2007年08月16日
スティールパンの音色♪
今日は本当に暑かったですね〜。
TOKYO FMの中でも、「溶けちゃうよ〜」という嘆きが、あちこちから聞こえました。
そんな暑さを、魅力的な音楽で吹き飛ばしてもらおう、と、今日のスタジオにお迎えしたのは、
スティールパン奏者でいらっしゃいます、リトル・テンポの土生“TICO”剛さん!
スタジオにも、その大事なスティールパンを持ってきていただきました。
(そしてもちろん編集長は「個人レッスン」を申し込んで、ご機嫌でたたいています。
それにしてもTICOさん、とても自由な方でいらっしゃいますね。。。)
さて、そのスティールパンといえば、「トリニダード・トバゴ共和国」という、
ちょっと聞きなれない国で、50年ほど前に生まれた、といわれています。
20世紀に発明された、唯一のアコースティック楽器、とも言われているんですよ。
その生まれの由来をTICOさんにお聞きすると、
「すごくいいお話があるんですよ」といって、素敵なストーリーを教えてくださいました。
50年ほど前、当時労働者として雇われ、楽器などを取り上げられてしまった人々が、
ドラム缶に落ちる雨のしずくが、不思議な音階を奏でていることに気づいたのだそうです。
しかも、当たる場所によって、音が微妙に違う・・・。
石油の産出国であるトリニダード・トバゴですから、ドラム缶はいくらでも転がっています。
そこで彼らは、ドラム缶を加工してたたき始め、それがスティールパンになった、ということです。
そして実際に、TICOさんに演奏をお願いすると・・・!
もう、その素晴らしく澄んだ音色に、スタジオの中を透明な風が吹き抜けたようなひと時。
ドレミの音階ももちろん正確にありますし、
TICOさんのスティックの先から繰り出されるその音楽は、
南国で生まれたとは思えないほど涼しげ。
いや、もしかすると、暑い国だったからこそ、涼しくなれる音色が生まれたのかもしれませんね。
編集長と私も、もちろんちょっとたたかせていただきましたが、
私の場合は、TICOさんの音とどうしてこんなに違うの?とがっかりしちゃうような、
しょぼしょぼとした音しか、出すことが出来ませんでした。
そして、トリニダード・トバゴの人たちは、そのスティールパンが大好き!
中でも1年に1回、2月に開かれるカーニバルは、世界3大カーニバルに数えられています。
TICOさんはそのカーニバルを見に、トリニダード・トバゴにいらしたそうなのですが、
「もうホントに、脳みそが溶けておかしくなりそうだったよ。
夜中もずっと、超・大ボリュームの音楽の振動で眠れないんだよね。」と、
その迫力を語ってくださいました。
それを聞いて、編集長はすっかり行く気満々になってましたよ。
でも、そんなスティールパンが生まれた、トリニダード・トバゴってどんな国なんでしょうか?
場所としては、カリブ海の南部に位置し、トリニダード島とトバゴ島の2つの島からなります。
生物種の数では、世界トップ10に数えられているほど、自然豊かな国なのですが、
その理由がオモシロい!
その昔、トリニダード島は南米大陸とつながっていて、そのため、
大陸の生態系と島独自の生物が、狭い地域にひしめき合うように住むようになり、
生物種が増えた、ということらしいのです。
TICOさんは、「海がもうものすごくきれいですよ」と教えてくれました。
いいなぁ。。。
夏もそろそろ終わりを迎えようとしていますが、ほとんど夏らしいことをしていない私、
青い青いカリブ海を見ながら、こんなスティールパンの演奏なんかを聴けたら、
きっと最高なんだろうなぁ・・・と、番組中にぼんやりしてしまいました。
いまだ見たことのないカリブの青に思いをはせながら、しばし夏気分を味わわせていただいた、
ハチドリ高柳だったのでした。
TOKYO FMの中でも、「溶けちゃうよ〜」という嘆きが、あちこちから聞こえました。
そんな暑さを、魅力的な音楽で吹き飛ばしてもらおう、と、今日のスタジオにお迎えしたのは、
スティールパン奏者でいらっしゃいます、リトル・テンポの土生“TICO”剛さん!
