今日のゲストは、「エコツーリズム・プロデューサー」の壱岐健一郎さん!
てんぷら油でバスを走らせ、北海道までのツアーを組んだ、というお話をうかがって、
興味シンシンでお迎えしました。
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(お帽子がよくお似合いで、なんだか『タビビト』風な風情!)
最近よく耳にする、「エコツアー」という言葉。
どんなツアーのことがご存知ですか?
単に旅行に行くのではなく、
自然環境や歴史文化を学ぶとともに、行った地域での環境や文化の保全に、
責任を持つツアーの事をいいます。
例えば屋久島に行ったなら、縄文杉を見に行くときに木の根っこを踏まないように気をつける、とか、
屋久島の文化や成り立ちをちゃんと勉強する、とか、そんなツアーのことです。
最近は、アメリカなどでリタイヤした夫婦などが、このエコツアーや、
ボランティアツアーに参加するようになり、ツアー数が急増しています。
日本でも、だいぶ一般的になりましたよね。
壱岐さんは、『リボーン・エコツーリズム・ネットワーク』という会社を立ち上げ、
その代表を務めていらっしゃいます。
そもそも、大手旅行代理店に20年以上も勤務され、団体旅行の企画や営業、添乗と、
ツアーに関するノウハウを全て学ばれた、いわば旅行の達人!
新しいツアーを企画したい、と今の会社を立ち上げ、
現在はエコツーリズム専門の旅行代理店として、
様々なツアーを企画していらっしゃいます。
そのツアースタイルは様々で、例えば東南アジアのボルネオなどで植林体験をするものや、
国内で日帰りで、農業体験をするものなど、多岐にわたります。
そして今回企画されたのが、てんぷら油で走るバスに乗って、北海道へ向かうツアー!
途中で給油(=給てんぷら油?)するときには、例えばかまぼこ工場に立ち寄って、
かまぼこを揚げる油を提供していただいたり、
地域で使用済みの油を集めて精製したものを用意していただいたり、
様々な方とのふれあいがあるそうなのです。
そして北海道到着のあかつきには、森林マラソンやマウンテンバイクツーリングなどに参加し、
森林の恩恵を満喫!!
聞いただけで、ちょっと癒されてしまうような、素敵なツアー内容でした。


でも、お話をうかがいながらハチドリ高柳は、こういうツアーが増えてくるのも、
時代の流れなのかな、なんて思ってしまっていました。
今の世の中、特に若い女性なんかは、「生きがい」とか「やりがい」とかを、
とても求めますよね。
旅行も、単に「どこどこに行った」という単純なことでは満足できず、
「どこどこに行って、何々をした」という、「何々」の方が、
大事になってきているような気がするのです。
そういう時代のニーズに、このエコツアーってとてもマッチしているんじゃないか、と、
そんな風に感じました。
でも、それって動機はどうあれ、とってもいいことですよね。
多くの人がどんどんこういったツアーに参加して、自然の素晴らしさを体感してほしいな、と、
心から思ってしまったハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年06月27日

今朝の毎日新聞に♪

先日、ハチドリ高柳は毎日新聞さんの取材を受けました。
毎日新聞が特集する、環境問題に関するページに、
『Hummingbird』が取り上げていただけるのだとか♪
それが・・・。
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今朝の毎日新聞に載っていました〜♪♪
しかも、可愛くグリーンのバックにしていただいてます。
短い時間に取材されたことが、とても的確に上手にまとまっていて、
ハチドリ高柳も感激です♪
お家で毎日新聞をとっていらっしゃる方は、ぜひご覧になってみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
2007年06月26日

札幌出張 番外編♪

この間の週末、札幌出張に行ってきたことは、このブログでもご紹介しましたよね。
今日は番外編!
仕事の合間を縫ってハチドリ高柳が出かけた、札幌の観光スポットをご紹介しましょう♪
まずは、飛行機の中から見た、とてもキレイな夕焼け!


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幸い窓側の席だったので、なんだかずーっと眺めてしまいました。
空の色って、自然が作り出す最高の色のひとつですよね。

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そして、千歳空港から札幌に到着!
千歳から札幌って、意外と遠いのね。
もうすっかり夜でしたー。


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翌日、大倉山スキー場に出かけました。
高いところは大好きな高柳も、さすがにびっくり!
あんな高いところから、人がスキーを履いたままジャンプするなんて、信じられない!!
原田さんってスゴイ。。。
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そして上から見たら、こんな感じ。ひーえーーーっ。。。
たまたま運よく、高校生のジャンパーたちが練習中。
てっぺんから滑り始め、途中で勢いよく空中に飛び出していく姿を、眺めることが出来ました。
それにしても、た、高い。。。しかも、直角。。。

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そして夜になりました。
もちろん、札幌に来たからには行きましたよ、時計台!
「小さい」とは聞いていましたが・・・・・・・ホントに小さい!!
でも、ライトアップされている姿は、幻想的で素敵♪
ちなみに、札幌名物のラーメン屋さん『味の時計台』は、
今は新宿や渋谷にも、あるんですってね。

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そして、夜になるときれいだったのが、札幌のテレビ塔。
色がブルーからパープル、ピンクに黄色、と、色々変わっていくのを眺めていると、
ずっと見てても飽きないんですよね。
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ちょっと下がって、大通公園の中から見ると、噴水越しのタワーが見られます。
これもまた、とてもロマンティック♪
たくさんのカップルが、ベンチに座っていました。

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・・・でもハチドリ高柳はやっぱり、色気より食い気♪♪
札幌は、何を食べてもホントにおいしかった!
特に、ナマのお魚はぜっぴ〜ん♪
他にも、ラムしゃぶ、カニ、スープカレーなど、
北海道ならではのおいしいモノを、たっぷりといただきました。もう、太っちゃう♪


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でも、何よりも楽しかったのは、仲間との再会!
実は、協力隊時代の仲のよい仲間たちが、たくさん札幌に住んでいるのです。
短い時間だったけれど、再会していろんな話をして、心からリラックスできました。
やっぱり、気心知れた仲間との他愛ないおしゃべりが、
私の何よりのストレス解消術なのかも!
本当にほんとうに、楽しかった♪


ちなみに、写真を見せた会社の人が一言、「局では見たこともない笑顔してるね。」と。
私そんなに局で、仏頂面しているでしょうか・・・。
ま、仕事場での顔と、プライベートでの顔は、誰でも違いますよね・・・ってことで・・・。
そんなこんなで、札幌出張は本当に楽しかったですっ!!
夏の旅行の計画を立てていらっしゃる方、やっぱり北海道、いいですよー。
高柳、おススメします!
投稿者: 高柳恭子
2007年06月25日

札幌出張♪

この週末、ハチドリ高柳は北の大地、北海道は札幌に向けて羽ばたきました♪
その目的は!
『Netz Super Live JFN Human Conscious' Choice 〜Unity!』の取材でした〜♪♪
このイベント、なんとあの久保田利伸さんとKREVAさんがコラボしてしまう、という、
夢のようなライブだったのです!
名古屋を皮切りに全国9箇所で行われたのですが、
私は6月頭に、Sibuya−axで行われたお2人のライブを見て、あまりにもあまりにもカッコよく、
「どうしてももう一回見たい!!」と、特番の取材に名乗りを上げ、
札幌まで追っかけてきてしまったのです♪
またお2人のコラボの姿を見られるのがとても嬉しく、ハチドリ高柳は大興奮でした。
そして足取りも軽く向かったのは・・・。


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「Zepp 札幌」!入り口の周りには、お客さんがずらーりと列をなしていました。

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中に入ると、ステージはすでに準備完了!
お客さんも満員で入り、お二人の登場を今か今かと待っています・・・!


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そして天井には、このミラーボール!
なんだか、ちょっぴり幻想的な雰囲気・・・♪
そしていよいよ・・・!


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久保田利伸さんとKREVAさんが登場!!
トークも軽快ですが、何しろカッコイイのがお2人の絶妙な掛け合いとダンスのステップ!
歌が猛烈にうまいのは、言うまでもありません。


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ホントに、どうしてこの2人はコンビを組まなかったんだろう?と思ってしまうほど、
息の合ったステージ展開。
もちろん、ソロの歌も聞かせてくださいましたが、やっぱりコラボの曲がかっこよかった!!
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そしてステージは2時間を越える頃、最高潮へ!
会場の後ろの後ろの後ろの人たちまで、全員がひとつになって同じうねりで踊ります。
この一体感。普通じゃない!札幌ってすごい!!

