2007年11月29日
歌でエイズ予防!
エイズウィーク最終日。
今日のスタジオにお越しいただいたのは、
『インターナショナルボランティアエキスパート』の、山田耕平さん!
ハチドリ高柳とは、青年海外協力隊仲間でもあります。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/32/kohei.JPG)
(協力隊から帰国後、おうわさはカネガネ、だった耕平さん。
アプローチし続けて、やっとゲストにお迎えすることが出来ました。嬉しかった!)
耕平さんは、大学を卒業後、協力隊の「村落開発普及員」として、
アフリカのマラウイに赴任されました。
そこで、アフリカにおけるエイズの現状を知り、「エイズは自分たちの問題なんだ!」と、
強く実感されたのだとか。
そこで、その認識を一人でも多くの人に持ってもらおう、と、
マラウイの言葉「チェワ語」で、歌を歌いました。
その曲「ディマクコンダ(=君を愛してる)」は、マラウイのヒットチャートで何ヶ月も1位を独走し、
ついには、マラウイのレコード大賞にもノミネートされたんですよ!
マラウイで最も有名な日本人、それが、山田耕平さんなのです。
そして今は日本で、エイズの予防啓発運動を積極的にされていて、
エイズ関連のイベントには、ほぼ必ず、耕平さんの姿を見かけます。
「マラウイなど、アフリカの国ってやっぱり貧しいわけですよ。
自分がHIVに感染していることがわかっても、薬は何百キロも離れた街まで行かなければ、
手に入らないことも多いんです。薬はどこかの国の寄付団体からタダで援助されていても、
病院に行く交通費がないから、薬をもらうことが出来ない人がとても多いんですね。
そして、『だったらHIV検査に行って、自分の感染がわかっても、何の意味があるんだ?』
と思ってしまう人が多いんです。」
アフリカの現状を見てきた耕平さんは、その内実をよくご存知です。
でも、だからと言って、検査に行かなくていい、というわけではない・・・。
「今アフリカで増えているのは、自分の感染を知らずに、
愛するパートナーにHIVをうつしてしまう、という悲劇です。
そんな悲劇を防ぐために、とにかく検査に行ってほしい、という想いをこめて歌を作りました。」
でも、そんな悲劇が増えているのは、アフリカだけではなく、日本でも同じです。
1日に、およそ4人の感染が発覚しているのですから、いつ自分のパートナーが感染しても、
おかしくないわけですよね。
「でも、日本はまだ恵まれていると思います。
検査を受けられる場所はたくさんあるし、行けばただで受けられる。
たとえ感染が発覚しても、発症を抑える薬は、お給料で買えるくらいの値段で必ず手に入る。
だからこそ、一体どうしてこんなに恵まれた日本で、感染が増えるんだ!?と言いたいんです。
それは、絶対に止めなくてはいけない。」
確かに、アフリカの現状に比べれば、私たちははるかに恵まれた環境に暮らしています。
だからこそ、先進国の責任として、このHIVをこれ以上増やしてはいけないのではないか。
そんな風に思いました。
とにかく、一人でも多くの人に検査に行ってほしい。
知らずに、愛する人を感染してしまう悲劇を、繰り返さないで欲しい。
そして、はるか遠いアフリカで毎日起きている悲劇にも、手を差し伸べられるように、
日本の国内で、知識や医療の向上を目指したい。
そんな風に心から強く願った、ハチドリ高柳だったのでした。
考えなくてはいけないこと、知らなくてはいけないこと。
まだまだたくさんありすぎて、自分の中でも、考えがまとまりません。
このエイズウィーク、あなたは、何を感じてくれましたか?
今日のスタジオにお越しいただいたのは、
『インターナショナルボランティアエキスパート』の、山田耕平さん!
ハチドリ高柳とは、青年海外協力隊仲間でもあります。
(協力隊から帰国後、おうわさはカネガネ、だった耕平さん。
アプローチし続けて、やっとゲストにお迎えすることが出来ました。嬉しかった!)
耕平さんは、大学を卒業後、協力隊の「村落開発普及員」として、
アフリカのマラウイに赴任されました。
そこで、アフリカにおけるエイズの現状を知り、「エイズは自分たちの問題なんだ!」と、
強く実感されたのだとか。
そこで、その認識を一人でも多くの人に持ってもらおう、と、
マラウイの言葉「チェワ語」で、歌を歌いました。
その曲「ディマクコンダ(=君を愛してる)」は、マラウイのヒットチャートで何ヶ月も1位を独走し、
ついには、マラウイのレコード大賞にもノミネートされたんですよ!
