さて、昨日はケニア話で毎日新聞の真田さんと盛り上がってしまいましたが、
一体なぜ、ハチドリ高柳がケニアに行くのか、疑問に思っていらっしゃる方も、
多いでしょうね。
実は、ワンガリ・マータイさんとお会いするためなんです!!

TOKYO FMでは、毎年4月22日のアースデーに、日本武道館で、
「地球環境のことを考えるコンサート」を開催してきました。今年でもう19回目。
それが、「アースデー・コンサート」。
今年は、これ! 綾香さん、BONNIE PINKさん、ダニエル・パウターさんのご出演が、
決定しました♪

チケットは、1枚6000円。
そして、このチケットに仕掛けが♪
チケットを1枚買っていただくと、その中から1ドルが自動的に、
毎日新聞社を通じて、ケニアのワンガリ・マータイさんが行っている植林活動、
『グリーンベルト運動』に寄付されることになっているんです。
つまり、コンサートを見に来ていただくだけで、遠いアフリカの国ケニアに、
アナタの木が一本植わることになる、というわけです!

じゃ、なぜ1ドルなんでしょうか?
それはね、苗木が1本5〜7円のケニアでも、
その木がちゃんと根付くまで面倒を見ると、1ドルくらいはかかってしまうから。
でも逆に言えば、きちんと育つまで責任を持ちますよ、ということなんです♪

そして、砂漠化の深刻なケニアでは、植林は重要な環境運動。
マータイさんは、たった7本の木を植えるところから始め、今では4000万本もの木を、
アフリカに根付かせています。
植えるのは、主に女性。踊ったり歌を歌ったりしながら、楽しく植えるんですって!
その裏には、アフリカの女性の地位向上、といった意味合いも隠れています。
そんなところも取材して、ハチドリ高柳、その映像も撮って来たいと思っています!

マータイさんとのインタビューや、グリーンベルト運動で木を植える女性の様子などは、
コンサート当日の武道館でご紹介することになっています。
下手すると、私が映像も撮ってくることになるかも!?
(それって、使えるの?って、聞かないで。。。仕上げをごろうじろ・・・。)

それは置いておいても、こんな3人のコラボが見られる豪華なコンサートは、
他にありません!
音楽を楽しむだけで、アフリカにアナタの木が植わるコンサート。
環境意識の高いアナタも、音楽が大好きなアナタも、
4月22日(火)の夜は、一緒に武道館で盛り上がりましょ!!
夜6時会場、7時開演です♪

チケットは、もう買うことが出来ますよ。
売り切れちゃうといけませんから、お早めに、ね♪
こちらから ↓
http://www.tfm.co.jp/index.html
投稿者: 高柳恭子
今日ゲストにお越しいただいたのは、以前もゲストに来ていただいた、
毎日新聞の真田和義さん!
実はハチドリ高柳が、今度の日曜日から1週間、ケニアに出張することになり、
ケニアに詳しい方に来ていただこうと思っていたとき、
毎日新聞の社内で「ケニアへの定期券を持っている!」と評判だという真田さんを、
ひょっこり思い出してしまったのです♪
ケニアのお話、たっぷりうかがうべく、お待ちしておりました。

(ということで、編集長とは1週間のお別れです・・・、と、泣こうと思ったけど、
ケニア行きに興奮して、ハチドリ高柳はかなりの笑顔。あれ、でも編集長も嬉しそう・・・?)

まずは真田さんに、「ケニアってどんなとこ?」ってことを、ざっくりお伺いしました。

「まずとにかくね、人がいいんですよ。
おおらかだし、ちゃんと教育を受けて、すごく紳士な人も多い。
日本にいるケニア大使のAworiさんなんて、本当に素晴らしい方ですよ。
気候もいいんですね。首都のナイロビあたりだと、標高が1,500mを超えてるから、
赤道直下なのに涼しくて、軽井沢みたいですよ。ナイロビは人口220万ですから、
大都会ですよ。」

あら。私が夢見ていた、布を巻いて槍を持った人たちが、
大平原で牛を追っているイメージとはずいぶん違いますね!

「もちろん、マサイの村とか、そういう人たちもまだ残ってますよ。
でもナイロビは違いますね。でね、意外と知られていないんだけど、おいしいのが紅茶。
コーヒーは知られてるけど、紅茶ってイメージ、あまりないでしょ?
でも、年間32トンくらい輸出されていて、主にイギリス向けなんだけど、
日本にも1トンくらい入ってきてるんですよ。
チャイみたいにして飲むんだけど、すごくおいしい。」

そっか。イギリスの植民地だったこともありますから、
イギリスの文化を受け継いでいるところがあるんですね。
そして、そんな文化の中からは、ノーベル平和賞に輝いたワンガリ・マータイさんなど、
素晴らしい女性が生まれました。

