2007年01月31日
さかなクン!
今日のスタジオに遊びに来てくれたのは、みなさんご存知、ハコフグのお帽子でおなじみの、
さかなクン!
お魚らいふ・コーディネーターであり、東京海洋大学の客員助教授でもいらっしゃいます。
ご登場いただいたとたんに、スペイン坂スタジオの周りは黒山の人だかり!
その一人ひとりに、さかなクンは律儀に「さかなクンで〜す!」と手を振って差し上げるので、
集まってくださった人たちは大喜び♪
『Hummingbird』には珍しい、黄色い歓声に包まれたオンエアになったのでした。
それにしても驚いたのが、その豊富な知識。
もちろん、サカナに関する知識は莫大だ、と重々承知の上でお越しいただいたのですが、
それでも、スタッフ一同あ然とするほど、ホントに「博士」でいらっしゃいました。
例えば、青年海外協力隊で滞在していたミクロネシアで釣りにはまったハチドリ高柳が、
「○○ってサカナとか、○○ってサカナとか、釣ったりしました〜」なんてお話しすると、
「あ、そのお魚は○○○○っていう日本名で、学術名が○○○○○○○○○○で、
生息している地域は○○のあたりで、○○を食べて・・・・・・・」と、
限りない情報が飛び出してくるのです。
また、「好きなお魚を言ってください♪」とおっしゃるので、何の芸もなく「マグロ」と答えると、
下さったお名刺に、なんとマグロの絵を描いてくださいました!
そのお上手なこと!!
プロはだしで、本当に素晴らしい絵で、目を丸くしていたハチドリ高柳に、
「お魚が、あんまり可愛いらしいのでよく観察していたら、
細かいところまでわかるようになっちゃったんです♪」と・・・。
やっぱり、さかなクンの魚に対する本物の愛情があってこその、あの知識なんですね〜。
でも、やっぱりさかなクン、その大切な魚たちを守るために、海の環境を保全すること、
しっかり考えていらっしゃいます。
ご実家の千葉は館山のあたりでは、冬になると深海魚が暖かい水を求めて、
少しだけ海上のほうに上がってくるのだそうです。
それがたまに網にかかったりして、さばいてみると、
おなかの中から、プラスチックやビニール袋など、人工物が数限りなく出て来るんだとか。。。
今では、小学校の環境教育にも取り入れられるほど、深刻な問題になっているのだそうです。
ホント、それって見る機会があまりないから、知らずに過ごしてしまうことですが、
私たちが海にもしゴミを流してしまったりすると、それは確実にその海の魚たちや、
生態系に悪影響を与えてしまうのです。
そのことをしっかり認識して、さかなクンのように、
お魚を愛する気持ちを忘れないようにしたいな、と思った、ハチドリ高柳なのでした。
さかなクン!
お魚らいふ・コーディネーターであり、東京海洋大学の客員助教授でもいらっしゃいます。
ご登場いただいたとたんに、スペイン坂スタジオの周りは黒山の人だかり!
その一人ひとりに、さかなクンは律儀に「さかなクンで〜す!」と手を振って差し上げるので、
集まってくださった人たちは大喜び♪
『Hummingbird』には珍しい、黄色い歓声に包まれたオンエアになったのでした。
それにしても驚いたのが、その豊富な知識。
もちろん、サカナに関する知識は莫大だ、と重々承知の上でお越しいただいたのですが、
それでも、スタッフ一同あ然とするほど、ホントに「博士」でいらっしゃいました。
例えば、青年海外協力隊で滞在していたミクロネシアで釣りにはまったハチドリ高柳が、
「○○ってサカナとか、○○ってサカナとか、釣ったりしました〜」なんてお話しすると、
「あ、そのお魚は○○○○っていう日本名で、学術名が○○○○○○○○○○で、
生息している地域は○○のあたりで、○○を食べて・・・・・・・」と、
限りない情報が飛び出してくるのです。
また、「好きなお魚を言ってください♪」とおっしゃるので、何の芸もなく「マグロ」と答えると、
下さったお名刺に、なんとマグロの絵を描いてくださいました!
そのお上手なこと!!
プロはだしで、本当に素晴らしい絵で、目を丸くしていたハチドリ高柳に、
「お魚が、あんまり可愛いらしいのでよく観察していたら、
細かいところまでわかるようになっちゃったんです♪」と・・・。
やっぱり、さかなクンの魚に対する本物の愛情があってこその、あの知識なんですね〜。
でも、やっぱりさかなクン、その大切な魚たちを守るために、海の環境を保全すること、
しっかり考えていらっしゃいます。
ご実家の千葉は館山のあたりでは、冬になると深海魚が暖かい水を求めて、
少しだけ海上のほうに上がってくるのだそうです。
それがたまに網にかかったりして、さばいてみると、
おなかの中から、プラスチックやビニール袋など、人工物が数限りなく出て来るんだとか。。。
今では、小学校の環境教育にも取り入れられるほど、深刻な問題になっているのだそうです。
ホント、それって見る機会があまりないから、知らずに過ごしてしまうことですが、
私たちが海にもしゴミを流してしまったりすると、それは確実にその海の魚たちや、
生態系に悪影響を与えてしまうのです。
そのことをしっかり認識して、さかなクンのように、
お魚を愛する気持ちを忘れないようにしたいな、と思った、ハチドリ高柳なのでした。
2007年01月30日
未来からの逆算?
今日スタジオにお迎えしたのは、環境ジャーナリストで翻訳家でもいらっしゃる、
枝廣淳子さん。
私のあこがれる職業を2つとも体現なさっている、ハチドリ高柳にとっては夢のような女性で、
ちょっぴり緊張してしまいました。
だって枝廣さんといえば、最近の話題本『不都合な真実』(アル・ゴア著)の翻訳をなさった、
日本でもトップレベルの、環境に関する知識&英語力の持ち主!
しかも、数々の会社も運営なさっているし、通訳もなさっているし、
東大の客員助教授もなさっているし、本もいっぱい書いていらっしゃるし、
もうどうやったらそんなに時間があるの?1日ホントは48時間あるんじゃない?と、
真剣にお伺いしたくなっちゃうほど、時間の管理がお上手なのです。
そのヒントをお伺いしようと、鼻息も荒くお迎えしました。お目にかかった枝廣さんは、ハチドリ高柳の妄想とは正反対の、
穏やかで優しくて、物静かで控えめな、会う人みんなを癒してしまうような、
素敵な素敵なヒーリング系の女性。
でも、「朝は2時に起きてるんです♪」と、にこやかにさらっとおっしゃってしまうところに、
その底力を感じました。
アル・ゴアさんに実際お会いになった、という、
ハチドリ高柳の目をハートにさせてしまうようなエピソードとともに、
枝廣さんがお話くださったのは、これからの環境問題への取り組みと、
私たちの人生への取り組み方。
これ、意外な共通点があるんです。
例えば環境問題だったら、遠い遠い先のほうに、まず自分でイメージする理想の地球像を描きます。
そして、そこから逆算してくる形で、そのちょっと前の姿に近づけるにはどうしたらいいか、
そして、そのためには何ができるか、じゃあ、いま私たちにできることは何か、という風に、
ひとつひとつ、逆にたどる形で「いま私たちにできること」を探っていきます。
また、自分の人生でも一緒。
自分の将来の理想像を思い描き、そこにたどり着くための逆算をしていって、
そこから、「いま自分にできること」を導き出していく。
そんな手法を、「Back Casting」というのだそうです。
そうか。やみくもに「いま私にできること」をやってしまっても、
その積み重ねでたどり着く将来像を描いておかなかったら、地球も人生も、
思いもよらない方向に終着してしまうかもしれませんよね。
やっぱりまずは、「最終的にどんな姿にしたいのか」を考えることが必要なのかもしれません。
そしたら、私だったら「どんな地球」にしたいのかな?
枝廣さんをスタジオからお見送りした後も、考えてしまいました。
やっぱりなんといっても、「人間以外の動物や植物と、共存しながら生きていける地球」。
まるで人間の支配下にあるかのような今のこの地球が、
早くありとあらゆる動植物のものに返ってほしい、と願ってしまうのです。
そのためには、今何ができるか?
ハチドリ高柳の自問は続きます・・・。
枝廣淳子さん。
私のあこがれる職業を2つとも体現なさっている、ハチドリ高柳にとっては夢のような女性で、
ちょっぴり緊張してしまいました。
だって枝廣さんといえば、最近の話題本『不都合な真実』(アル・ゴア著)の翻訳をなさった、
日本でもトップレベルの、環境に関する知識&英語力の持ち主!
しかも、数々の会社も運営なさっているし、通訳もなさっているし、
東大の客員助教授もなさっているし、本もいっぱい書いていらっしゃるし、
もうどうやったらそんなに時間があるの?1日ホントは48時間あるんじゃない?と、
真剣にお伺いしたくなっちゃうほど、時間の管理がお上手なのです。
そのヒントをお伺いしようと、鼻息も荒くお迎えしました。お目にかかった枝廣さんは、ハチドリ高柳の妄想とは正反対の、
穏やかで優しくて、物静かで控えめな、会う人みんなを癒してしまうような、
素敵な素敵なヒーリング系の女性。
でも、「朝は2時に起きてるんです♪」と、にこやかにさらっとおっしゃってしまうところに、
その底力を感じました。
アル・ゴアさんに実際お会いになった、という、
ハチドリ高柳の目をハートにさせてしまうようなエピソードとともに、
枝廣さんがお話くださったのは、これからの環境問題への取り組みと、
私たちの人生への取り組み方。
これ、意外な共通点があるんです。
例えば環境問題だったら、遠い遠い先のほうに、まず自分でイメージする理想の地球像を描きます。
そして、そこから逆算してくる形で、そのちょっと前の姿に近づけるにはどうしたらいいか、
そして、そのためには何ができるか、じゃあ、いま私たちにできることは何か、という風に、
ひとつひとつ、逆にたどる形で「いま私たちにできること」を探っていきます。
また、自分の人生でも一緒。
自分の将来の理想像を思い描き、そこにたどり着くための逆算をしていって、
そこから、「いま自分にできること」を導き出していく。
そんな手法を、「Back Casting」というのだそうです。
そうか。やみくもに「いま私にできること」をやってしまっても、
その積み重ねでたどり着く将来像を描いておかなかったら、地球も人生も、
思いもよらない方向に終着してしまうかもしれませんよね。
やっぱりまずは、「最終的にどんな姿にしたいのか」を考えることが必要なのかもしれません。
そしたら、私だったら「どんな地球」にしたいのかな?
枝廣さんをスタジオからお見送りした後も、考えてしまいました。
やっぱりなんといっても、「人間以外の動物や植物と、共存しながら生きていける地球」。
まるで人間の支配下にあるかのような今のこの地球が、
早くありとあらゆる動植物のものに返ってほしい、と願ってしまうのです。
そのためには、今何ができるか?
ハチドリ高柳の自問は続きます・・・。
2007年01月28日
ハチドリ高柳の生みの親♪
今日のスタジオにお迎えしたのは、登山家の田部井淳子さん!
たぶん田部井さんは覚えていらっしゃらないと思うんですが、
実はハチドリ高柳、入社してすぐに田部井さんの事務所にインタビューにお邪魔したことがあって、
再会をとても楽しみにしていたんです。
というのも、いまの高柳があるのは、田部井さんのおかげといっても過言ではないからなのです!
入社してすぐから、ハチドリ高柳は「環境問題」に関する番組を、造っていました。
ほんの5分枠だったけど、当時から環境問題に真剣に取り組む人たちに会いに行って、
お話をうかがって録音し、編集して放送する、という、自分にとってとても大切な番組でした。
6年間続けていくうちに、環境に目覚めるきっかけをもらったのも、この番組。
その最初の方に、田部井さんに取材にうかがったのです。
まだ取材もインタビューも慣れていない頃。
プロデューサーの、「お前、ホントに田部井さんの取材、できるのか?」という言葉に、
不安を隠しつつこっくりうなずき、勇気を振り絞って一人で出かけました。
事務所にお邪魔した私を、田部井さんは暖かく迎えてくださり、
私の緊張をほぐすように優しく、そして丁寧にひとつひとつ質問に答えてくださいました。
そのときうかがったのは、エベレストで田部井さんがご覧になった、満点の星空のお話。
私としては、もう素晴らしいお話が聞けちゃった気がして、ウキウキ会社に戻ってきたものの、
プロデューサーがなんと言うかは、まだ不安・・・。
試行錯誤しながら編集してから、聞いてもらうためにプロデューサーに持って行きました。
聞いたプロデューサーは、ちょっと目を見開いて私を見た後、一言。
「お前、意外といいインタビューとってくるなぁ。。。」
うっそーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!!!
怒鳴られることはあっても、ほめられたことなんか一回もなかった高柳、
もう嬉しくて、感激して、本当に泣いてしまいそうでした。
でも、それはひとえに田部井さんの素晴らしいお話のおかげ。
それ以来、とっても単純な私は、環境とインタビューが大好きになってしまったのです♪
環境に関する勉強や活動を、ちゃんとやりたいと思ったのも、
この、田部井さんへのインタビューがきっかけ。
だから、私にとって田部井さんは、本当に本当に、
いまのハチドリ高柳の原点を作ってくださった方なのです。
再びお目にかかれて、大感激でした。
もちろん、打ち合わせ中にそんな思い出話を、前のめりにお話した私に、
田部井さんは「あら、そうだったの?まぁ、それはそれは。」とにっこり。
いいんです。田部井さんは忘れちゃっても、私は一生覚えてます!!
今回の放送でも、
田部井さんが登った頃には1シーズン1チームしか登れなかったエベレストに、
いまは申請さえ出せば誰でも登れちゃうことや、
頂上までロープが張られて、お金さえ出せば登山家でなくても登れる、
若干「ハイキング」に近い様相になってしまっていることなどをお話いただきましたが、
まだまだお伺いしたいことがたくさん!
また、ぜひ番組に遊びに来て、素敵なお話たくさん聞かせてくださいね!!
またお目にかかれるのがホントに楽しみな、ハチドリ高柳だったのでした。
たぶん田部井さんは覚えていらっしゃらないと思うんですが、
実はハチドリ高柳、入社してすぐに田部井さんの事務所にインタビューにお邪魔したことがあって、
再会をとても楽しみにしていたんです。
というのも、いまの高柳があるのは、田部井さんのおかげといっても過言ではないからなのです!