マラウイで最も有名な日本人、それが、山田耕平さんなのです。
そして今は日本で、エイズの予防啓発運動を積極的にされていて、
エイズ関連のイベントには、ほぼ必ず、耕平さんの姿を見かけます。
「マラウイなど、アフリカの国ってやっぱり貧しいわけですよ。
自分がHIVに感染していることがわかっても、薬は何百キロも離れた街まで行かなければ、
手に入らないことも多いんです。薬はどこかの国の寄付団体からタダで援助されていても、
病院に行く交通費がないから、薬をもらうことが出来ない人がとても多いんですね。
そして、『だったらHIV検査に行って、自分の感染がわかっても、何の意味があるんだ?』
と思ってしまう人が多いんです。」
アフリカの現状を見てきた耕平さんは、その内実をよくご存知です。
でも、だからと言って、検査に行かなくていい、というわけではない・・・。
「今アフリカで増えているのは、自分の感染を知らずに、
愛するパートナーにHIVをうつしてしまう、という悲劇です。
そんな悲劇を防ぐために、とにかく検査に行ってほしい、という想いをこめて歌を作りました。」
でも、そんな悲劇が増えているのは、アフリカだけではなく、日本でも同じです。
1日に、およそ4人の感染が発覚しているのですから、いつ自分のパートナーが感染しても、
おかしくないわけですよね。
「でも、日本はまだ恵まれていると思います。
検査を受けられる場所はたくさんあるし、行けばただで受けられる。
たとえ感染が発覚しても、発症を抑える薬は、お給料で買えるくらいの値段で必ず手に入る。
だからこそ、一体どうしてこんなに恵まれた日本で、感染が増えるんだ!?と言いたいんです。
それは、絶対に止めなくてはいけない。」
確かに、アフリカの現状に比べれば、私たちははるかに恵まれた環境に暮らしています。
だからこそ、先進国の責任として、このHIVをこれ以上増やしてはいけないのではないか。
そんな風に思いました。
とにかく、一人でも多くの人に検査に行ってほしい。
知らずに、愛する人を感染してしまう悲劇を、繰り返さないで欲しい。
そして、はるか遠いアフリカで毎日起きている悲劇にも、手を差し伸べられるように、
日本の国内で、知識や医療の向上を目指したい。
そんな風に心から強く願った、ハチドリ高柳だったのでした。
考えなくてはいけないこと、知らなくてはいけないこと。
まだまだたくさんありすぎて、自分の中でも、考えがまとまりません。
このエイズウィーク、あなたは、何を感じてくれましたか?
2007年11月29日
薬害エイズ事件とは
12月1日の世界エイズデーに向けて、エイズウィークでお届けしている『Hummingbird』、
今日のゲストは「薬害エイズ事件」当事者でいらっしゃいます、参議院議員、川田龍平さんです。
19歳のときの実名公表であまりにも有名な川田さんですが、
実際にお目にかかってお話をうかがえるのは初めて。
ハチドリ高柳も、少し緊張して川田さんのご到着をお待ちしておりました。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/32/kawada.JPG)
(でも川田さんは、穏やかで落ち着いた物腰としゃべり口調。痛みを知っている方に特有の、
深い人間性のようなものを感じました。)
まずはこのブログを読んでくださっている方のために、もう1度、「薬害エイズ事件」について、
簡単にご説明しましょう。
1970年代後半から1980年代にかけて、血友病の治療用に使われた、
「非加熱の血液製剤」というものにHIVウィルスが混入しており、その血液製剤を投与された、
世界中の患者の方が、HIVに感染した、という事件です。
そして川田さんは、生後6ヶ月で血友病と診断され、そのときに治療のために投与された、
「輸入血液製剤」によってHIVに感染。
10歳のときに、お母様である川田悦子さんから、HIV感染を告知されました。
17歳のときにHIV訴訟の原告団に加わり、19歳で実名を公表。
HIV訴訟では先導的な役割を果たし、ついに国側の大幅譲歩による和解、という、
事実上の勝訴を勝ち取りました。
そして今年の夏、東京都から無所属で立候補され、当選。
現在は、参議院議員として活躍されていらっしゃいます。
ここまで、長い長い道のりを戦い続けていらした、強い精神力を持つ川田さん。
でも、10歳のときに感染を告知されたときには、
やはり相当ショックだったのではないでしょうか?
