2006年11月22日

ミミズ博士?

今日スタジオにお迎えしたのは、土壌管理コンサルタントで、パーマカルチャーデザイナーの、
四井真治さん!
・・・とはご紹介しても、ハチドリ高柳の小さい頭の中には、
「土壌コンサルタントって?」とか、「パーマカルチャーって?」とか言う「?」マークがいっぱい。
まずは、そのお仕事についておうかがいしました。
まず、土壌管理コンサルタント、というお仕事は、簡単に言えば、
どんな土を作ってあげれば、どんな作物がよく育つかを分析し、
農家の方達に指導してあげるお仕事。
そして、パーマカルチャー、というのは、「パーマネント」と「アグリカルチャー」を合わせた造語。
直訳すれば、「永続的な」「農業」ということ。
それをデザインする四井さんのお仕事は、どうすれば土を豊かにしながら、
循環型の農業が出来るか、を考え、デザインするお仕事。
そういえば、わかりやすいでしょうか?
ハチドリ高柳は、もうビックリしちゃいました。そんなお仕事があるなんて!
でも、考えてみれば当然かも。いい土がなかったら、いい作物は育たないですものね。
そして、聞いてみましたよ、いい土作りの秘密・・・。
あぁ、予想しておくべきでした、その答え。
あぁ、心しておくべきでした、その回答。
「あの、細くて長い、にょろにょろした、『アレ』ですよ。
『アレ』が大事なんですっ!」と、力説の四井さん。
あぁ、そうですよね。当然ですよね。彼ら、大事ですよね。。。み・み・ず。。。実はハチドリ高柳、ミミズが大の苦手!
お話を伺っている間にも、何度もつばを飲み込み、涙目になり、全身に鳥肌がっ・・・。
でもでも、いけません。有機農法には、なんと言ってもミミズが欠かせないのです。
ミミズは、土の中のカビなどを食べ、身体の中で分解し、それを外に出すことで、
土をふかふかにしてくれるのだとか。
化学肥料は土をやせさせてしまいますが、ミミズは、いるだけで土を豊かにしてくれます。
ある国で、牧草があまり生えず困っていたところに、ミミズを持ち込んだら、
その持ち込んだ場所から放射線状に牧草がイキイキと生え始めたことまであったのだそうです。
だから、ミミズは大事!
そう、大事なのです!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ですっ!!
オンエア後、勇気を出して四井さんに聞きました。
「私もベランダ・ガーデニングをやってみたいんですが・・・・・・ミミズって1匹でもいいですか?」
すると四井さん、
「あー、有機肥料の2倍はいりますねっ。」と、さらり。
・・・・・・・スミマセン。
ハチドリ高柳、修行し直してきますっっ!!
投稿者: 高柳恭子
今日スタジオにお迎えしたのは、コピーライターでクリエイティブディレクター、
そして広告NPO「サステナ」の代表、マエキタミヤコさん!
実は以前にもお目にかかったことがあって、ずーっとゲストに来ていただきたいっ!と、
熱い思いを抱き続けていたのです。ようやくかなって、嬉しかった!
どうしてハチドリ高柳が、そんなにマエキタさんにお会いしたかったかというと、
マエキタさんのそのパワーにほれ込んでいるから♪
いらっしゃるだけで、その場がぱあ〜っと明るくなって、
いいエネルギーを回り中の人にくれるのです。
どんなことでも楽しんでいる、そんな感じ。
眉根に力をこめて、肩をいからせて「環境っ!」って叫ぶスタイルとは、まさに対極。
ほわわ〜んとした柔らかな雰囲気を持ちつつ、でも、やることはしっかりやっている、
素敵な女性です。
そんなマエキタさんが、最近本をお書きになった、ということ。
そのタイトルが、「エコシフト 〜チャーミングに世界を変える方法」。
私たちの暮らしが、どうやら地球に優しくないことは知っていても、
どう変えていいかがわからない。何をしたらいいのかわからない。
そんな人たちに対する、ヒントがいっぱい!
しかも、どれも「楽しんで出来る」ことが基本になっているので、
誰もが、楽しくエコシフトできるはず♪
また、雑誌「エココロ」の編集主幹もされているマエキタさんにこっそり聞いた今月号の特集は、
「エコなウエディング」!!
ウエディングって、若干エコから遠ざかっちゃいそうなイメージがありますが、
やり方によっては、ちゃんとエコに出来るってことを、
アンティークのウェディングドレスや、ハーブと野花のブーケや、その他もろもろ、
とってもきれいな写真と一緒に見せてくれます。
「うわぁ、きれい♪」とか「きゃー、可愛い!」とか、キャーキャー言いながらページをめくる私に、
マエキタさんが一言。
「高柳さんは?どう??」
・・・・・・・・・・・。
ハチドリ高柳は、エコ、よりもまず、ウエディングそのものを企画しなくっちゃぁ。
ツガイを探す、ハチドリなのでした。   ぴよ。
投稿者: 高柳恭子
2006年11月22日