入社してすぐから、ハチドリ高柳は「環境問題」に関する番組を、造っていました。
ほんの5分枠だったけど、当時から環境問題に真剣に取り組む人たちに会いに行って、
お話をうかがって録音し、編集して放送する、という、自分にとってとても大切な番組でした。
6年間続けていくうちに、環境に目覚めるきっかけをもらったのも、この番組。
その最初の方に、田部井さんに取材にうかがったのです。
まだ取材もインタビューも慣れていない頃。
プロデューサーの、「お前、ホントに田部井さんの取材、できるのか?」という言葉に、
不安を隠しつつこっくりうなずき、勇気を振り絞って一人で出かけました。
事務所にお邪魔した私を、田部井さんは暖かく迎えてくださり、
私の緊張をほぐすように優しく、そして丁寧にひとつひとつ質問に答えてくださいました。
そのときうかがったのは、エベレストで田部井さんがご覧になった、満点の星空のお話。
私としては、もう素晴らしいお話が聞けちゃった気がして、ウキウキ会社に戻ってきたものの、
プロデューサーがなんと言うかは、まだ不安・・・。
試行錯誤しながら編集してから、聞いてもらうためにプロデューサーに持って行きました。
聞いたプロデューサーは、ちょっと目を見開いて私を見た後、一言。
「お前、意外といいインタビューとってくるなぁ。。。」
うっそーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!!!
怒鳴られることはあっても、ほめられたことなんか一回もなかった高柳、
もう嬉しくて、感激して、本当に泣いてしまいそうでした。
でも、それはひとえに田部井さんの素晴らしいお話のおかげ。
それ以来、とっても単純な私は、環境とインタビューが大好きになってしまったのです♪
環境に関する勉強や活動を、ちゃんとやりたいと思ったのも、
この、田部井さんへのインタビューがきっかけ。
だから、私にとって田部井さんは、本当に本当に、
いまのハチドリ高柳の原点を作ってくださった方なのです。
再びお目にかかれて、大感激でした。
もちろん、打ち合わせ中にそんな思い出話を、前のめりにお話した私に、
田部井さんは「あら、そうだったの?まぁ、それはそれは。」とにっこり。
いいんです。田部井さんは忘れちゃっても、私は一生覚えてます!!
今回の放送でも、
田部井さんが登った頃には1シーズン1チームしか登れなかったエベレストに、
いまは申請さえ出せば誰でも登れちゃうことや、
頂上までロープが張られて、お金さえ出せば登山家でなくても登れる、
若干「ハイキング」に近い様相になってしまっていることなどをお話いただきましたが、
まだまだお伺いしたいことがたくさん!
また、ぜひ番組に遊びに来て、素敵なお話たくさん聞かせてくださいね!!
またお目にかかれるのがホントに楽しみな、ハチドリ高柳だったのでした。
2007年01月25日
エコホテルに行こ!
今日スタジオにお迎えしたのは、ホテル・ジャーナリストのせきねきょうこさん!
ホテル・ジャーナリストといえば、私のあこがれの職業♪
お目にかかれるのが本当に楽しみでした。
スタジオに現れたせきねさんは、「なんだか、のどの調子が悪くて・・」とおっしゃって、
お声がちょっと出にくいご様子。(そんなときに来て頂いて、ありがとうございました!)
でも、少し赤みがかったショートヘアに、真っ白な肌、ぱっちりした目、本当に綺麗な方でした♪
やっぱり、世界中の超高級ホテルめぐりをされていると、雰囲気も洗練されていくのだわ、と、
目がハートになってしまったのでした。
もちろん、せきねさんは世界中のホテルにいらっしゃっていますが、
その中で注目されているのが、そのホテルの「エコ度」。
今は、「エコホテル」というホテルがあるそうなのです。
日本の場合、基準は様々なのですが、
タオルの洗濯の回数を減らしてもらうよう、お客様にお願いしたり、
使わない廊下の電気を、一定時間消灯したり、努力されているホテルがたくさんあるのです。
でも、日本では実は、このような「エコホテル」であることを、
ホテル側があまり大々的に宣伝していないのだとか。
なぜかというと、それをうたうと、お客様から「ケチなんじゃないか?」という、
苦情が来たりするのだそうです。
ハチドリ高柳は、びっくりしました。
まだ、そんな感覚が残っているなんて!!
だって、私だってお家を出るときには電気を消すし、
バスタオルもシーツも、絶対毎日洗ったりしませんもん。(←自慢?)
だから、ホテルでもそれで十分だと思ってしまうのです。
これじゃ、せっかくホテルが頑張っていても、私たちお客様の立場の人たちに妨げられて、
ホテルがエコでなくなっちゃう!
ま、もちろん、平凡な日常をちょっと離れて、ちょっとだけ贅沢をしてみたい、
というときにホテルに泊まったり、そんな使い方をしていらっしゃる方もいると思うので、
一概には言えないのですが、ホテルの客室の数を考えれば、
毎日の洗濯物だけだって、膨大になろうことは、容易に想像がつくこと。
自分に出来る、ちょっとしたハチドリのひとしずくを、ホテル泊まりの時にも「ぽとり」したいですね。ところで、春休みの旅行の計画をそろそろ立てている方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にぴったりの本を、今日のゲストせきねさんが3月20日に出版なさいます。
ブルータス・ムックからの『Back to the Hotel』♪
ブルータスの中での連載でいらした、世界中に散らばる幾多の最高級のホテルの中から、
珠玉の100軒だけを選び抜いたという、聞いただけでうらやましくなるご本です。
せきねさんがお撮りになった写真も満載、ということですから、
春の旅行の参考に、ぜひご覧になってみてくださいね!
ホテル・ジャーナリストといえば、私のあこがれの職業♪
お目にかかれるのが本当に楽しみでした。
スタジオに現れたせきねさんは、「なんだか、のどの調子が悪くて・・」とおっしゃって、
お声がちょっと出にくいご様子。(そんなときに来て頂いて、ありがとうございました!)
でも、少し赤みがかったショートヘアに、真っ白な肌、ぱっちりした目、本当に綺麗な方でした♪
やっぱり、世界中の超高級ホテルめぐりをされていると、雰囲気も洗練されていくのだわ、と、
目がハートになってしまったのでした。
もちろん、せきねさんは世界中のホテルにいらっしゃっていますが、
その中で注目されているのが、そのホテルの「エコ度」。
今は、「エコホテル」というホテルがあるそうなのです。
日本の場合、基準は様々なのですが、
タオルの洗濯の回数を減らしてもらうよう、お客様にお願いしたり、
使わない廊下の電気を、一定時間消灯したり、努力されているホテルがたくさんあるのです。
でも、日本では実は、このような「エコホテル」であることを、
ホテル側があまり大々的に宣伝していないのだとか。
なぜかというと、それをうたうと、お客様から「ケチなんじゃないか?」という、
苦情が来たりするのだそうです。
ハチドリ高柳は、びっくりしました。
まだ、そんな感覚が残っているなんて!!
だって、私だってお家を出るときには電気を消すし、
バスタオルもシーツも、絶対毎日洗ったりしませんもん。(←自慢?)
だから、ホテルでもそれで十分だと思ってしまうのです。
これじゃ、せっかくホテルが頑張っていても、私たちお客様の立場の人たちに妨げられて、
ホテルがエコでなくなっちゃう!
ま、もちろん、平凡な日常をちょっと離れて、ちょっとだけ贅沢をしてみたい、
というときにホテルに泊まったり、そんな使い方をしていらっしゃる方もいると思うので、
一概には言えないのですが、ホテルの客室の数を考えれば、
毎日の洗濯物だけだって、膨大になろうことは、容易に想像がつくこと。
自分に出来る、ちょっとしたハチドリのひとしずくを、ホテル泊まりの時にも「ぽとり」したいですね。ところで、春休みの旅行の計画をそろそろ立てている方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にぴったりの本を、今日のゲストせきねさんが3月20日に出版なさいます。
ブルータス・ムックからの『Back to the Hotel』♪
ブルータスの中での連載でいらした、世界中に散らばる幾多の最高級のホテルの中から、
珠玉の100軒だけを選び抜いたという、聞いただけでうらやましくなるご本です。
せきねさんがお撮りになった写真も満載、ということですから、
春の旅行の参考に、ぜひご覧になってみてくださいね!
2007年01月24日
お野菜とエコ!
今日のスタジオにお越しいただいたのは、オーガニックレストラン&デリ『みどりえ』の、
萬(よろず)英子さん!
白い肌に大きな瞳の、とってもキュートな女性でした。
萬さんがオーガニックに興味を持ち始めたのは、13年ほど前、広告会社に務めていたとき、
身体を大きく壊したことがあってから。
当時は、徹夜は当たり前、夜ご飯を食べに行く時間もないので、
職場で店屋物や、いわゆるジャンクフード、と呼ばれるものを召し上がっていたそうなのです。すると・・・。
体調は悪く、肌は髪が触れてもちくちくする、という敏感肌に。
そしてついには身体を壊し、それがきっかけでお野菜中心の食生活に変えられたのだそうです。
そうしたところ、ご自分でもみるみる体調がよくなっていくのを感じ、敏感肌も改善!
「これは!」と思い、レストランを始められたのだとか。お店では、有機栽培、オーガニックにこだわった、おいしいお野菜をたっぷり使ったメニューを、
食べさせてくれます。
また、萬さんご自身がお忙しく働いていらっしゃったとき、
夜遅くに帰宅する前、レストランなどで食事をする気力はなく、一刻も早くおうちに帰りたかった、
という経験から、デリも併設なさいました。
そのお話をうかがって、ハチドリ高柳は心底うらやましい、と思いました。
いえ、この『みどりえ』の近くの、OLの女性たちが・・・!
だって、毎日お野菜をたっぷり取れる食生活は理想だけど、
一人暮らしをしながら働く女性は、とかく忙しいもの。
毎日、お野菜を使って自炊できればそれは最高だけど、残業で遅くなったときには、
それも難しいですよね。
だけど、店屋物やジャンクフード、またはコンビニのお弁当だと、お野菜がなかなか取れない・・・。
そんなときに、『みどりや』さんのデリで、お野菜たっぷりのお惣菜を買って帰れたら、
お家でちょっとほっとしながら、身体にもいいものが食べられるんですもの!
それに、「食」と「環境問題」ってちょっと結びつきにくいテーマですが、
実はとても密接につながってるんです。
例えばオーガニックのお野菜を育てるには、
化学肥料や農薬などをできるだけ使わないことが大前提。
それは土壌を汚染から守り、ひいては、土の中の微生物や虫などを守ることにつながるのです。
土がきれいなら、水が汚染されることもありません。
つまりは、水質汚染も防止できるってわけ。
でも、それもこれも、私たち消費者が、そういったオーガニックのお野菜を選ばなければ、
成立しないお話。
農家の人も、売れる見込みが全く立たないのに、たくさんの手間と長い時間をかけて、
オーガニックのお野菜を作ることはできないからです。
農家の方たちが、ちょっとでも化学肥料や農薬の少ないお野菜を、
一生懸命に作ってくださっているのですから、消費者である私たちが、
それを積極的に食べて、支援していく体制が必要なのです。
しかも、それはちっとも大変なことではありません。
だって、有機栽培や無農薬のお野菜は、本当に本当に甘くておいしいから!
ハチドリ高柳も、宅配のお野菜をいただくたびに、「あ〜、幸せ♪」と、
じわじわ幸せを実感してしまうほど、おいしいのです。
もし、行きつけのスーパーなどで、そんなオーガニックのお野菜を見かけたら、
だまされたと思って、1度召し上がってみてください。
きっと、目からうろこが落ちると思いますよ♪
また、お料理に自信がない方は、学芸大学の『みどりや』さんへどうぞ!
美人の萬さんとおいしいお野菜が、あなたを待っています♪♪
萬(よろず)英子さん!
白い肌に大きな瞳の、とってもキュートな女性でした。
萬さんがオーガニックに興味を持ち始めたのは、13年ほど前、広告会社に務めていたとき、
身体を大きく壊したことがあってから。
当時は、徹夜は当たり前、夜ご飯を食べに行く時間もないので、
職場で店屋物や、いわゆるジャンクフード、と呼ばれるものを召し上がっていたそうなのです。すると・・・。
体調は悪く、肌は髪が触れてもちくちくする、という敏感肌に。
そしてついには身体を壊し、それがきっかけでお野菜中心の食生活に変えられたのだそうです。
そうしたところ、ご自分でもみるみる体調がよくなっていくのを感じ、敏感肌も改善!
「これは!」と思い、レストランを始められたのだとか。お店では、有機栽培、オーガニックにこだわった、おいしいお野菜をたっぷり使ったメニューを、
食べさせてくれます。
また、萬さんご自身がお忙しく働いていらっしゃったとき、
夜遅くに帰宅する前、レストランなどで食事をする気力はなく、一刻も早くおうちに帰りたかった、
という経験から、デリも併設なさいました。
そのお話をうかがって、ハチドリ高柳は心底うらやましい、と思いました。
いえ、この『みどりえ』の近くの、OLの女性たちが・・・!
だって、毎日お野菜をたっぷり取れる食生活は理想だけど、
一人暮らしをしながら働く女性は、とかく忙しいもの。
毎日、お野菜を使って自炊できればそれは最高だけど、残業で遅くなったときには、
それも難しいですよね。
だけど、店屋物やジャンクフード、またはコンビニのお弁当だと、お野菜がなかなか取れない・・・。
そんなときに、『みどりや』さんのデリで、お野菜たっぷりのお惣菜を買って帰れたら、
お家でちょっとほっとしながら、身体にもいいものが食べられるんですもの!
それに、「食」と「環境問題」ってちょっと結びつきにくいテーマですが、
実はとても密接につながってるんです。
例えばオーガニックのお野菜を育てるには、
化学肥料や農薬などをできるだけ使わないことが大前提。
それは土壌を汚染から守り、ひいては、土の中の微生物や虫などを守ることにつながるのです。
土がきれいなら、水が汚染されることもありません。
つまりは、水質汚染も防止できるってわけ。
でも、それもこれも、私たち消費者が、そういったオーガニックのお野菜を選ばなければ、
成立しないお話。
農家の人も、売れる見込みが全く立たないのに、たくさんの手間と長い時間をかけて、
オーガニックのお野菜を作ることはできないからです。
農家の方たちが、ちょっとでも化学肥料や農薬の少ないお野菜を、
一生懸命に作ってくださっているのですから、消費者である私たちが、
それを積極的に食べて、支援していく体制が必要なのです。
しかも、それはちっとも大変なことではありません。
だって、有機栽培や無農薬のお野菜は、本当に本当に甘くておいしいから!
