2006年11月09日
知るのが怖いくらいのこと。
今日ゲストに来ていただいたのは、映画『ダーウィンの悪夢』のフーベルト・ザウパー監督!
にっこりすると優しい笑いジワがたくさん出来て、とても穏やかな素敵なオーストリアンでした。
でも、この優しそうで穏やかな男性が制作したのは、
「衝撃の問題作!」として世界中で大旋風を巻き起こしている、『ダーウィンの悪夢』。
2006年アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたのを始め、
2006年セザール賞最優秀初監督作品賞、
2005年山形国際ドキュメンタリー映画際、審査員特別賞などなど、
世界中の映画祭で多数のグランプリを獲得しています。
そのあまりの衝撃に、社会論争まで巻き起こしてさえいるんです。
私も見に行って、その内容にもれなくショックを受けて、しばらくは呆然としてしまったほどでした。
内容は、というと、
「淡水湖では世界第2位の大きさを誇り、生物多様性の宝庫だった、アフリカのヴィクトリア湖。
そこへ巨大な肉食の外来魚、ナイルパーチが放たれます。ナイルパーチはどんどん増え、
湖畔の町に一大漁業産業を確立させるほど。地元経済は一見潤ったかに見えます。
でもその蔭では、貧困、売春、エイズ、ストリートチルドレン、ドラッグ、湖の環境悪化など、
ドミノ倒しのような悪夢が生み出されていたのです・・・。」
映画は、基本的に地元住人たちのナマの言葉でつづられていきます。
だからこそ、そのリアリティーが胸をつくのです。
でも、どうして湖にある魚を放流したことで、そんな悪夢の連鎖が始まったのか、
疑問に思いませんか?
そんなあなたは、映画館へGO!!
『ダーウィンの悪夢』では、その辺の連鎖の仕方を、わかりやすく描いているのです。
ちなみに、このナイルパーチと言う魚、輸出相手国は、EUに次いで日本が世界第2位。
白身魚のフライや給食、レストランなどで、普通に私たちが食べている魚です。
決して、私たちの生活とかけ離れている出来事ではないのです。
知らないことが、何よりの罪。まずは、知ることから始めましょ!!
『ダーウィンの悪夢』は、12月下旬から、渋谷シネマライズで公開予定ですよ。
にっこりすると優しい笑いジワがたくさん出来て、とても穏やかな素敵なオーストリアンでした。
でも、この優しそうで穏やかな男性が制作したのは、
「衝撃の問題作!」として世界中で大旋風を巻き起こしている、『ダーウィンの悪夢』。
2006年アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたのを始め、
2006年セザール賞最優秀初監督作品賞、
2005年山形国際ドキュメンタリー映画際、審査員特別賞などなど、
世界中の映画祭で多数のグランプリを獲得しています。
そのあまりの衝撃に、社会論争まで巻き起こしてさえいるんです。
私も見に行って、その内容にもれなくショックを受けて、しばらくは呆然としてしまったほどでした。
内容は、というと、
「淡水湖では世界第2位の大きさを誇り、生物多様性の宝庫だった、アフリカのヴィクトリア湖。
そこへ巨大な肉食の外来魚、ナイルパーチが放たれます。ナイルパーチはどんどん増え、
湖畔の町に一大漁業産業を確立させるほど。地元経済は一見潤ったかに見えます。
でもその蔭では、貧困、売春、エイズ、ストリートチルドレン、ドラッグ、湖の環境悪化など、
ドミノ倒しのような悪夢が生み出されていたのです・・・。」
映画は、基本的に地元住人たちのナマの言葉でつづられていきます。
だからこそ、そのリアリティーが胸をつくのです。
でも、どうして湖にある魚を放流したことで、そんな悪夢の連鎖が始まったのか、
疑問に思いませんか?
そんなあなたは、映画館へGO!!
『ダーウィンの悪夢』では、その辺の連鎖の仕方を、わかりやすく描いているのです。
ちなみに、このナイルパーチと言う魚、輸出相手国は、EUに次いで日本が世界第2位。
白身魚のフライや給食、レストランなどで、普通に私たちが食べている魚です。
決して、私たちの生活とかけ離れている出来事ではないのです。
知らないことが、何よりの罪。まずは、知ることから始めましょ!!
『ダーウィンの悪夢』は、12月下旬から、渋谷シネマライズで公開予定ですよ。