今日のゲストは、フランスのボサノバ界のカリスマ、ピエール・バルー氏!!
『男と女』でご存知の方も多いかと思いますが、今日のスタジオの周辺には、
TOKYO FMに務めるオジサマ方がワサワサ。
中には目がハートに近づいている人もいて、ピエール氏のカリスマぶりがうかがえました。

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(そして通訳には、奥様のアツコさん、お嬢さんのマイヤさんも来てくださいました!
マイヤさんは、ピエールさんと一緒に、素晴らしい歌声も披露してくれたんですよ♪)


フランス生まれのピエールさん、なんと14歳で詩人になろうと決心され、
その後世界中に旅に出られます。
そしてブラジル音楽に見せられて、帰国後はボサノバをパリに広めようと励まれた、
というわけ。
「ヒッチハイク」という言葉さえなかった頃に、
見知らぬ人のクルマを乗り継いで旅をしていたピエールさん、
道に立ってクルマを待っていても、自分の側にクルマが来なかったら、
反対側のクルマに乗ってしまう、というくらい、どちらに行くのか風まかせで旅されたそうです。
まさに自由人!
お嬢さんのマイヤさんも、そんなところを受け継がれたのか、
本当におおらかで、とってもキュート♪
しっとりした奥様とともに、素敵な素敵な家族像を見せてくださいました。
そして、スタジオの外もざわめく生演奏がスタート。
マイヤさんのギターに合わせて、本当に気持ちよさそうにうっとりと目をつぶったピエールさんが、
『サンバ・サラヴァ(男と女のサンバ)』を歌い始めました。
その渋いのにキラキラした甘い歌声と、口をすぼめたような発音のフランス語に、
一瞬にしてスタジオの空気が、やわらかいワタアメをまとったようになりました。
そして途中からは、チカラをいれず伸びやかに歌うマイヤさんのボーカルも加わって、
ワタアメに銀粉がふりかかったように!!
なんて気持ちがいい歌声なのかしら♪と、もううっとりしてしまったハチドリ高柳でした。
スタジオの外でも、オジサマたちがご満悦の笑顔。
そうでしょうねー。
ナマでピエールさんの歌声を聞けるなんて、もう一生ないかもしれませんもの!
とっても贅沢な時間を過ごさせていただきました。
でも、そのキラッキラのひと時が過ぎ去った後、ちょっぴり真剣な表情になってピエールさんは、
今の環境に対する思いを語ってくださいました。
ピエールさんがおっしゃるには、今は「副作用の時代」なのだとか。
「人間は、今まで好き勝手なことをしてきてしまった。
だから21世紀は、その副作用があちこちに出てきてしまっている。
でも、だからこそ人間たちは、今、環境問題を全員が考えなければいけない。
一番大事なのは、地球のことを、一人ひとりが真剣に考えることだ。」と、
そのときだけは、少しだけ厳しい目をして、ピエールさんはおっしゃいました。
人々が、「環境問題」について語り始める20年以上も前から、
ご自分の歌の中で環境についての意見を述べていたピエールさん。
「一見、タダの恋愛ソングに聞こえても、
ダブルミーニングで環境のことが歌われているものがあるんです。」とマイヤさん。
そうだったんですかっ!?
これは、もう一度歌詞カードを読み直さなくちゃいけないね、と編集長と語り合った、
ハチドリ高柳だったのでした。
あー。それにしても、ナマ歌、素敵だったなー。。。
投稿者: 高柳恭子
2007年09月19日

癒しのハープの音色♪

9月11日。
いまだに様々な思いを胸に抱く人も多いと思います。
そんな今日、ゲストに来ていただいたのは、『ヒーリングハープ・セラピスト』の、所れいさん。
ケルトフォーク・ハープも、スタジオに持ってきていただきました。