「彼女はホントに素晴らしい方ですね。今や世界的に有名な環境活動家ですしね。
でも、彼女が日本に来たときには、
『日本の川ってすごくキレイで、こんな川に住む魚たちは幸せね。』なんて言ってましたよ。
ケニアの川は、砂漠化でもう泥が入ってしまって、とても汚れているんだそうです。
小さい頃マータイさんは、家の近所の川でオタマジャクシを手ですくったりしていて、
その可愛らしさを見たおかげで、生物学に興味を持ったらしいんだよね。」

へぇーっ!さすがはマータイさんに何度もお会いになっている真田さん!
そんな裏話もご存知とは!!
でも、ケニアの方たちから見て、日本の川の方がキレイだ、と思われるとは、
ちょっと以外でした。日本の環境保全、うまくいっているのかもしれませんね。

ということで、もうハチドリ高柳のケニア熱は高まるばかり!
え?どうしてケニアに行くのか、って?
それはまた、明日のブログでご説明します!!
投稿者: 高柳恭子
おととい、サーフフォトグラファーの佐藤傳次郎さんにゲストに来ていただいたとき、
「フィルムショーを一緒にやっているKazzっていうのがいるんだけど、
これがまたいい男でねー。」なんてお話をうかがいました。
傳次郎さんのお話のバックでかかっていた、心安らぐインストのメロディーは、
ほとんどがこのKazzさんのアルバムからのものでした。
その音楽があまりに素敵だったので、機動力が命の『Hummingbird』、
すぐにKazzさんをブッキングするべく動き回り、今日、来ていただいちゃいました!

(やわらかい笑顔がとても素敵なKazzさん。私も編集長も、
なにやら意外な共通点がいっぱいだったんですよ。)

アコースティックギターやカリンバ、ジャンベを使ったオリジナル曲を中心に、
由比ガ浜のBAR『麻心(まごころ)』などでライブ演奏を行っているKazzさん。
20代をアメリカ、フランス、西アフリカで過ごされました。
そしてなんと、西アフリカのニジェール共和国では、ハチドリ高柳の古巣、
青年海外協力隊で、音楽隊員として、人々にギターを教えていらしたんだとか!
もうそれだけで、ハチドリ高柳の親近感は天に登るほど急上昇♪
おまけに、ハチドリ高柳の幼なじみと、今一緒に仕事をされているんだとか!!
ビックリしちゃいました。

そして、ちょうど2枚目のアルバムの発売日だったこの日、
新しいアルバムを見せていただくと・・・・・・え?
『堀内ブギ』って、この曲一体・・・?

「あぁ、僕今、鎌倉の堀内って所に住んでるんですよ。
レコーディングもジャケットの撮影も、みんな堀内でやったから、『堀内ブギ』。」

これには、編集長が大喜び!「俺の曲だよー♪」ととても嬉しそうでした。

そしてKazzさんには、生演奏をしていただくことに。
でも、ふと見るとスタジオには、ギターが2本にジャンベがひとつ。
足元にはなにやら小さいペダルが付いたアンプのような機械・・・。
お一人で演奏するには、ずいぶん楽器の数が多いような・・・?

演奏が始まると、まずKazzさんは「ポコポコ・・・」とリズムを取りながら、
ギターを叩き始めました。
そして、おもむろにそのギターを置き、もうひとつのギターへと手を伸ばします。
でも、あれっ?「ぽこぽこ」は、ずっと聞こえたまま・・・?

するとKazzさん、ギターを「ぽろろん・・・」と弾き始めました。
しばらくすると、今後はギターを「じゃららんじゃららん」とかき鳴らし始めます。
でも、あれ、あれ??「ぽこぽこ」も、「ぽろろん」も、ずっと聞こえてる!なんでっ??
まるでKazzさんの手が、2本も3本もあるかのような演奏。
でもその奏でられる音楽はとにかく、力強くも少し切なくてもの悲しくて、
私と編集長は、あっという間に引き込まれ、
オンエアも忘れてリズムの波に身を任せてしまいました。

そのうちにKazzさんは、ギターをついに置いて、ジャンベを力強く叩き始めました。
それでも、「ぽこぽこ」も「ぽろろん」も、「じゃららんじゃららん」も、
全部聞こえてる!でも、もうそんなことどうでもいいほど、素晴らしい演奏でした。

種明かしをすると、足元にあった小さなアンプのような機械に、
一度刻んだリズムなどを録音し、それを足のペダルで操作して、
ループで出しているのだとか。その技術に、ハチドリ高柳は敬服しました!

でも、これは絶対、実際に見ながら聞いた方がいい音楽です。
編集長と私は、もうライブに行く気マンマン!
まずは、CD,そしてHPをチェックしてみてくださいね!

http://www.kazz.vg/index.html
投稿者: 高柳恭子