「そうですね。今は全然そんな風に思っていないですけど、当時は母親に、
『僕はエイズだったら自殺するよ』って言ってしまったんです。
当時はやはり、死の病っていう印象も強かったですし、僕はもう長く生きられないんだ、と思って、
その日が楽しければいいや、みたいな生活をしてしまったときもありましたね。
母親は、とても苦しんでしまったみたいです。」
そうですよね・・・。10歳の幼い子には、あまりにもつらい宣告ですよね。
でも、そこから気持ちを切り替えて、戦う気力を付けてくれたのは・・・?
「僕は幸いなことに、友達に言うことが出来たんです。
そしたらその友達が、『僕は気にしないよ。昨日のお前と今日のお前と、
違うところなんかないんだから。』と言ってくれた。
また、『でも、同情もしないよ』とも言ってくれたんです。その言葉が、とても大きかった。
同情されるのが、一番つらいんです。」
本当に、素晴らしいお友達がいらしたんですね!
やっぱり、HIVに感染した方が身近にいたとき、そしてその方からカミングアウトされたとき、
その方をどうやって受け入れ、支えたらいいのかが、
私たちとって大きな課題のような気がします。
でも、1日におよそ4人ずつの感染者が発覚している日本では、
すぐ隣の友人から、または会社の隣のデスクの方から、
そういう告白をされる日が来ない、とは、絶対に言えないのです。
同情はしない。でも、きちんと理解し、受け入れ、支える。
言葉にすることは簡単でも、実際に相手を絶対に傷つけないように出来るのか?
正直言って私も不安です。
でも、そのための努力は最大限にしていきたい。
そして、少しでも悩んだり苦しんだりしている感染者の方たちが、
カミングアウトしやすい社会を作るために、私に出来ることは全てしたい。
でも、そのために出来ることは何なのか?
川田さんにお目にかかったのをきっかけに、何度もぐるぐると考えてしまった、
今日のハチドリ高柳でした。
今日のゲストは「薬害エイズ事件」当事者でいらっしゃいます、参議院議員、川田龍平さんです。
19歳のときの実名公表であまりにも有名な川田さんですが、
実際にお目にかかってお話をうかがえるのは初めて。
ハチドリ高柳も、少し緊張して川田さんのご到着をお待ちしておりました。
(でも川田さんは、穏やかで落ち着いた物腰としゃべり口調。痛みを知っている方に特有の、
深い人間性のようなものを感じました。)
まずはこのブログを読んでくださっている方のために、もう1度、「薬害エイズ事件」について、
簡単にご説明しましょう。
1970年代後半から1980年代にかけて、血友病の治療用に使われた、
「非加熱の血液製剤」というものにHIVウィルスが混入しており、その血液製剤を投与された、
世界中の患者の方が、HIVに感染した、という事件です。
そして川田さんは、生後6ヶ月で血友病と診断され、そのときに治療のために投与された、
「輸入血液製剤」によってHIVに感染。
10歳のときに、お母様である川田悦子さんから、HIV感染を告知されました。
17歳のときにHIV訴訟の原告団に加わり、19歳で実名を公表。
HIV訴訟では先導的な役割を果たし、ついに国側の大幅譲歩による和解、という、
事実上の勝訴を勝ち取りました。
そして今年の夏、東京都から無所属で立候補され、当選。
現在は、参議院議員として活躍されていらっしゃいます。
ここまで、長い長い道のりを戦い続けていらした、強い精神力を持つ川田さん。
でも、10歳のときに感染を告知されたときには、
やはり相当ショックだったのではないでしょうか?
「そうですね。今は全然そんな風に思っていないですけど、当時は母親に、
『僕はエイズだったら自殺するよ』って言ってしまったんです。
当時はやはり、死の病っていう印象も強かったですし、僕はもう長く生きられないんだ、と思って、
その日が楽しければいいや、みたいな生活をしてしまったときもありましたね。
母親は、とても苦しんでしまったみたいです。」
そうですよね・・・。10歳の幼い子には、あまりにもつらい宣告ですよね。
でも、そこから気持ちを切り替えて、戦う気力を付けてくれたのは・・・?
