2007年02月27日
木を植えましょう
今日のスタジオにお迎えしたのは、『木を植えましょう』の著者、正木高志さん。
芸能活動をされているわけでもないのに、スペイン坂スタジオの外には、黒山の人だかり!
何でも、環境活動の世界ではとてもとてもご高名な方で、ファンの方も多いのだとか。
皆さん、心底正木さんを尊敬していらっしゃる雰囲気で、とても和やかに番組はスタートしました。
そもそもこの「木を植えましょう」というストレートなタイトルの本は、
環境を守るとはどういうことか、ということを、若干哲学的に説いたお話。
「哲学的とは?」という質問に正木さんは、ちょっと考えた後に、
「例えばね、」と、ゆっくりわかりやすくお話くださいました。
例えば、私たちの手。ちょっとじっと見てみてください。
その手、何でできてますか?皮膚、筋肉、骨、血、脂肪、などなど、ですよね?
でも、その皮膚も筋肉も骨も血も脂肪も、ぜーんぶ私たちが食べたものからできているのです。
当たり前?そう、当たり前のことです。
でも、その当たり前に意外と気づかずに過ぎるのが、私たちの毎日。
だって日々の食事のとき、「このお肉が数ヵ月後には私の手の皮になるのだわ」とか、
「このお野菜は数ヵ月後に、僕の爪の一部になるだろうか」とか、考えながら食べる人、
いませんよね?
でもでも、結局はそういうこと。
私たちの身体にあるものの中で、何一つ「食べたものから出来ていない」モノはないのです。
だから、食事はそれくらい大切なことで、食べるモノはそれくらい大切なモノ。
もし、その食べ物が農薬にまみれていたり、遺伝子が組み変わっていたりしたら、
それはそのまま、私たちの身体を作っていってしまうのです。
つまり、土を汚し環境を汚し、農薬まみれの農作物を作ってしまうことは、
結局は直接、私たちの身体を汚してしまうのです。
だから、環境と私たちの身体はつながっている。
そこは、切っても切れない関係性を強く持っているものなのです。
それが、正木さんの説く、環境の哲学。
自分と環境は別のものではない。ぴったりと密接につながっている、ということ。
そう考えたら、きっと環境を汚そう、なんて思えなくなるはず、というのが正木さんの哲学です。
なるほどね・・・。
ハチドリ高柳はうなってしまいました。
ここまで簡潔に、環境と私たちの身体を密接に感じさせてくれたお話は、初めて。
スタジオの中で自分の手をしげしげと眺めながら、
この手、私が去年の12月ごろに食べた、鳥のモモ焼きとかで出来てるのかしらん?とか、
それとも、そのもうちょっと前のおなべに入っていた、お魚かな?とか、考えてしまいました。
そう考えたら、ホントに変な食べ物を口に入れることは出来なくなりますよね。
そして、変な食べ物を口に入れないためには、
その食べ物を守る環境を整えるしかないのです!
それが、私たち自身を守ることに、直接つながるんですから、ね。
あー、今日のお話は深かった!まだまだ勉強が足りません!!
正木さんの本、『木を植えましょう』をしっかりと読んで、
もっともっと勉強しなければと心に誓った、ハチドリ高柳だったのでした。
芸能活動をされているわけでもないのに、スペイン坂スタジオの外には、黒山の人だかり!
何でも、環境活動の世界ではとてもとてもご高名な方で、ファンの方も多いのだとか。
皆さん、心底正木さんを尊敬していらっしゃる雰囲気で、とても和やかに番組はスタートしました。
そもそもこの「木を植えましょう」というストレートなタイトルの本は、
環境を守るとはどういうことか、ということを、若干哲学的に説いたお話。
「哲学的とは?」という質問に正木さんは、ちょっと考えた後に、
「例えばね、」と、ゆっくりわかりやすくお話くださいました。
例えば、私たちの手。ちょっとじっと見てみてください。
その手、何でできてますか?皮膚、筋肉、骨、血、脂肪、などなど、ですよね?
でも、その皮膚も筋肉も骨も血も脂肪も、ぜーんぶ私たちが食べたものからできているのです。
当たり前?そう、当たり前のことです。
でも、その当たり前に意外と気づかずに過ぎるのが、私たちの毎日。
だって日々の食事のとき、「このお肉が数ヵ月後には私の手の皮になるのだわ」とか、
「このお野菜は数ヵ月後に、僕の爪の一部になるだろうか」とか、考えながら食べる人、
いませんよね?
でもでも、結局はそういうこと。
私たちの身体にあるものの中で、何一つ「食べたものから出来ていない」モノはないのです。
だから、食事はそれくらい大切なことで、食べるモノはそれくらい大切なモノ。
もし、その食べ物が農薬にまみれていたり、遺伝子が組み変わっていたりしたら、
それはそのまま、私たちの身体を作っていってしまうのです。
つまり、土を汚し環境を汚し、農薬まみれの農作物を作ってしまうことは、
結局は直接、私たちの身体を汚してしまうのです。
だから、環境と私たちの身体はつながっている。
そこは、切っても切れない関係性を強く持っているものなのです。
それが、正木さんの説く、環境の哲学。
自分と環境は別のものではない。ぴったりと密接につながっている、ということ。
そう考えたら、きっと環境を汚そう、なんて思えなくなるはず、というのが正木さんの哲学です。
なるほどね・・・。
ハチドリ高柳はうなってしまいました。
ここまで簡潔に、環境と私たちの身体を密接に感じさせてくれたお話は、初めて。
スタジオの中で自分の手をしげしげと眺めながら、
この手、私が去年の12月ごろに食べた、鳥のモモ焼きとかで出来てるのかしらん?とか、
それとも、そのもうちょっと前のおなべに入っていた、お魚かな?とか、考えてしまいました。
そう考えたら、ホントに変な食べ物を口に入れることは出来なくなりますよね。
そして、変な食べ物を口に入れないためには、
その食べ物を守る環境を整えるしかないのです!
それが、私たち自身を守ることに、直接つながるんですから、ね。
あー、今日のお話は深かった!まだまだ勉強が足りません!!
正木さんの本、『木を植えましょう』をしっかりと読んで、
もっともっと勉強しなければと心に誓った、ハチドリ高柳だったのでした。