スタジオにも、その大事なスティールパンを持ってきていただきました。
(そしてもちろん編集長は「個人レッスン」を申し込んで、ご機嫌でたたいています。
それにしてもTICOさん、とても自由な方でいらっしゃいますね。。。)
さて、そのスティールパンといえば、「トリニダード・トバゴ共和国」という、
ちょっと聞きなれない国で、50年ほど前に生まれた、といわれています。
20世紀に発明された、唯一のアコースティック楽器、とも言われているんですよ。
その生まれの由来をTICOさんにお聞きすると、
「すごくいいお話があるんですよ」といって、素敵なストーリーを教えてくださいました。
50年ほど前、当時労働者として雇われ、楽器などを取り上げられてしまった人々が、
ドラム缶に落ちる雨のしずくが、不思議な音階を奏でていることに気づいたのだそうです。
しかも、当たる場所によって、音が微妙に違う・・・。
石油の産出国であるトリニダード・トバゴですから、ドラム缶はいくらでも転がっています。
そこで彼らは、ドラム缶を加工してたたき始め、それがスティールパンになった、ということです。
そして実際に、TICOさんに演奏をお願いすると・・・!
もう、その素晴らしく澄んだ音色に、スタジオの中を透明な風が吹き抜けたようなひと時。
ドレミの音階ももちろん正確にありますし、
TICOさんのスティックの先から繰り出されるその音楽は、
南国で生まれたとは思えないほど涼しげ。
いや、もしかすると、暑い国だったからこそ、涼しくなれる音色が生まれたのかもしれませんね。
編集長と私も、もちろんちょっとたたかせていただきましたが、
私の場合は、TICOさんの音とどうしてこんなに違うの?とがっかりしちゃうような、
しょぼしょぼとした音しか、出すことが出来ませんでした。
そして、トリニダード・トバゴの人たちは、そのスティールパンが大好き!
中でも1年に1回、2月に開かれるカーニバルは、世界3大カーニバルに数えられています。
TICOさんはそのカーニバルを見に、トリニダード・トバゴにいらしたそうなのですが、
「もうホントに、脳みそが溶けておかしくなりそうだったよ。
夜中もずっと、超・大ボリュームの音楽の振動で眠れないんだよね。」と、
その迫力を語ってくださいました。
それを聞いて、編集長はすっかり行く気満々になってましたよ。
でも、そんなスティールパンが生まれた、トリニダード・トバゴってどんな国なんでしょうか?
場所としては、カリブ海の南部に位置し、トリニダード島とトバゴ島の2つの島からなります。
生物種の数では、世界トップ10に数えられているほど、自然豊かな国なのですが、
その理由がオモシロい!
その昔、トリニダード島は南米大陸とつながっていて、そのため、
大陸の生態系と島独自の生物が、狭い地域にひしめき合うように住むようになり、
生物種が増えた、ということらしいのです。
TICOさんは、「海がもうものすごくきれいですよ」と教えてくれました。
いいなぁ。。。
夏もそろそろ終わりを迎えようとしていますが、ほとんど夏らしいことをしていない私、
青い青いカリブ海を見ながら、こんなスティールパンの演奏なんかを聴けたら、
きっと最高なんだろうなぁ・・・と、番組中にぼんやりしてしまいました。
いまだ見たことのないカリブの青に思いをはせながら、しばし夏気分を味わわせていただいた、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
コメント
本日(19日)は、また、暑くなりそうです。体調崩さないよう、本日のナビゲーター、宜しくお願いします。
TICOさんのスティールバン演奏聴いてましたよ^^。
凄い不思議な音でした。鉄琴のように左からドレミ…となっているのかと思いましたが、バラバラとの事で…。
あの時間(暑かったでしたが)、癒しでもあり、多分聴く機会がない私にとっては、凄く得した気分になりました。
有り難うございました。
高柳さん、もう少し夏の時間があると思います。少しでも日本の夏を楽しめる事(例えば、TFMの近くの千鳥が淵を日傘や帽子を被って散歩、そこでまだ聴けるはずの蝉の音や風になびく木々の音を聴かれるなど…)を願ってます。
失礼しました。
スティールパンで演奏されたバージョンが深夜放送のテーマ曲に使われていました。
(他局の話ですみません!遠い昔、高柳さんがものごころついた頃?のことです。)
・・・このことを知っている人は年齢がわかってしまいますね。
私はその当時のはるか昔の頃に思いをはせていました。
本日は、夏の暑さが戻りましたので、日本の夏を少しでも満喫出来ていれば宜しいのですが…どうでしたでしょうか?
(ご回答は宜しいですので…。)
失礼しました。