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(ケルトフォーク・ハープは、普通のハープより一回り小さめ。
編集長も私も、初めてのナマのハープの音色にうっとり♪)「ヒーリングハープ」って、ちょっと耳慣れない言葉ですよね。
実はこれ、主に病院やホスピスのベッドサイドで、
患者さんの隣に座って、その人だけのために静かに、また最適な曲を選んでハープを演奏し、
患者さんに深く静穏な癒しを与える、代替療法の一つなんです。
最先端を行くアメリカでは、この「ヒーリングハープ」を行える人はキチンと資格を持っていて、
今日いらしていただいたれいさんも、このアメリカでの資格を持っている、プロの一人。
病床での生演奏を提供する専門的な資格は、
『ミュージック・プラクティショナー』と呼ばれているのだそうです。
このような音楽療法は、病気の根本的治癒力があるわけではないけれど、
優れた「補完医療法」として、幸福感を高め、症状を軽減し、
初期治療やリハビリテーションの効果を高めてくれるのだとか。
れいさんは、日本で初めてのこの活動を、2000年から行っていらっしゃいます。
今までれいさんがこの「ヒーリングハープ」を行った患者さんの中には、
呼吸が楽になってよく眠れた、という方がいらっしゃったり、
痛みが一瞬だけ和らいだ、という方がいらっしゃったり、
やはりその効果は確実に現れるのだとか。
編集長とハチドリ高柳は、別に病気ではなかったけれど、
その癒しの音色を聞かせていただくことにしました。


2人とも、ハープのナマの音色は初めて。
でも、れいさんの演奏が始まったとたん、なんだか全身の毛穴が開いたような、
でも心臓の鼓動が深くおさまっていくような、なんとも不思議な感覚におそわれました。
目をつぶっていると、皮膚からもその穏やかに澄んだ音色が吸収されていくような・・・。
ふっと瞑想に近いところに落ちそうになった瞬間、演奏は終了。
現実に戻ってくるのに、しばしかかりました。


パチパチパチパチ・・・!
素晴らしい!!これは言葉では言い表せない感覚です。
身体の具合が思わしくなく、病床に臥せっている方がこの音色を聞いたら、
どんなにか癒されることでしょう。
れいさんによれば、たいていの方はすーっと眠りに落ちてしまうので、
演奏が終わったら、れいさんも静かに席を立って、そのまま病室を後にされるのだそうです。
そしてもうひとつ、お約束が。
「今、拍手をされましたでしょ?でも、病院では拍手はしないでいただいているんです。
ハープで癒された感覚を、そのまま静かに持っていただくために、
手は、『キラキラキラキラ☆』って、していただいてます。」と。
なるほど。
大きな拍手で、静かになった鼓動がまたドキドキしてしまわないように、
小さいときにお遊戯でしたような「キラキラ」に変えるって、素敵なアイデアですよね。
「患者さんはもちろん、看護に当たっている家族の方が涙を流されることが多いです。」
とおっしゃったれいさん。
そう。きっとご家族の方にも、この音色は大きく影響を与えるのでしょう。
こんな癒しの音色が、もっとあちこちの病院で響くようになったらいいのに・・・。

今日は改めて、音楽の持つ底知れない力を、深く深く感じさせていただいてしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年09月19日

ネパールの歌声♪

今日スタジオにお迎えしたのは、ネパール出身のシンガーソングライター、ボビンくん!
10年ちょっとの滞在で培ったという、日本人とほとんど変わらない流暢な日本語に、
ちょっとビックリさせられてしまいました。