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そして最後には、全員が前に並んで、礼っ!
ステージスタッフ全員が本当に満足げな顔をしていて、
ステージいっぱいに充実感が満ち満ちていたのが、とても印象的でした。それにしても、東京に帰ってきてもまだ、興奮冷めやらず、な感じです。
この感動を一人でも多くの人にお届けしたい!ということで、
特別番組のオンエアも決定しました!
7月7日(土) 夜10時から10時55分まで、JFN全国38局ネットで、
このライブの模様をたっぷりとお届けします。
私も、熱〜い思いを山ほど込めてお送りしますので、ぜひ聞いてみてくださいね!

また、お2人の息の合ったグルーブがたっぷり聞ける新曲の発売も決定!
8月8日リリース、その名も『Magic』!!
ホントに、魔法のようなコラボレーションを、どうぞお楽しみに♪
投稿者: 高柳恭子
2007年06月25日

モテモテ?オヤジ♪

先日高柳は、あるとてもとても素敵なオジサマにお目にかかったのです・・・!
そのオジサマとは・・・・・・・ずばり、世のオヤジさまたちの憧れ!岸田一郎さん!!!
かの有名な「ちょい不良(ワル)オヤジ」や、「ちょいモテオヤジ」なーんて流行語の、
産みの親でいらっしゃいます。
どんなファッションでいらっしゃるのかしら、時計はやっぱりこだわりがあるのかしら、なんて、
高柳の妄想はどんどん膨らみます。。。
いらっしゃった岸田さんは、とってもジェントルで物腰柔らかな素敵な男性。
そこはかとなく、上品な雰囲気が漂っていました。
お召し物は、グレーにホワイトのピンストライプのスーツに、ダークベージュのポケットチーフ。
シャツの前はボタン2個あけて、ちょっぴりワイルド&セクシー♪
この方はきっと、「ちょいモテ」じゃなくて、「モテモテ」なんだろうなぁ、と思ってしまいました。


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(そして収録は順調に進みます。岸田さんのお答えは、いつもシャープでとても的確!)
この収録、実は7月1日(日)夜7時からオンエアの、
『サンデースペシャル ブルークローバーキャンペーン2007』のためのもの。
そもそも、「ブルークローバーキャンペーンって何?」と思ってる方、多いでしょうね。
これは、「前立腺がん」の早期発見・治療を、多くの人に知ってもらおうという、
啓蒙のためのキャンペーンです。
今や前立腺がんって、アメリカでは「男性のかかるがんの第一位」になっているほど増えていて、
食生活の欧米化によって、日本でも2020年には、かかる人が第二位になると予測されています。
そう。もはや私たちから遠い病気ではないのです。
でも、そこに光明が。
この前立腺がんという病気は、早く発見して早く治療すれば、
治る確率がとても高いガンでもあるのです。
しかも、検査の仕方はとても簡単。
なんと、血液検査のみで、自分が前立腺がんにかかっているかいないかが、
わかってしまうんですって!
ですから、会社員の方などで、定期的に人間ドックを受けていらっしゃる方は、
いずれにしてもされてしまう採血にオプションでつけておけば、
全く手間もなく、検査を受けることが出来る、というわけ。
高柳も、その検査法には驚いてしまいました。
今回の『サンデースペシャル ブルークローバーキャンペーン2007』は、
番組に先立って、6月14日に丸ビルで行われた、同タイトルのイベントの内容も含め、
構成されています。
イベントには、タケカワユキヒデさん&アイ武川さん親子と、
アニマル浜口さん&浜口京子さん親子も駆けつけてくださって、
イベントを盛り上げてくださいました。
その様子も、また、タケカワさん親子が見せてくださった素晴らしいライブの模様も、
そして、この『ブルークローバーキャンペーン』のサポーターをつとめていらっしゃる、
岸田一郎さんのインタビューも、番組でまとめてお届けします!
7月1日(日)夜7時からのサンデースペシャル、どうぞ聞いてみてくださいね!
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(番組収録の最後には、岸田さんが製作総指揮をされている雑誌『zino』も見せていただきました。
岸田さんのブログにも、この収録の様子をアップしていただきましたので、
ぜひチェックしてみてくださいね!)


http://ameblo.jp/zino-kishida/
投稿者: 高柳恭子
2007年06月21日

世界を旅するセレブ

今日のスタジオにお迎えしたのは、ホテルジャーナリストでいらっしゃいます、
せきねきょうこさん!(表記が全てひらがななのが、とってもキュート♪)
以前にもお目にかかったことがあったのですが、いつお会いしても、
上品でたおやかで優美で・・・。
本当に素敵な、ハチドリ高柳のあこがれの女性です。

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(そして堀内編集長も、旅のお話に花が咲きご機嫌!)


このせきねさん、「ホテルジャーナリスト」という肩書きどおり、
世界中を旅されていらっしゃいます。
ちなみに「ホテルジャーナリスト」というのは、世界各国のホテルに実際に泊まってみて、
その感想や批評をするお仕事。
雑誌『BRUTUS』で6年にわたり、人気コーナー「Back to the Hotel」を担当されていたので、
紙面でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
このコーナーでは、世界35カ国。132箇所のホテルを訪ねられたのだとか!
そしてその中からさらに、選りすぐりの100ホテルを選びぬいたのが、
この、雑誌『Back to the Hotel』 !!

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(写真も原稿も、全てせきねさんが手がけていらっしゃるのだそうです。プロカメラマン並!)

もうこの本、仕事の途中に見始めちゃったら、毒です。
日常を全て放り出して、どこかに行きたくなってしまう!
ハチドリ高柳も何度か、本を読みながら現実逃避をしてしまいました。
そんなせきねさんがおススメするホテルは、ボツアナの砂漠の中でのテント・ホテル!
シャワーももちろんなく、砂漠の真ん中に文字通りテントを張っただけの、
期間限定のホテルなのに、そこに世界中からセレブリティーが詰め掛けているのだそうです。
そういう方々は、世界中のホテルに泊まり飽きたような、本物のお金持ちの方たち。
人工のものに飽きてしまい、向かうは自然との共存のような生活なのだとか。
あまりに生活が違いすぎて、ちょっと想像も出来ませんが。。。
でもやっぱり、どんなに豊かな生活をし、贅沢に興じていたとしても、
人は結局最終的には、自然を求めてしまうんだなぁ、と、妙に納得もしてしまいました。
また、自然をなるべく壊さないように配慮しながらホテルを運営している、
いわゆる「エコホテル」では、コスタリカが先進国なのだそうです。
コスタリカは世界でも有数のエコ立国で、工業・商業的に先進国になる道を放棄し、
環境で先進国になることを決意した、という、とても立派な国家。
そういうホテルに泊まると、気持ちがとても安らぐ、とおっしゃっていました。
それにしても、「ホテルジャーナリスト」。素敵な職業ですよねー。
せきねさんは、「いつもギリギリで生活してますよ〜」なんて謙遜なさっていらっしゃいましたが、
単純なハチドリ高柳にとっては、世界中を回ってホテルに泊まりながら、
それがお仕事になってしまう、ってことが、とてもうらやましかったりするのです。。。
もちろん、ご苦労はたくさんおありだと思うのですが。
せきねさんの本を見ながら、あーどっかいきたい、と、ため息をついてしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。

あ!そういえば、「どっか」行くんだった!
この週末は、お仕事で札幌に行きます!!
『Netz Super Live JFN Human Conscious' Choice 〜Unity!』の取材です。

http://www.tfm.co.jp/unity/

久保田利伸さんとKREVAさんのライブ、とても楽しみです♪
帰ってきたらまたご報告しますので、楽しみにしていてくださいね!!
投稿者: 高柳恭子
2007年06月20日

