今日スタジオにお迎えしたのは、DJでミュージシャンでもいらっしゃいます、
井上薫さん。「chari chari」としてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。


(優しい物腰に優しい瞳。とてもとても穏やかで、私もつい和んで、
いっぱいしゃべってしまいました。)

3月28日に、Kaoru Inoueワークス集「SEEDS AND GROUND」をリリースする井上さん、
どんなアルバムなんでしょうか?
「今まで自分がやってきた、自分名義の楽曲はもちろん、ここ数年手がけてきた、
Tommy Guerrero、SPECIAL OTHERSへ提供したリミックスや、
DSKとのギターデュオのAURORA、そのライブ音源とか、いろんなモノを入れてみました。」

お、そのDSKという方、先日番組にお越しいただいたPort of notesの小島大介さんですね?
そして、オンエア中にそのAURORA名義の曲を聞かせていただいたところ、
もうなんとも優しい音色のギターデュオで、心底、心癒されてしまいました。

そして、井上さん、なんでもクラブイベントなどで、ちょっと変わった活動をされているとか?

「そうなんです。レギュラーで『FLOATRIBE@UNIT』というパーティーを開いているんですが、
そこに参加する人、一人当たり、1本の木が植えられるようになっているんです。
きっかけは、友人の環境プログラムアドバイザー『CSP』からもちかけられた話だったんですが、
環境とか社会問題に対して行動を起こすためのきっかけを作ったり、
日本や世界で木を植える環境保全活動みたいな、
具体的なアクションを起こす活動をしているんです。
今年の5月で丸1年になりますけど、タイ南部のラノーンという地区で、
マングローブを今までに5,500本植えましたね。」

おぉっ!それって、私たちが4月22日のアースデーに行うコンサートでするアクションと、
一緒じゃないですか!
『コスモ アースコンシャスアクト アースデー・コンサート』でも、コンサートに参加してくださる方、
一人ひとりが1本ずつ、ケニアに木を植えられる仕組みになっているんですよ!

「あぁ、素晴らしいですね。まぁ、僕たちは、ただクラブに踊りに来る人たちで、
あまり環境に関心とかがない人でも、単に音楽を楽しんで踊ったりしているだけで、
木が1本植わってる、というのを知ってほしいんですよ。あまり関心がない人でも、
ちゃんと参加できるんだ、ってことを、多くの人に広めていきたいと思っていますね。
それがきっかけになって、もっといろんな意味で地球のことを考えてくれるようになってくれたら、
もっと嬉しいです。」

素晴らしい!
ハチドリ高柳にとって、クラブに踊りに行ったりするカッコイイ人たちは、どうもちょっぴり遠い存在。
でもその人たちと、今TOKYO FMがやろうとしているアクションが、全く一緒だということに、
感動してしまいました。
井上さんとも、なんだかとっても親しくなれてしまったような、そんな感じ♪(勝手に。。。)
やっぱり、どんな世界に生きている人でも、環境のことを考えているって意味では、
つながってるんですね。
そうやって、少しずついろんな人たちが地球のことを考えていけば、
きっと地球はもっともっとよくなっていくはず。
それを信じて進んでいこう、と、決意を新たにした、ハチドリ高柳だったのでした。