桜がどんどん満開に近づきつつある、今日の渋谷スペイン坂スタジオにお越しくださったのは、
アロマテラピストのマミ・レヴィさん!
スタジオの中にもぱーっと桜が咲いたかのような、柔らかで春色のオーラを発している、
とても素敵な女性でした。
そんなマミさん、アロマテラピーにこれだけ傾倒されるようになったのは、ご自身の経験がきっかけ。
20代の頃、エステやアロマの勉強をもっとしたくて、イギリスに留学されていた頃のこと。
マッサージの先生が、マミさんにアロママッサージを施してくださったのだそうです。
その日の夜、何度も何度もお手洗いに起き、のどが渇くのでお水をたくさん飲み、
翌日目覚めると・・・!
たくさんの勉強でガチガチになって、亀の甲羅を背負ったかのようだった背中がすっかり楽になり、
まるで重いよろいを脱ぎ捨てたかのように、信じられない軽さの身体があったのだとか!
その衝撃を感じて以来、マミさんはアロマの力を信じて、その力を少しでも多くの人に広めたい、と、
がんばっていらっしゃるのだそうです。
実は私も、マミさんの経営されるお店『マミーズ・タッチ』が大好き♪
足裏マッサージは、本当に痛いけれど、1回でサイズすっきり♪
「むくんでいたんだなー」ということを、自分で実感できるようなマッサージなのです。
でも、実は私、アロマの力については、
「香りをかぐことで気分がリラックスして、なんとなくスッキリしたりする」程度のものだ、と、
勘違いしておりました。
その辺をマミさんにうかがうと、ふんわりと素敵な笑みをたたえたまま、
とてもためになるお話をしてくださいました。
この、精油の成分というのは、吸い込むことによって肺に入り、
そこから血液に乗って脳まで届き、脳で様々な指令を出すのだそうです。
例えば頭痛だったら、「痛くなるのをやめましょう」とか、
疲れだったら「リラックスしましょう」とか。。。
だから「アロマテラピー」というのは、現実に成分が肉体に働きかけて、
効果がきちんと出るのだそうです。
例えば、ジンジャーやガーリックのような強い精油成分は、足の裏に付けてから、
20分くらいたつと、息からもその成分が検出されるほど、身体をめぐる速度も速いとか。
単なる「気分」の問題ではない、ということに、驚いてしまいました。
しかもその成分は、きちんと身体から出て行こう、という働きをするため、
薬のように体内に蓄積されたりすることもなく、だから副作用もないのだそうです。
そのため、老若男女、誰でも使える、というわけなんですね。知らなかった!
元々大好きで、自分でもよくお部屋でアロマをたいたりしていたハチドリ高柳でしたが、
植物のエキスを集めた精油が、そこまでの働きをしてくれるとは思いませんでした。
でも、副作用もないと聞いて、ますますアロマが好きになってしまいました。
自然の力って、本当に素晴らしいですね。
人間の知識の及ばない未知なる力を、まだまだ自然界は蓄えているのだ、と、
感動してしまった25分でした。


そしてマミさん、究極の願いは、「どこのおうちにでも、精油のある暮らし」。
ちょっと郊外の、おじいちゃまが一人暮らしをしているようなおうちにでも、
洗面所にぽっとラベンダーの精油ボトルが置いてある。
そんな国になってほしいと思っていらっしゃるそうです。
イギリスなどでは、もうどんなお家にも精油はあるんですって!
ちょっとした切り傷ややけどなら、アロマオイルをつけておけば治る、ってみんなが知ってるような、
そんな国になってくれたら、気持ちいいですね。
アロマのある暮らし、アナタも春から楽しんでみませんか?