水と日本人♪

今日のスタジオにお迎えしたのは、「旅する俳優」の関口知宏さん!
常に電車で、あちこちを旅していらっしゃるイメージですよね。
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(背は高いし顔はちっちゃいし、まさに「さわやか」を絵に描いたような素敵な方でした♪)2004年、NHKの「列島縦断 鉄道12000キロ」に出演、43日間かけて日本全国を旅し、
その後、そのときに乗り切れなかった電車にわざわざ乗りにいく旅までしてしまった関口さん。
もはや、「鉄道、電車と言えばこの人!」みたいな印象が強いですよね。
でも、ご本人はとってもひょうひょうとされていて、
「いや、俺ちーっとも電車とか、好きじゃなかったんですよー。」なんてサラリとおっしゃいます。
それもそのはず。
関口さんのご趣味は、クルマ、楽器いじり、縄文研究、そして特技は絵を描くこと。
(ブログにのせられた、なんとも暖かい繊細な絵が、とても素敵です!)
また、学生時代から続けてきた音楽活動では、2枚のCDをリリース。
ギターにベース、笛の演奏も手がけていらっしゃいます。
確かに、「電車」の入る余地はなさそうな・・・。
何でも関口さん、そもそも「旅」や「外国」にもあまり興味がなかったんですが、
生まれて初めて、「ちょっと旅に出てみようかな」と思われた瞬間に、
あの、電車の旅のお仕事のお話が舞い込んできたのだとか。
そして「これは何かの流れかな」と思って飛び込んでみたら、あのような大反響になってしまった、
というわけなのだそうです。

で、その旅を続けるうちに関口さんが興味を持ったのは、「水」。
あちこちで、汚い水や汚染された水、飲んだら身体を壊してしまうような水をみるにつけ、
「日本の水はすげぇっ」と思うようになったんですって。
「日本くらいでしょ、どこの喫茶店行っても、ただでお冷が出てくるのって。」と。
そして、「だって、水って全然主張もしないし、自分が自分がって前に出てこないのに、
実はものすんごく役に立ってるし、みんなを生かしてくれてるし、すごい存在でしょ?
こりゃすげえ、って思う。」と、目をキラキラさせながら話してくれました。
また、「でもね、それって日本人にも通じるものがあるんですよ。」と一言。
む?どうして??と思ったら、
「世界のあちこちに行ってると、日本や他の国からのODAとかの、援助を見るんですよ。
そうすると、日本の援助はちゃんと、
相手の国の立場に立って相手が使えるようなものを作ってる。
でも、他の国からのものは、その国にあわせるんじゃなくて、
自分の国のやり方のものを、作ったりあげたりしちゃってる。
その辺が、日本人って主張しすぎず、
すごく『水』みたいでうまいな、と思うわけなんですよね。」とおっしゃっていました。
また、最近関口さん、水の滴る音をつむいで音楽を作られたそうなんですが、
そこでも、ものすごくいいものが出来ちゃって、改めて「水ってほんとスゴイ!」と思ったとか。
だから、「僕が興味ある、水・国際協力・音楽、ってモノは、実は全部つながってるんですよ!」と、
またひょうひょうと語ってくださいました。


すごいなー。やっぱりあちこちいらしてる方は、モノの見方の視点が、ちょっと違う。
いろんなものを、大きな枠でとらえられていらっしゃる感じが、とても素敵でした。
また、後で堀内編集長ともお話したのですが、
ホンットに肩の力が抜けていて、でも言葉遣いとかがとても丁寧で、
すごくきちんとしていらっしゃって、でも堅苦しくなりすぎず、とってもオモシロイ♪
お話しする口調がすごく面白くて、編集長と本気で笑ってしまいました。

ちなみに、また関口さんは、中国の旅に出られるんだそうです。
そこでもたくさんの出会いをして、またいろんな視点を持って、
ハミングバードに遊びに来てくださいね!
またたくさん笑わせていただけるのを、楽しみにしています!!
投稿者: 高柳恭子
今日スタジオにお招きしたのは、冒険家としてもうおなじみ、石川直樹さん!
23歳にして7大陸最高峰登頂(セブンサミット)を達成し、当時の最年少記録を塗り替えたことは、
あまりにも有名です。
また、そこで冒険が終わるかと思いきや、その後、北極点から南極点を人力で踏破する、
『Pole to Pole 2000』に参加。
世界7カ国の若者とともに、9ヶ月かけてスキーや自転車、カヤック、徒歩などで、
地球を文字通り半周なさいました。
その全記録をまとめた著書『この地球(ほし)を受け継ぐ者へ』は、ベストセラーになっています。


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(そんなスゴイ経歴の石川さんなんですが、お会いしてみるととっても飄々として自然体なんです)あまりにもスゴイ経歴に若干気後れしながらも、「プロフィールはこちらで、
間違いありませんか?」とお伺いしたところ、石川さん、ちょっと考えて、
「うーん、もう何でもいいんですよね。フリーターとかにしといてください。」と一言。
えーーーーーっ???あまりにもチャレンジ精神満タンで忙しすぎるフリーターじゃないですか?
でもきっと、世界の頂点をあっちこっち見ちゃった方は、こういう「ぬけ」方をするんだろうな、と、
なんとなく納得させられてしまいました。

そんな石川さん、4月にまた北極にいらしてきたばかり。
写真をたくさん持ってきてくださいました。
どれも、ホワイト・ホワイト・ホワイト・・・。
白のグラデーションのような写真だったり、薄いグレーの水がやたらと目立つ写真だったり、
毛足の長い、見たこともないような牛の写真だったり、とにかく、
その写真に写っているもの全てが、自分にとって初めてのものばかりで、
とても興奮してしまいました。
うかがうと、石川さんは世界中、本当にありとあらゆるところにいらしてますが、
その中でも特に、とにかく北極にはまってしまっているのだそうです。
「どうして北極なんですか?」とうかがったんですが、
「うーん、本当にどうしてでしょうねぇ・・・。」と、ご本人も思案顔。
「だって、寒いでしょ?」と、単純+おろかな質問をした私に、
「でも、着ればいいですからねぇ。」と、これまたゆるみきったお答え。
ホントに、全てから力が抜けていて、底抜けにおおらか。
なんだかそんな印象の、素敵なほんわり石川さんでした。
お目にかかったのは初めてだったけれど、なんだかとても親近感を覚えてしまいました。
なんだか、とてもとても大変なことを成し遂げた先にだけ見える、
悟りのような境地に達してしまっているような方。
最後に堀内編集長が、
「もう地球は行きつくしちゃったから、今度は宇宙に行きたいんじゃないですかっ?」なんて、
半ば冗談めかして聞いてみたら、
「そうですね。ホントに機会があったら、行きたいですね。」と、
超真顔なお答えをいただいちゃいました。
・・・これは、ホントに行ってしまうかもしれない。。。
でも、行ってほしい・・・!
ちょっと宇宙服姿の石川さんが目の前をちらついた、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
いつもは取材をすることが多いハチドリ高柳。
今日は、普段と逆に「取材をされる」立場になって、ちょっとドキドキしてしまいました。
それは、毎日新聞の取材!
なんと、「STOP地球温暖化」という2ページにわたる特集ページに、
『Hummingbird』が取り上げていただけることになったのです!やったーっ♪
細々とやってきたことを、こんな形で認めていただけて、本当に嬉しい♪
ハチドリ高柳の目にも、涙、なのでした。
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(記者の足立さん。一眼レフのカメラがカッコイイ!)