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(もうひとつ驚いたのが、その胸板の厚さ!編集長も、ちょっと胸張り気味・・・?)
ネパールのカトマンズで生まれたボビンくん。
お父様が一度日本にいらしたことがあって、「日本は素晴らしい国だ!」と、
ボビンくんに日本留学を進めたのだとか。
それから早10年。
「どうしてそんなに長く日本に?」とうかがったら、
「日本人の根っこのところと、ネパール人の根っこのところって、すごく似てると思う。」と、
ちょっと意外なお答え。
ビックリしていると、
「一番象徴的なのが、やっぱり仏教に根ざしている考え方だと思う。
日本人って、人の前を横切るときにちょっと手を前に出して軽く頭を下げ、
『スミマセン!』って気持ちで通るでしょ?あれと同じポーズを、ネパール人もとるんです。」と、
もっと意外なお答え!
自分よりも、人をちゃんと優先して思いやる気持ちが、
ネパール人と日本人には共通している。
だから、日本にいるのは、居心地がよかったのだそう。
遠く離れたネパールと、そんな共通点があるんだ!と驚くと同時に、
今の日本に、人を思いやる気持ちがどれだけまだ残っているかな、と、
ちょっとドキッとさせられてしまいました。
そんなボビンくん、幼い頃から西洋音楽に影響を受け、ネパールの音楽と西洋音楽を、
ミックスした新しいスタイルを目指していらっしゃいます。
去年、今年と、フジロックにも出演されていますから、ステージをご覧になった方も、
いらっしゃるかもしれませんね。
今日はスタジオで生演奏を披露してくださいました。
すると・・・!
ギター一本でつむぎだされるその優しい音階と、ボビンくんの歌声の、なんて素晴らしいこと!!
さすがの編集長も、目を見開いてビックリ顔。
「すっごいいいね、歌がすっごいいいね。」と、興奮気味に話していました。

現在も内乱が続く祖国ネパールのことを思い、
ネパールの平和を強く願う曲も作っていらっしゃるボビンくん。
エベレストに登る登山隊が残すゴミで、地元ネパールの人たちが困っている、
というお話もしてくださいつつ、
「でも、僕は『地球のために○○をしてあげる』って気持ちにはならないよ。
それは、人間のおごりだと思う。
ネパールには『ビスターリ・ビスターリ』って言葉があって、『ゆっくりゆっくり』って意味なんだけど、
人間ひとりひとりが、自分にも人にも優しい気持ちでゆっくり毎日を送っていけば、
それが一番地球に優しいと思う。」とおっしゃっていました。
なるほどね〜。
ゆっくりゆっくり、自分にも人にも優しい気持ちかぁ。。。
仕事をしていてつい忙殺され、殺伐とした気分になってしまう瞬間もあるけれど、
そんな気持ちで地球を守ろうとしても、確かに難しいですよね。
そんなときには、ネパール流に『ビスターリ・ビスターリ』。
ゆっくりゆっくり、気持ちだけでも優しくいたいな、と思った、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
今日スタジオにお迎えしたのは、『カムナ葦船プロジェクト』という、
ちょっと耳慣れない団体の代表、石川仁さん!
サハラ砂漠を半年かけて、ラクダと一緒に2700キロ単独で歩いたり、
葦の船で8000キロの航海を達成したりされている、冒険家でもいらっしゃいます。


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(葦で作った船って、ちょっとイメージわきませんよね?でも、エジプト文明の船のような、
両端がちょっとくるんと持ち上がった形になっているんです。ちょうど、この手の形みたいに!)
『葦』といえば、温帯から熱帯にかけての湿地帯に分布する、背の高いイネ科の草の一種。
そして古代の方たちは、その葦を束ねて船を作っていました。
メソポタミアの壁画を始め、世界中にその記録は残っていて、
かつての海洋民族たちは、葦船で大海原を渡り、大陸間の文化交流をしていた、
と考えられています。
日本でも、「古事記」にその存在が登場するなど、葦船は、人類最古の船といわれています。
でも、そんな『葦』で出来た船、一体どんな方法で作るんでしょうか??
そううかがうと、
「あのね、納豆のワラヅト、あるでしょう?
あれを葦でいっぱい作って、それを横に並べて紐で結わえるイメージかなぁ。」と。
でも、それで8000キロの航海に耐えてしまうんですから、葦ってものすごく強いんですね〜!
そして、その船が・・・!

