今日スタジオにお越しくださったのは、ライフスタイル・デザイナーでいらっしゃいます、
パトリス・ジュリアンさん!
以前の、スペイン坂での『Hummingbird』にも来ていただいたことがあって、
そのときのお話がとても心に残っていたので、またお目にかかれてすごく嬉しかったです!

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(相変わらず、ゆったりした自然体のオーラを発散させていらっしゃいました。
編集長ともすぐに打ち解けて、すっかり仲良しに♪)
以前いらしていただいたときには、
「人と自然=環境は切り離せないものだから、自然を大事にしようとすることは、
自分自身の生き方を大切にすることと一緒」というお話をいただいて、
すごく感銘を受けたのを覚えています。
そして今回はちょっとグレードアップして、パトリスさんが実践されている「禅」について、
うかがうことにしました。
まず、そもそも「禅」って、な〜に?という、ハチドリ高柳の幼稚園児のような質問に、
パトリスさんは少し笑ってひと言。
「それがわかったら、もうそれで、禅をやる必要はなくなりますね。」
むむむっ?まるでトンチようなご回答。
え?これってひょっとして、禅問答??
編集長と一緒に、頭を悩ませてしまいました。
でもそう言うとパトリスさんは、オモシロそうに私たち2人を眺めながら、
「まず、座禅をやってみてください。まず、実践することです。」と、またひと言。
そして、大事なヒントを教えてくださいました。
座禅を組むときには、目を開けていること。
でもその目は、何かを見るためにあけているわけではないそうなんです。
「目を、2つのカメラだと思って、意識そのモノになる。
そうすると、いろんなものが見えてくるんです。」と。
実際に目に映っているものではなく、他の何かが見えてくる・・・。
またそれも、ちょっぴり難しいお話。
これはまず、実践するしかないですね!と、編集長と話し合ったハチドリ高柳だったのでした。
ちなみにパトリスさんは最近、毎朝50分ほど座禅を組まれているのだとか。
「意識そのモノになる」っていうことがどういうことなのか、ちょっと感じてみたいなぁ。。。
そしてそんなパトリスさん、最近ご本をお出しになりました!

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パトリスさんと、パートナーのユリさんが飼っていらっしゃる愛猫、ビズちゃんの視点から描かれた、
ちょっぴり風変わりな本、『Be Lazy, Be Happy!』が、それ。
でも、読み進めていくうちに、確かに猫の視点には真理が含まれているような気がしてきます。
「猫のような生き方をしていれば、戦争は絶対に起きない」と断言するパトリスさん。
「あるがままに生きる」ことを実践している猫を、心から愛している様子が見て取れます。
他にも、ビズちゃんに教わった、楽しく毎日を暮らすコツがたくさん書かれていて、
動物を飼っている方は特に、思わずうなずいてしまうヒントが満載のこの本、
本屋さんで、ぜひ見つけてみてくださいね!