取材に来てくださった女性記者の足立さんは、もう環境のことを専門に書かれて10年の、
大ベテラン。
的確に飛び出す質問の数々に答えながら私は、普段やっているインタビュアーのお仕事で、
たくさんのことを学ばせていただきました。
たまには、逆の立場になってみるって、とても勉強になりますね。
ちなみにインタビューでは、どうしてこの番組を始めたか、とか、
私が青年海外協力隊に行こうと思ったきっかけなど、
お仕事のことからプライベートな感情まで、色々とお話させていただきました。
この記事は6月27日(水)の、毎日新聞の朝刊に掲載されるそうです。
お家で毎日新聞をとっていらっしゃるという方は、ぜひご覧になってみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
おいしいモノには、とにかく目がないハチドリ高柳。
今、『Daily Planet』で、「世界のグルメを食い尽くせ!グルマンツアー」を特集してるの、
ご存知ですか?
世界各国のお料理をご紹介しているのですが、「それにはまず、食べなきゃね!」ということで、
とても仲のよいデイリースタッフたちは、ここ最近よく集まって、世界各国のおいしいお料理を、
文字通り食べつくしています♪
今日は、「ブータン料理」!!
どんなお料理か、ちょっと、想像もつかないですよね?
何でも、世界で一番辛いお料理なのだとか。
いただいたのは、まず・・・。


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サラダ。トマトにきゅうり、カッテージチーズに、味付けが山椒と唐辛子!
舌に山椒がぴりぴり来て、食べ進むうちに舌の奥のほうがしびれてくるのですが、
でも、とってもおいしい!ちょっと日本的な味なんです。
そしてお次は・・・。
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『モモ』と呼ばれる一皿。
運ばれてきたとたん、写真を撮るまもなくあっという間に食べられちゃいましたが・・・。
これはもう、中華のショウロンポウそのモノ。
中からあっついスープがジュワ〜♪♪
それに、トマトとタマネギと唐辛子などが入った調味料的なモノを付けていただきます。
辛いんだけど、それがおいしい!
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でも、本当のブータン料理は、基本的に辛ーい汁物を、ご飯にかけて食べるのだとか。
このお店のご飯は、五穀米みたいに色々な穀物が入っていて、旨みのあるおいしいご飯。
それが、ザルに盛られて出てくるのが、とってもブータンっぽい!
・・・とまあ、他にもまだ2〜3皿いただいて、
ここまで色々食べ進んだのですが、基本的にどれもとってもおいしくて、
「世界一辛い料理」の真価発揮、までは至っていなかった様子・・・。
なーんて話をしていたら、お店の方から「これはホントの辛さに近くしておきました」との一品が。
見た目は、クリームシチューみたいですよねぇ。。。


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でも、一口いただいたら・・・!
ぎょえ〜っっっ!!か、辛い〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!!!
クリームソースにチーズが入っていて、かなりまろやかになっているはずなのに、
この口中が痛いほどの辛さ!
食べているうちに、鼻の頭にも鼻の下にも汗をかいちゃう様な、そんな辛さでした。
その後、同行していたディレクターは「甘いブータン紅茶」を頼んであわてて飲みましたが、
その熱さに、より一層舌をヤラレておりました。(・・・合掌。)
確かに、「世界で一番辛い料理」の看板に、偽りはないかもしれません。この模様は、6月21日(木)の『Daily Planet』で詳しく放送しますので、
こちらもぜひ、聞いてみてくださいね!

それにしても、仲のよい仲間とおいしいモノを食べて、いっぱいしゃべって大笑いして、
それって、何よりのストレス解消ですよね。
今週末は、ホントに楽しかった♪疲れもすっかり吹っ飛びました!
アナタの週末は、いかがでしたか?
また明日から始まる1週間、がんばっていきましょうね!!
投稿者: 高柳恭子
2007年06月17日

麗しのホクレア号!

土曜日は本当にいいお天気でしたよね!
ピーカンの青空と、ちょっとぎらぎらの太陽に誘われて、ハチドリ高柳は、
大好きな大好きな街に、ひっさしぶりに遊びに行ってきました!!
その街とは・・・、

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横浜!!(この写真を撮ったのはもう夕方で、ちょっと暗くてごめんなさい!)
大学時代を(5年間もたっぷり)横浜で過ごした高柳は、
とにかく横浜が大好き♪
思いでもいっぱい詰まっていて、いるだけでかなりウキウキ、そしてちょっぴり切なくなっちゃう、
なんだかあまずっぱーい街なのです。
でも今回の横浜訪問は、ちょっとした目的がありました。
それは、『ホクレア号』を見ること。
『ホクレア号』、ご存知ですか?
ハワイ、ニュージーランド、イースター島を頂点として結んだ、
およそ3400万平方キロメートルの海域は、「ポリネシアン・トライアングル」と呼ばれています。
かつてポリネシアの人々は、この海域に点在する島々を、カヌーに乗って、
海図もコンパスも使わずに、自由に行き来していたのだそうです。
星や星座だけを頼りに海路を見つけるその手法は、「スターナビゲーション」と呼ばれていますが、
現代ではもう、ほとんど絶えてしまい、実行できる人はほとんど残されていません。
それを現実に行いながら、ハワイからミクロネシアの島々を通り、日本までやってきたのが、
この『ホクレア号』。
船長は、伝説のスターナビゲーター、ナイノア・トンプソンです。

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横浜は、この『ホクレア号』の歓迎ムード一色!
ハチドリ高柳も、この『ホクレア号』が、私が2年間滞在したミクロネシアを経由してきた、
ということで、なんだかちょっと特別な思いを抱いてしまうのです。
私がいたコスラエ島では、今でも普通にカヌーで釣りに行ったりしますから!
そして見えてきた『ホクレア号』は・・・!!
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コイノボリがついてるっ!
全長19メートル、全幅5.3メートル。見た目は、意外と小さい感じです。
これで、あの大海原をハワイから航海してきたなんて!


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後ろから見ると、こんな感じ。
ハンドルやコンパスのような装備がないので、内部もとってもシンプルです。


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向きを変えるのは、きっと船のお尻についた、この尻尾のような装置でしょうね・・・。


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船体には、キャンパス地のような布が張ってあります。
ホントにシンプルだぁ。。。

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舳先には、ハワイからやってきたことを示す、たくさんのレイが!!
ハワイからの航程を、このレイたちが守ってくれたのかもしれませんね。


それにしても、昔の人々の知恵は、本当にすごいですね。
星や星座の位置だけで、海を渡ってしまうとは・・・!
でも、私が2年間ミクロネシアにいた間だけでも、たくさんの不思議な能力を目の当たりにしました。
カヌーを出すとき、波をじっと見つめた後、「あと7つ波が来たあとは小さい波が来るから、
そのときカヌーを出そう。」と言われて、本当に波が小さかったり、
大海原の真ん中の、何もないところを指して「あの下にマグロがいる」と、
予言めいた発言をした人が、本当にマグロをいっぱい釣ってきたり、
一体どうやってそんなことがわかるの?と疑問に思うことがいっぱいでした。
きっと、私たちには計り知れない能力が、彼らの頭、身体、また、心には備わっているのでしょう。
『ホクレア号』を見ながら、そんなミクロネシアに思いをはせてしまった、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年06月15日

ゲストはドラえもん!

今日スタジオにお迎えしたのは、女優で声優の、大山のぶ代さん!!
ドラえもんの声を26年間担当された方として、あまりにも有名です。
ハチドリ高柳も、小さい頃からお世話になったあのドラえもんにお会いできる、ということで、
本当に楽しみにしていました。

doraemon.jpg
(編集長も、「俺たちの世代にとっちゃ、パリス・ヒルトンよりずっとセレブだよ!」と言ってたのに、
時間切れで撮影に加われませんでした。私だけ、ごめんなさい。。。)鮮やかなブルーのパンツジャケットでいらっしゃった大山さん、
『ドラえもん』のイメージが強いですが、
実は「料理研究家」と、「水研究家」としてのお顔もお持ちです。
著書も多数、さらには、旧厚生省の「おいしい水研究会」や、旧国土庁の「水を語る女性の会」の、
メンバーもお務めでした。
そんな大山さん、「とにかく、家族でご飯を一緒に食べる時間があることが大事。」と、
おっしゃっていました。
また、それには「朝ごはんがぴったり!」なのだそうです。
昼と夜に家族そろうことは難しいものですが、
朝ごはんなら、10分早く起きれば一緒に食べられるのだから、
とにかくそこで食卓を囲む時間を共有し、そのときにお互いが今どんな状態にあるか、
常にチェックしあうことが大切だ、と教えてくださいました。
また、水の研究家でもある大山さんが、日本各地を回っておいしい水を飲み歩いた、
と言うお話をされているとき、「そう。僕も一緒に行ったよ。」と、耳慣れた声が・・・・・!
いやーん、ドラえもんだぁーっ♪
なんと今日のゲストには、予想外のドラえもんまで、登場してくださったのです♪
それからは、もう大山さんと一緒にドラえもんが何度も登場!
お二人にずーっと登場していただいて、大幅に予定を延長するほど話に花が咲いた、
今日の『Hummingbird』だったのでした♪それにしても、うれしーい♪
ナマでドラえもんとお話が出来るなんて!
でもドラちゃんも、そもそもは未来から来たロボット。
私たちがこのままの生活を続けていたら、ドラえもんが帰る22世紀の世界は、
どんなになっちゃってるのかな、と、ちょっと心配にもなってしまった、ハチドリ高柳だったのでした。
ちなみに、大山さんと名刺交換をさせていただいて、チラッとひっくり返してみたら・・・!
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でたーーーーーーーーーーっ!!!
ドラえもーんとその仲間たち♪
お名刺までとっても素敵だった、大山のぶ代さんでした。
投稿者: 高柳恭子
2007年06月13日

ものづくりの達人!