ハチドリ高柳も、宅配のお野菜をいただくたびに、「あ〜、幸せ♪」と、
じわじわ幸せを実感してしまうほど、おいしいのです。
もし、行きつけのスーパーなどで、そんなオーガニックのお野菜を見かけたら、
だまされたと思って、1度召し上がってみてください。
きっと、目からうろこが落ちると思いますよ♪
また、お料理に自信がない方は、学芸大学の『みどりや』さんへどうぞ!
美人の萬さんとおいしいお野菜が、あなたを待っています♪♪
2007年01月23日
地球を考える日!
4月22日、何の日かご存知ですか?
アースディ!とすぐに答えられたあなたは、とっても環境通!!
世界的には、もう大体浸透しているアースディですが、日本では、
「常識!」ってわけには、まだまだいかないようです。
でも、毎年そんなアースディに向けて1年間、
一生懸命に活動されている方たちが、日本にもいらっしゃるのです。
今日スタジオにお迎えしたのは、そんな「アースディ東京2007実行委員会」の、
事務局長でいらっしゃる、中島悠さん。
「始めまして〜!」とご挨拶したのですが、あれ?どこかでお目にかかったような・・・?そう!実はハチドリ高柳、「エコプロダクツ2006」の会場でトークショーをやったとき、
ステージ脇でマイクのセッティングや登壇のタイミングなどを、
付っきりでお世話してくださっていたのが、この中島さん!
ステージのばたばたの中で自己紹介もしないままだったので、
失礼な高柳は、すっかり「ステージの音響さん」だと思っていたのです・・・。
中島さん、失礼いたしました!!
アースディ東京の事務局長は、いろんなお仕事をされているのですね!
なーんてお話を笑いながらしたあとに、和やかに始まったオンエア。
今年のアースディ東京2007の目玉などを中心に、お話をうかがいました。
毎年、代々木公園で、楽しいフェスティバルのように行われるイベント、アースディ東京。
環境問題を語るトークショーや、ソーラーパネルで発電したコンサート、
そして、おいしいものがいっぱいの屋台など、楽しみながらエコを実感できる工夫がいっぱいです。
特に今年は、食べ物の屋台をひと工夫。
オーガニックにこだわった食材を使ったレストランや、無農薬の野菜の屋台など、
「食」からエコを考えていく食べ物やさんが目白押しになる予定なのだそうです。
やっぱり環境問題も、楽しかったりおいしかったりしないと、続かないですよね。
それに、おいしいものって、会場にたまたま来てくれる一般の人たちにも、
とてもとっつきやすい、エコの始めの一歩になりますよね。
そんなアイデア、すごくいい!と思ってしまいました。また、中島さんのおっしゃったことの中で、とても印象に残ったのは、
「アースディはもちろん大事なんですが、毎日、ちょっとずつでいいから、
地球のことを考えていくことも大事なんですよね。」という言葉。
そうですよね。
1年に1度だけ考えるんじゃなくて、毎日毎日、ちょっとずつ考えてあげなくっちゃぁ。。。
少しずつ考えていって、その集大成が4.22になるように、
私ももっともっと努力していこうと思います。
ところで、アースディには毎年「アースコンシャス・アクト」として、
コンサートを開催してきた我がTOKYO FM。
今年ももちろん、武道館でとても魅力的なコンサートを開催する予定です。
どんな方が出演するのかは・・・!もうちょっとのお楽しみ!!
時機を見て、どっかーんと発表しますので、楽しみに待っていてくださいね。
アースディ!とすぐに答えられたあなたは、とっても環境通!!
世界的には、もう大体浸透しているアースディですが、日本では、
「常識!」ってわけには、まだまだいかないようです。
でも、毎年そんなアースディに向けて1年間、
一生懸命に活動されている方たちが、日本にもいらっしゃるのです。
今日スタジオにお迎えしたのは、そんな「アースディ東京2007実行委員会」の、
事務局長でいらっしゃる、中島悠さん。
「始めまして〜!」とご挨拶したのですが、あれ?どこかでお目にかかったような・・・?そう!実はハチドリ高柳、「エコプロダクツ2006」の会場でトークショーをやったとき、
ステージ脇でマイクのセッティングや登壇のタイミングなどを、
付っきりでお世話してくださっていたのが、この中島さん!
ステージのばたばたの中で自己紹介もしないままだったので、
失礼な高柳は、すっかり「ステージの音響さん」だと思っていたのです・・・。
中島さん、失礼いたしました!!
アースディ東京の事務局長は、いろんなお仕事をされているのですね!
なーんてお話を笑いながらしたあとに、和やかに始まったオンエア。
今年のアースディ東京2007の目玉などを中心に、お話をうかがいました。
毎年、代々木公園で、楽しいフェスティバルのように行われるイベント、アースディ東京。
環境問題を語るトークショーや、ソーラーパネルで発電したコンサート、
そして、おいしいものがいっぱいの屋台など、楽しみながらエコを実感できる工夫がいっぱいです。
特に今年は、食べ物の屋台をひと工夫。
オーガニックにこだわった食材を使ったレストランや、無農薬の野菜の屋台など、
「食」からエコを考えていく食べ物やさんが目白押しになる予定なのだそうです。
やっぱり環境問題も、楽しかったりおいしかったりしないと、続かないですよね。
それに、おいしいものって、会場にたまたま来てくれる一般の人たちにも、
とてもとっつきやすい、エコの始めの一歩になりますよね。
そんなアイデア、すごくいい!と思ってしまいました。また、中島さんのおっしゃったことの中で、とても印象に残ったのは、
「アースディはもちろん大事なんですが、毎日、ちょっとずつでいいから、
地球のことを考えていくことも大事なんですよね。」という言葉。
そうですよね。
1年に1度だけ考えるんじゃなくて、毎日毎日、ちょっとずつ考えてあげなくっちゃぁ。。。
少しずつ考えていって、その集大成が4.22になるように、
私ももっともっと努力していこうと思います。
ところで、アースディには毎年「アースコンシャス・アクト」として、
コンサートを開催してきた我がTOKYO FM。
今年ももちろん、武道館でとても魅力的なコンサートを開催する予定です。
どんな方が出演するのかは・・・!もうちょっとのお楽しみ!!
時機を見て、どっかーんと発表しますので、楽しみに待っていてくださいね。
2007年01月21日
大きな木の大いなる恵み♪
冷たい雨が混じる今日のスタジオにお越しいただいたのは、
「巨樹写真家」の吉田繁さん。
「巨樹=きょじゅ」って、言葉もあんまり聴かないし、それだけを撮る写真家の方って、
どんな方なんだろう?と、興味シンシンでお迎えしました。
お会いした吉田さんは、とても優しくて真面目そうな素敵な男性♪
(「巨樹写真家」というので、もっとワイルド系の方を想像していたのです、ごめんなさい!)
見せていただいた写真集、『地球遺産 巨樹 BAOBAB』は、
鮮やかなパープルに染まる空をバックに、ずんぐりと枝を伸ばすバオバブや、
サバンナの燃えるような金オレンジの夕焼けのもと、くっきりと影になるバオバブなど、
まさに大いなる自然に抱かれた、大いなるバオバブの木がいっぱい!
見ているだけで、自分もかすかに大地を吹き抜ける乾いた風を感じるような、
そんな素晴らしい写真集なのでした。
そんな吉田さん、当然のことながら、アフリカ、マダガスカル、南米、オーストラリア、
ニュージーランド、などなど・・・世界中あちこちを旅されています。
「どこが1番印象に残っていますか?」という、ハチドリ高柳のストレートな質問に、
「うーん、難しいなー!」と悩みながらも、こんな素敵なお話を聞かせてくださいました。
場所は、カナダ。
ハイダ族の居住区に取材に行ったとき、付近にわいている温泉につかり、
そこからボートで帰ってくるときのこと。
あたりはまっ暗で、空には満点の星。ふとボートの周りを見ると、夜光虫がびっしり!
何一つ音の聞こえない空間で、上も下もまたたく光に囲まれて、
「もう、このまま終わってしまってもいい」とさえ感じられたそうです。
くしくもその「ハイダ族」の居住区というのは、この番組のモチーフにもなった本、
『ハチドリのひとしずく』の挿絵を描かれた、マイケル・ヤグラナスさんの故郷!
なんだか、強いご縁を感じてしまいました。
そして、吉田さんがそのハイダ族の居住地で出会ったのが、川沿いに生えた巨木。
どうして、巨木が川沿いだけに生えるのか、と疑問に思い調べていたところ、驚愕の事実が!
その川には、海から鮭が遡上するのですが、その鮭を狙った熊が、
鮭を捕って、川沿いの地面の上で食べるのだとか。
一方、その川沿いの木の幹の中にドリルを入れ、中の成分を調べたところ、
木の幹の「中」から、海でしか検出されない成分が、検出されたのだそうです。
つまり、鮭が運んだ栄養を熊が取り込み、その食べ残しや排泄物の栄養分を糧に、
この巨木たちは大きく育ったらしい、というわけのです!
本当に、自然の仕組みって何一つ無駄がないところが素晴らしいですよね。
でも、だからこそ、何かひとつでも変わってしまうと、
もう絶対に元には戻らないのかもしれません。吉田さんも、手付かずの自然には、絶対に触れてはいけないんだ、とおっしゃっていました。
そう。自然って本当に、最高に微妙なバランスの上に、とても危うく成り立っている、
いわば神様が創ってくれた奇跡の集まり。
私たちは、あだやおろそかに触れてはならないのです。
吉田さんは、巨樹の写真を通じて、きっとその神秘を伝えたいんじゃないでしょうか。
本当に、素晴らしい写真の数々です。
ぜひリンクからジャンプして、一度吉田さんのHPの写真、覗いてみてくださいね!!
「巨樹写真家」の吉田繁さん。
「巨樹=きょじゅ」って、言葉もあんまり聴かないし、それだけを撮る写真家の方って、
どんな方なんだろう?と、興味シンシンでお迎えしました。
お会いした吉田さんは、とても優しくて真面目そうな素敵な男性♪
(「巨樹写真家」というので、もっとワイルド系の方を想像していたのです、ごめんなさい!)
見せていただいた写真集、『地球遺産 巨樹 BAOBAB』は、
鮮やかなパープルに染まる空をバックに、ずんぐりと枝を伸ばすバオバブや、
サバンナの燃えるような金オレンジの夕焼けのもと、くっきりと影になるバオバブなど、
まさに大いなる自然に抱かれた、大いなるバオバブの木がいっぱい!
見ているだけで、自分もかすかに大地を吹き抜ける乾いた風を感じるような、
そんな素晴らしい写真集なのでした。
そんな吉田さん、当然のことながら、アフリカ、マダガスカル、南米、オーストラリア、
ニュージーランド、などなど・・・世界中あちこちを旅されています。
「どこが1番印象に残っていますか?」という、ハチドリ高柳のストレートな質問に、
「うーん、難しいなー!」と悩みながらも、こんな素敵なお話を聞かせてくださいました。
場所は、カナダ。
ハイダ族の居住区に取材に行ったとき、付近にわいている温泉につかり、
そこからボートで帰ってくるときのこと。
あたりはまっ暗で、空には満点の星。ふとボートの周りを見ると、夜光虫がびっしり!
何一つ音の聞こえない空間で、上も下もまたたく光に囲まれて、
「もう、このまま終わってしまってもいい」とさえ感じられたそうです。
くしくもその「ハイダ族」の居住区というのは、この番組のモチーフにもなった本、
『ハチドリのひとしずく』の挿絵を描かれた、マイケル・ヤグラナスさんの故郷!
なんだか、強いご縁を感じてしまいました。
そして、吉田さんがそのハイダ族の居住地で出会ったのが、川沿いに生えた巨木。
どうして、巨木が川沿いだけに生えるのか、と疑問に思い調べていたところ、驚愕の事実が!
その川には、海から鮭が遡上するのですが、その鮭を狙った熊が、
鮭を捕って、川沿いの地面の上で食べるのだとか。
一方、その川沿いの木の幹の中にドリルを入れ、中の成分を調べたところ、
木の幹の「中」から、海でしか検出されない成分が、検出されたのだそうです。
つまり、鮭が運んだ栄養を熊が取り込み、その食べ残しや排泄物の栄養分を糧に、
この巨木たちは大きく育ったらしい、というわけのです!
本当に、自然の仕組みって何一つ無駄がないところが素晴らしいですよね。
でも、だからこそ、何かひとつでも変わってしまうと、
もう絶対に元には戻らないのかもしれません。吉田さんも、手付かずの自然には、絶対に触れてはいけないんだ、とおっしゃっていました。
そう。自然って本当に、最高に微妙なバランスの上に、とても危うく成り立っている、
いわば神様が創ってくれた奇跡の集まり。
私たちは、あだやおろそかに触れてはならないのです。
吉田さんは、巨樹の写真を通じて、きっとその神秘を伝えたいんじゃないでしょうか。
本当に、素晴らしい写真の数々です。
ぜひリンクからジャンプして、一度吉田さんのHPの写真、覗いてみてくださいね!!
2007年01月18日
『不都合な真実』の試写会!
今日、『Hummingbird』としては初めての試写会、
『不都合な真実』のSpecial Previewを行いました!!
会場の都合上、20組40名様、というとても厳選されたご招待になってしまったのですが、
そこへの応募は、なんと2000名を超えたとか!!
たくさんのご応募、本当にありがとうございました。
また、選に漏れてしまった方、大変申し訳ありませんでした!!
スタートと同時に、未来バンク事業組合理事でいらっしゃる、田中優さんと、
トークショーを行いました。
わかりやすい田中さんの、「温暖化とは?」「ゴアさんとは?」というお話に、
皆さん、真剣に耳を傾けてくださいました。
試写終了後、皆さんはちょっぴりショックを受けたような表情を・・・。
「ここまでひどいとは思わなかった、という方?」というハチドリ高柳の問いかけに、
全員が手を上げてくださいました。
ということで、映画を見終わった皆さんにもう一度、
「私たちには何ができるか?」というお話をしました。
皆さん、始まる前よりももっともっと真剣に聞いてくださって、本当に嬉しかったです♪
改めまして、雨の中来てくださった皆さん、そして応募してくださった皆さん、
本当にありがとうございました!
一人でも多くの方が、この映画を見て、何かを感じてくれますように・・・。
そんな祈るような気持ちで家路についた、ハチドリ高柳でした。
今後も『Hummingbird』では、できるだけ多く、
こういった試写会やイベントの機会を設けていきますので、
同じようなチャンスがありましたら、みなさんぜひ参加してくださいね!
『不都合な真実』のSpecial Previewを行いました!!
