今日スタジオにお越しいただいたのは、沖永良部出身の女性シンガー、大山百合香さん!
TOKYO FMでもしょっちゅうかかる、あの透明感のある伸びやかな歌声が、私大好き♪
生演奏もして頂ける、ということで、お目にかかるのを本当に楽しみにしていました。
スタジオにいらした大山さんは、黒いブーツにちょっと大きめのカーディガン、本当に可愛い!!
そして、生演奏の『小さな恋の歌』が始まったら、その声の優しく美しいこと!!
ハチドリ高柳は、じゃっかん口を開けたまま、ぽや〜んと見入ってしまったのでした。
スタジオの外を歩く人もみーんな足を止めてしまって、いつの間にかスタジオ前は黒山の人だかり。
そんな人たち、一人一人の目をしっかり見つめながら、感情込めて歌う大山さんは、
パワーにあふれていて、本当に素敵でした。 
お話を伺うと、大山さんのお家はご家族全員が、音楽が大好き♪
小さい頃から、人が集えばお父様がギターを持ち出し、お母様がピアノに向かい、
皆で歌を歌っていらしたのだとか。
生活の中に、常に音楽がとけ込んでいたのだそうです。
でもそれって、とってもよくわかる!
私が行っていたコスラエ島も、音楽が生活の中心に流れている島。
誰も皆、音楽が大好き、歌うことが大好きで、人と出会えば歌が自然と生まれていました。
そんな生活をしている人たちって、とにかく歌を歌うことを「楽しむ」ことが、
身体の細胞に染みついているんですよね。
そして、その歌はとても人をハッピーにしてくれたり、パワーをくれたりします。
きっと大山さんの歌が、優しくて美しい以上のパワーを持っているのは、
そんな「歌が細胞の一部」だった人だから、じゃないかな、と思いました。
そして、アルバムタイトルの『Kind of Blue』の通り、大山さんが育った沖永良部は、
いろんな種類の「青」がいっぱいだったのだそうです。
アルバムを作るにあたって、今自分の中にあるモノを全部注ぎ込んでいたら、
いつの間にか、あちこちに「青」がちりばめられたアルバムができあがってしまったそうです。
やっぱり、島の人たちの細胞には、音楽と同時に「青」もしみこんでいるんでしょうね。
あー、それにしても、お話ししていて楽しかった!
ハチドリ高柳は、やっぱり細胞で「南の島」を感じてしまったのです。
なんだか、とっても懐かしいモノを感じて、ほっこりさせて頂いた25分でした。
アルバム『Kind of Blue』も、疲れた心をほぐしてくれる、
透明感あふれる仕上がりになっています。
ぜひ一度、聞いてみて下さいね!