今日スタジオにお迎えしたのは、ミュージシャンのかの香織さん!
以前の『Hjmmingibrd』にも来て頂いたことがあるのですが、
いつお目にかかっても、ほんわりと優しい素敵な空気をまとっていらっしゃいます。
久しぶりにお会いして、その空気に、改めて癒されてしまいました。


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(そして、堀内編集長も癒された様子・・・って編集長!はしゃぎすぎてお化けみたいですってば!)
かのさんといえば、ミュージシャンとしてのお顔の他に、ご実家の造り酒屋を手伝っていらっしゃる、
『泉薫子』さんとしての顔もお持ちの方。
また、その『泉薫子』さんが作り出す日本酒にぴったりのお食事を作るためのレシピ本、
『素食が贅沢』まで出版なさっています。


近年、「メタボリックシンドローム」や「中性脂肪」なんてものが世を騒がせていて、
にわかに、「日本古来の伝統食=粗食」が見直されてきています。
でも、かのさんがおススメするのは、「粗食」ではなく「素食」。
つまり、「出来る限り素材の味を生かし、簡単においしく、そのモノの味を楽しむ」というメニュー。
身体にもよく、とにかく「おいしい!」っていうことを大切にしていったら、
結局はそこに行き着いてしまった、とおっしゃるかのさん。
実は、今流行のマクロビなどにも、ちょっと手を出してみたことがあったそうです。
でも、特に都会で忙しく働く女性にとって、あれは食べちゃダメ、これは禁止、といった食事法は、
続けるのがとても難しいもの。
そこから、もっと緩やかな方向に変わられたのだそうです。
そしてたどり着いたのが、日本古来の「素食」のあり方。
例えば野菜であれば、「ホールフード」と呼ばれるように、その素材全てを丸ごといただくため、
出来る限り、無農薬、有機栽培のものを自然と選ぶようになります。
だって、「ホールフード」では、お野菜の皮も根っこも、
出来ればみんな食べちゃえ!ってことですものね。
すると、葉っぱに茎、根っこなど、お野菜の全ての部分に、
それぞれの役割があることがわかるのだそうです。
そして、無農薬、有機栽培のお野菜などは、お味がとても濃いので、
自然と、なるべくいじらずに、オーブンで丸ごと焼いて良質のお塩でいただく、といったような、
シンプルな調理法にもなっていくのだそうです。
「もちろん、簡単に作るだけではなくて、
お味噌みたいにじっくりと時間をかけて作るようなものもありますし、
お漬物も自分で漬けたりしますけど、結局、身体によくておいしいモノを探していくと、
昔おばあちゃんが作ってくれたような、日本の伝統食に戻っていくんですよね。」
とおっしゃってしました。

確かに、これまで日本人は、欧米の人々を驚愕させるほど、健康で長生きだった国民。
最近の食生活の変化で、その誇るべき地位が若干揺らいできていますよね。
逆に、欧米諸国では今、大日本食ブームが巻き起こり、皆がこぞって日本食に群がる時代。
日本人である私たちも、かつての日本人たちが食べていた伝統的な日本食に、
少し戻っていくべきなのかもしれませんね。
そしてそうすれば、農薬も使わなくなっていくので、環境にも優しくなれる、というわけ。
古来の日本人の知恵って、本当に素晴らしいですね。
え?じゃ例えばどんなメニューを作ればいいか、って??
そのヒントは、かのさんのご本『素食が贅沢』にたっぷり詰まっています。


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見ているだけで楽しくなるような、美しい写真がいっぱいの素敵なレシピ本、
ぜひ参考になさってみてくださいね!


また、かのさんのスィート・ヴォイスがたっぷり楽しめる2枚組みのベストアルバム、
『エンジェルソングス〜ザ・ベリーベスト オブ かの香織』は、6月13日発売です!
CDショップで、ぜひぜひチェックしてください♪
投稿者: 高柳恭子
2007年06月12日

ご飯は五感を開く?!

「世界のグルメを食べつくせ!」ってことで、食と旅をテーマにお届けしている、
今週の『Daily Planet』。
『Hummingbird』も負けじと、「食育」をテーマにお届けしています。
そこで、今日お越しいただいたゲストは、皆さんご存知、フレンチ界の巨匠、
東京・四谷の『オテル・ド・ミクニ』のシェフ、三國清三さんです!

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(フランス暦も長い三國さん、私の最悪の発音のフランス語も、ちゃんと直してくださいました♪)昨今、ご飯をお母さんが作らなくなったり、
家族でご飯を一緒に食べなくなっている子供たちが、とても増えているのだとか。
そんな中、フランスの三ツ星レストランのシェフたちが1985年前後に始めた活動が、
「グードゥラスメンヌ(=食育)」なのだそうです。(←この発音を直していただきました。)
そして三國さんも、1999年から「キッズシェフ」という活動を、全国で行っていらっしゃいます。
その「キッズシェフ」とは、「味覚の授業」を、各地の小学校で行うもの。
三國さんは、「味覚は12歳までに作られてしまうんですよ。だからそれまでに、
甘い、塩辛い、苦い、すっぱいの4種類の味を、舌に覚えさせることが重要なんです。」
とおっしゃっていました。
びっくりしたのが、「味覚を開いてあげることで、五感も開けるんですよ。」という、
三國さんの言葉。
子供時代は、おいしいモノを食べさせてあげることで、視覚・触覚・嗅覚などの、
五感が全て開くのだそうです。
そしてそれが子供の心も開かせてくれ、そうすることでキレたり、陰湿ないじめをしたりする子供が、
減っていくのだとか。
食事って、ホントに大事なんですね。


そして、三國さんの授業では、もちろん実習も行います、
魚をおろしたり、イカの皮をはいだり、今までやったことがないことをやる子供さんも、
終わるとほとんどが、
「今度はおうちに帰って、お母さんとお父さんに作ってあげるんだ!」と言ってくれる、と、
三國さんは嬉しそうに話してくださいました。
また、「そういう経験をつむことで、人からやってもらうばかりではなく、
やってあげることの喜びを学んでいくんですよね。」ともおっしゃっていました。また、この「キッズシェフ」の授業には、さらにスペシャルな特典がついています。
子どもさんたちが大きくなる10年後、この「キッズシェフ」の授業を受けた証明書を持って、
三國さんの『オテル・ド・ミクニ』に行くと、三國さんのお料理をいただけるのだとか!
スゴイ!私も、そんな授業が受けたかった〜。。。


それにしても、私も早くあこがれの『オテル・ド・ミクニ』にお邪魔しなくっちゃぁ。
入社して以来12年間、ずーっとあこがれ続けているのに、結局行けていない、
ホントにあこがれ中のあこがれのレストラン。
三國さんにも、「待ちすぎだよっ」と突っ込まれてしまいましたし、
そろそろ、お邪魔してみようかと思っています♪ちょっと贅沢ですけど、ね。
そしてそんな三國さん、最近本をお出しになりました。
「体の中からきれいになる ミクニごはん」。
女性には特に嬉しい、野菜たっぷりのメニューがいっぱいです。
本屋さんで見つけたら、ぜひ手にとってみてくださいね!

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(写真も色鮮やかで素敵♪「おいしくアンチエイジング」なんて、ちょっと気になるタイトルも♪)
投稿者: 高柳恭子
2007年06月11日

報道のマナ・カナ?

