2007年10月02日
クジラを捕るのはなぜ?
今日スタジオにお招きしたのは、作家で翻訳家の、
星川淳さん!
普段は屋久島にお住まいなのですが、
今はたまたま東京暮らし、ということで、
ゲストにお越しいただくことが出来ました。
(グリーンピースジャパンの、
事務局長でもいらっしゃる星川さん、
さすが、クジラに関する知識は膨大でした!)
最近、
「日本人はなぜ世界で一番クジラを殺すのか」という、
ちょっと衝撃的なタイトルのご本を発表された星川さん、
単純に「なぜですか?」と聞いた私に、
ちょっと困った顔をして答えてくださいました。
「それがね、なぜかわからないんですよ。」と。
ご存知の通り、グリーンピースジャパンは、
国際的な環境保護団体で、世界41カ国に支部を持ち、
森林や海洋、エネルギーなどの分野で、
独自の活動を展開しています。
中でも、クジラの保護に関する活動は、
まれに尖鋭的な映像と共に紹介されることがあります。
ちなみに、星川さんがお書きになった本がこちら。
日本人として、知っておいた方がいい事柄が満載です。
でも、グリーンピースも反捕鯨国も、
先住民らの行う「沿岸小規模捕鯨」には、
全く反対していないのだとか。
そうではなく、日本などの「調査捕鯨」を含めた、
「大規模捕鯨」に対して、反対しているのだそうです。
日本は「文化」として捕鯨をしていますが、
日本人が1年に食べるクジラの肉は、たった30g。
確かに、「ここ数年、クジラを食べましたか?」
ときかれたら、20年以上、食べていないような・・・。
問題は、「それなのになぜ、捕り続けるのか?」
と言うところにあるのだとか。
グリーンピースの発表によれば、
日本の調査捕鯨は21世紀に入ってから、
捕獲頭数が増え、ナガスクジラやザトウクジラなどの、
絶滅危惧種も捕獲しているのだそうです。
それはなぜか?
星川さんは、
「もはや、意地と言うしかないでしょうね」と、
ちょっと冷めた視線でおっしゃっていました。
それが事実とすれば、かなりショッキングな現実。
気になった方は、
グリーンピースが開催する映像展がありますので、
ぜひお出かけになってみてください。
「海洋環境映像展2007 もうひとつの地球への旅
〜グリーンピースの見た海」
日時 : 10月10日(水)〜14日(日)
場所 : 横浜赤レンガ倉庫3階ホール
*入場無料!
星川淳さん!
普段は屋久島にお住まいなのですが、
今はたまたま東京暮らし、ということで、
ゲストにお越しいただくことが出来ました。
(グリーンピースジャパンの、
事務局長でもいらっしゃる星川さん、
さすが、クジラに関する知識は膨大でした!)
最近、
「日本人はなぜ世界で一番クジラを殺すのか」という、
ちょっと衝撃的なタイトルのご本を発表された星川さん、
単純に「なぜですか?」と聞いた私に、
ちょっと困った顔をして答えてくださいました。
「それがね、なぜかわからないんですよ。」と。
ご存知の通り、グリーンピースジャパンは、
国際的な環境保護団体で、世界41カ国に支部を持ち、
森林や海洋、エネルギーなどの分野で、
独自の活動を展開しています。
中でも、クジラの保護に関する活動は、
まれに尖鋭的な映像と共に紹介されることがあります。
ちなみに、星川さんがお書きになった本がこちら。
日本人として、知っておいた方がいい事柄が満載です。
でも、グリーンピースも反捕鯨国も、
先住民らの行う「沿岸小規模捕鯨」には、
全く反対していないのだとか。
そうではなく、日本などの「調査捕鯨」を含めた、
「大規模捕鯨」に対して、反対しているのだそうです。
日本は「文化」として捕鯨をしていますが、
日本人が1年に食べるクジラの肉は、たった30g。
確かに、「ここ数年、クジラを食べましたか?」
ときかれたら、20年以上、食べていないような・・・。
問題は、「それなのになぜ、捕り続けるのか?」
と言うところにあるのだとか。
グリーンピースの発表によれば、
日本の調査捕鯨は21世紀に入ってから、
捕獲頭数が増え、ナガスクジラやザトウクジラなどの、
絶滅危惧種も捕獲しているのだそうです。
それはなぜか?
星川さんは、
「もはや、意地と言うしかないでしょうね」と、
ちょっと冷めた視線でおっしゃっていました。
それが事実とすれば、かなりショッキングな現実。
気になった方は、
グリーンピースが開催する映像展がありますので、
ぜひお出かけになってみてください。
「海洋環境映像展2007 もうひとつの地球への旅
〜グリーンピースの見た海」
日時 : 10月10日(水)〜14日(日)
場所 : 横浜赤レンガ倉庫3階ホール
*入場無料!
