2007年03月04日
NYのゴミ問題
今日スタジオにお迎えしたのは、NY在住のシンガー、コトリンゴさん!
月桂冠『月』のテレビCMでバックに流れている、
「こんに・ちは・・・さよ・なら・・・おや・すみ・・・またあ・し・た・・・・・・」と、
つぶやくように歌っている歌手の方、といえば、お分かりになる方も多いかもしれませんね。
日本にお住まいではないので、お目にかかったことがある人も少なく、
ベールに包まれた素顔はどんな方なのか?と、ワクワクしながらお待ちしていました。スタジオに現れたコトリンゴさんは、もう歌の雰囲気そのままの、「小鳥」な感じの方!
大きな瞳におっとりとしたしゃべり方。
周りの人すべてをふんわりと包み込むような、あったかくて優しい空気感を漂わせた女性でした。
そんなコトリンゴさん、ご存知坂本龍一さんとエイベックスが組んでスタートさせた、
新レーベル『commons』からCDをリリースされました。
そのレーベルとは、「環境に優しいこと」をうたったCDレーベル。
音楽業界でも、新しい試みとして注目を集めています。
具体的な取り組みとしては、例えば、エイベックスのビルの中で、
この『commons』のお部屋だけは、グリーン電力をつかっている、とか、
このレーベル所属のプロモーターさんたちは、
ペットボトルの再利用で作られた名刺を持っている、とか、
プロモーターさんたちが持ち歩く大量のCDを入れるために、
エコバックを作ったり、とか、本当に色々な取り組みをなさっています。
中でもコトリンゴさんが説明してくださった中で、私が「画期的!」と感じてしまったのが、
紙製のCDケース。
今、流通しているCDケースって、大きく2つに分かれているような気がしませんか?
オールプラスティックのものと、紙で出来た薄めのもの。
その、紙で出来ているものでさえ、CDがはさんである部分はプラスティックだったりしますよね。
でも、『commons』で作っているケースは、もちろんその部分も紙製。
そして、CDケースになるべき紙を作るために、なんとスウェーデンに植林までし、
その木で紙を作っているのです!何度か番組でもご紹介したとおり、木は、再生可能な、とってもサステナブルな資源。
紙を作るためだから、と、無計画に伐採するのは環境破壊だけど、
きちんと計画を立てて植林をし、その木を切って紙を作り、また植える。
そのサイクルを繰り返せば、木を切る事は、決して無謀な環境破壊ではないのです。
そんな取り組みまでしている、新レーベルの『commons』、
がんばってほしいな、と思ってしまったのでした。
さて、そんな説明をしてくださったコトリンゴさんに、今お住まいのNYの環境をうかがってみました。
すると、驚くべき事実が!
NYでは、すべてのゴミを一緒に出してしまい、そのアパートごとに雇っている専門の方が、
中身をあけて分別をするのだそうです。
それって、ちょっとびっくり!!
だって、ゴミって1番プライベートなものだし、それを見られちゃうってちょっと抵抗がありませんか?
それに、そのやり方だと、住民一人ひとりの意識が、高まらないような気がするんですよね。
日本のある地区では、ごみの分別をより細分化して細かくしたら、
ゴミの量が以前の10分の1に減ったとか。
いっぺんに捨てられちゃって楽チンだと、ゴミの量を減らす努力をしなくても良くなっちゃうし、
でも、分別がとっても面倒くさいと、何とかゴミの量を減らして楽をしよう、というのが、
人間の心理のような気がします。
だから、NYの人たちも、自分で分別した方が、
ゴミのことをもっときちんと考えるんじゃないかな・・・。
でも、NYでは雇用も深刻ですし、
ゴミの分別をお仕事にして生計を立ててる方もいらっしゃるのでしょうし、
一概にこう、とは言えません。あー、難しいなー。。。。。。
おっとりと優しいコトリンゴさんの瞳を見つめながらも、
またちょっぴり悩んでしまった、ハチドリ高柳だったのでした。
月桂冠『月』のテレビCMでバックに流れている、
「こんに・ちは・・・さよ・なら・・・おや・すみ・・・またあ・し・た・・・・・・」と、
つぶやくように歌っている歌手の方、といえば、お分かりになる方も多いかもしれませんね。
日本にお住まいではないので、お目にかかったことがある人も少なく、
ベールに包まれた素顔はどんな方なのか?と、ワクワクしながらお待ちしていました。スタジオに現れたコトリンゴさんは、もう歌の雰囲気そのままの、「小鳥」な感じの方!