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こちら!!!!美し〜い!!!!!しかも、この船を作っている葦という植物、実は水をキレイにすることで有名なのだそうです。
しかも、恐ろしい勢いで成長すると同時に、どこでも簡単に根付くのだとか。
その証拠に、葦で作った船でどこかの岸辺にたどり着き、その船を放置しておくと、
その葦からまた種が地上に根付き、水際に勝手に葦が生えてしまうんですって!
「だから、古代の葦は、そうやってあちこちに分布していったんでしょうねー。」と、
石川さんは涼しい顔で、驚くべき事実を教えてくださいました。


害虫に負けず、生育力も強く、いくらでも生える上に、船が作れるほど強い、葦という植物。
石川さんは最後に、「この植物さえあれば、何があってもやっていけると思いますよ。」と、
太鼓判を押してくださいました。
そっか。葦って川べりにいくらでも生えていて、あまり有益には思ってなかったけど、
結構スゴイ植物なのかも。
今度10月の初旬に、石川さんがまた江戸川で葦船を作られるということなので、
もし時間があったら、編集長と一緒に、私も見に行ってみようと思います。
どんな風に葦を刈って、どんな風に船を作るのか。
しかも、その船は1日で出来てしまうと聞いて、私たちは興味津々!
興味ばかりがむくむくとわいてしまった、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
今日スタジオにお迎えしたのは、無農薬野菜の店と自然食レストラン、
『ナチュラル・ハーモニー』代表の、河名秀郎さん。
趣味でサーフィンをされている、ということで、程よくこんがり焼けてツヤツヤのお肌が、
印象的でした。


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(それにしても、編集長は何にそんなに驚いてるんでしょ?鳩が豆鉄砲喰らった、って顔してますよ。)

若い頃に、お姉さまを病気で亡くされたことから、食事や健康に人一倍感心を持つようになった、
という河名さん。
本物は、「有機」ということではなく、
生命本来のチカラを持った「自然栽培」にこそあると考えられました。
「有機だから」、「無農薬だから」と無条件に信じるのは、致命的な間違いの原因なのだそうです!!帰国して以来、普段の食事がほとんどお野菜になってしまっていたハチドリ高柳、
出来る限り「有機」のものをいただこうと思って、宅配でお野菜を取っていました。
でも、それはよくなかったの・・・?


すると河名さんは、わかりやすい写真を用意して、説明してくださいました。
「ビンに、化学肥料で育てたキュウリ、有機肥料で育てたキュウリ、何も入れないキュウリ、
3種類を入れて、湿気の多いムシムシしたところに置いておきます。
さて、どれが一番腐るでしょう?」。
・・・むむむ??
それはきっと、化学肥料で育てたキュウリ!!
だって、有機のものは身体にいいはずですもの♪
すると河名さん、ちょっと嬉しそうにニヤっと笑ってひと言。
「違うんですねー。正解は、有機肥料を入れたキュウリが一番腐るんです。」
えーっ!!??ホントですかーっ??
でも、写真を見せていただくと確かに、有機で育てたものはもう真っ黒でドロドロ。
化学肥料のものは、まぁ、黒くなって腐ってるな、という感じ。
でも、ひとつだけ、単に干からびているだけで、まだ若干緑色だし、全く腐ってないキュウリが。
「これが、何もいれずに自然栽培で育てたキュウリなんです。
正しい育て方をしたキュウリは、『腐る』のではなく『枯れる』んです。」と河名さん。
確かに、「枯れる」という表現がぴったり。それにしても、一体どうしてこんな現象が起こるのでしょう?
河名さんにうかがったところ、それは窒素の量に影響されるのだそうです。
窒素といえば、植物の栄養のもと。
有機肥料で育てたお野菜は、そういう栄養分をたっぷりと、もっと言えばたっぷり「すぎる」ほど、
蓄えているのです。
それは一見いいことにも思えるんですが、それは要するに「腐りやすい」ことにも、
つながるのだとか。
昔から、冷蔵庫に入れっぱなしになっていたお野菜って、気がつくと腐ってましたよね。
でも、「自然農法」で育てたお野菜なら、「枯れる」けど腐らない、ってわけ。
河名さんは、「そういうお野菜こそ、安全でおいしい」とおっしゃっていました。