会場の都合上、20組40名様、というとても厳選されたご招待になってしまったのですが、
そこへの応募は、なんと2000名を超えたとか!!
たくさんのご応募、本当にありがとうございました。
また、選に漏れてしまった方、大変申し訳ありませんでした!!
スタートと同時に、未来バンク事業組合理事でいらっしゃる、田中優さんと、
トークショーを行いました。
わかりやすい田中さんの、「温暖化とは?」「ゴアさんとは?」というお話に、
皆さん、真剣に耳を傾けてくださいました。
試写終了後、皆さんはちょっぴりショックを受けたような表情を・・・。
「ここまでひどいとは思わなかった、という方?」というハチドリ高柳の問いかけに、
全員が手を上げてくださいました。
ということで、映画を見終わった皆さんにもう一度、
「私たちには何ができるか?」というお話をしました。
皆さん、始まる前よりももっともっと真剣に聞いてくださって、本当に嬉しかったです♪
改めまして、雨の中来てくださった皆さん、そして応募してくださった皆さん、
本当にありがとうございました!
一人でも多くの方が、この映画を見て、何かを感じてくれますように・・・。
そんな祈るような気持ちで家路についた、ハチドリ高柳でした。
今後も『Hummingbird』では、できるだけ多く、
こういった試写会やイベントの機会を設けていきますので、
同じようなチャンスがありましたら、みなさんぜひ参加してくださいね!
2007年01月18日
モスのおいしいお野菜のわけは?
突然冷たい雨が降り、冬であることを思い出した今日のスタジオに来てくれたのは、
モスバーガーでおなじみの、「モスフードサービス」の佐藤秀行さん!
モスのおいしいお野菜の仕掛け人、ということで、ハチドリ高柳も、
お目にかかるのをとても楽しみにしていました。
(楽しみすぎて、今日のランチもモスに行ってしまいました。)
というのも、ハチドリ高柳、実はモスバーガーがだーい好き♪
高校生の頃から近所にあった、というのもあるのですが、
そもそも野菜が大好きな私は、ハンバーガーにもお野菜たっぷりなモスが、
何よりの大好物なのです。
あの一日限定10個だった「匠」が発売されたときには、
午後2時からの販売にあわせて、なんと並んだ記憶まで!
やっとありついた「匠」にかぶりつきながら、しみじみと幸せを感じた瞬間を今でも覚えています♪
他にも、チーズバーガーを食べるとき、
最後に袋の中に残るミートソースをどうやって残らずいただくか、とか、
ロースカツバーガーは「なつみ(バンズの変わりにレタスにできる!)」にできるけど、
キャベツとレタスのコンビの食べ合わせはどうなのか、とか、
研究に余念がありません。(←ヒマ。)
だから、佐藤さんがいらっしゃったときも、オンエア前から質問攻め!
話に花が咲いてしまいました♪
すると、佐藤さんのお仕事の大変さがよくわかりました。
佐藤さんは、今のモスバーガーで使われているたくさんのお野菜の、
仕入れを主に一手に引き受けていらっしゃる方。
ファストフードで、他にあまり生野菜を多く取り扱っていないことでもわかるように、
生野菜を常に一定の状態で、味も均一にお客様に提供するのは、並大抵のことではないのです。
まず、佐藤さんがなさるのは、農家選び。
ハウスの中にゴミが落ちていたりする農家は、お野菜もあまりおいしくないことが多いとか。
逆に、土足厳禁のハウスまであって、そんな農家のお野菜は、とてもおいしいのだそうです。
そしてそんな農家の方に、常に大きさも一定で味も均一なお野菜を作ってもらうようにお願いし、
それを常に監督し、全国に一定に供給されるように手配するのが、佐藤さんのお仕事。
でも、考えてみてください。
例えば、モスチーズバーガーに入っている、トマト。
バンズからはみ出していたり、薄っぺらくて小さいのが何枚も挟まっていたり、
なんて経験をしたことある方、いらっしゃいますか?
ありませんよね。
そう。あれは佐藤さんの苦労の賜物。
常に大きさが一定になるように、農家の方と協力して、本当に努力なさっているのです。
また、レタスなどの葉物は、冬はどうしても味が落ちがち。
ですから、九州方面など、西のほうであまり気温が下がらない地方にお願いして、
味を一定に保つよう努力なさっているのです。
でも、やっぱりお野菜の味を決めるのは、なんといってもお天気。
最近の異常気象には、やはり頭を悩まされることが多いとか。
寒くなるべきときにはきちんと寒くならないと、お野菜にも甘みが乗らず、おいしくならないそうです。
そっか。
お野菜にも、温暖化の影響があるのか・・・。
普段何気なく、「いつも同じ味」であることを不思議にも思わずにいただいていましたが、
その陰には、温暖化とも戦う、佐藤さんのこんなご努力があったのですね!
これはもう、あだやおろそかには食べられません!
これからは、もっともっとココロしていただこう、と、心に決めたハチドリ高柳だったのでした。
皆さんも、次にモスに行ったら、そのレタスやトマトの陰に、佐藤さんの努力があること、
そして、お野菜にも深刻な温暖化の影響が出ていることを、思い出してみてくださいね!
モスバーガーでおなじみの、「モスフードサービス」の佐藤秀行さん!
モスのおいしいお野菜の仕掛け人、ということで、ハチドリ高柳も、
お目にかかるのをとても楽しみにしていました。
(楽しみすぎて、今日のランチもモスに行ってしまいました。)
というのも、ハチドリ高柳、実はモスバーガーがだーい好き♪
高校生の頃から近所にあった、というのもあるのですが、
そもそも野菜が大好きな私は、ハンバーガーにもお野菜たっぷりなモスが、
何よりの大好物なのです。
あの一日限定10個だった「匠」が発売されたときには、
午後2時からの販売にあわせて、なんと並んだ記憶まで!
やっとありついた「匠」にかぶりつきながら、しみじみと幸せを感じた瞬間を今でも覚えています♪
他にも、チーズバーガーを食べるとき、
最後に袋の中に残るミートソースをどうやって残らずいただくか、とか、
ロースカツバーガーは「なつみ(バンズの変わりにレタスにできる!)」にできるけど、
キャベツとレタスのコンビの食べ合わせはどうなのか、とか、
研究に余念がありません。(←ヒマ。)
だから、佐藤さんがいらっしゃったときも、オンエア前から質問攻め!
話に花が咲いてしまいました♪
すると、佐藤さんのお仕事の大変さがよくわかりました。
佐藤さんは、今のモスバーガーで使われているたくさんのお野菜の、
仕入れを主に一手に引き受けていらっしゃる方。
ファストフードで、他にあまり生野菜を多く取り扱っていないことでもわかるように、
生野菜を常に一定の状態で、味も均一にお客様に提供するのは、並大抵のことではないのです。
まず、佐藤さんがなさるのは、農家選び。
ハウスの中にゴミが落ちていたりする農家は、お野菜もあまりおいしくないことが多いとか。
逆に、土足厳禁のハウスまであって、そんな農家のお野菜は、とてもおいしいのだそうです。
そしてそんな農家の方に、常に大きさも一定で味も均一なお野菜を作ってもらうようにお願いし、
それを常に監督し、全国に一定に供給されるように手配するのが、佐藤さんのお仕事。
でも、考えてみてください。
例えば、モスチーズバーガーに入っている、トマト。
バンズからはみ出していたり、薄っぺらくて小さいのが何枚も挟まっていたり、
なんて経験をしたことある方、いらっしゃいますか?
ありませんよね。
そう。あれは佐藤さんの苦労の賜物。
常に大きさが一定になるように、農家の方と協力して、本当に努力なさっているのです。
また、レタスなどの葉物は、冬はどうしても味が落ちがち。
ですから、九州方面など、西のほうであまり気温が下がらない地方にお願いして、
味を一定に保つよう努力なさっているのです。
でも、やっぱりお野菜の味を決めるのは、なんといってもお天気。
最近の異常気象には、やはり頭を悩まされることが多いとか。
寒くなるべきときにはきちんと寒くならないと、お野菜にも甘みが乗らず、おいしくならないそうです。
そっか。
お野菜にも、温暖化の影響があるのか・・・。
普段何気なく、「いつも同じ味」であることを不思議にも思わずにいただいていましたが、
その陰には、温暖化とも戦う、佐藤さんのこんなご努力があったのですね!
これはもう、あだやおろそかには食べられません!
これからは、もっともっとココロしていただこう、と、心に決めたハチドリ高柳だったのでした。
皆さんも、次にモスに行ったら、そのレタスやトマトの陰に、佐藤さんの努力があること、
そして、お野菜にも深刻な温暖化の影響が出ていることを、思い出してみてくださいね!
2007年01月18日
クリエイティブな才能
今日スタジオにお迎えしたのは、アーティストのSUGIZOさん。
番組開始3日目に来ていただいて以来、2回目のゲスト登場です♪
相変わらず、とっても穏やかで、そしてしっかりとご自分のお姿を見つめていらっしゃる、
そんな印象を受けました。
そのSUGIZOさん、『Hummingbird』でも試写会を企画している映画、
『不都合な真実』を、なんと一般公開前だというのに、もう3回もご覧になっているのだそうです!
細かいデータに裏打ちされたドキュメンタリーというつくりと、
アル・ゴア氏の心意気に、感服なさっているのだとか。
1/20の一般公開後にも、「大きな画面で見たいから、もう一度見に行く」とおっしゃっていました。
そんなSUGIZOさん、先日お目にかかったときにも感じたんですが、
とにかく、ご自分の役割をきちんとわかっていらっしゃるのが、素晴らしいんですよね。
音楽活動にまい進し、一世を風靡した「元Luna SeaのSUGIZO」が、
世の中に対してどれくらいの影響力を持っているのか、それをしっかりご存知で、
だからこそ、環境活動も積極的になさっている。
それが、世の中に影響を与えることを、ご存知だからなのです。
また、いつも感心させられてしまうのは、その向学心。
環境に対する知識は、本当に半端ではありません。
音楽活動をなさりながら、それだけの勉強をし、環境関係のイベントや講演会ではお話もなさり、
そしてこうやってラジオにも出てくださる。
それだけの時間が、どうやったら捻出できるのかと、ハチドリ高柳は首をひねってしまうのです。しかも、身近にできることもしっかりなさっています。
オンエア前、打ち合わせをしているときに、スタッフの方に、
「ごめん、ちょっとあそこのお店まで行って来てくれる?」と、
お財布をごそごそしながら頼んでいたのは、なんと環境に優しいハミガキ粉!
「これが一番好きなんだよねー。」と、ハミガキ粉片手にニコニコなさっていたのが印象的でした。
折りしも、アル・ゴア米元副大統領が来日し、
経団連会館で行われたその講演会に行ってきたハチドリ高柳。
「影響力がある方が発言をする」ということの意味を、ずっと考えていました。
元々政治家であり、いまだアメリカの政治界、経済界、そして民衆に対しても、
大きな影響力を持つ、アル・ゴア氏。
その講演会を聞いていた、日本経団連に属する、日本企業や経済界トップのお歴々。
そして、絶大な人気を誇るアーティストのSUGIZOさん。
私たち一市民がそれぞれ声をあげていくことは、もちろんとても大切なことだけど、
アル・ゴア氏やSUGIZOさんのような人々が、立ち上がり、発言をしてくだされば、
より一層多くの人々に届く、大きな声になるはずなのです。
だから、SUGIZOさんにも、声をあげ続けてほしい。
そして、この人なら、きっとやってくれる。
そんな風に感じた、2回目の対面でした。
そういえば、SUGIZOさんには今年、大きくて新しい「ニュープロジェクト」の構想があるようですよ。
身体には気をつけて、音楽も、環境もがんばれるように、私たちも応援しましょうね!
番組開始3日目に来ていただいて以来、2回目のゲスト登場です♪
相変わらず、とっても穏やかで、そしてしっかりとご自分のお姿を見つめていらっしゃる、
そんな印象を受けました。
そのSUGIZOさん、『Hummingbird』でも試写会を企画している映画、
『不都合な真実』を、なんと一般公開前だというのに、もう3回もご覧になっているのだそうです!
細かいデータに裏打ちされたドキュメンタリーというつくりと、
アル・ゴア氏の心意気に、感服なさっているのだとか。
1/20の一般公開後にも、「大きな画面で見たいから、もう一度見に行く」とおっしゃっていました。
そんなSUGIZOさん、先日お目にかかったときにも感じたんですが、
とにかく、ご自分の役割をきちんとわかっていらっしゃるのが、素晴らしいんですよね。
音楽活動にまい進し、一世を風靡した「元Luna SeaのSUGIZO」が、
世の中に対してどれくらいの影響力を持っているのか、それをしっかりご存知で、
だからこそ、環境活動も積極的になさっている。
それが、世の中に影響を与えることを、ご存知だからなのです。
また、いつも感心させられてしまうのは、その向学心。
環境に対する知識は、本当に半端ではありません。
音楽活動をなさりながら、それだけの勉強をし、環境関係のイベントや講演会ではお話もなさり、
そしてこうやってラジオにも出てくださる。
それだけの時間が、どうやったら捻出できるのかと、ハチドリ高柳は首をひねってしまうのです。しかも、身近にできることもしっかりなさっています。
オンエア前、打ち合わせをしているときに、スタッフの方に、
「ごめん、ちょっとあそこのお店まで行って来てくれる?」と、
お財布をごそごそしながら頼んでいたのは、なんと環境に優しいハミガキ粉!
「これが一番好きなんだよねー。」と、ハミガキ粉片手にニコニコなさっていたのが印象的でした。
折りしも、アル・ゴア米元副大統領が来日し、
経団連会館で行われたその講演会に行ってきたハチドリ高柳。
「影響力がある方が発言をする」ということの意味を、ずっと考えていました。
元々政治家であり、いまだアメリカの政治界、経済界、そして民衆に対しても、
大きな影響力を持つ、アル・ゴア氏。
その講演会を聞いていた、日本経団連に属する、日本企業や経済界トップのお歴々。
そして、絶大な人気を誇るアーティストのSUGIZOさん。
私たち一市民がそれぞれ声をあげていくことは、もちろんとても大切なことだけど、
アル・ゴア氏やSUGIZOさんのような人々が、立ち上がり、発言をしてくだされば、
より一層多くの人々に届く、大きな声になるはずなのです。
だから、SUGIZOさんにも、声をあげ続けてほしい。
そして、この人なら、きっとやってくれる。
そんな風に感じた、2回目の対面でした。
そういえば、SUGIZOさんには今年、大きくて新しい「ニュープロジェクト」の構想があるようですよ。
身体には気をつけて、音楽も、環境もがんばれるように、私たちも応援しましょうね!
