2008年03月05日
ツバルの子供たち♪
地球温暖化が叫ばれ始めてから、にわかに世界中に注目をあびている国、ツバル。
「世界で一番最初に沈んでしまうかもしれない国」として、有名になりました。
もし、私たちの住む国、日本が沈んでしまうかもしれないと言われたら・・・?と、
考えはするけれど、行ったことも見たこともない、このツバルという国の危機的な状況を、
本当に自分のこととして感じられている人は、まだまだ少ないような気がします。
ということで今日は、そんなツバルに実際に赴き、そこに住む子供たちの表情や、
彼らが描いた絵を写真におさめた方をお迎えしました。
医学博士で写真家でいらっしゃいます、山本敏晴さんです!
(NPO法人『宇宙船地球号』の事務局長でもあり、『国際協力師』という、
新しい職業を提唱して、「本当に意味のある国際協力」を求め活動していらっしゃいます。)
医師として、写真家として、世界の70カ国以上を訪れ、
40カ国以上でプロジェクトを実施された実績をお持ちの山本さん。
今回は、『地球温暖化、沈みゆく楽園ツバル』を出版されました。
その本の副題に、「〜あなたのたいせつなものはなんですか?〜」と付いていたのに、
ハチドリ高柳は目を惹かれました。
「地球の温度は、21世紀の間に最高で6.4度上昇し、海面は最大で59cm上昇する、
といわれています。ツバルの土地の高さは、平均でおよそ1m。
全てが1mあるわけではありませんから、本当に沈んでしまうかもしれないんです。
そんな国の子供たちが、何を考え、どんなものを大切に思っているかを、
知りたいと思いました。」
確かに、私が青年海外協力隊で2年間暮らした島、コスラエ島も、
満月の大潮になってしまうと、
家中、胸の辺りまで水びたしになってしまう家がありました。
温暖化の影響は、私たち日本に住む人々には見えていないだけで、
実際に、日々体感している人たちがたくさんいるのです。
そして、山本さんの写真集を見せていただいたとき、
コスラエ人とあまりにも顔がそっくりな子供たちに、胸が詰まる思いがしました。
彼らが、「たいせつ」と言っていたものは・・・。
「ツバルの美しい砂浜」 (ノウアラ 10歳 女子)
「ツバルの美しい夕暮れ」 (イエファタ 15歳 男子)
「人々のつながり」 (ミロ 10歳 女子)
「学校」 (モエペティ 13歳 女子)
「いろいろな、ちがう考えの人たちが、それでも手をつなぎあい、仲良く暮らすこと」
(ジャプア 13歳 女子)
自分たちはほとんど出していないCO2の被害をまともにかぶり、
沈んでいこうとしている、ツバルという国。
その子供たちは、そんな哀しい現実に直面しているからこそ、
その国の美しさと、地球の大切さを、より一層愛しく想い、
守ろうとしているのかもしれません。
日本からは見えない、遠い遠い場所にある、美しい島に暮らす子供たち。
アナタも、一度ぜひ山本さんの写真で、その目の輝きをご覧になってみてくださいね。
きっと、何かを感じてもらえると思います。
「世界で一番最初に沈んでしまうかもしれない国」として、有名になりました。
もし、私たちの住む国、日本が沈んでしまうかもしれないと言われたら・・・?と、
考えはするけれど、行ったことも見たこともない、このツバルという国の危機的な状況を、
本当に自分のこととして感じられている人は、まだまだ少ないような気がします。
ということで今日は、そんなツバルに実際に赴き、そこに住む子供たちの表情や、
彼らが描いた絵を写真におさめた方をお迎えしました。
医学博士で写真家でいらっしゃいます、山本敏晴さんです!
(NPO法人『宇宙船地球号』の事務局長でもあり、『国際協力師』という、
新しい職業を提唱して、「本当に意味のある国際協力」を求め活動していらっしゃいます。)
医師として、写真家として、世界の70カ国以上を訪れ、
40カ国以上でプロジェクトを実施された実績をお持ちの山本さん。
今回は、『地球温暖化、沈みゆく楽園ツバル』を出版されました。
その本の副題に、「〜あなたのたいせつなものはなんですか?〜」と付いていたのに、
ハチドリ高柳は目を惹かれました。
「地球の温度は、21世紀の間に最高で6.4度上昇し、海面は最大で59cm上昇する、
といわれています。ツバルの土地の高さは、平均でおよそ1m。
全てが1mあるわけではありませんから、本当に沈んでしまうかもしれないんです。
そんな国の子供たちが、何を考え、どんなものを大切に思っているかを、
知りたいと思いました。」
確かに、私が青年海外協力隊で2年間暮らした島、コスラエ島も、
満月の大潮になってしまうと、
家中、胸の辺りまで水びたしになってしまう家がありました。
温暖化の影響は、私たち日本に住む人々には見えていないだけで、
実際に、日々体感している人たちがたくさんいるのです。
そして、山本さんの写真集を見せていただいたとき、
コスラエ人とあまりにも顔がそっくりな子供たちに、胸が詰まる思いがしました。
彼らが、「たいせつ」と言っていたものは・・・。
「ツバルの美しい砂浜」 (ノウアラ 10歳 女子)
「ツバルの美しい夕暮れ」 (イエファタ 15歳 男子)
「人々のつながり」 (ミロ 10歳 女子)
「学校」 (モエペティ 13歳 女子)
「いろいろな、ちがう考えの人たちが、それでも手をつなぎあい、仲良く暮らすこと」
(ジャプア 13歳 女子)
自分たちはほとんど出していないCO2の被害をまともにかぶり、
沈んでいこうとしている、ツバルという国。
その子供たちは、そんな哀しい現実に直面しているからこそ、
その国の美しさと、地球の大切さを、より一層愛しく想い、
守ろうとしているのかもしれません。
日本からは見えない、遠い遠い場所にある、美しい島に暮らす子供たち。
アナタも、一度ぜひ山本さんの写真で、その目の輝きをご覧になってみてくださいね。
きっと、何かを感じてもらえると思います。
投稿者: 高柳恭子
コメント
何て純粋なこころを持っているのでしょうか?
都会に住む私がつい忘れていた、大切な気持ち。
再び思う出させてくださいまして、ありがとうございました。