そして、ハチドリ高柳が思い出したことがひとつ。
宅配でとっていたお野菜、ホントにホントに、確かに感じたことがあるのです。
「このお野菜たち、干からびてはいくけど、腐らないなぁ。。。」。
とても不思議に思っていたのですが、でもあのお野菜たちは確かに、
「有機栽培」のモノのはず。
そしたら河名さんは、「そう。有機でも、上手に育てれば、
腐らず枯れるお野菜になるんですよ。」とニッコリ。
そっか。肥料の種類だけじゃなく、やり方にも、色々あるんですねー。


でも、私と編集長はなんだか腑に落ちない。
だって、そんな完全に「枯れる」お野菜がどんなものか、無肥料のお野菜がどんな味か、
知らないんですもの!
かくなるうえは、銀座にある河名さんのお店にお邪魔して、食べてみるしかない!!
ということで、「いつ行く?」と、グルメツアーの日程調整を始めた、
編集長とハチドリ高柳だったのでした。
気になったアナタも、こちらをチェック♪

http://www.naturalharmony.co.jp/
投稿者: 高柳恭子
2007年09月06日

禅の心

今日スタジオにお越しくださったのは、ライフスタイル・デザイナーでいらっしゃいます、
パトリス・ジュリアンさん!
以前の、スペイン坂での『Hummingbird』にも来ていただいたことがあって、
そのときのお話がとても心に残っていたので、またお目にかかれてすごく嬉しかったです!

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(相変わらず、ゆったりした自然体のオーラを発散させていらっしゃいました。
編集長ともすぐに打ち解けて、すっかり仲良しに♪)
以前いらしていただいたときには、
「人と自然=環境は切り離せないものだから、自然を大事にしようとすることは、
自分自身の生き方を大切にすることと一緒」というお話をいただいて、
すごく感銘を受けたのを覚えています。
そして今回はちょっとグレードアップして、パトリスさんが実践されている「禅」について、
うかがうことにしました。
まず、そもそも「禅」って、な〜に?という、ハチドリ高柳の幼稚園児のような質問に、
パトリスさんは少し笑ってひと言。
「それがわかったら、もうそれで、禅をやる必要はなくなりますね。」
むむむっ?まるでトンチようなご回答。
え?これってひょっとして、禅問答??
編集長と一緒に、頭を悩ませてしまいました。
でもそう言うとパトリスさんは、オモシロそうに私たち2人を眺めながら、
「まず、座禅をやってみてください。まず、実践することです。」と、またひと言。
そして、大事なヒントを教えてくださいました。
座禅を組むときには、目を開けていること。
でもその目は、何かを見るためにあけているわけではないそうなんです。
「目を、2つのカメラだと思って、意識そのモノになる。
そうすると、いろんなものが見えてくるんです。」と。
実際に目に映っているものではなく、他の何かが見えてくる・・・。
またそれも、ちょっぴり難しいお話。
これはまず、実践するしかないですね!と、編集長と話し合ったハチドリ高柳だったのでした。
ちなみにパトリスさんは最近、毎朝50分ほど座禅を組まれているのだとか。
「意識そのモノになる」っていうことがどういうことなのか、ちょっと感じてみたいなぁ。。。
そしてそんなパトリスさん、最近ご本をお出しになりました!

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パトリスさんと、パートナーのユリさんが飼っていらっしゃる愛猫、ビズちゃんの視点から描かれた、
ちょっぴり風変わりな本、『Be Lazy, Be Happy!』が、それ。
でも、読み進めていくうちに、確かに猫の視点には真理が含まれているような気がしてきます。
「猫のような生き方をしていれば、戦争は絶対に起きない」と断言するパトリスさん。
「あるがままに生きる」ことを実践している猫を、心から愛している様子が見て取れます。
他にも、ビズちゃんに教わった、楽しく毎日を暮らすコツがたくさん書かれていて、
動物を飼っている方は特に、思わずうなずいてしまうヒントが満載のこの本、
本屋さんで、ぜひ見つけてみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子