大きな瞳におっとりとしたしゃべり方。
周りの人すべてをふんわりと包み込むような、あったかくて優しい空気感を漂わせた女性でした。
そんなコトリンゴさん、ご存知坂本龍一さんとエイベックスが組んでスタートさせた、
新レーベル『commons』からCDをリリースされました。
そのレーベルとは、「環境に優しいこと」をうたったCDレーベル。
音楽業界でも、新しい試みとして注目を集めています。
具体的な取り組みとしては、例えば、エイベックスのビルの中で、
この『commons』のお部屋だけは、グリーン電力をつかっている、とか、
このレーベル所属のプロモーターさんたちは、
ペットボトルの再利用で作られた名刺を持っている、とか、
プロモーターさんたちが持ち歩く大量のCDを入れるために、
エコバックを作ったり、とか、本当に色々な取り組みをなさっています。
中でもコトリンゴさんが説明してくださった中で、私が「画期的!」と感じてしまったのが、
紙製のCDケース。
今、流通しているCDケースって、大きく2つに分かれているような気がしませんか?
オールプラスティックのものと、紙で出来た薄めのもの。
その、紙で出来ているものでさえ、CDがはさんである部分はプラスティックだったりしますよね。
でも、『commons』で作っているケースは、もちろんその部分も紙製。
そして、CDケースになるべき紙を作るために、なんとスウェーデンに植林までし、
その木で紙を作っているのです!何度か番組でもご紹介したとおり、木は、再生可能な、とってもサステナブルな資源。
紙を作るためだから、と、無計画に伐採するのは環境破壊だけど、
きちんと計画を立てて植林をし、その木を切って紙を作り、また植える。
そのサイクルを繰り返せば、木を切る事は、決して無謀な環境破壊ではないのです。
そんな取り組みまでしている、新レーベルの『commons』、
がんばってほしいな、と思ってしまったのでした。
さて、そんな説明をしてくださったコトリンゴさんに、今お住まいのNYの環境をうかがってみました。
すると、驚くべき事実が!
NYでは、すべてのゴミを一緒に出してしまい、そのアパートごとに雇っている専門の方が、
中身をあけて分別をするのだそうです。
それって、ちょっとびっくり!!
だって、ゴミって1番プライベートなものだし、それを見られちゃうってちょっと抵抗がありませんか?
それに、そのやり方だと、住民一人ひとりの意識が、高まらないような気がするんですよね。
日本のある地区では、ごみの分別をより細分化して細かくしたら、
ゴミの量が以前の10分の1に減ったとか。
いっぺんに捨てられちゃって楽チンだと、ゴミの量を減らす努力をしなくても良くなっちゃうし、
でも、分別がとっても面倒くさいと、何とかゴミの量を減らして楽をしよう、というのが、
人間の心理のような気がします。
だから、NYの人たちも、自分で分別した方が、
ゴミのことをもっときちんと考えるんじゃないかな・・・。
でも、NYでは雇用も深刻ですし、
ゴミの分別をお仕事にして生計を立ててる方もいらっしゃるのでしょうし、
一概にこう、とは言えません。あー、難しいなー。。。。。。
おっとりと優しいコトリンゴさんの瞳を見つめながらも、
またちょっぴり悩んでしまった、ハチドリ高柳だったのでした。