私が青年海外協力隊に参加している間に入社し、「高柳にそっくり!」と言われ続けていた、という、
報道情報センターの後輩、戸沢愛チャン。
帰国後顔を合わせ、「確かに似てる〜♪」と確かめ合い(肌のハリとかは全く違いますが。)、
『年の離れた双子』を自認していた私たち。
最近、不思議なことに気づきました。
会社で顔を合わせると、なぜか、着ているお洋服の色が常にかぶっているのです!
そのマッチング率は、報道の人たちに「絶対朝打ち合わせしてる!」と言わしめるほど。
赤のときは赤、グリーンのときはグリーン。そして今日は・・・!
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ラベンダー!!なんと形までそっくり!!!まるで同じ服着てるみたいです。。。
スカートまで、若干似ています・・・。
これには、2人ともびっくり。思わず記念撮影☆してしまいました。
顔が似てると、好みまで似ちゃうんでしょうか?
でも、妹がずっとほしかったハチドリ高柳としては、報道にホンモノの可愛い妹がいるみたいで、
とても嬉しいのです♪
最近では、ニュースや特番など、活躍の場も増えてきたわが妹、戸沢愛チャン。
皆さんも、応援してあげてくださいね♪
投稿者: 高柳恭子
2007年06月10日

ヒョウが降りました!

日曜日も、もれなく終日勤務のハチドリ高柳、
今日は東京にも大雨・洪水警報が発令されていました。
普段勤務しながら、ちょっと疲れたときに見下ろす、皇居のお堀端。
今日はもうなーんにも見えません!


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窓際によって雨を眺めていると、ガシッガシッっと、妙な音が・・・。
ひえー。なんとヒョウが降ってるではありませんかっ。
妙な音の正体は、ヒョウが窓枠に当たる音だったのでした。
それにしても、この雲の厚い感じと真っ暗な空。
私が2年間滞在していた南の島、コスラエ島のスコールも、ちょうどこんな感じ。
ふっと懐かしく思い出してしまいました。
そして2時間後・・・。

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もう晴れた!!
雨上がりは、遠いビルの輪郭もくっきりしてキレイ♪
雨に洗われた緑もいっそう鮮やかになって、街がとてもうるおって見えます。
まだまだ、日曜日の夜はこれから!
残りの休日、目いっぱい楽しんでくださいね。
投稿者: 高柳恭子
2007年06月07日

土のにおい♪

今日のゲストは、「パーマカルチャーデザイナー」でいらっしゃいます、四井真治さん!
以前、スペイン坂スタジオでオンエアしていた頃のハミングに、
1度ゲストでいらしていただいていたので、ハチドリ高柳は、再会を心待ちにしていました♪


yotsui.jpg
(そのときのハミングでは、ミミズの話をたっぷり・・・。ということで、ミミズの顔をしてみました。)
そう。忘れもしない四井さんのゲスト出演の会は、
ハチドリ高柳が大の苦手な、ミミズの話がたーっぷり!
『Hummingubird』オンエア史上初めて、涙目でその場から逃げ出したくなった、
思い出深い放送だったのです。
もちろん、四井さんから教えていただいたたくさんのお話は、とても大事だったんですよ。
単に、もう「「ミミズ」って単語が、ダメだっただけなのです。
でも、優しい四井さんは、今日の放送ではミミズの話をあまりしないでくださいました♪代わりにしてくださったのは、「土」そのモノのお話。
「パーマカルチャーデザイナー」という、ちょっと耳慣れないご職業の四井さんは、
とにかく「土」の専門家。
「パーマカルチャー」というのは、「パーマネント」と「アグリカルチャー」をドッキングさせた造語で、
要するに「永続する」「農業・農法」という意味。
つまり四井さんのお仕事というのは、持続可能な農業や農法を、「デザイン」するものなのです。
「持続可能」というのはとても難しく、四井さんがおっしゃるには、
全ての鍵は「土」が握っている、とか。
それも、やはりそれぞれの作物にあった土があるので、どんな土を作ってあげれば、
どんな作物がよく育つかを分析し、農家の方々に指導してあげていらっしゃるのです。
四井さんの元には、日本中からありとあらゆる「土」のサンプルが送られてくるそうで、
それを分析して、中にどんなミネラルや栄養分、カビや細菌が生息しているかを調べ、
「このミネラルをもっと増やしたほうがいい」とか、
「この作物を育てるなら、この細菌がいたほうがいい」とか、教えてあげるんですって。
だから四井さんは、もう土を見たらすぐに、いい土か悪い土かわかってしまうそうです。
そして、私たちにも、「土にもっと触れてほしい」とおっしゃっていました。
確かに、私も最近、土を触っていないなぁ。。。
っていうか、最後に土を触ったのって、いつだったかなぁ。。。
考えてみたら、「木を植える人」=アースウォーカーの中渓宏一さんと一緒に、
気を植えに行った時に、土を触ったことを思い出しました。
結構寒い日もあったのに、土はほっこりと暖かく、なんとも言えない懐かしいにおいがしたのも、
思いだしました。
でも、そのとき一緒に木を植えた小学生たちが、土を触るのを怖がっていたのも、
ちょっとさびしく印象に残っています。
「えー、だって汚いじゃーん。」と言ってた子もいたっけ。
でも、仕方ないですよね。
病気になったりしちゃ大変!と、親御さんたちはとても衛生面で気をつけて、
大切に育てていらっしゃるんですものね。
だけどやっぱり私は、ちびっ子たちには泥だらけになって遊ぶ経験も必要じゃないかな、
と思ってしまうのです。
細菌も跳ね飛ばしてしまうくらい、元気な子供に育ってもらえるように。


親御さんたちのなかにも、そんな風に思っている方、いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は、お子さんをサマーキャンプに連れて行ってあげる、というのはいかがですか?
『地球小屋(テラコヤ』という、小学校4年〜6年生を対象にした、夏キャンプが開かれます。
今日のゲスト、四井さんもおススメのこのキャンプ、詳しくは、
http://begoodcafe.com
でチェックしてみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
2007年06月06日

早くも夏の風物詩!

今日打ち合わせで赤坂見附に行ったら、なんとも懐かしいモノを見つけちゃいました!
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風鈴屋さん!!
すごーい!!赤坂の真ん中で、こんな素敵な夏の風物詩に出会えるなんて♪
忙しい時間をすごしていらっしゃる方は多いと思いますが、
チリン、チリン・・・という風鈴の涼やかな音色、ちょっと想像してみてくださいね。
それだけで、とっても癒されてしまうはず!
思わず日本の夏をシミジミ感じてしまった、ハチドリ高柳でした♪
投稿者: 高柳恭子
2007年06月05日

若林環境大臣!!

今日6月5日は、国連が定めた『世界環境デー』!!
ということで、今日の『Hummingbird』は、スタジオを飛び出して、初の公開収録♪
代々木公園で6月2,3日に行われた『エコライフ・フェア2007』の会場で行われた、
若林環境大臣をお迎えしてのトークショーの模様をお届けしました。

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(6月1日からスタートしたクールビズ。若林大臣も、カジュアルな装いでおいでくださいました!)
代々木公園は、ぴかぴかの青い空に新緑ゆれる心地よい風、
ただ外にいるだけでハミングが出てしまうような、本当に心地よいお天気♪
たくさんのお客さんにもお越しいただき、和やかにトークショーはスタートしました。
若林環境大臣は、今の一番の環境問題はやはり地球の温暖化だと考えていらっしゃるそうです。
温暖化の原因となる温室効果ガスの削減をするにはどうしたらいいか、
たくさんのヒントをくださいました。
その中のひとつで私たちにも簡単に始められるのが、電球などをを始めとする、省エネ製品の活用。
例えば、トークショーの最中に紹介させていただいたエコ電球は、スゴイ!
通常の電球が、54Wで60Wの明るさであるのに対し、
たった10Wで、同じ60Wの明るさを放ってくれます。
それだけも、かなり消費電力が少なくてすみますよね。
しかも、通常の電球の寿命が1000時間ほどなのに対し、エコ電球は10000時間!
なんと10倍も長持ちするのです!!
ですから、最初購入するときには「ちょっと高いかな」と思っても、
値段的には、1年たてば、電気代で元が取れてしまう、というわけなんです。
それに、こういったちょっとしたアクションなら、自分自身の生活に何一つ変化なく、
ただ「電球を替える」という行為のみで、温室効果ガスを大幅に削減できる、というわけなんです。
また、冷房の設定温度を1度高くする、シャワーに入る時間を1分縮める、といった、
本当にちょっとしたことでも、たくさんの人々が協力すれば、
温暖化防止にとても大きな成果が得られる、と教えてくださいました。

環境への取り組みは、政府としても急務。
今日の大臣のお話をうかがって、日本政府もしっかり取り組んでいこうとしてるんだな、と、
心強く感じました。
また最後に若林大臣は、
「こんなに緑が育つ豊かな星は、見つかっている限り宇宙でひとつだけ。
それを守っていくのは人間の役目ですよね。」とおっしゃっていました。
確かに、水があって空気があって、緑が豊かに育って動物がいて、という星は、
まさに「奇跡の星」なのかもしれません。
その星を、私たちの力で守れるのならば、全力で守っていかなければいけませんよね。
そんなことを思い出させていただいた、若林環境大臣とのトークショーでした。
お忙しい中駆けつけてくださった若林環境大臣、
そして代々木公園に遊びに来てくださった皆さん、どうもありがとうございました!
投稿者: 高柳恭子
最近、ちまたで話題になっているこの本、ご存知ですか?

