2008年03月20日
ケニア出張日記♪ 4
ケニア出張も今日で4日目。
ナイロビを出て、別の村にも行ったりしているので、かなり楽しんじゃってます♪
今朝はまた早起きして、エンブのホテルを出発。ムベレ、という村に向かいます。
道はまた、かなりのオフロード。2台連ねて行ったのですが、もう前の車はほとんど見えません。
それにしてもこの出張は、お尻が痛くなるなぁ・・・。
そして、ムベレの森林局に到着!
ここでは、JICAの『社会林業強化プロジェクト』と呼ばれるプロジェクトの一貫として、
「ファーマー・フィールド・スクール」という学校が開かれているのだとか。
どんな学校なんでしょうか?
森林局の外には、ハイビスカスが♪
村に続く道は、鮮やかな赤土。雨もわりとよく降るそうで、ほとんど森の様相。
村に入るとレンガの家が建っていて、ケニアでは意外なほど、緑が豊かです。
家の入り口では、村の女性たちがちょっと照れくさそうに出迎えてくれました。
山の中腹にあるこの村は、山を切り開いた形で畑が作られています。
この村は、緑が本当に豊か。プログラムの成果なんでしょうか。
これは、アボカド!!私たちが知っているものより、つるっとしてますよね。
アフリカでは、畑仕事をするのも、家の周りの仕事をするのも、全部女性。
男性は、かつては狩りに行って獲物を捕ってくるのが役目、
最近では、出稼ぎに行っているからなんだそうです。
女性たちは、真剣に木の植え方などを勉強していました。
ちなみに、ここで行われている「ファーマー・フィールド・スクール」というのは、
JICAと森林局が協力して、「半乾燥地」と呼ばれる土地に暮らす人々が、
どうやったらもっと木をうまく活用できるか、ということや、その上手な生育方法、
また、そういった土地での畑の効果的な作り方などの知識や技術を村人に教える学校です。
そして、その生徒たちの中から今度は「先生」を育て、その人に、今後の教育や、
周辺の村への技術指導などを徐々に移行していこう、というプログラムなのだそうです。
つまり、最初はJICAや森林局の人たちが「先生」ですが、
だんだん村人だけで回せるようになっていくのだとか。いわゆる、「自立支援」ですね。
同時にこの学校、かしましい女性同士の情報交換の場でもあります。
木の植え方の勉強の後は、なにやら、お料理の準備が出来始めましたよ。
あれ、火も起こし始めました。
そして、青空料理教室のスタート!今日のレシピは、「青豆を入れたチャパティ」♪
現地では小麦粉がとても高価で、
小麦粉だけのチャパティはクリスマスくらいしか食べられないのだそうです。
でも、青豆は現地で取れるので、これを入れれば、カサも増えるしたんぱく質も取れる。
お料理上手な奥さまは、だんな様にも愛される♪一石三鳥なのです!
火鉢で焼いたチャパティ♪お豆の風味がふんわりとして、香ばしくてとってもおいしかった!
むむ、なにやらいいにおい♪僕にもちょうだーい。
ついでにランチタイム♪キャペツの煮込みをご飯にかけたモノと、左側に見えるのが、
あのアボカド!これが、フルーティーで香りがよく、ほんのり甘く、おいしかった〜♪
アボカドは、野菜でなく果物なんだ、と実感した瞬間でした。
村人たちは、ダンスと歌も披露してくれました。
とても陽気でおしゃべり好き。素敵な方たちだったなぁ。
そして、どこの世界でも子供は天使♪大人にたくさん囲まれて大事に育っているせいか、
ちっとも泣かないんです。
しかも常に誰かが話しかけたり、抱っこしたりしているので、とても穏やか。
そして・・・・・・・・オシャレ!!
ゆったりとした時の流れ。協力隊のときにいた南の島、コスラエ島を思い出しました。
やっぱりこの人たち、とっても幸せそう!
きっとこれまでずっと、同じような生活をしてきたんだろうな。
そしてこれからも、ずっと同じような生活をしていくんだろうな。
彼らの未来が、幸せなものであってほしい。
ただそれだけを強く願った、村人たちとのひと時でした。
モノがあふれる世界にいてしまったら、きっと、見失ってしまうこと。
私たちは、どちらに暮らすべきなんでしょうか?
改めて、自分の胸に問いかけなおしてしまいました。
毎日心の奥底を耕されるような、アフリカの旅。明日もまだまだ続きます。
ナイロビを出て、別の村にも行ったりしているので、かなり楽しんじゃってます♪
今朝はまた早起きして、エンブのホテルを出発。ムベレ、という村に向かいます。
道はまた、かなりのオフロード。2台連ねて行ったのですが、もう前の車はほとんど見えません。
それにしてもこの出張は、お尻が痛くなるなぁ・・・。
そして、ムベレの森林局に到着!