2007年10月02日
木のぬくもり♪
今日のスタジオにお迎えしたのは、
「木づかい運動事務局」の山田啓雄さん。
もともとは、X-JAPANのマネージャーをされたり、
業界系のお仕事をされていただけあって、
スタジオでもリラックスしてお話くださいました♪
(そして、とってもイケメン!優しそうだし、
ドキドキのハチドリ高柳でした♪♪)
そんな山田さんがお話してくださったのは、
「国産材利用の大切さ」。
例えば、私たちがお弁当を食べるとき、
必ずと言っていいほど使う、割り箸。
木でできた割り箸は、森林破壊を誘発し、
環境によくない!と思われがちですが、実は、
「国産の割り箸」を使うことは環境にとてもいいのです。
なぜなら、日本の森林は80%が人工林。
一度人の手が入った森は、
人が手入れし続けなければ、衰えてしまうのです。
その「手入れ」とはつまり、間伐のこと。
その「間伐材」を使った割り箸などは、
逆にどんどん使ったほうがいい、というわけ。
あるいは、間伐材を使った木のおもちゃや紙、
材木などを積極的に使っていくことは、
日本の森林を守る大切なエコ活動だったりします。
でも日本では国産の木材があまり使われていません。
このため、手入れが行き届かない、
ヒノキ、スギなどの人工林が増えてしまっています。
植える→育てる→収穫する→上手に使う、という、
「木づかい」の理想的なサイクルがきちんと回れば、
CO2をたっぷり吸収してくれる元気な森が出来ます。
つまり、国産の木をきちんと使わないと、
日本の森はだめになってしまうのです!
小学校のとき、「森を切ってはいけません!」と、
繰り返し教えられてきた私たち。
なんとなく木を切る事は罪悪の様な気がしていました。
でも、きちんと切って手入れをしてあげないと、
森が元気でなくなってしまうなんて!
新しい意見に、目からうろこのハチドリ高柳でした。
また、今度の土曜日、10月6日、
お台場のヴィーナスフォートで、この、
「木づかい運動」のイベント&公開収録を行います!
14時から、多彩なゲストをお招きして、
ハチドリ高柳がトークショーを開催します♪
お台場にいらっしゃるご予定がおありの方は、
ぜひ遊びに来てくださいね。
また、その模様は8日(月)の19:00〜19:55まで、
東京エリアで放送されますので、
そちらも楽しみにしていてくださいね!!
「木づかい運動事務局」の山田啓雄さん。
もともとは、X-JAPANのマネージャーをされたり、
業界系のお仕事をされていただけあって、
スタジオでもリラックスしてお話くださいました♪
(そして、とってもイケメン!優しそうだし、
ドキドキのハチドリ高柳でした♪♪)
そんな山田さんがお話してくださったのは、
「国産材利用の大切さ」。
例えば、私たちがお弁当を食べるとき、
必ずと言っていいほど使う、割り箸。
木でできた割り箸は、森林破壊を誘発し、
環境によくない!と思われがちですが、実は、
「国産の割り箸」を使うことは環境にとてもいいのです。
なぜなら、日本の森林は80%が人工林。
一度人の手が入った森は、
人が手入れし続けなければ、衰えてしまうのです。
その「手入れ」とはつまり、間伐のこと。
その「間伐材」を使った割り箸などは、
逆にどんどん使ったほうがいい、というわけ。
あるいは、間伐材を使った木のおもちゃや紙、
材木などを積極的に使っていくことは、
日本の森林を守る大切なエコ活動だったりします。
でも日本では国産の木材があまり使われていません。
このため、手入れが行き届かない、
ヒノキ、スギなどの人工林が増えてしまっています。
植える→育てる→収穫する→上手に使う、という、
「木づかい」の理想的なサイクルがきちんと回れば、
CO2をたっぷり吸収してくれる元気な森が出来ます。
つまり、国産の木をきちんと使わないと、
日本の森はだめになってしまうのです!
小学校のとき、「森を切ってはいけません!」と、
繰り返し教えられてきた私たち。
なんとなく木を切る事は罪悪の様な気がしていました。
でも、きちんと切って手入れをしてあげないと、
森が元気でなくなってしまうなんて!
新しい意見に、目からうろこのハチドリ高柳でした。
また、今度の土曜日、10月6日、
お台場のヴィーナスフォートで、この、
「木づかい運動」のイベント&公開収録を行います!
14時から、多彩なゲストをお招きして、
ハチドリ高柳がトークショーを開催します♪
お台場にいらっしゃるご予定がおありの方は、
ぜひ遊びに来てくださいね。
また、その模様は8日(月)の19:00〜19:55まで、
東京エリアで放送されますので、
そちらも楽しみにしていてくださいね!!