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『世界を救う13人のおばあちゃんの言葉』。
去年の10月、ダライ・ラマの元をこのおばあちゃんたちが訪ね、
アメリカで大反響を呼んだ本の日本語版が、先日出版されたのです。もう皆さんもご存知のように、世界は今、環境汚染、戦争による残虐行為、核兵器の脅威、
疾病の蔓延、物質主義の横行、というように、これまでにない危機に瀕しています。
そんな中、今からおよそ2年半前の2004年11月、そんな世界を救うべく、
立ち上がった女性たちがいました。
マヤ族、ホピ・インディアン、アマゾンのジャングルの部族、ネパールの部族、チベットの部族、
メキシコのインディオなど、伝統ある部族を代表する「知恵袋」であり「長老」である、
グランマザー=おばあちゃん13人です。
あるアメリカ人女性がこの世界中の先住民を訪ね歩き、
霊的指導者である13人のおばあちゃんを引きあわせた上で、NYで一同に会し、
国際評議会が開かれたのです。
会議では、これからの7世代以上あとの子供たちへ、
古代からの生活の知恵を受け継ぎつつ、次の世代へよりよい環境を残し、
世界平和と地球そのものを守るためにはどうしたらいいか、
それぞれの部族の教えや知恵を持ち寄って、話し合われました。
それ以来、1年に2回のペースで評議会は行われ、また今月、5回目の会議が開かれます。
そして、その13人のおばあちゃんの中の一人、ブラジルはアマゾンの奥地に住む、
クララ・シノブ・イウラさんが、来日を果たし、記者会見が行われたのです。

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記者会見には、シンガーソングライターのイルカさん、
日本サッカー協会国際委員でJICAのオフィシャルサポーターの北澤豪さんも駆けつけ、
それぞれが感じる「地球の今」について話し合われました。


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クララさんは、「今の日本は物質的に豊かだけど、
母なる自然に抱かれる心地よさを忘れてはいけない」とおっしゃっていました。
ちなみに、クララさんのお名前は、クララ・シノブ・イウラさん。
何か気づきませんか?
そう、シノブさん!
クララさんは日系2世でいらっしゃり、日本語もぺらぺらなのです!!

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そんなクララさんと、実は昨日『Hummingbird』の収録でお目にかかっていたハチドリ高柳。
その人間的魅力に、とりこになってしまいました。
昨日初めてお会いしたばかりだというのに、私なんかのことを心から受け入れてくださっているのが、
ひしひしと伝わってくるのです。
今日、記者会見場でお目にかかったときも、私の手を握り、「来てくれてホントにありがとう」と、
暖かく包み込むような声でおっしゃってくださいました。
大好きだった、私の本当のおばあちゃんのようなあったかさ。
帰り際にしてくれたハグも、私の祖母がしてくれたハグそのもので、涙が出そうになりました。
そしてクララさんは、「今の地球の状況はとても危機的だけど、私はまだ、
奇跡が起こることを信じています。きっと、奇跡は起こるのです。」ともおっしゃってくださいました。
クララさんに言われると、今の地球は危機に瀕しているけれど、
本当にまだまだ私たちに出来ることがたくさんあって、大逆転を起こせるのではないか、
とさえ思えてしまいます。
そんなポジティブなパワーを秘めた、おばあちゃんたちの格言がたくさん詰まった、
この『世界を救う13人のおばあちゃんの言葉』、ぜひ一度、読んでみてくださいね!
また、クララさんとたっぷり語り合った『Hummingbird』は、6月末の放送予定となっています。
こちらも、聞いていただけたらとても嬉しいです♪それにしても、クララさん、あったかかったなー。。。
どんな人の心のブロックも、溶かしてなくしてしまうようなあたたかさ。
戦争や紛争、環境破壊、そして虐待や犯罪などでかたくなになった「地球」そのものの心も、
クララさんなら溶かせるかもしれないと感じてしまった、ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子
今日のゲストは、私たちチーム・ハミングが屋久島に行ったときにガイドをしてくださった、
吉田明夫さん!
くっきりと彫りの深いお顔立ちに、渋ーい声。
恐ろしい健脚で、風のように屋久島の森の中を登っていく速度を拝見しても、
野性味あふれていてとってもカッコイイ!
でも、お伺いしたらご出身は栃木県。
お顔立ちからすっかり屋久島のご出身だと思い込んでしまったハチドリ高柳は、
びっくりしてしまったのでした。
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(そして、初のハミング外収録!山のふもとを5時ごろ出発したので、
このあたりにたどり着いたのは、朝8時ごろ!鳥の声が綺麗だったなー♪)
私たちが収録を行ったのは、白谷雲水峡というところを3時間ほど登った、辻峠、という場所。
あたりは深〜い森、収録中には鹿がひょっこり顔を出してくれるような、
自然丸ごとの中に入ってしまったような神秘的なところでした。
朝早かったせいもあって、あたりに他の人影はありません。
深呼吸して森の精気を胸いっぱいに吸い込みながら、今日のトークは進みました。
この吉田さん、屋久島で民宿をしながら、ネイチャーガイドもされていらっしゃいます。
また、『屋久種五葉松』という、屋久島にしか生息しない貴重な松の、
保全ボランティアとしても活躍していらっしゃいます。
屋久島は、南の島でありながら標高がとても高い山もあり、ひとつの島の中に、
海辺では半そでで水遊びが出来、山の上には雪が降っている、というような、
何種類もの気候が存在しています。
それが、屋久島特有の稀有な生態系を作っているのですが、
徐々に環境が変化してくるにつれ、屋久島に存在する希少な品種を、
守らなければいけない状況になってきているようです。
吉田さんは、「屋久島にしかない、素晴らしい自然を、どうしても残していきたい」と、
おっしゃっていました。
ただ、私たちも観光客としてお邪魔していて言うのも何なんですが、
観光客が増えれば増えるほど、屋久島の環境は破壊されてしまうのでは・・・?
そううかがうと、「それだけでもないですよ。」という、嬉しいお答え。
吉田さんが屋久島にいらした26年ほど前には、島の経済は衰退していたそうなのです。
それが、10数年前に屋久島が世界遺産に登録されて以来、観光客が増え始め、
その結果、観光業が栄えるようになり、島の経済を大きく支えるようになったのだとか。
ですから、観光客が増えるのは、悪いことばかりではないんですね。
そして吉田さんは、「屋久島に来た人が、自然の本当の素晴らしさに触れて帰ってくれれば、
例えば都会に住んでいる人も、おうちのベランダで野菜をちょっと育ててみるとか、
苗木の鑑賞木を育ててみるとか、そんな風に自然の素晴らしさを自分でも取り入れてみたい、と、
思ってくれるかもしれませんよね。
そのひとつの契機になってくれれば、いいことなんじゃないか、と思います。」と、
おっしゃってくださいました。

確かに、あの圧倒的な自然の素晴らしさは、自分も、都会であっても何か自然に触れたい、
と思わせられます。
吉田さんは、「今は環境破壊が進んでいますから、若い世代の人たちは大変ですよね」と、
心配していらっしゃいましたが、その環境を整えるのも破壊するのも、
自分たち自身なのかもしれません。
ずっと都会にい続けると、どうしても見失ったり忘れたりしてしまいがちなもの。
それを、屋久島に行って思い出すのも、ひとつの環境保全のアクションなのかもしれないな、
と思ってしまった、ハチドリ高柳なのでした。