「僕は幸いなことに、友達に言うことが出来たんです。
そしたらその友達が、『僕は気にしないよ。昨日のお前と今日のお前と、
違うところなんかないんだから。』と言ってくれた。
また、『でも、同情もしないよ』とも言ってくれたんです。その言葉が、とても大きかった。
同情されるのが、一番つらいんです。」
本当に、素晴らしいお友達がいらしたんですね!
やっぱり、HIVに感染した方が身近にいたとき、そしてその方からカミングアウトされたとき、
その方をどうやって受け入れ、支えたらいいのかが、
私たちとって大きな課題のような気がします。
でも、1日におよそ4人ずつの感染者が発覚している日本では、
すぐ隣の友人から、または会社の隣のデスクの方から、
そういう告白をされる日が来ない、とは、絶対に言えないのです。
同情はしない。でも、きちんと理解し、受け入れ、支える。
言葉にすることは簡単でも、実際に相手を絶対に傷つけないように出来るのか?
正直言って私も不安です。
でも、そのための努力は最大限にしていきたい。
そして、少しでも悩んだり苦しんだりしている感染者の方たちが、
カミングアウトしやすい社会を作るために、私に出来ることは全てしたい。
でも、そのために出来ることは何なのか?
川田さんにお目にかかったのをきっかけに、何度もぐるぐると考えてしまった、
今日のハチドリ高柳でした。
2007年11月29日
エイズのこれから
今週の『Hummingbird』は、12月1日の「世界エイズデー」に向けて、
エイズの予防啓発活動などをされている方を毎日お迎えして、お送りしています。
2日目の今日は、『HIVと人権情報センター(JHC)』の、今井分一郎さんです。
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/32/imai.JPG)
(編集長も、「ホンットに優しい印象の方だったね」とおっしゃったように、
本当に本当に優しい雰囲気を漂わせていらした方でした。)
エイズの問題は、予防ももちろん大事ですが、すでに感染された方々や、
その周りの方へのケアも、やはりとても大切です。
日本では、HIVの感染者のカミングアウト率が非常に低いのですが、
やはり多くの感染者は、差別や偏見に悩んで孤立しているのが現状なのだそうです。
そんな苦しんでいる方たちを守り、直接支援するために、1988年に大阪で発足した、
民間ボランティア団体が、このJHC。
その運動の輪は全国に広がり、今では多種多様な経験を持つ数百人が、
会員として活動されています。
多岐にわたる活動のひとつが、感染者のカウンセリングや電話相談。
毎年、12月1日のエイズデーには、『36時間 AIDS電話相談』を受け付けるそうなのですが、
そこには、毎年1000件を超える相談が入るということです。
(『36時間 AIDS電話相談』 12/1(土)10:00am〜12/2(日)10:00pm 0120−545−036)
「やっぱりね、相談してくる人はもう、切羽詰ってしまっている人が多いんです。
感染不安はあるけれど、怖くてどうしても検査にいけなくて、相談してくる方もいる。
中には、不安なまま検査にも行けず、15年も過ごしてしまった、なんて人もいるんです。」
この今井さんの言葉には、さすがにビックリしてしまいました。
でも、それほどまでに日本の社会というのは、
そのカミングアウトを阻止するものなんでしょうか。
「やっぱり、会社に言えなくて悩んでいる人は多いですね。
言えないがために、一定の時間に飲まなきゃいけない薬を、トイレなどに隠れて飲んで、
『あいつは年中トイレでサボっている』などと言われてしまう。
これも、周りの人がちゃんと理解してあげられる社会であれば、
防げる問題なんです。」
そう。日本の社会にはまだまだ差別や偏見が蔓延していますが、
エイズは基本的に、とてもうつりにくい病気。
日常生活の一部の、握手やハグ、飲み物の回し飲みやキスなどではうつらないことを、
私たちがもっと知らなくてはいけないと思うのです。
そうやってきちんとした知識を身につけたうえで、
ちゃんとそういった方たちを思いやることの出来る社会、そんな成熟した世の中を、
作っていきたいと心から願った、ハチドリ高柳だったのでした。