2007年01月16日
Lingkaran=リンカラン♪
普段に比べれば随分冷えた今日のスタジオにあそびに来てくれたのは、
雑誌、リンカランの編集長、皆川孝徳さん!
以前、スペイン坂スタジオに何度かいらしたことがあるという皆川さん、
私たちスタッフが使う通用口からご登場なさって、みんなを驚かせてくれました。実は、ハチドリ高柳も帰国後すぐに発見して、大好きだった雑誌『Lingkaran』。
でも、それを「リンカラン」と読む、と知ったのは、ちょっと後のことでした。
ずーっと、「リングカラン」だと思ってたんですよねー。(皆川さん、ごめんなさい!)
とにかく写真がキレイで、内容も、「環境」「エコ」と、押しつけがましくないんです。
どちらかというと、身体や心に優しい生活を提案してくれている感じかな。
そうお伺いすると、
皆川さんも「そうなんです。自分に優しくしてあげましょう、ってことですよね」と、
おっしゃっていらっしゃいました。
今月号の特集も、「手作り」。
こんなものを手作りしたら?とか、手作りのものをプレゼントしてみない?なんていう、
素敵な提案がいっぱいです。
実は私、手作りはかなり好きで、以前にこのブログでもご紹介しましたが、
ミサンガを作ったり、ヘンプでネックレスを編んでプレゼントしたり、
この冬には、すでにマフラー2本編みました。(ヒマ?)
やっぱり、自分で作ったものってとっても大切で、ちょっと不格好でも愛しくて、
すぐに捨てたりなんて絶対に出来ないし、長く大切に使おうと思いますよね。
大量生産、大量消費とは180度違う、とってもエコなアクションだと思うのです。
でも、最初は何から作ったらいいかわからないですよね。
そんなヒントが、今号の『Lingkaran』にはたっぷり詰まっています♪
また、写真がキレイなのは、なんと一切デジカメを使っていないから!
昔ながらのプリントなので、手間と時間はかかりますが、
あまりにもくっきりとしすぎない、どこか暖かみのある画に仕上がるのだそうです。
今号の表紙も、とっても暖かくて素敵♪
本屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみて下さい。(トップページで皆川さんが持ってます)
それから、もう一冊どうしてもオススメしたいのが、私の私物の本「そらべあ」。
リンカランが関わっているとはちっとも知らずに、本屋さんで見つけて買ってしまったのですが、
もう、とにかく可愛くて癒されちゃう、そしてちょっとドキッとしちゃう絵本なのです。
北極の氷が溶けてしまったら、ホッキョクグマがのんびり寝そべる場所は、
本当になくなってしまいます。
それを防ぐためにも、私たちは真剣に、温暖化に取り組まなくてはいけないのです。
ぜひこの「そらべあ」を読んで、「そらべあ」くんたちの涙を、とめてあげましょう!
ポイントは、アザラシ君の一言。
気になった方は、ぜひこの「そらべあ」、ゲットしてみて下さいね!!
雑誌、リンカランの編集長、皆川孝徳さん!
以前、スペイン坂スタジオに何度かいらしたことがあるという皆川さん、
私たちスタッフが使う通用口からご登場なさって、みんなを驚かせてくれました。実は、ハチドリ高柳も帰国後すぐに発見して、大好きだった雑誌『Lingkaran』。
でも、それを「リンカラン」と読む、と知ったのは、ちょっと後のことでした。
ずーっと、「リングカラン」だと思ってたんですよねー。(皆川さん、ごめんなさい!)
とにかく写真がキレイで、内容も、「環境」「エコ」と、押しつけがましくないんです。
どちらかというと、身体や心に優しい生活を提案してくれている感じかな。
そうお伺いすると、
皆川さんも「そうなんです。自分に優しくしてあげましょう、ってことですよね」と、
おっしゃっていらっしゃいました。
今月号の特集も、「手作り」。
こんなものを手作りしたら?とか、手作りのものをプレゼントしてみない?なんていう、
素敵な提案がいっぱいです。
実は私、手作りはかなり好きで、以前にこのブログでもご紹介しましたが、
ミサンガを作ったり、ヘンプでネックレスを編んでプレゼントしたり、
この冬には、すでにマフラー2本編みました。(ヒマ?)
やっぱり、自分で作ったものってとっても大切で、ちょっと不格好でも愛しくて、
すぐに捨てたりなんて絶対に出来ないし、長く大切に使おうと思いますよね。
大量生産、大量消費とは180度違う、とってもエコなアクションだと思うのです。
でも、最初は何から作ったらいいかわからないですよね。
そんなヒントが、今号の『Lingkaran』にはたっぷり詰まっています♪
また、写真がキレイなのは、なんと一切デジカメを使っていないから!
昔ながらのプリントなので、手間と時間はかかりますが、
あまりにもくっきりとしすぎない、どこか暖かみのある画に仕上がるのだそうです。
今号の表紙も、とっても暖かくて素敵♪
本屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみて下さい。(トップページで皆川さんが持ってます)
それから、もう一冊どうしてもオススメしたいのが、私の私物の本「そらべあ」。
リンカランが関わっているとはちっとも知らずに、本屋さんで見つけて買ってしまったのですが、
もう、とにかく可愛くて癒されちゃう、そしてちょっとドキッとしちゃう絵本なのです。
北極の氷が溶けてしまったら、ホッキョクグマがのんびり寝そべる場所は、
本当になくなってしまいます。
それを防ぐためにも、私たちは真剣に、温暖化に取り組まなくてはいけないのです。
ぜひこの「そらべあ」を読んで、「そらべあ」くんたちの涙を、とめてあげましょう!
ポイントは、アザラシ君の一言。
気になった方は、ぜひこの「そらべあ」、ゲットしてみて下さいね!!
2007年01月16日
きこりん!!!
先日、ゲストに来て頂いた住友林業の宮下さんに教えていただいて、
表参道ヒルズで行われている住友林業のイベント、
『Sustainable Forest Gallery』におじゃましてきました。
すると・・・。
スゴイ人!!なんと、表に順番待ちで並んでいる人までいます!!
ムリクリ中に身体をねじ込んで、一通り見せて頂きました。
会場の中は木がたくさん使われていて、新しいお家のような、いいにおい!
木や森のこと、住友林業が取り組んでる森作り、そして
サステナブル(=持続可能)な地球の未来のことなどが、わかりやすく紹介されています。
しかも外には・・・。
いたーっ!!超特大・きこりん!!!!
可愛いーーーーーーー!!!
しかも、広報の方が連れて行って下さった奥には、
もっと可愛い、ナマ・きこりんが!!
会えました〜♪しかも、だっこさせて頂いちゃいました♪♪
きこりんは、ほんのり木のいい香り。だって、木から生まれたんですから!
でも、この子、何歳だと思います?
なんと、300歳。樹齢300年の木から、生まれたのだそうです。
本当は、このきこりんの幅の倍くらいの幹の太さがあるそうなのですが、
300年たって、やっとこの大きさなのか、と、改めて自然の大切さを再認識してしまいました。
ちなみに、下の方に写ってる子・きこりんは、100歳。
やっぱり、木が大きくなるには気が遠くなるほどの長い長い時間がかかるのです。
100年計画で森を育てている住友林業の様な取り組みが、本当に必要なのだ、と、
実感して帰ってきました。
この『Sustainable Forest Gallery』、表参道ヒルズのR−Studioで、
21日(日)まで開催されています。
今週末、表参道に遊びに行く予定がある方は、ぜひ立ち寄ってみて下さいね!
きこりん、ホントに可愛いですよ〜♪
表参道ヒルズで行われている住友林業のイベント、
『Sustainable Forest Gallery』におじゃましてきました。
すると・・・。
スゴイ人!!なんと、表に順番待ちで並んでいる人までいます!!
ムリクリ中に身体をねじ込んで、一通り見せて頂きました。
会場の中は木がたくさん使われていて、新しいお家のような、いいにおい!
木や森のこと、住友林業が取り組んでる森作り、そして
サステナブル(=持続可能)な地球の未来のことなどが、わかりやすく紹介されています。
しかも外には・・・。
いたーっ!!超特大・きこりん!!!!
可愛いーーーーーーー!!!
しかも、広報の方が連れて行って下さった奥には、
もっと可愛い、ナマ・きこりんが!!
会えました〜♪しかも、だっこさせて頂いちゃいました♪♪
きこりんは、ほんのり木のいい香り。だって、木から生まれたんですから!
でも、この子、何歳だと思います?
なんと、300歳。樹齢300年の木から、生まれたのだそうです。
本当は、このきこりんの幅の倍くらいの幹の太さがあるそうなのですが、
300年たって、やっとこの大きさなのか、と、改めて自然の大切さを再認識してしまいました。
ちなみに、下の方に写ってる子・きこりんは、100歳。
やっぱり、木が大きくなるには気が遠くなるほどの長い長い時間がかかるのです。
100年計画で森を育てている住友林業の様な取り組みが、本当に必要なのだ、と、
実感して帰ってきました。
この『Sustainable Forest Gallery』、表参道ヒルズのR−Studioで、
21日(日)まで開催されています。
今週末、表参道に遊びに行く予定がある方は、ぜひ立ち寄ってみて下さいね!
きこりん、ホントに可愛いですよ〜♪
2007年01月15日
ナマ・ゴア氏♪
ちょっと遠いんですけど・・・。オーラはばりばり見えました!
いよいよ、映画『不都合な真実』の劇場公開が迫ってきました!
そんな中、渦中の人、アル・ゴア米元副大統領が来日。
連日、あちこちのメディアに登場されているので、もう目にした方も多いかもしれませんね。
そして今日午前には、経団連会館で、日本の各企業経営陣トップばかりを集めた、
講演会が行われたのです。
1階席には、高級そうなスーツに身を包んだ、ナイス・ミドルなオジサマ方がびっしり。
後ろのほうには一般の方もひしめき合って、しきりにシャッターを切っていらっしゃいました。
そして我々報道陣は、2階席に。
もちろん、ハチドリ高柳も潜入!!
ナマ・ゴア氏を堪能してしまいました。
感想は、「さ・す・が」の一言。
「アリガトウゴザイマス」のあいさつから始まって、およそ30分間しゃべり詰めの講演の間、
ペーパー一枚見ることなく、よどみなく流れるように、
現在の地球がどうなっているか、
今後、温暖化の影響はどの程度、どんなところに出てくるのか、
細かな数字まで次々と挙げながら、わかりやすく簡潔に説明してくれました。
静まり返った経団連会館で、講演が終わると絶賛の拍手!
その後の質疑応答でも、次々飛び出す質問に、質問1、答え10くらいの割合で、
丁寧に、具体的に、答えてくださいました。
この方は、本当にアメリカの政治家だった方なのかしら?
ホントは最初から、専門家でいらしたのではないかしら?と、
不思議になってしまうほどの、素晴らしき専門家っぷりでした。
中でも印象に残ったのが、「環境と経済の関係」についてのお話。
お客様の中に、某有名飲料メーカーの重役の方がいらして、
「環境と経済」についての質問をされていたのですが、その方が、
「我々飲料メーカーは、気温が1度、上がった下がった、で、売り上げが莫大に変わってしまう。
気温は我々の経済利益に直結している」と、おっしゃっていました。なるほど!一見、環境とはあまり関係なさそうな飲料メーカーでも、
そういう風に、飲料メーカーが環境にかかわっていることもあるんですね。
だからこそ今日の講演会は、そういったメーカーなどの経営陣を集めて、
経団連会館で行われたのですね、と、激しく納得してしまいました。
そしてゴア氏は、
「アメリカの環境問題は、アメリカの経済に大きな影響を受ける。
そして、そのアメリカの経済は、日本の経済界に大きな影響を受けているのです。」とも、
おっしゃっていました。
日本の経済界が、環境に優しい方向へ向かっていけば、
アメリカの経済界も、その流れを無視することはできません。
つまり、我々日本人がつくる日本経済が、
アメリカの環境問題を先導できるかもしれないのです!
これはうかうかしていられません。
京都議定書の批准にしても、そもそもは日本の京都で行われた会議の議定書。
アメリカの批准を促すために、私たち日本人が出来ることって、
ひょっとしたら、もっともっとあるのかもしれません。
でも、まず私たちにできる、ハチドリな第一歩は、この『不都合な真実』を見に行くこと!!
温暖化が、より具体的に、はっきりとわかるようになるこの映画。
いまや、世界的なムーブメントとなっています。
一人でも多くのお友達を誘って、ぜひ見に行ってみてくださいね!
ハミングバードの試写会はいよいよあさって17日、
一般劇場公開は20日から、となっています!!
2007年01月14日
春の便り♪
これ、なーんだ?(写真が下手でごめんなさい!)
いつも、旬のお野菜を宅配していただいていることは、番組で何度かお話しましたが、
今回は、箱を開けると春の便りが!!
なんと、菜の花!!!南伊豆からの便りでした。
鮮やかなグリーンに、上からのぞく小さな黄色い花。
あぁ、なんて可愛いの!
やっぱり、四季のある日本って素敵♪と、すっかり感激してしまいました。で・も。
せっかくですもの。やっぱりおいしくいただかなくっちゃ〜♪
すこーしお塩を入れたたっぷりのお湯でさっとゆがいて、おしょうゆをひとたらし。
口に入れると、ふわ〜んと漂うほろ苦さ。
これ、これ!この、ちょっぴり苦い感じが、日本の春の味ですよねー。
おいし〜い!!
すっかりお箸がとまらなくなって、どんどんいただいてしまった、
日本の春の味、菜の花でした♪
2007年01月14日
森を守る企業
今日のスタジオにお迎えしたのは、住友林業の宮下昭子さん。
ショートカットがよく似合う、穏やかでとっても控えめな、女性らしい女性でした♪
そんな宮下さんが教えてくれたのが、住友林業の森に対する取り組み。
なんとなく、ここ最近の風潮として、「木を切る=環境破壊」みたいなイメージって、
蔓延してますよね?
紙を使うことも、割り箸を使うことも、結局は森林を伐採することになるから、環境破壊だ、と。
でも、お家を建てるために木を切っちゃう住友林業さん、
どんな取り組みをしているのやら?と思っていたところ、そもそも、
「木を切る=環境破壊」という考え方自体が、間違いだったことが判明!
