さて、前回は気軽なグルメをご紹介しましたが、
今回は、ブリティッシュ・コロンビア州自慢の、超豪華グルメ編をご紹介します!
あ、最初にお断りしておきますが、全部お仕事ですよ、お仕事。
あー、大変だったぁ〜♪
この本格グルメ編は主に、現地で私たちをお世話してくださったコーディネーターの、
長谷川カズさんが、連れて行ってくださいました。
まずは、今バンクーバーで最も話題のレストランのひとつ、
ガスタウンに程近い、裏道り沿いにあるこのお店。


ソルト 外観.jpg
『Salt』と言います。
外観はコンクリ打ちっぱなしで、おっしゃれー♪
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中はカウンターと長テーブルが主で、それほど大きいレストランではありません。
でも、来ているお客さんは、アーティスティックな方ばかり。
バンクーバーっ子の中でも、先端を行っている方が来るお店のようです。
行ったのは夕方6時くらいでしたが、会社帰りと思われる30代の男女で、お店はいっぱいでした。
ソルト ワイン3種.jpg
ここでオモシロいのは、メニューにある数あるワインの中から、3種類をセレクトできる注文方法。
ちょっとずつ何種類も、って、女性は絶対好きですよね。
それって、世界共通だったんですねー♪


ソルト 3種全て.jpg
しかもこのお店のすごいところは、店内の黒板に書かれたチーズとミート類も、
3種類ずつ頼める、ってこと。
私たちはスタッフ4人で行ったので、ワインはなんと12グラス!
グラスの下にはちゃんと、どこのなんと言うワインかが書かれているシートがおいてあって、
自分が今飲んでいるのがどういうワインか、ちゃんとわかるようになっています。
これは楽しい!
ちなみに私たちは、カナダのブリティッシュ・コロンビアで取れたワインばかりを頼んでみました。
赤も白も、とってもおいしくてビックリ♪
カナダでワインって、あまりイメージがなかったんですが、
最近はいいブドウが採れて、おいしいワインがたくさん出来るようになって来たのだそうです。
TOJO.jpg
そして、私がフードライターのミアさんに、
「今一番カナダらしいお料理は何ですか?」と聞いたら、
即答で「Sushi!!」と答えられちゃってビックリしたので、行ってみたお寿司やさん。
「Tojo's」、と言うのですが、まるでLAかNYのお寿司屋さんのような内装。
海に囲まれたバンクーバーは、もちろんシーフードの宝庫。
でも、10年位前までバンクーバーっ子はナマのお魚を食べたりすることに抵抗を見せ、
おいしい食材はみんな、日本に輸出されてしまっていたのだそうです。
でも、ちょっと前から皆さん、お刺身のおいしさに目覚め、
それ以来、お寿司屋さんが街中に激増したのだとか。
ホントに、3歩歩けばお寿司屋さんに当たる、ってくらい、お寿司屋さんが多かったです。
TOJO お寿司.jpg
そして「Tojo's」でいただけるお寿司は、とっても繊細で、でもネタが大きくて、
食べるたびにため息が出てしまうくらいおいしいのです。
特に、ウニ、見てください!この大きさ!!(右から3番目♪)
軍艦巻きになっていないウニって初めていただきましたが、
みずみずしくって甘くって、こんなに感動したウニは生まれて初めて♪
紅鮭(左から3番目)も、脂が乗ってるのにちっともしつこくなく、香りがよくって、
飲み込んでからも、しばらくは余韻を楽しむためにしゃべりたくない、くらいのお味でした。


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そして和食だけじゃなく、創作フレンチ、のような料理で最近有名になってきたのが、
こちら「Fuel」。
カウンターの中がまるまるキッチンになっていて、お料理を楽しみながら、
同時にそのお料理が作られる過程も見ることが出来ます。
こんなフレンチ、珍しい!
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ってこのお店、実は特番の取材でお目にかかった、ロバートさんがシェフを務めています。
大きな身体と、長袖を着ているかのような刺青が、かなり男前な感じでしたが、
ご本人はとっても優しくて、料理に対する真摯な姿勢が印象的でした。


Fuel 料理.jpg
そんなロバートさんが作り出す料理は、こんな感じ。とても繊細ですよねー。
白身のお魚は身が甘くて、火が通り過ぎていないのでとてもみずみずしい♪
・・・・・・・・あ、よだれが。。。
ビショップ ワインなど.jpg
そしてここが、バンクーバーっ子の憧れ、「Bishop's」。
今、一番話題になっている、100%オーガニックのお野菜などがいただけるお店です。
白い壁の店内には、少しオシャレをしたカップルや、
ワインを飲みながらゆっくりとディナーを楽しむ、初老のご夫婦などがいらっしゃいました。

ビショップ サラダ.jpg
そしてこれが、その100%オーガニックのハーブと菜っ葉のサラダ。
上に乗っているのは、ヤギのミルクで作ったチーズです。
とにかく、お野菜の味が濃い!チーズも、香りがさわやかでお野菜との相性が抜群です。
ビショップ ラム.jpg
続いていただいたのが、ラム4種。
ちょっと見づらいのですが、ラムの様々な部位が4種類、お皿に乗っています。
お野菜もお肉も、BC州で取れたもの。地産地消を実践していらっしゃるのだとか。
ラムって、多少クセがあるのかと思っていましたが、もう全然!
香りがよくてやわらかくて、ラムってこんなにおいしいの?って、目からうろこでした。


ウイスキーバー.jpg
最後に、お腹いっぱいになってしまってから行ったのが、
一軒のお店の中を通っていかないとたどり着けない、隠れ家的なウイスキーバー。
地元っ子も、知らないようなお店のようです。


ウイスキーバー ウイスキー.jpg
ここでいただけるのが、カナダ産のシングルモルトのウィスキー♪
カナダでシングルモルトって、ちょっと意外な感じですよね?
色はとても薄くて、白ワインのようです。
でも、「辛い」と思っていたウィスキーが、とろりと甘くて、とてもおいしかった♪
普段あまりウィスキーはいただかないのですが、1杯呑めてしまいました。

ということで、ブリティッシュ・コロンビア州、本格グルメ編、楽しんでいただけましたか?
あ、これはもちろん、あくまでもお仕事で行ったお店ですからね、お仕事で♪
いやいや、大変なお仕事だったなぁ♪♪太っちゃう!
それにしても、カナダは本当に食べ物がおいしい!
あまりのおいしさに、食べすぎちゃわないように気をつけてくださいねー。


では、次回は高柳が訪ねた、マーケットの情報をお届けします!