選ばれたのは、200Wという省電力で、
熱を持たない光を放ってくれるからなんですって。
天井からぶら下がるトマトなんて、初めて見ました!
しかも、白色ダイオードの光をたっぷり浴びて、真っ赤でツヤツヤ♪
こちらも試食させていただきましたが、甘くてとってもおいしいんです!
この『PASONA O2』は、あくまでも都会における就農支援のための、
「情報発信基地」として位置づけられているので、
本格的な生産は現時点では考えていないのだとか。
でも、その存在は海外からも、熱い視線を浴びているのだそうです。
確かに、今日見せていただいたお野菜やお花たちの育ち方は、もう農業の未来形。
近い将来、ひょっとして土も太陽も必要ないところで
お野菜などが育っちゃったりするのかしらん?と、ちょっと微妙な気持ちになりました。
でも、先週来て頂いた、月探査の第一人者、寺薗さんは、
2020年代には、月に「住む」っていうことが可能になるかも!
なんてお話をしてくださいましたから、
もしかすると、月のシェルターではこんなお野菜の作り方がなされるのかしら、とか、
夢のような未来に思いをはせてしまいました。
イヤイヤ、人間の技術って、こんなに進化してるものなんですねー。
投稿者: 高柳恭子
コメント
ブログで写真を見てその実態が良くわかりました。 超ハイテクですね。
こんなシーンは昔、SFモノのテレビ番組で見ました。
しかもそのストーリ設定は、1999年の“月面の基地”でした。
人間の技術の進歩はすごいですね。
白色発光ダイオードの発光効率はここ数年で2倍ほどに進歩しているそうです。
光源の技術の進歩と、植物の栽培技術の進歩があって、初めて可能になったのですね。