実は、「国産」の木を使うことは、環境破壊の反対!森を守ることにつながるのだそうです。
そもそも日本の森は、ある程度まで木が育ったら間引いてあげないと、
全体に日光がいきわたらなくなってしまうため、細〜い木がびっしり生えた、
弱〜い森になってしまうのだとか。
そこで行われるのが、間伐。いわゆる、間引きです。
その時に出る「間伐材」を使うことは、ひいては森の手入れを誘発することになり、
結果的に、森を守ることにつながる、と言うわけなのです。
今、日本の森が弱ってしまっているのは、外国産の安い木材に押されて、
国産材を日本人が使わなくなってしまっているから。
森を守る林業の人たちが、切っても売れないから、間伐をしなくなってしまっているのです。
日本の山は今、ひょろっとした弱い木がいっぱいの、弱い森になってしまっています。
でも、外国産の木材は、ひょっとしたらその国の人に必要な山まで、
ごっそりと切られてしまっているかもしれないし、
輸入をするときに、エネルギーもコストも、とても多く使っています。
だから私たち消費者が、日本の木材を選ぶことが、めぐりめぐっては森を守ることにつながるのです。
そして住友林業は、そんな森を守る活動を続けながらも、
苗木を植える、つまりは森を「造り」「育てる」活動も続けています。
木を植え、それを育て、間引く分だけを切ってそれを上手に家の建築などに活用し、
そうすることで、木と森と環境を守っている。そんな素敵な企業です。
それこそが、まさにサステナブル!
自分の企業では、木を切ることがわかっているから、だからこそ、その木を育てる。
そうすれば、そもそもとてもサステナブルな「木」という素材を、無駄なく、有効に使えるのです。
もちろん、森を育てる、と一言で言っても、簡単なことではありません。
苗を植えてから、100年、200年とかかる、気が遠くなりそうな長期計画。
だけど、それをしなくては、結果的に打撃を受けてしまうのは私たち人間かもしれません。
こんな風に、長〜い視野に立った活動ができる企業が、もっともっと増えてくれたらいいな、と、
そんな風に感じた25分だったのでした。
大切なのは、やっぱり「地産地消」。
これから木を使う機会があったら、国産のものかどうかに目を光らせてみてくださいね!
ショートカットがよく似合う、穏やかでとっても控えめな、女性らしい女性でした♪
そんな宮下さんが教えてくれたのが、住友林業の森に対する取り組み。
なんとなく、ここ最近の風潮として、「木を切る=環境破壊」みたいなイメージって、
蔓延してますよね?
紙を使うことも、割り箸を使うことも、結局は森林を伐採することになるから、環境破壊だ、と。
でも、お家を建てるために木を切っちゃう住友林業さん、
どんな取り組みをしているのやら?と思っていたところ、そもそも、
「木を切る=環境破壊」という考え方自体が、間違いだったことが判明!
実は、「国産」の木を使うことは、環境破壊の反対!森を守ることにつながるのだそうです。
そもそも日本の森は、ある程度まで木が育ったら間引いてあげないと、
全体に日光がいきわたらなくなってしまうため、細〜い木がびっしり生えた、
弱〜い森になってしまうのだとか。
そこで行われるのが、間伐。いわゆる、間引きです。
その時に出る「間伐材」を使うことは、ひいては森の手入れを誘発することになり、
結果的に、森を守ることにつながる、と言うわけなのです。
今、日本の森が弱ってしまっているのは、外国産の安い木材に押されて、
国産材を日本人が使わなくなってしまっているから。
森を守る林業の人たちが、切っても売れないから、間伐をしなくなってしまっているのです。
日本の山は今、ひょろっとした弱い木がいっぱいの、弱い森になってしまっています。
でも、外国産の木材は、ひょっとしたらその国の人に必要な山まで、
ごっそりと切られてしまっているかもしれないし、
輸入をするときに、エネルギーもコストも、とても多く使っています。
だから私たち消費者が、日本の木材を選ぶことが、めぐりめぐっては森を守ることにつながるのです。
そして住友林業は、そんな森を守る活動を続けながらも、
苗木を植える、つまりは森を「造り」「育てる」活動も続けています。
木を植え、それを育て、間引く分だけを切ってそれを上手に家の建築などに活用し、
そうすることで、木と森と環境を守っている。そんな素敵な企業です。
それこそが、まさにサステナブル!
自分の企業では、木を切ることがわかっているから、だからこそ、その木を育てる。
そうすれば、そもそもとてもサステナブルな「木」という素材を、無駄なく、有効に使えるのです。
もちろん、森を育てる、と一言で言っても、簡単なことではありません。
苗を植えてから、100年、200年とかかる、気が遠くなりそうな長期計画。
だけど、それをしなくては、結果的に打撃を受けてしまうのは私たち人間かもしれません。
こんな風に、長〜い視野に立った活動ができる企業が、もっともっと増えてくれたらいいな、と、
そんな風に感じた25分だったのでした。
大切なのは、やっぱり「地産地消」。
これから木を使う機会があったら、国産のものかどうかに目を光らせてみてくださいね!
2007年01月11日
水でダンベル!?
今日スタジオにお迎えしたのは、paris matchのボーカリスト、ミズノマリさん!
細くて白くて目が大きくて、フランス人形のような可愛い女性でした♪
ですから、いったいどんなに「おフレンチ」な生活をなさっているのかと思いきや(←偏見)、
毎日の移動は自転車!カバンの中にはマイバック!!お水はスーパーでもらう!!!と、
ものすごくアースコンシャスな生活をなさっているのです。自転車では、1時間くらいのところならスイスイとペダルをこいでしまうそうなんですが、
もうちょっと近いと、歩いてしまうことも多いんですって。
自転車や歩きだと、「あ、桜が咲いたな」とか、「あ、ちょっと銀杏がくさいな(笑)」とか、
日本の四季を肌で感じられて、とても気持ちいいのだそうです。
また、トップページに写真を載せさせて頂いたマイバック。
ショッキング・オレンジ、というのでしょうか。とても鮮やかな色で、しかも小さい!
スーパーなどで買い物をしたときに、レジ袋を断ってこちらで持って帰るのだとか。
そんな生活をするようになった基本は、やっぱりお母さま。
ご実家名古屋の、ご実家の近くのスーパーではマイバック持参が奨励されていて、
お母さまは、いつもマイバックかショッピングカートを引いてお買い物にいらしていたのだそうです。
それをいつも見て育ったミズノさんも、自然とマイバックを持ち歩くようになったんですって。
それにしても、今のマイバックって、ホントに可愛いデザインのものが多いんですね!
スタッフ達にも大好評で、みんな口々に「どこで買ったんですか〜?」とか、
「何色がありました?」とか、ミズノさんを質問攻め。
きっとしばらくたつと、ハミングのスタッフみんなが、色違いで持っていそうです。それから、私が何より驚いたお話は、お水!
ミズノさんのお家から、歩いて15分ちょっとかかるところにあるスーパーには、
お金を払って最初に2リットルか4リットルのペットボトルを買うと、
その後は、おいしいお水をただでくんで帰っていい、というシステムがあり、
ミズノさんはそれを利用しています。
ま、それだけならそんなに驚かないのですが、
ミズノさんは、毎日15分以上歩いてそのスーパーに行くために(健康のため!)、
わざわざ2リットルのペットボトルを選んで買い、毎日スーパーに出かけるんですって。
それだけでも、えらい!と思いますが、
なんとスーパーの帰り、そのお水のペットを右手に、買い物したマイバックを左手に持ち、
それをダンベル代わりに筋トレをしながら歩いてくるのだそうです!
スゴイ!ロッキーもビックリのこの筋トレ。
「自分も楽しいし、環境にも優しいし♪」とミズノさんはさらっと笑顔でおっしゃいますが、
やっぱり、あのスレンダーボディーと透明感のあるお肌は、
そんな毎日の積み重ねで出来るのだわ、と、納得してしまったハチドリ高柳だったのでした。
しかもそれが、環境にも優しいなんて!
ホントにミズノさん、ごくごく自然にアースコンシャスな生活をなさってるんですよね。
ハチドリ高柳も、とっても勉強させて頂いちゃった25分間でした。
ちなみに我が家の近くにも、最初にペットを買うとお水をただでくれるシステムがある、
素敵なスーパーがあります。
「重いから」という理由で利用を避けていたのですが、やっぱり私も、これにしてみようかな。
だって毎日のお水のペットボトルって、いくらリサイクルに出しているとはいえ、
ものすごい量ですもんね。。。
反省します!!
細くて白くて目が大きくて、フランス人形のような可愛い女性でした♪
ですから、いったいどんなに「おフレンチ」な生活をなさっているのかと思いきや(←偏見)、
毎日の移動は自転車!カバンの中にはマイバック!!お水はスーパーでもらう!!!と、
ものすごくアースコンシャスな生活をなさっているのです。自転車では、1時間くらいのところならスイスイとペダルをこいでしまうそうなんですが、
もうちょっと近いと、歩いてしまうことも多いんですって。
自転車や歩きだと、「あ、桜が咲いたな」とか、「あ、ちょっと銀杏がくさいな(笑)」とか、
日本の四季を肌で感じられて、とても気持ちいいのだそうです。
また、トップページに写真を載せさせて頂いたマイバック。
ショッキング・オレンジ、というのでしょうか。とても鮮やかな色で、しかも小さい!
スーパーなどで買い物をしたときに、レジ袋を断ってこちらで持って帰るのだとか。
そんな生活をするようになった基本は、やっぱりお母さま。
ご実家名古屋の、ご実家の近くのスーパーではマイバック持参が奨励されていて、
お母さまは、いつもマイバックかショッピングカートを引いてお買い物にいらしていたのだそうです。
それをいつも見て育ったミズノさんも、自然とマイバックを持ち歩くようになったんですって。
それにしても、今のマイバックって、ホントに可愛いデザインのものが多いんですね!
スタッフ達にも大好評で、みんな口々に「どこで買ったんですか〜?」とか、
「何色がありました?」とか、ミズノさんを質問攻め。
きっとしばらくたつと、ハミングのスタッフみんなが、色違いで持っていそうです。それから、私が何より驚いたお話は、お水!
ミズノさんのお家から、歩いて15分ちょっとかかるところにあるスーパーには、
お金を払って最初に2リットルか4リットルのペットボトルを買うと、
その後は、おいしいお水をただでくんで帰っていい、というシステムがあり、
ミズノさんはそれを利用しています。
ま、それだけならそんなに驚かないのですが、
ミズノさんは、毎日15分以上歩いてそのスーパーに行くために(健康のため!)、
わざわざ2リットルのペットボトルを選んで買い、毎日スーパーに出かけるんですって。
それだけでも、えらい!と思いますが、
なんとスーパーの帰り、そのお水のペットを右手に、買い物したマイバックを左手に持ち、
それをダンベル代わりに筋トレをしながら歩いてくるのだそうです!
スゴイ!ロッキーもビックリのこの筋トレ。
「自分も楽しいし、環境にも優しいし♪」とミズノさんはさらっと笑顔でおっしゃいますが、
やっぱり、あのスレンダーボディーと透明感のあるお肌は、
そんな毎日の積み重ねで出来るのだわ、と、納得してしまったハチドリ高柳だったのでした。
しかもそれが、環境にも優しいなんて!
ホントにミズノさん、ごくごく自然にアースコンシャスな生活をなさってるんですよね。
ハチドリ高柳も、とっても勉強させて頂いちゃった25分間でした。
ちなみに我が家の近くにも、最初にペットを買うとお水をただでくれるシステムがある、
素敵なスーパーがあります。
「重いから」という理由で利用を避けていたのですが、やっぱり私も、これにしてみようかな。
だって毎日のお水のペットボトルって、いくらリサイクルに出しているとはいえ、
ものすごい量ですもんね。。。
反省します!!
2007年01月10日
森林と温暖化
相変わらずあったかい今日のスペイン坂スタジオにお迎えしたのは、
国際環境NGO FoE Japanの、中澤健一さん!
肩書きが『森林プログラム ディレクター』というだけあって、森林のことには、まさにプロ!
しかも、温暖化にも詳しく、おまけに以前マーシャルに行く途中に、
なんと私の青年海外協力隊での任地、コスラエ島に行ったことがある(空港だけですが)、という、
番組始まって以来の、「コスラエ島上陸者」!!
話がとっても弾んでしまいました。
正直言ってハチドリ高柳、森林と温暖化ってあまり結びついていなかったのですが、
中澤さんのお話をうかがうと、とても密接な結びつきがあることがわかりました。
たとえば、カナダのある地域では、「パイン・ビートル」という虫によって、
松の木が広範囲にわたって壊滅的な被害にさらされたそうなのですが、
その原因は、そのパイン・ビートルが、温暖化のため冬を越せるようになってしまったから。
以前だったら、カナダの寒い冬を越せずにいったん数が激減するはずだったこの虫が、
冬でも気温が下がらなくなったため越冬することが可能になり、
爆発的に増えてしまったことが、原因だったそうなのです。
また日本でも、成人の日の爆弾低気圧のような竜巻のような現象が起き、
それによって森林が根こそぎ伐採されたような状態になる現象も、頻発するようになったのだとか。
実際、ほんの10年ほど前までは、成人の日のような嵐が、
1月に起きるなんて事、考えられませんでしたよね。
温暖化を、ひしひしと実感するようになってしまっているような気がします。
また中澤さん、ちょっと前にアラスカに行って、実際にご自分の目で、
氷河が後退しているのご覧になり、やっぱり温暖化を肌で感じたとか。
北極の氷も、もうすぐ全部解けてしまうのでは、という予測データも発表されていますが、
本当に、雪がどんどん減っていくのを見れば、暖かくなっているのだ、ということを実感しますよね。
ただもちろん、私たち一般人は、あまりアラスカや北極まで出かけていって、
雪や氷河の減少を見る機会はありません。
そんな方は、ぜひ映画『不都合な真実』をご覧になってみてください!
アメリカの元副大統領、アル・ゴア氏が半生をかけて製作した、
温暖化に対する警鐘を鳴らすこの映画、北極や南極、ヒマラヤなどの雪が、
○年前まではここまであったけれど、今はここまで、というような、
Before&Afterの様子を、映像で見せてくれるのです。
これはかなりショッキングです。
同じ景色の場所なのに、昔は真っ白に雪や氷で覆われていたところが、
いまや黒々と土がのぞき、雪や氷ははるかかなたに後退しているのですから。
そうやって現実に自分の目で見てみると、やはり無関心ではいられなくなります。
そんな人が、一人でも増えてほしいと思うのです。
『不都合な真実』、ホントにこれは、必見ですよ!!
国際環境NGO FoE Japanの、中澤健一さん!