エイズの予防啓発活動などをされている方を毎日お迎えして、お送りしています。
2日目の今日は、『HIVと人権情報センター(JHC)』の、今井分一郎さんです。
(編集長も、「ホンットに優しい印象の方だったね」とおっしゃったように、
本当に本当に優しい雰囲気を漂わせていらした方でした。)
エイズの問題は、予防ももちろん大事ですが、すでに感染された方々や、
その周りの方へのケアも、やはりとても大切です。
日本では、HIVの感染者のカミングアウト率が非常に低いのですが、
やはり多くの感染者は、差別や偏見に悩んで孤立しているのが現状なのだそうです。
そんな苦しんでいる方たちを守り、直接支援するために、1988年に大阪で発足した、
民間ボランティア団体が、このJHC。
その運動の輪は全国に広がり、今では多種多様な経験を持つ数百人が、
会員として活動されています。
多岐にわたる活動のひとつが、感染者のカウンセリングや電話相談。
毎年、12月1日のエイズデーには、『36時間 AIDS電話相談』を受け付けるそうなのですが、
そこには、毎年1000件を超える相談が入るということです。
(『36時間 AIDS電話相談』 12/1(土)10:00am〜12/2(日)10:00pm 0120−545−036)
「やっぱりね、相談してくる人はもう、切羽詰ってしまっている人が多いんです。
感染不安はあるけれど、怖くてどうしても検査にいけなくて、相談してくる方もいる。
中には、不安なまま検査にも行けず、15年も過ごしてしまった、なんて人もいるんです。」
この今井さんの言葉には、さすがにビックリしてしまいました。
でも、それほどまでに日本の社会というのは、
そのカミングアウトを阻止するものなんでしょうか。
「やっぱり、会社に言えなくて悩んでいる人は多いですね。
言えないがために、一定の時間に飲まなきゃいけない薬を、トイレなどに隠れて飲んで、
『あいつは年中トイレでサボっている』などと言われてしまう。
これも、周りの人がちゃんと理解してあげられる社会であれば、
防げる問題なんです。」
そう。日本の社会にはまだまだ差別や偏見が蔓延していますが、
エイズは基本的に、とてもうつりにくい病気。
日常生活の一部の、握手やハグ、飲み物の回し飲みやキスなどではうつらないことを、
私たちがもっと知らなくてはいけないと思うのです。
そうやってきちんとした知識を身につけたうえで、
ちゃんとそういった方たちを思いやることの出来る社会、そんな成熟した世の中を、
作っていきたいと心から願った、ハチドリ高柳だったのでした。
2007年11月29日
ラジオDJが考えるエイズ
今週の『Hummingbird』は、12月1日の「世界エイズデー」に向けて、
エイズの予防啓発をされている方たちを、毎日お迎えして1週間お送りしていきますよ♪
まず、トップバッターを勤めていただいたのが、ラジオDJの山本シュウさん。
ハチドリ高柳が、TOKYO FMに入社したときからお世話になりっぱなしてる、
大事な大事な兄貴分です。
お会いしたのはとても久しぶりだったのですが、全然そんなときの流れを感じさせず、
会ったとたんに昔の仲良しに戻ってしまいました♪
![](https://www.tfm.co.jp/cms/media/32/syuu.JPG)
(そして、相変わらず熱〜いシュウさん。編集長とも、すぐに意気投合です♪)
もともと、アメリカはNYに住んでいた経験のあるシュウさん。
ご自分の身近にも、HIVに感染する方が多くいらっしゃったことから、HIVやエイズの問題に、
興味をもたれていたのだそうです。
そして、ラジオだけでなくテレビでもお持ちの、幅広い人脈を駆使して、
エイズ予防の啓発を目的とした活動を、積極的に行っていらっしゃいます。
シュウさんが何よりも伝えたい、というのが、「We Are シンセキ!」というメッセージ。
「27代から28代さかのぼれば、日本人なんかぜーんぶ血のつながったシンセキやねん。
エイズの問題も、他人事じゃなくて親戚の問題だと思えば、真剣に考えるようになるやろ?」
確かにエイズの問題は、自分の身近で起きている、自分自身の問題として考えることが、
とても重要なのです。
だって日本では、1日におよそ4人ずつ、感染発覚しているのだそうです!