むふふのボジョレー♪



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またまた行っちゃいました♪ボジョレー第2弾!
今回は、私の大好きな、素敵な女性との2人酒♪
ちょっとイタリアン風のディナーとも相性がよく、おいしくいただきました。
お店の中には、こんなに大きなクリスマスツリーが!
もうそんな時期なのね、と、ちょっぴりアセる、ハチドリ高柳なのでした。
投稿者: 高柳恭子
2006年11月22日

美を作り出す美人!

番組が始まる直前から、小雨がぱらつきだした今日のスペイン坂スタジオにお迎えしたのは、
The Body Shopの社会環境担当、藤田紀久子さん。
ご登場と同時に、スタッフからため息がもれてしまうような、なんとも素敵で、美しい女性でした。
お話になるときにひらひらと舞うような真っ白い手には、淡いパールのネイル。
美を作り出す会社にお勤めの方は、ご自身も指先まで美しいのだ、と、
ハチドリ高柳は感動すら覚えてしまいました。
そんな「美貌」の藤田さんがお話くださった、The Body Shopの環境への取り組みのひとつが、
「コミュニティー・トレード」と呼ばれる取引手法。
例えば、今年のクリスマス商品の中の、「ボディー・バター」(いわゆるボディークリーム)には、
どれにも「シアーバター」という、
アフリカ産の木の実から取れる保湿成分が含まれています。
例えば、そのシアーバターを、アフリカはガーナの人々に生産してもらって、
The Body Shopが、定期的に適正な価格で、公正に買い取る。
それが、「コミュニティー・トレード」、というわけです。
この手法だと、例えば定職や定収入をもたないガーナの人々に、
一定の仕事や給与を供給できることになり、彼らの生活基盤を支えることができるのです。
この方法は、一般的には「フェア・トレード」と言って、最近様々な企業で、
取り組みが始まっています。
でもそれって、実は私たちにとって、とっても手軽に「世界のために役立つ」ことができる、
素敵なボランティアなんですよ。
例えば、自分が実際にガーナに出かけて行って、そこに暮らす人たちを助ける活動をするのは、
仕事もあるし、自分の生活もあるし、なかなか難しいことですよね。
でも、自分が何かお買い物をするときに、ちょっとよく考えて、
こういったフェア・トレードやコミュニティー・トレードのモノを選んでみる。
それだけで、世界のどこかで生活している人たちを、助けることができるのです。
ちなみにThe Body Shopでは、この「原産者→企業→消費者」で成り立つ三角形のサイクルを、
「ハッピー・ゴーラウンド」と呼んでいるのだそう。
原産地の人たちは一生懸命シアーバターを作り、企業は一生懸命それを買い取り、
消費者は、一生懸命それを選んで購入する。
そのサイクルが永遠に続けば、永遠に原産地の人たちを助けることができます。
そのために私たちができることは、まずそんな商品を選ぶこと、そして買うこと!
それって、とっても簡単で、ハチドリな一歩だと思いませんか?
何も、たくさんのものを買う必要はありません。
いつも自分が使っている生活必需品を、ちょっとそんな商品にエコシフトしてみるだけのこと。
これだったら、私たちにも明日からできそう!
毎日のお買い物のときに、ハチドリ目線でちょっと考えてみましょうね!
投稿者: 高柳恭子