肩書きが『森林プログラム ディレクター』というだけあって、森林のことには、まさにプロ!
しかも、温暖化にも詳しく、おまけに以前マーシャルに行く途中に、
なんと私の青年海外協力隊での任地、コスラエ島に行ったことがある(空港だけですが)、という、
番組始まって以来の、「コスラエ島上陸者」!!
話がとっても弾んでしまいました。
正直言ってハチドリ高柳、森林と温暖化ってあまり結びついていなかったのですが、
中澤さんのお話をうかがうと、とても密接な結びつきがあることがわかりました。
たとえば、カナダのある地域では、「パイン・ビートル」という虫によって、
松の木が広範囲にわたって壊滅的な被害にさらされたそうなのですが、
その原因は、そのパイン・ビートルが、温暖化のため冬を越せるようになってしまったから。
以前だったら、カナダの寒い冬を越せずにいったん数が激減するはずだったこの虫が、
冬でも気温が下がらなくなったため越冬することが可能になり、
爆発的に増えてしまったことが、原因だったそうなのです。
また日本でも、成人の日の爆弾低気圧のような竜巻のような現象が起き、
それによって森林が根こそぎ伐採されたような状態になる現象も、頻発するようになったのだとか。
実際、ほんの10年ほど前までは、成人の日のような嵐が、
1月に起きるなんて事、考えられませんでしたよね。
温暖化を、ひしひしと実感するようになってしまっているような気がします。
また中澤さん、ちょっと前にアラスカに行って、実際にご自分の目で、
氷河が後退しているのご覧になり、やっぱり温暖化を肌で感じたとか。
北極の氷も、もうすぐ全部解けてしまうのでは、という予測データも発表されていますが、
本当に、雪がどんどん減っていくのを見れば、暖かくなっているのだ、ということを実感しますよね。
ただもちろん、私たち一般人は、あまりアラスカや北極まで出かけていって、
雪や氷河の減少を見る機会はありません。
そんな方は、ぜひ映画『不都合な真実』をご覧になってみてください!
アメリカの元副大統領、アル・ゴア氏が半生をかけて製作した、
温暖化に対する警鐘を鳴らすこの映画、北極や南極、ヒマラヤなどの雪が、
○年前まではここまであったけれど、今はここまで、というような、
Before&Afterの様子を、映像で見せてくれるのです。
これはかなりショッキングです。
同じ景色の場所なのに、昔は真っ白に雪や氷で覆われていたところが、
いまや黒々と土がのぞき、雪や氷ははるかかなたに後退しているのですから。
そうやって現実に自分の目で見てみると、やはり無関心ではいられなくなります。
そんな人が、一人でも増えてほしいと思うのです。
『不都合な真実』、ホントにこれは、必見ですよ!!
2007年01月04日
特別番組のお知らせ♪
またここで、特別番組の宣伝をさせて頂いちゃいます。
東京、大阪、愛知のかたに聞いて頂ける番組です。
『JFN ヒューマン・コンシャス・スペシャル 〜尊厳ある生のために〜』という、
特別番組を担当させて頂きました。
この番組、「ALS=筋萎縮性側索硬化症」という難病を患った方達が、
病と闘いながらも希望を忘れず、懸命に生きる姿を追ったドキュメンタリーです。
筋肉を司る神経が侵され、病気が進行するにつれ、腕や足はもちろん、
顔やまぶたの筋肉まで動かなくなっていくという難病。
原因も治療法も今だ不明、という、患者の方にとっても、家族の方にとっても、
とてもつらい病気です。
このALSの方達が病と闘っている姿を記した本をたくさん扱っているのが、
ハリー・ポッターシリーズで知られる、「静山社」。
現社長で、ハリー・ポッターの翻訳者、松岡佑子さんの亡くなった旦那様が、
そもそもALSという病気の悲惨さを知って、ALS協会という組織を立ち上げられ、
今は旦那様の遺志をついで、松岡さんが会長を務めていらっしゃいます。
回復の手段の今だ見えない難病と闘いながらも、命を大切に懸命に生きる患者の方々。
私自身もこの番組に携わって、考えさせられたり学んだりすることがたくさんありました。
少しでも多くの方にこの番組を聞いて頂き、この病気について知って欲しい。
知って頂いたら、その患者の方達を助けて欲しい。
そんな想いで、マイクに向かいました。
新年会などでお忙しいとは思いますが、ぜひその新年会に向かう車の中などで、
聞いてみて下さい!
東京 5日 夜7時〜7時半
大阪 7日 夜7時半〜8時
愛知 14日 夜7時〜7時半
の放送です。
聞いた方がいらっしゃったら、ぜひ感想なども聞かせて下さいね!
東京、大阪、愛知のかたに聞いて頂ける番組です。
『JFN ヒューマン・コンシャス・スペシャル 〜尊厳ある生のために〜』という、
特別番組を担当させて頂きました。
この番組、「ALS=筋萎縮性側索硬化症」という難病を患った方達が、
病と闘いながらも希望を忘れず、懸命に生きる姿を追ったドキュメンタリーです。
筋肉を司る神経が侵され、病気が進行するにつれ、腕や足はもちろん、
顔やまぶたの筋肉まで動かなくなっていくという難病。
原因も治療法も今だ不明、という、患者の方にとっても、家族の方にとっても、
とてもつらい病気です。
このALSの方達が病と闘っている姿を記した本をたくさん扱っているのが、
ハリー・ポッターシリーズで知られる、「静山社」。
現社長で、ハリー・ポッターの翻訳者、松岡佑子さんの亡くなった旦那様が、
そもそもALSという病気の悲惨さを知って、ALS協会という組織を立ち上げられ、
今は旦那様の遺志をついで、松岡さんが会長を務めていらっしゃいます。
回復の手段の今だ見えない難病と闘いながらも、命を大切に懸命に生きる患者の方々。
私自身もこの番組に携わって、考えさせられたり学んだりすることがたくさんありました。
少しでも多くの方にこの番組を聞いて頂き、この病気について知って欲しい。
知って頂いたら、その患者の方達を助けて欲しい。
そんな想いで、マイクに向かいました。
新年会などでお忙しいとは思いますが、ぜひその新年会に向かう車の中などで、
聞いてみて下さい!
東京 5日 夜7時〜7時半
大阪 7日 夜7時半〜8時
愛知 14日 夜7時〜7時半
の放送です。
聞いた方がいらっしゃったら、ぜひ感想なども聞かせて下さいね!
2007年01月04日
木のお医者さま♪
久しぶりにスーツ姿の方がちらほらと見られた、そんな渋谷のスペイン坂スタジオに、
今日お迎えしたのは、日本花の会・『樹木医』の和田博幸さん!
Hummingbird的に、「木」曜日は「木」の日、ということで、
木曜日はこれから、木や自然に関わる方達をお迎えしていこうと思います。
そのトップバッターの和田さんがなさっている、『樹木医』ってお仕事、最近よく聞きますよね。
でも、実際の所どんなお仕事をしているのか?
具体的に聞いて事がある方は少ないかもしれませんよね。
ということで、ハチドリ高柳はかぶりつきで聞いてしまいました。
まず、樹木医の方の主なお仕事は、
例えばどこかから「うちの木が枯れそうなんです!」という情報がもたらされると、
その木の所に「往診」に行きます。
そしてその木を「診察」し、どこが悪いのかを診て、それぞれの木にあった「処方箋」を出し、
そして「治療」する、と、まさにまさに「お医者さま」のお仕事!
木が少しでもすくすくと育てるように、いろいろな方法を考えるのだそうです。
中でも、木にとってやはり何より大事なのは、土。
しっかりとした根を張らせてあげる為に、土をきちんと作ってあげることが、とても重要なのだとか。
根は、あんなに地中深くもぐっているように見えますが、呼吸もしているので、
酸素をしっかりおくってあげることも、また大切なのだそうですよ。
最近では、山梨県の『神代桜』という、天然記念物の桜を回復させる為に、
実に4年の歳月をかけて土の交換をしてきたばかりなのだとか。
この桜は、天然記念物に指定されたあと、村の人々がちょっと石積みを作ってしまったり、
人が通れるだけの道だったものを、車が通れるように拡張したり、
そのせいで、木の近くを流れていた小川を、ちょっと遠くまで離してしまったりしたそうなのです。
それが、樹齢(推定)2000年(!)と言われるこの老桜には、
とても大きな環境の変化だったらしく、危うく枯れそうなところまで、
元気がなくなってしまったんですって!
それを、回復させる事が出来る、この『樹木医』というお仕事、とても素敵だな、と思いました。
例えばこの『神代桜』の話で言うと、環境を変えてしまって、
枯れる要因を作ってしまったのも人間だけど、
そんな木を、守ることが出来るのも人間だ、というところに、
ハチドリ高柳はとても希望を感じました。
木って、私たちに安らぎとか、心地よい風とか、命の大切さとか、
いろいろなことを感じさせてくれますよね。
そんな木に、人間の方からも少しずつでも恩返ししていけたら、
木と人間が、仲良く上手に共生していける世の中になるんじゃないかな、と、
そんな風にちょっぴり嬉しく感じた、ハチドリ高柳なのでした。
今日お迎えしたのは、日本花の会・『樹木医』の和田博幸さん!
Hummingbird的に、「木」曜日は「木」の日、ということで、
木曜日はこれから、木や自然に関わる方達をお迎えしていこうと思います。
そのトップバッターの和田さんがなさっている、『樹木医』ってお仕事、最近よく聞きますよね。
でも、実際の所どんなお仕事をしているのか?
具体的に聞いて事がある方は少ないかもしれませんよね。
ということで、ハチドリ高柳はかぶりつきで聞いてしまいました。
まず、樹木医の方の主なお仕事は、
例えばどこかから「うちの木が枯れそうなんです!」という情報がもたらされると、
その木の所に「往診」に行きます。
そしてその木を「診察」し、どこが悪いのかを診て、それぞれの木にあった「処方箋」を出し、
そして「治療」する、と、まさにまさに「お医者さま」のお仕事!
木が少しでもすくすくと育てるように、いろいろな方法を考えるのだそうです。
中でも、木にとってやはり何より大事なのは、土。
しっかりとした根を張らせてあげる為に、土をきちんと作ってあげることが、とても重要なのだとか。
根は、あんなに地中深くもぐっているように見えますが、呼吸もしているので、
酸素をしっかりおくってあげることも、また大切なのだそうですよ。
最近では、山梨県の『神代桜』という、天然記念物の桜を回復させる為に、
実に4年の歳月をかけて土の交換をしてきたばかりなのだとか。
この桜は、天然記念物に指定されたあと、村の人々がちょっと石積みを作ってしまったり、
人が通れるだけの道だったものを、車が通れるように拡張したり、
そのせいで、木の近くを流れていた小川を、ちょっと遠くまで離してしまったりしたそうなのです。
それが、樹齢(推定)2000年(!)と言われるこの老桜には、
とても大きな環境の変化だったらしく、危うく枯れそうなところまで、
元気がなくなってしまったんですって!
それを、回復させる事が出来る、この『樹木医』というお仕事、とても素敵だな、と思いました。
例えばこの『神代桜』の話で言うと、環境を変えてしまって、
枯れる要因を作ってしまったのも人間だけど、
そんな木を、守ることが出来るのも人間だ、というところに、
ハチドリ高柳はとても希望を感じました。
木って、私たちに安らぎとか、心地よい風とか、命の大切さとか、
いろいろなことを感じさせてくれますよね。
そんな木に、人間の方からも少しずつでも恩返ししていけたら、
木と人間が、仲良く上手に共生していける世の中になるんじゃないかな、と、
そんな風にちょっぴり嬉しく感じた、ハチドリ高柳なのでした。
2007年01月03日
親子でおんだん館!
3が日最終日の今日、スタジオにお迎えしたのは、
飯倉にある『ストップおんだん館』のインタープリター、宮腰義仁さん!!
おしゃれなレザージャケットに、めがねがワンポイントの、とても素敵な男性でした。
でも、インタープリターをされているだけあって、とてもお話が上手!
そもそも、インタープリターというのは、環境業界にはよくあるお仕事で、
環境教育をする人のことを、こういった名称で呼ぶことがよくあります。
小学生達を対象にすると、いい「お兄さん」「お姉さん」になることが多いですね。
そんなお仕事をしている宮腰さんは、まさにそのまんまの雰囲気!
ハチドリ高柳も、いろんな事を教えて頂いちゃいました♪
宮腰さんが考える、今一番大事なこととは、やっぱり毎日の「ご飯」から考えること。
「地産地消」という言葉通り、地元のものを地元で食べるのが、
何よりもエネルギーを削減出来る、一番の手段なのです。
どこか遠い国で採れた食物を、日本まで運ぶには、どうやっても飛行機か船が必要ですよね。
そのときに使われるガソリンや、排出されるCO2は、
国産のものをトラックで運ぶときの比ではありません。
だから、日々食べるものを国産のものに変えるだけで、
それはとても大きなアースコンシャスのアクションなのです。
でも、何もなかったらそれほど温暖化を肌で感じることがなかった私たちも、
やっぱりこの冬の暖かさには、ちょっと不安を覚えますよね。
東京でも、南国帰りの私でさえ、まだそれほど寒く感じないですし、
宮腰さんのふるさと、北海道の千歳でも、暖かくて雪が全然降らないのだそうです。
マタ、オーストラリアでも1000年に1度の大干ばつに見舞われ、
小麦が採れなくなっているのだとか。
それがどう日本に関わってくるかというと、日本人が大好きなおうどん、それも、
讃岐うどんは、なんと70〜80%がオーストラリア産の小麦で作られているのだそうです。
だから、オーストラリアで小麦が採れなくなったら、
讃岐うどんが食べられなくなっちゃうかもしれないのです!
ですから、遠くで起きている温暖化の影響も、日本と決して無縁ではありません。
お正月ということで、お子さんと過ごす時間を取れている親御さんも多いと思います。
地球温暖化の話は、まず身近な人から!ということで、
今日の夜は是非、お子さんと、普段食べているご飯の話、してみて下さい。
実はお子さんの方が、産地や輸入品に詳しかったりして、お互いに勉強になるかもしれません。
また、5日を過ぎたら、『ストップおんだん館』がオープンします。
一度是非親子で足を運んで、楽しく温暖化について学んでみて下さいね!
飯倉にある『ストップおんだん館』のインタープリター、宮腰義仁さん!!
おしゃれなレザージャケットに、めがねがワンポイントの、とても素敵な男性でした。
でも、インタープリターをされているだけあって、とてもお話が上手!