2007年10月02日
惑星は思考する??
今日スタジオに遊びに来てくださったのは、
最近『惑星の思考』をお書きになったばかりの作家、
宮内勝典さん!
ご自身で、「ちょっとコワモテで・・・」なんて
おっしゃっていましたが、
いえいえ、とってもお優しい穏やかな方でした♪
(「黒いシャツに髪が短いから、怖く見えるのかな」と、
ポツリとおっしゃった宮内さん。
いえいえ、ちっとも怖くないですよー!)
1974年に『南風(なんぷう)』で文藝賞を受賞され、
作家生活に入られてた宮内さん、
以前マーシャルでダイビングをなさったとき、
目の前にぽっこりと浮かんできたウミガメに遭遇し、
「神に出会った!」とまで思われたのだとか。
今では『海亀通信』というサイトまで、
作っていらっしゃいます。
そんな宮内さんの考える『惑星の思考』とは、
「物事を、惑星単位で考えること」。
アフリカのサバンナで看板を読み間違い、
40キロも歩くことになってしまった宮内さんは、
ふと、大自然と野生動物に囲まれていてもなお、
「日本語で物事を考えている自分」に、
お気づきになったのだそうです。
どこまで行っても日本人の感覚が抜けない・・・。
そのことに違和感を覚えた宮内さんは、
それ以来、務めて「人間」として物事を考えるように、
注意されるようになったのだとか。
また、何人もの宇宙飛行士のお友達を持つ宮内さん、
ある日その中の一人とお話していたら、
「宇宙遊泳しているとき、宇宙からも、
地球の一角で花火のように明滅する戦火が見えた」
という、衝撃的な発言を聞いたのだそうです。
それ以来、「反戦」ではなく、
「非戦=戦わないこと」をモットーに、
執筆活動を続けられています。
そのモノずばり、「非戦」と言うご本も、
坂本龍一さんと一緒に出版されました。
まさか宇宙からも、
人間の究極のエゴのぶつかりあいが見えるなんて・・。
今日のお話には衝撃を受けてしまい、
しばし考え込んでしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。
最近『惑星の思考』をお書きになったばかりの作家、
宮内勝典さん!
ご自身で、「ちょっとコワモテで・・・」なんて
おっしゃっていましたが、
いえいえ、とってもお優しい穏やかな方でした♪
(「黒いシャツに髪が短いから、怖く見えるのかな」と、
ポツリとおっしゃった宮内さん。
いえいえ、ちっとも怖くないですよー!)
1974年に『南風(なんぷう)』で文藝賞を受賞され、
作家生活に入られてた宮内さん、
以前マーシャルでダイビングをなさったとき、
目の前にぽっこりと浮かんできたウミガメに遭遇し、
「神に出会った!」とまで思われたのだとか。
今では『海亀通信』というサイトまで、
作っていらっしゃいます。
そんな宮内さんの考える『惑星の思考』とは、
「物事を、惑星単位で考えること」。
アフリカのサバンナで看板を読み間違い、
40キロも歩くことになってしまった宮内さんは、
ふと、大自然と野生動物に囲まれていてもなお、
「日本語で物事を考えている自分」に、
お気づきになったのだそうです。
どこまで行っても日本人の感覚が抜けない・・・。
そのことに違和感を覚えた宮内さんは、
それ以来、務めて「人間」として物事を考えるように、
注意されるようになったのだとか。
また、何人もの宇宙飛行士のお友達を持つ宮内さん、
ある日その中の一人とお話していたら、
「宇宙遊泳しているとき、宇宙からも、
地球の一角で花火のように明滅する戦火が見えた」
という、衝撃的な発言を聞いたのだそうです。
それ以来、「反戦」ではなく、
「非戦=戦わないこと」をモットーに、
執筆活動を続けられています。
そのモノずばり、「非戦」と言うご本も、
坂本龍一さんと一緒に出版されました。
まさか宇宙からも、
人間の究極のエゴのぶつかりあいが見えるなんて・・。
今日のお話には衝撃を受けてしまい、
しばし考え込んでしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。
2007年10月02日
ブログのお引越し!
システムメンテナンスの関係で、
先日からブログをお引越しさせていただきました。
そして、その新しいシステムの入力の仕方に、
なれることができず(←筋金入りの機械オンチ!)、
更新が大幅に滞ってしまいました・・・。
ごめんなさい!
これから、また続々とアップしていきますので、
めげずにご覧になってくださいね!
高柳恭子
先日からブログをお引越しさせていただきました。
そして、その新しいシステムの入力の仕方に、
なれることができず(←筋金入りの機械オンチ!)、
更新が大幅に滞ってしまいました・・・。
ごめんなさい!
これから、また続々とアップしていきますので、
めげずにご覧になってくださいね!
高柳恭子