2007年07月22日
ハチドリ高柳、初のピンチ!
今日スタジオにお越しいただいたお客様は、工学博士で中部大学教授でいらっしゃいます、
武田邦彦さんです!
ご存知でしょうか?
最近、『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』という、ちょっとショッキングなタイトルの本が、
話題になっていることを・・・。
その著者の方でいらっしゃいます。
環境業界にかなりのアンチテーゼを突きつけ、衝撃を与えたその本の著者、ということで、
ハチドリ高柳もお目にかかるのがちょっぴり怖いような、でも楽しみなような・・・。
そして・・・・・!
(武田先生、とっても良い方なんです!でも、お話は今までの私の環境論を、
全て覆すようなものばかり。あまりのショックに相当へこみました。編集長は嬉しそう。。。)
武田先生の著書には、『リサイクルしてはいけない』『エコロジー幻想』など、
他にも衝撃的なタイトルの本がいっぱい。
まずは恐る恐る、「あの・・・リサイクルしてはいけない、とはどういう・・・?」と聞いてみました。
すると先生、「あのね、ペットボトルなんかをリサイクルしようとすると、
普通のペットボトル3本分の石油がかかっちゃうんですよ。」と、ばっさり。
えっ・・・ハチドリ高柳は、ものすごくがんばってリサイクルしてますが・・・、と思ったら、
「あれはね、よく燃えるんです。燃やしちゃえばいいんですよ。」なんて、衝撃発言!
「だって、燃やしたらダイオキシンが出ますよねっ?」と勢いよく突っ込んでみたんですが、
「だって、ダイオキシンは人間に対して、毒性が低いんですよ。
ダイオキシンで死んだ人って、聞いたことありますか?」と、ケロリ。
ひーーーーーーーえーーーーーーーーっ。。。
今まで私が聞いていた知識って、なんだったんでしょう???
若干ショックすぎて、番組の進行を忘れてしまいました。
そこで編集長は満面の笑み。
「いつも高柳さんに押されてたけど、そういう見方もあるんだねっ!」と、ホントに嬉しそう。
ま、確かにひとつの見方ではありますが、これもちゃんと武田先生が分析した、
科学的なデータに基づいているものなので、それもひとつの事象として、
冷静に受け止める必要はあるんですよね。
物事は、両面から見なければいけない、ということを、身にしみて感じた気がします。。。でも、武田先生は、決して「だからリサイクルする必要はない!」と、
おっしゃっているわけではありません。
「結局ね、人がモノに執着しすぎているから悪いんですよ。
愛する人と一緒に飲む1杯のコーヒーに2時間を使ったら、
その間はモノのことなんか考えないですよね。
そういう精神的に満足する時間がないから、物欲の塊になったり、
モノばっかりほしがったりするんです。
ペットボトルだって、飲むたびにわざわざ買わなくたって、
同じボトルを水筒だと思って、何度も使えば良い。
そうすれば、捨てる必要もリサイクルする必要もなくなるんです。」と。なるほどねー。
先生の教えの根本のところには、『愛』があったんですね。
そう思うと、急に武田先生のお書きになった本が読みたくなってきました!
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』。
どうしてなのか?ここらで一度読んでみて、勉強したいと思います!
先日のピーター・バラカンさんもおっしゃってたもの。
「報道は、片側からだけしたのではいけない。
必ず、両サイドから精査してみなくては。」って。
その第一歩として、ハチドリ高柳、勉強します!!
武田邦彦さんです!
ご存知でしょうか?
最近、『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』という、ちょっとショッキングなタイトルの本が、
話題になっていることを・・・。
その著者の方でいらっしゃいます。
環境業界にかなりのアンチテーゼを突きつけ、衝撃を与えたその本の著者、ということで、
ハチドリ高柳もお目にかかるのがちょっぴり怖いような、でも楽しみなような・・・。
そして・・・・・!