とにかく、森の香りがすごいんです。
空気が緑にそまっているのが、目に見えそうなんです。
あれはやっぱり、なかなか味わえない香り。
あの香りをかぐためだけにも、もう一度屋久島に行きたい、と思ってしまいました。
それとも、おうちでコケでも育てるかな・・・。
投稿者: 高柳恭子
今日はいいお天気でしたね〜♪
さわやかで、ずーっと外にいたくなっちゃうような気持ちいい風が吹いていました。
土曜の街並みは、行きかう人たちも休日特有の開放感あふれる笑顔!
そんなときに街に出るのが大好きなハチドリ高柳は、
街路樹の鮮やかなグリーンがゆれる休日の渋谷の街を思う存分楽しんでしまいました。
そして夕方になって向かったのは、渋谷AX!
今日はここで、久保田利伸さんとKREVAさんの、夢のコラボ・ライブが行われるのです。
『アース&ヒューマンコンシャス事務局(=TOKYO FMの環境推進部のような部署)』の、
局員を兼任しているハチドリ高柳、いそいそとライブに出かけました♪

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(ステージには、こんなCOOLな垂れ幕がハラリ☆すでにカッコイイライブが予感されます!)
そもそも、このイベントというのは
TOKYO FMをはじめとする、全国38のFM局=JAPAN FM NETWORK(JFN)の、
ステーション・キャンペーン、
『HUMAN CONSCIOUS〜生命(いのち)を愛し、つながるこころ〜』
のコンセプトに基づくプロジェクトなんです。
記念すべき第一弾出演アーティストとして選ばれたのは、
日本の音楽シーンにおけるR&Bの第一人者・久保田利伸さん、
そしてHIPHOPシーンをリードするKREVAさん。
「音楽を通して生まれた人と人のつながりから、新しい“何か”が生まれる!」
タイトルにある『unity』=ユニティとは、「協同・結束」を意味する言葉。
人と人とがつながることによって新しいものが生み出される素晴らしさ、
音楽を通じて生まれるunityを久保田さんとKREVAさんが表現する、というわけ。
そしてそのライブは、まさにそのコンセプトを体現している、素晴らしくカッコイイ、
最高にCOOL&HIPなものでした!!
まず特筆すべきは、お2人の歌のうまさ。
ハリがありノビがあり、聞いててスッカーンっと気持ちよくなっちゃううまさなのです。
そして、何よりも見ていてアガッたのは、お2人が、
本当に楽しそ〜うに、気持ちよさそ〜うに、コラボレーションしている姿!!
2人のトークの掛け合いも絶妙だし、お互いがリスペクトし合っている様子が伝わってきて、
すごく心地よかったんですよね。
あー、それにしてもかっこよかった!
ライブが終わってから、スタッフたちとも口々に「かっこよかったねー」「いいライブだねー」と、
言い合いました。
これは、ひとりでも多くの方に見ていただきたい!・・・・・・・・・・・・のですが、
残念ながら、残すところあと2ヶ所での開催!!
6月15日(金)の松山と、23日(土)の札幌。
http://www.tfm.co.jp/unity/

気になる〜、という方はぜひHPをチェックして、とにかく抜群にカッコイイ久保田&KREVAのライブ、
見に行ってみてくださいね!!
投稿者: 高柳恭子
2007年06月03日

縄文時代の軌跡

今日のスタジオにお迎えしたのは、人類学者でいらっしゃる中沢新一さん!
先日、『ミクロコスモス?&?』を出版なさったことでも話題です。
ハチドリ高柳は、5月18日に行われた、イベントでご挨拶させていただいていたので、
ちゃんとお話できるのを楽しみにしていました。


nakazawa.jpg
(やっぱり、お話をうかがっていても、どこからどう見ても「学者!」といういでたちの中沢さんでした。)
その、私が中沢さんにご挨拶させていただいたイベントというのは、
坂本龍一さんや桑原茂一さん、そして中沢さんなどが発起人として立ち上げた活動、
「more trees」のイベント。
要するに、自然エネルギーに依存できる社会を目指す、というコンセプトの元、
「もっと木を植えよう!」と訴えていくシンプルな活動なんですが、
言うのは簡単でも、実行するのは結構難しいですよね。
でも、中沢さんはやはり「木を植えること」の重要性を、しっかりと説明してくださいました。
そもそも、日本は森林に恵まれた、とても木の豊富な国。
でも、その木をある時期、とても多く伐採してしまいました。
それに気づいた日本人は、ちゃんと植林をしたのですが、植えたのは杉のような針葉樹がほとんど。
これで、かつての日本の森林のバランスが崩れてしまったのだそうです。
(そして、杉の花粉症などの弊害にも見舞われました!)
中沢先生によると、実は縄文時代の日本には、もっともっと広葉樹(クヌギ、ナラ、ドングリなど)が、
多かったのだとか。
ですから、これから木を増やすなら、
そのような広葉樹を増やしていかなくてはいけないのだそうです。
そして、日本の本来の里山の風景に、森林を戻していかなければいけない、とおっしゃっていました。

また、とても興味深いお話もしてくださいました。
今の東京のある場所が、「縄文海深期」と呼ばれていた時代に、どんな地形をしていたのか、
それを見ながら歩くことを「アースダイブ」というそうなのですが、
その「アースダイブ」をしてみると、現代の日本の街の形ほとんどが、
縄文時代に形作られていたそうなのです!
縄文時代の地図を見ると、なぜ皇居はあの場所にあるのか、
なぜ青山にはファッションのお店が多いのか、全てわかってしまうんですって!
それって、どういうことなんでしょう??
もっともっとお話がうかがいたい!というところで、残念ながら今回は時間切れ。
「またゲストにいらしてくださいねっ」と、目力を込めてお願いしながら、お別れしました。


それにしても、縄文時代に全部が決まっていたなんて。。。かな〜り気になります。
私と同じように気になったというアナタ、実はその答え、
中沢先生の著書の中にあるそうなのです!
『アースダイバー』という本に、縄文時代の東京の地図も含めて、
全部載っている、ということですから、ぜひチェックしてみてくださいね!
投稿者: 高柳恭子
今日のスタジオには、毎日新聞「水と緑の地球環境本部 MOTTAINAIキャンペーン事務局長の、
真田和義さんをお迎えしました。
以前から、お仕事を通じて存じ上げていたんですが、とにかくこの真田さん、
お話が面白い!
一度でいいからゲストにいらしてください、と、熱いラブコールをおくらせていただいておりました。
ようやく実現して、嬉しい限りです♪

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(温和に微笑む真田さんの隣で堀内編集長、実は番組企画で、片目だけマスカラしてるんです!
片目だけ、つぶらな瞳・・・!ちょっとキモイ〜っ。。)


真田さんが手がけていらっしゃるのは、2004年にノーベル平和賞を受賞されたことでも知られる、
ケニアのワンガリ・マータイさんを中心に進められている、
「MOTTAINAIキャンペーン」の日本展開。
そもそもマータイさんが「MOTTAINAI」という言葉と精神を世界に広めるようになったのは、
真田さんのいらっしゃる毎日新聞が、マータイさんを招聘したときに、
「日本では、資源を有効活用してゴミを減らす、という循環型社会を目指す運動を、
『もったいない』という言葉で言い表しているんですよ」とお伝えしたところ、
マータイさんは大感激♪
その言葉と精神は素晴らしい!と、その後のマータイさんの講演などで、
力強い呼びかけを始められた、というわけなんです。ちなみに真田さんによれば、この「MOTTAINAI」という言葉は、仏教用語なのだそうです。
ということで、ハチドリ高柳、広辞苑を調べてみました。すると・・・?
「もったいない=勿体無い。(物の本体を失する意)」ということで、その後に、
「神仏・貴人などに対して不都合である。不屈である」と出ていました!
また、「畏れ多い。かたじけない。ありがたい。」との意味もあるということなんです。
そうか!
マータイさんはこの「MOTTAINAI」に、「3R=reuse, reduce,recycle」という3つの意味のほかに、
「respect」の意味も含まれる、とおっしゃったそうですが、
確かにリスペクトの意味が、そもそも含まれていたんですね。
日本人の心を、日本人以上に解釈してくださるマータイさんを、改めて尊敬してしまいました。
そして、そのマータイさんの素晴らしさにいち早く気づき、
活動をともにされている毎日新聞も、すごいなー。
私も、同じマスコミ人のはしくれとして、見習わなくっちゃな、と実感した、
ハチドリ高柳だったのでした。
投稿者: 高柳恭子