今日の『Hummingbird』にお越しいただいたのは、なんとあの「ゆかいな仲間たち」でおなじみ、
ムツゴロウこと、畑正憲さん!
子供のときから、ずっとムツゴロウ王国の生活ぶりを拝見していた編集長と私は、もう大興奮!!
しょっぱなから飛ばしまくったトークタイムとなったのでした。


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(ムツゴロウさんは、テレビと同じニコニコ笑顔♪あの独特の口調にも、興奮してしまいました!)
なにしろ、世界中でありとあらゆる動物と対面し、
じゃれあって仲良くなっていらっしゃるムツゴロウさん。
怖くないんですか?という単純な質問に、優しい目をさらに細めて答えてくださいました。
「怖い、と思っちゃダメなんですねぇ〜。
動物と、こっちが仲良くしたい、というのをわかってもらわなきゃいけない。
だから、まずはその恐怖心を克服できるかが、大事なところだと思いますよ〜。」
ライオンに抱きつかれ、爪が身体に食い込んでも、
ピューマに舐められ、その舌の鋭い突起に皮膚をはがれても、
なにしろその痛みや恐怖を押し殺し、「仲良くなりたい」という気持ちを伝えることが、
あの、魔法のように動物と心を通じ合わせてしまう秘訣なのだとか。
す、すごい。すごすぎます・・・。
では、一番印象的だった動物は?という質問には、
「ゾウはね、本当に心が優しくて、頭のいい動物だと思いますよ。」と、またニッコリ。
以前ムツゴロウさんが、ある国立公園のゾウたちに、
バナナのお土産を持って出かけていったときのこと。
ゾウの群れの中にバナナを持って入ってしまって、
実は一瞬、「シマッタ!襲われたらどうしよう?」と思ってしまったのだそうです。
でもその瞬間、ゾウたちはなんと年齢順に並んで、
幼いゾウから順番に、ムツゴロウさんからバナナを受け取ったのだとか!
「今、外を歩いているとね、前から来る人がどーんとぶつかってきたりするでしょ?
相手に『ゆずる』っていう気持ちを、ゾウから学ばなきゃいけませんよ〜。」と、
優しげな瞳をちょっと曇らせて、話してくださいました。
なるほど。。。
ホントに、ゾウの世界のほうが、よっぽど礼儀やしつけが出来ているような気がしますね。
そんな動物たちを山ほど見ているムツゴロウさんは、人間に対して、
「もうちょっとがんばれ!」とおっしゃっているように感じられました。


そんなムツゴロウさんは、なんとこのコーナーのタイトルである「ハチドリ」が大好きなんだとか!
カナダのイエローバンフでご覧になって以来、とりこなのだそうです♪
「Hummingbirdって、ポルトガル語だと『ベイジャ・フロー』って言うんですよ。
『ベイジャ』はキス。『フロー』はお花。つまり、お花にキスするって意味なんですねぇ〜。
その同じタイトルの、ボサノバがありますから、今度聞いてみてくださいよ〜。」と、
とても素敵なことを教えてくださいました。
お花にキス♪なんて素敵♪♪絶対探して聞いてみます!!


それにしてもムツゴロウさんのお話、全然聞き足りない!
また是非ゲストに来ていただきたいと思った、ハチドリ高柳だったのでした。