そもそも、インタープリターというのは、環境業界にはよくあるお仕事で、
環境教育をする人のことを、こういった名称で呼ぶことがよくあります。
小学生達を対象にすると、いい「お兄さん」「お姉さん」になることが多いですね。
そんなお仕事をしている宮腰さんは、まさにそのまんまの雰囲気!
ハチドリ高柳も、いろんな事を教えて頂いちゃいました♪
宮腰さんが考える、今一番大事なこととは、やっぱり毎日の「ご飯」から考えること。
「地産地消」という言葉通り、地元のものを地元で食べるのが、
何よりもエネルギーを削減出来る、一番の手段なのです。
どこか遠い国で採れた食物を、日本まで運ぶには、どうやっても飛行機か船が必要ですよね。
そのときに使われるガソリンや、排出されるCO2は、
国産のものをトラックで運ぶときの比ではありません。
だから、日々食べるものを国産のものに変えるだけで、
それはとても大きなアースコンシャスのアクションなのです。
でも、何もなかったらそれほど温暖化を肌で感じることがなかった私たちも、
やっぱりこの冬の暖かさには、ちょっと不安を覚えますよね。
東京でも、南国帰りの私でさえ、まだそれほど寒く感じないですし、
宮腰さんのふるさと、北海道の千歳でも、暖かくて雪が全然降らないのだそうです。
マタ、オーストラリアでも1000年に1度の大干ばつに見舞われ、
小麦が採れなくなっているのだとか。
それがどう日本に関わってくるかというと、日本人が大好きなおうどん、それも、
讃岐うどんは、なんと70〜80%がオーストラリア産の小麦で作られているのだそうです。
だから、オーストラリアで小麦が採れなくなったら、
讃岐うどんが食べられなくなっちゃうかもしれないのです!
ですから、遠くで起きている温暖化の影響も、日本と決して無縁ではありません。
お正月ということで、お子さんと過ごす時間を取れている親御さんも多いと思います。
地球温暖化の話は、まず身近な人から!ということで、
今日の夜は是非、お子さんと、普段食べているご飯の話、してみて下さい。
実はお子さんの方が、産地や輸入品に詳しかったりして、お互いに勉強になるかもしれません。
また、5日を過ぎたら、『ストップおんだん館』がオープンします。
一度是非親子で足を運んで、楽しく温暖化について学んでみて下さいね!
2007年01月02日
45年越しの想い
初売りにお出かけの方達で、いつも以上の盛り上がりと人手でにぎわう渋谷、
そんな新年2日目のスペイン坂スタジオにお迎えしたのは、
レイチェル・カーソン日本協会理事長でいらっしゃる、上遠恵子さんです。
お正月の2日目、ということで、ファミリーパーティーのさなか、
高校生のお孫さんと2人、抜け出してスタジオに来て下さいました!(ありがとうございました!!)
どうして、そんなお忙しい中来て頂いたかというと、
今年、2007年はレイチェル・カーソン生誕100周年の節目の年なのです。
その年の初めに、レイチェル・カーソンがならした警鐘をもう一度考えてみたい、と、
無理を言って来て頂きました。
そもそもレイチェル・カーソンと私の出会いは、大学生の時。
かの有名な『沈黙の春』を、ふと手に取ったことでした。
読み終わった私は、化学薬品の恐ろしさや自然破壊の罪に、愕然としたのです。
でも、そのときはまだ、この『沈黙の春』が1962年に書かれた本だ、ということは、
知らなかったのです。
今年から見れば、もう45年も前の話。
でも、結局何一つ変わっていない、自然破壊を巡る環境・・・。
この2007年が、レイチェル・カーソン生誕100周年ということで、
今一度、この事実をリスナーの方と一緒に考えたかったのです。
この『沈黙の春』は、詳細なデータを元に、農薬散布が人々に与える悪影響や、
食品添加物の恐ろしさなどを、文系の方にもわかるように、易しく説明してくれています。
アメリカでは、発売以来150万部以上を売り上げ、20数カ国で翻訳されたという、
まさに、世界的な「環境本」の代表作です。
また、もう一冊ハチドリ高柳のバイブルになっている本が、『センス・オブ・ワンダー』。
こちらは、美しい写真がいっぱいの、少し詩のような印象の、綺麗な本。
これなら、1時間もかからず読めてしまいます。
私はこの写真と内容がとにかく大好きで、コスラエに行く前に荷物を詰めているとき、
「どうしても置いていくことが出来ない本」として、3冊選び出した中に入っていて、
コスラエに連れて行った本の1冊です。
子供が持っている、何もかもを「不思議!」と感じられるその感性。
それを保つ為には、私たち大人がそのセンスを磨かなくてはいけない、ということを教えてくれます。
何度読み直しても、そのときによって感じ方の違う、素敵な本。
『沈黙の春』に比べれば、どちらかというとこちらの方が、読みやすいかもしれませんね。
でも、お時間がある方は、このお正月休みに、ぜひどちらか読んでみて下さい。
きっと、レイチェル・カーソンの想いを少し感じられて、
環境に優しい1年をおくることが出来ますよ!
そんな新年2日目のスペイン坂スタジオにお迎えしたのは、
レイチェル・カーソン日本協会理事長でいらっしゃる、上遠恵子さんです。
お正月の2日目、ということで、ファミリーパーティーのさなか、
高校生のお孫さんと2人、抜け出してスタジオに来て下さいました!(ありがとうございました!!)
どうして、そんなお忙しい中来て頂いたかというと、
今年、2007年はレイチェル・カーソン生誕100周年の節目の年なのです。
その年の初めに、レイチェル・カーソンがならした警鐘をもう一度考えてみたい、と、
無理を言って来て頂きました。
そもそもレイチェル・カーソンと私の出会いは、大学生の時。
かの有名な『沈黙の春』を、ふと手に取ったことでした。
読み終わった私は、化学薬品の恐ろしさや自然破壊の罪に、愕然としたのです。
でも、そのときはまだ、この『沈黙の春』が1962年に書かれた本だ、ということは、
知らなかったのです。
今年から見れば、もう45年も前の話。
でも、結局何一つ変わっていない、自然破壊を巡る環境・・・。
この2007年が、レイチェル・カーソン生誕100周年ということで、
今一度、この事実をリスナーの方と一緒に考えたかったのです。
この『沈黙の春』は、詳細なデータを元に、農薬散布が人々に与える悪影響や、
食品添加物の恐ろしさなどを、文系の方にもわかるように、易しく説明してくれています。
アメリカでは、発売以来150万部以上を売り上げ、20数カ国で翻訳されたという、
まさに、世界的な「環境本」の代表作です。
また、もう一冊ハチドリ高柳のバイブルになっている本が、『センス・オブ・ワンダー』。
こちらは、美しい写真がいっぱいの、少し詩のような印象の、綺麗な本。
これなら、1時間もかからず読めてしまいます。
私はこの写真と内容がとにかく大好きで、コスラエに行く前に荷物を詰めているとき、
「どうしても置いていくことが出来ない本」として、3冊選び出した中に入っていて、
コスラエに連れて行った本の1冊です。
子供が持っている、何もかもを「不思議!」と感じられるその感性。
それを保つ為には、私たち大人がそのセンスを磨かなくてはいけない、ということを教えてくれます。
何度読み直しても、そのときによって感じ方の違う、素敵な本。
『沈黙の春』に比べれば、どちらかというとこちらの方が、読みやすいかもしれませんね。
でも、お時間がある方は、このお正月休みに、ぜひどちらか読んでみて下さい。
きっと、レイチェル・カーソンの想いを少し感じられて、
環境に優しい1年をおくることが出来ますよ!
2007年01月02日
文化伝承の日本酒♪
ぴっかぴかの初日の出が見られた2007年、いいことがありそうな予感がしますよね。
そんな今年最初のスタジオにお越し頂いたのは、アーティストのかの香織さん!
何ともいえない柔らかな色気があって、ちょっとハスキーな声がまたセクシーな、
「いい女」ってこんな女性のことを言うのだわっ、と納得してしまう、素敵な方でした。
そのかのさん、5年ほど前から「泉薫子」さんという、もう一つのお名前を持っていらっしゃいます。
そのお名前の時にかのさんがなさっているのは、「蔵人」というちょっと耳慣れないお仕事。
そう。なんとかのさん、「泉薫子」さんとして、日本酒を造っていらっしゃるのです!
なんでも、ご実家が造り酒屋でいらした、というかのさん、
5〜6年前に、人手不足から造り酒屋を「閉めようか」という相談をお母様から持ちかけられ、
「絶対に絶やしてはいけない」という強い信念のもと、ご自分が跡を継がれることを決意!
冬の間だけ、音楽活動を中断して「蔵」にこもり、昔ながらの伝統にのっとった手法で、
すべて手作業の、日本酒を仕込んでいらっしゃるのです。
そのときのお名前が、「泉薫子」さん、という訳なのです。
仕込んでいらっしゃるお酒の中で、思い入れが強いのは『阿佐緒』。
このお名前は、かのさんのご親戚で、自由奔放な生き方をなさった粋な詩人のおばさまの、
お名前をとられたのだとか。
私も頂きましたが、日本酒好きでかなり飲んでいる私にとっても、本当においしい!
さらりさらりとしていて水のように飲みやすいのに、うまみはしっかり、そして芳醇♪
丁寧に仕込むとこんなにおいしくなるのだわ、と感動すら覚えるような仕上がりなのです。
そうお話しすると、かのさんは本当に嬉しそうに、説明してくださいました。
「蔵」のある宮城県は、雪深く冬の間は本当に寒い、ということ。
そこで一緒にお酒を仕込む「蔵人」は、
一人一人がものすごく強いこだわりを持っている、ということ。
日本酒を仕込む行程では、一切の洗剤などを使わず、熱湯殺菌や熱湯消毒で、
とても自然に優しいこと。
人間に出来ることは実はごくわずかで、いいお米といいお水を用意して手間をかければ、
あとは自然が上手に醸造してくれること。。。
聞けば聞くほど、昔の日本人の智恵に感服するばかりなのです。
これは、あだやおろそかに飲むことは出来ません!
お正月、ということで日本酒を頂く機会も多いと思いますが、
その裏には、日本人の悠久の智恵と技がたっぷりと詰まっていることを、思い出して下さいね!
それにしても、かのさんって本当に素敵。
アーティストとしての活動があんなにお忙しくていらっしゃりながら、
日本文化の伝承を進んで買って出る、その心意気に、私は感服してしまいました。
こんな風に、日本の中に何人も、日本文化を伝承していこうと思う人が増えてくれたら、
日本って国はまだまだ大丈夫だな!と思ってしまったお正月だったのでした♪
そんな今年最初のスタジオにお越し頂いたのは、アーティストのかの香織さん!
何ともいえない柔らかな色気があって、ちょっとハスキーな声がまたセクシーな、
「いい女」ってこんな女性のことを言うのだわっ、と納得してしまう、素敵な方でした。
そのかのさん、5年ほど前から「泉薫子」さんという、もう一つのお名前を持っていらっしゃいます。
そのお名前の時にかのさんがなさっているのは、「蔵人」というちょっと耳慣れないお仕事。
そう。なんとかのさん、「泉薫子」さんとして、日本酒を造っていらっしゃるのです!
なんでも、ご実家が造り酒屋でいらした、というかのさん、
5〜6年前に、人手不足から造り酒屋を「閉めようか」という相談をお母様から持ちかけられ、
「絶対に絶やしてはいけない」という強い信念のもと、ご自分が跡を継がれることを決意!
冬の間だけ、音楽活動を中断して「蔵」にこもり、昔ながらの伝統にのっとった手法で、
すべて手作業の、日本酒を仕込んでいらっしゃるのです。
そのときのお名前が、「泉薫子」さん、という訳なのです。
仕込んでいらっしゃるお酒の中で、思い入れが強いのは『阿佐緒』。
このお名前は、かのさんのご親戚で、自由奔放な生き方をなさった粋な詩人のおばさまの、
お名前をとられたのだとか。
私も頂きましたが、日本酒好きでかなり飲んでいる私にとっても、本当においしい!
さらりさらりとしていて水のように飲みやすいのに、うまみはしっかり、そして芳醇♪
丁寧に仕込むとこんなにおいしくなるのだわ、と感動すら覚えるような仕上がりなのです。
そうお話しすると、かのさんは本当に嬉しそうに、説明してくださいました。
「蔵」のある宮城県は、雪深く冬の間は本当に寒い、ということ。
そこで一緒にお酒を仕込む「蔵人」は、
一人一人がものすごく強いこだわりを持っている、ということ。
日本酒を仕込む行程では、一切の洗剤などを使わず、熱湯殺菌や熱湯消毒で、
とても自然に優しいこと。
人間に出来ることは実はごくわずかで、いいお米といいお水を用意して手間をかければ、
あとは自然が上手に醸造してくれること。。。
聞けば聞くほど、昔の日本人の智恵に感服するばかりなのです。
これは、あだやおろそかに飲むことは出来ません!
お正月、ということで日本酒を頂く機会も多いと思いますが、
その裏には、日本人の悠久の智恵と技がたっぷりと詰まっていることを、思い出して下さいね!
それにしても、かのさんって本当に素敵。
アーティストとしての活動があんなにお忙しくていらっしゃりながら、
日本文化の伝承を進んで買って出る、その心意気に、私は感服してしまいました。
こんな風に、日本の中に何人も、日本文化を伝承していこうと思う人が増えてくれたら、
日本って国はまだまだ大丈夫だな!と思ってしまったお正月だったのでした♪
2007年01月01日
あけましておめでとうございます!!!
明けました!2007年ですよーっ!!おめでたいっっ!!!
日本で過ごす久々のお正月に、かなり興奮しています。
スタジオの鏡餅も、懐かしくて可愛くて、写真に撮っちゃいました♪
ちなみにあなたは、どんな年越しをお過ごしでしたか?
ハチドリ高柳は、おそばを食べて、3年ぶりの紅白を楽しみました。
あぁ、日本で過ごすお正月って、寒くて静かで空気が澄んでて、そんなことがみんなぜいたく♪
今日はこれから神社に初詣に行こうと思っています。
おみくじも引かなくちゃ!おミカンも食べなくちゃ!!
日本の伝統にのっとった、やりたいことがいっぱいです♪
もちろん、『Hummingbird』は元旦から元気にオンエアしますよ〜!
今日のゲストは、「蔵人」としてなんと日本酒を造っていらっしゃる、かの香織さん。
初詣に行くときは、ぜひ『Hummingbird』をお供に連れて行ってあげてくださいね!
では、今年もどうぞよろしくお願いいたしますね!!!