(武田先生、とっても良い方なんです!でも、お話は今までの私の環境論を、
全て覆すようなものばかり。あまりのショックに相当へこみました。編集長は嬉しそう。。。)
武田先生の著書には、『リサイクルしてはいけない』『エコロジー幻想』など、
他にも衝撃的なタイトルの本がいっぱい。
まずは恐る恐る、「あの・・・リサイクルしてはいけない、とはどういう・・・?」と聞いてみました。
すると先生、「あのね、ペットボトルなんかをリサイクルしようとすると、
普通のペットボトル3本分の石油がかかっちゃうんですよ。」と、ばっさり。
えっ・・・ハチドリ高柳は、ものすごくがんばってリサイクルしてますが・・・、と思ったら、
「あれはね、よく燃えるんです。燃やしちゃえばいいんですよ。」なんて、衝撃発言!
「だって、燃やしたらダイオキシンが出ますよねっ?」と勢いよく突っ込んでみたんですが、
「だって、ダイオキシンは人間に対して、毒性が低いんですよ。
ダイオキシンで死んだ人って、聞いたことありますか?」と、ケロリ。
ひーーーーーーーえーーーーーーーーっ。。。
今まで私が聞いていた知識って、なんだったんでしょう???
若干ショックすぎて、番組の進行を忘れてしまいました。
そこで編集長は満面の笑み。
「いつも高柳さんに押されてたけど、そういう見方もあるんだねっ!」と、ホントに嬉しそう。
ま、確かにひとつの見方ではありますが、これもちゃんと武田先生が分析した、
科学的なデータに基づいているものなので、それもひとつの事象として、
冷静に受け止める必要はあるんですよね。
物事は、両面から見なければいけない、ということを、身にしみて感じた気がします。。。でも、武田先生は、決して「だからリサイクルする必要はない!」と、
おっしゃっているわけではありません。
「結局ね、人がモノに執着しすぎているから悪いんですよ。
愛する人と一緒に飲む1杯のコーヒーに2時間を使ったら、
その間はモノのことなんか考えないですよね。
そういう精神的に満足する時間がないから、物欲の塊になったり、
モノばっかりほしがったりするんです。
ペットボトルだって、飲むたびにわざわざ買わなくたって、
同じボトルを水筒だと思って、何度も使えば良い。
そうすれば、捨てる必要もリサイクルする必要もなくなるんです。」と。なるほどねー。
先生の教えの根本のところには、『愛』があったんですね。
そう思うと、急に武田先生のお書きになった本が読みたくなってきました!
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』。
どうしてなのか?ここらで一度読んでみて、勉強したいと思います!
先日のピーター・バラカンさんもおっしゃってたもの。
「報道は、片側からだけしたのではいけない。
必ず、両サイドから精査してみなくては。」って。
その第一歩として、ハチドリ高柳、勉強します!!
投稿者: 高柳恭子
コメント
リアクション、少々笑ってしまいました。(すみません)
PET (ポリエチレンテレフタレート)は燃やしてもダイオキシンはまず出ません。
(構造式に塩素が入っていません。)
燃やしてダイオキシンが出るので有名なのは塩化ビニルでは?
また、焼却炉によって排出ガスは異なります。 例えば横浜市の焼却炉は燃焼温度が高いので排出ガスの有害物質は少ないとのことです。 しかし焼却炉の性能を変えることは一般の人ではできません。 でもダイオキシンは「けむたい」です。 出来るだけ塩化ビニル製品の購入を避けるとかはできますね。 とは言ってもゴミを出さないというのが基本ですね。 これがハチドリのひとしづくではありませんか。 今朝(7/22)も藤丸アナがCO2濃度を報道していましたね。 まだまだCO2濃度は上昇しています。 植林が必要であることは異論は無いことでしょう。
ところで高柳さん、健康のほうはいかがですか? 何をやるにしても健康が優先されるべきだと思います。 本日もお仕事たくさんされていてご苦労様です。
何かに没頭すれば、リサイクルする頻度が減るって事なんですね。
物を気にし過ぎるのも良くない…、趣味に没頭したら実際に変わるのか、試してみようと思います。
失礼しました。
リサイクルするとエネルギーをたくさん使ってしまうからリサイクルがダメなんて結論づけしてしまうのではエンジニアとしてもう少し考えてほしいものがあります。
消費するエネルギーが少なくて、リサイクルを可能にする技術を開発するのもエンジニアの仕事ですよね。 こういう視点を持ったエンジニアが増えてくださると良いですね。