先進国で、右肩上がりに感染者が増えているのは日本だけという、とても哀しい数字です。
もうエイズの問題は、海の向こうの遠い世界で起こっている遠い話題ではなく、
私たちのすぐ近くで起こっている、とてもとても身近な問題なのです。
「こんなに感染者が増えているのに、こんなに知識がない国も、日本だけやで。
もっともっと、みんなが関心もたなあかんのや。」
そう訴えるシュウさんは、みんなに少しでも関心を持ってもらうために、
CDを発売したり、イベントを開いたりされます。
11月28日には、小田和正さんの楽曲を、絢香さんや加藤ミリヤさん、
GLAYのTERUさんやケツメイシのRYOさんなどが歌った楽曲、
『RED RIBBON SpiritualSong〜生まれ来る子供たちのために』がリリースされました。
このCDの売り上げ収益は、全て「日本エイズストップ基金」に寄付されることになっているので、
CDを購入するだけで、エイズの予防啓発活動に参加することが出来ます。
また、11月30日には、SHIBUYA-AXで、『RED RIBBON LIVE 2007』が開催されます。
こちらも、CDに参加されたアーティストの方や、
アフリカで、青年海外協力隊としてエイズ予防啓発活動をされていた、
山田耕平さん(29日にハミングに遊びに来てくださいます!)などが参加されます。
12月1日のエイズデーに向けて、私たちも少しでも多くの知識を身につけ、
差別や偏見のない社会を作っていきましょうね!
エイズの予防啓発をされている方たちを、毎日お迎えして1週間お送りしていきますよ♪
まず、トップバッターを勤めていただいたのが、ラジオDJの山本シュウさん。
ハチドリ高柳が、TOKYO FMに入社したときからお世話になりっぱなしてる、
大事な大事な兄貴分です。
お会いしたのはとても久しぶりだったのですが、全然そんなときの流れを感じさせず、
会ったとたんに昔の仲良しに戻ってしまいました♪
(そして、相変わらず熱〜いシュウさん。編集長とも、すぐに意気投合です♪)
もともと、アメリカはNYに住んでいた経験のあるシュウさん。
ご自分の身近にも、HIVに感染する方が多くいらっしゃったことから、HIVやエイズの問題に、
興味をもたれていたのだそうです。
そして、ラジオだけでなくテレビでもお持ちの、幅広い人脈を駆使して、
エイズ予防の啓発を目的とした活動を、積極的に行っていらっしゃいます。
シュウさんが何よりも伝えたい、というのが、「We Are シンセキ!」というメッセージ。
「27代から28代さかのぼれば、日本人なんかぜーんぶ血のつながったシンセキやねん。
エイズの問題も、他人事じゃなくて親戚の問題だと思えば、真剣に考えるようになるやろ?」
確かにエイズの問題は、自分の身近で起きている、自分自身の問題として考えることが、
とても重要なのです。
だって日本では、1日におよそ4人ずつ、感染発覚しているのだそうです!
先進国で、右肩上がりに感染者が増えているのは日本だけという、とても哀しい数字です。
もうエイズの問題は、海の向こうの遠い世界で起こっている遠い話題ではなく、
私たちのすぐ近くで起こっている、とてもとても身近な問題なのです。
「こんなに感染者が増えているのに、こんなに知識がない国も、日本だけやで。
もっともっと、みんなが関心もたなあかんのや。」
そう訴えるシュウさんは、みんなに少しでも関心を持ってもらうために、
CDを発売したり、イベントを開いたりされます。
11月28日には、小田和正さんの楽曲を、絢香さんや加藤ミリヤさん、
GLAYのTERUさんやケツメイシのRYOさんなどが歌った楽曲、
『RED RIBBON SpiritualSong〜生まれ来る子供たちのために』がリリースされました。
このCDの売り上げ収益は、全て「日本エイズストップ基金」に寄付されることになっているので、
CDを購入するだけで、エイズの予防啓発活動に参加することが出来ます。
また、11月30日には、SHIBUYA-AXで、『RED RIBBON LIVE 2007』が開催されます。
こちらも、CDに参加されたアーティストの方や、
アフリカで、青年海外協力隊としてエイズ予防啓発活動をされていた、
山田耕平さん(29日にハミングに遊びに来てくださいます!)などが参加されます。
12月1日のエイズデーに向けて、私たちも少しでも多くの知識を身につけ、
差別や偏見のない社会を作っていきましょうね!