ここでは、JICAの『社会林業強化プロジェクト』と呼ばれるプロジェクトの一貫として、
「ファーマー・フィールド・スクール」という学校が開かれているのだとか。
どんな学校なんでしょうか?
森林局の外には、ハイビスカスが♪
村に続く道は、鮮やかな赤土。雨もわりとよく降るそうで、ほとんど森の様相。
村に入るとレンガの家が建っていて、ケニアでは意外なほど、緑が豊かです。
家の入り口では、村の女性たちがちょっと照れくさそうに出迎えてくれました。
山の中腹にあるこの村は、山を切り開いた形で畑が作られています。
この村は、緑が本当に豊か。プログラムの成果なんでしょうか。
これは、アボカド!!私たちが知っているものより、つるっとしてますよね。
アフリカでは、畑仕事をするのも、家の周りの仕事をするのも、全部女性。
男性は、かつては狩りに行って獲物を捕ってくるのが役目、
最近では、出稼ぎに行っているからなんだそうです。
女性たちは、真剣に木の植え方などを勉強していました。
ちなみに、ここで行われている「ファーマー・フィールド・スクール」というのは、
JICAと森林局が協力して、「半乾燥地」と呼ばれる土地に暮らす人々が、
どうやったらもっと木をうまく活用できるか、ということや、その上手な生育方法、
また、そういった土地での畑の効果的な作り方などの知識や技術を村人に教える学校です。
そして、その生徒たちの中から今度は「先生」を育て、その人に、今後の教育や、
周辺の村への技術指導などを徐々に移行していこう、というプログラムなのだそうです。
つまり、最初はJICAや森林局の人たちが「先生」ですが、
だんだん村人だけで回せるようになっていくのだとか。いわゆる、「自立支援」ですね。
同時にこの学校、かしましい女性同士の情報交換の場でもあります。
木の植え方の勉強の後は、なにやら、お料理の準備が出来始めましたよ。
あれ、火も起こし始めました。
そして、青空料理教室のスタート!今日のレシピは、「青豆を入れたチャパティ」♪
現地では小麦粉がとても高価で、
小麦粉だけのチャパティはクリスマスくらいしか食べられないのだそうです。
でも、青豆は現地で取れるので、これを入れれば、カサも増えるしたんぱく質も取れる。
お料理上手な奥さまは、だんな様にも愛される♪一石三鳥なのです!
火鉢で焼いたチャパティ♪お豆の風味がふんわりとして、香ばしくてとってもおいしかった!
むむ、なにやらいいにおい♪僕にもちょうだーい。
ついでにランチタイム♪キャペツの煮込みをご飯にかけたモノと、左側に見えるのが、
あのアボカド!これが、フルーティーで香りがよく、ほんのり甘く、おいしかった〜♪
アボカドは、野菜でなく果物なんだ、と実感した瞬間でした。
村人たちは、ダンスと歌も披露してくれました。
とても陽気でおしゃべり好き。素敵な方たちだったなぁ。
そして、どこの世界でも子供は天使♪大人にたくさん囲まれて大事に育っているせいか、
ちっとも泣かないんです。
しかも常に誰かが話しかけたり、抱っこしたりしているので、とても穏やか。
そして・・・・・・・・オシャレ!!
ゆったりとした時の流れ。協力隊のときにいた南の島、コスラエ島を思い出しました。
やっぱりこの人たち、とっても幸せそう!
きっとこれまでずっと、同じような生活をしてきたんだろうな。
そしてこれからも、ずっと同じような生活をしていくんだろうな。
彼らの未来が、幸せなものであってほしい。
ただそれだけを強く願った、村人たちとのひと時でした。
モノがあふれる世界にいてしまったら、きっと、見失ってしまうこと。
私たちは、どちらに暮らすべきなんでしょうか?
改めて、自分の胸に問いかけなおしてしまいました。
毎日心の奥底を耕されるような、アフリカの旅。明日もまだまだ続きます。
投稿者: 高柳恭子
コメント
現地の人々の心豊かさ。 とても共感が持てます。
クリスマスのお話から、現地はキリスト教圏であると想像できますね。
放送でお話していた高柳さんのお声、すごく感情も入っていて良かったです。
ダダをこねるコもほとんど見かけないし。
アフリカの子供は本当にかわいいな。
彼らが大人になる頃にはさ、
高柳さんの木も大きく育ってるんだろうね。