2010年05月10日
エンタメな週末
こんにちは、古賀涼子です。
GWはいかがお過ごしでしたか?
この土日まで含めてGWだったという方も結構いらしたようですね。
私はクロノスをお届けしているので通常営業(?)でしたが、
そんな中でも、あちらこちらへ。
そして、先週末のテーマはずばり『エンタメな週末』。
コンサートと映画2本を観たんです!
コンサートは、イージーリスニングの貴公子(今は素敵なオジサマですが)の
リチャード・クレイダーマン。
クレイダーマンがパーカッショニスト+3人の弦奏者と共に奏でる、
明るく華やかで、そして落ち着く音色。
子供の頃、家でよくポール・モーリアやリチャード・クレイダーマンといった
イージーリスニングが流れていたので、なんだか体にすうっと馴染みます。
驚いたのが、コンサートもあと1曲を残して終了と言うとき。
突然、ステージのビジョンに『プレゼントタイム』という文字が。
ん??クレイダーマンから、何かプレゼントが??と思いきや。
なんと、会場のファンの方々からのプレゼントタイム!
凄い数のファンの方々(100人くらい!?)が、花やプレゼントを携え
次々にステージに『上がって』いくではないですか!!
なるほど、彼のコンサートでは恒例企画なんですね。
妙齢の素敵なマダムたちが、ここぞとばかりにクレーダーマンさんにハグ・ハグ・ハグ☆
外国映画で観るクリスマスツリーのように
クレダーマンさんの足元はプレゼントで固められていきます。
羨ましい(笑)
続いては、映画。『ソラニン』と『川の底からこんにちは』を観ました。
『ソラニン』は話題作かつ公開スタートも結構前なので、既に観た方も多いかも。
一方の『川の底からこんにちは』。
この映画、観るのを迷っている方は、是非とも観に行ってください!!
最初にお話しすると、この映画は誰にでも受け入れられる映画ではないかもしれません。
と言うのも、かなり『くせの強い』映画だと思うからです。
例えば、会話のテンポだったり、役者さんの演技だったり、そもそもの世界観だったり。
下世話なお話も出てきます。
ひたすら美しく、涙がハラハラ流れるラブストーリーや、
激しいアクション、ドキドキのサスペンスが好きという方々には、私はお勧めしません。
かく言う私も、1時間50分、観終わるまでずうっと
『なんじゃこりゃ』と言いながら(実際に口に何度も出しながら)観ました。
満島ひかりさん演じる主人公は、人生何をやってもうまくいかない派遣OL。
口癖は『しょうがない』『仕方ない』『どうせ○○』などなど。
諦め方が、もはや振り切れています。
そんな彼女が、父親の病気をきっかけに、『ある理由』で5年も帰っていない実家に戻り、
実家の『しじみ加工会社』を継ぐことになるんですが、
そこにいるのは恐ろしく手ごわい作業員のおばちゃんたちと、駄目な恋人・・・
もう、濃いキャラに濃い設定、駄目な大人たちのオンパレードに
『なんじゃこりゃ』をつぶやかずにはいられないんです。
でも、目が離せない。
席を立つ気になれない。
お腹のそこからふつふつ湧いてくる笑いと、悲しみと、怒りと。
映画の中で『私は中の下。でも、みんな中の下なんだ!』というセリフが出てきます。
『だから、頑張るしかないんだよ!!』
ああ、なるほど。
この映画は、どうしようもないくらいに力強い、生きることへの応援映画なんだ。
そんな風に、私は感じました。
満島ひかりさんは『クヒオ大佐』での際立った存在感に
とてもとても気になっていた女優さんでしたが、
私は今回の『川の底からこんにちは』で完全にノックアウトされました。
恐いくらいに繊細で、振り切れていて、
はちはちにはち切れそうな演技をされる方だと痛感。
あんな演技が出来る方、いま日本の若手女優さんに他にいるのかしら・・・
そんな風に思ってしまうくらい、素晴らしい女優さんです。
『川の底からこんにちは』。
監督の、笑わせながらも胸をえぐる世界感が私はたまらなく好きです。
気になった方は、是非観に行ってみてくださいね。
感想も、聞かせて下さい!
さあ、私はいまから『手で食べるカレーライス』の取材と、
いよいよとも言うべき、サッカー日本代表23人の発表会見へ!
そして夜は、いま話題の超大作の映画の完成披露試写会に行ってきます(^^)
いってきまーす!
GWはいかがお過ごしでしたか?
この土日まで含めてGWだったという方も結構いらしたようですね。
私はクロノスをお届けしているので通常営業(?)でしたが、
そんな中でも、あちらこちらへ。
そして、先週末のテーマはずばり『エンタメな週末』。
コンサートと映画2本を観たんです!
コンサートは、イージーリスニングの貴公子(今は素敵なオジサマですが)の
リチャード・クレイダーマン。
クレイダーマンがパーカッショニスト+3人の弦奏者と共に奏でる、
明るく華やかで、そして落ち着く音色。
子供の頃、家でよくポール・モーリアやリチャード・クレイダーマンといった
イージーリスニングが流れていたので、なんだか体にすうっと馴染みます。
驚いたのが、コンサートもあと1曲を残して終了と言うとき。
突然、ステージのビジョンに『プレゼントタイム』という文字が。
ん??クレイダーマンから、何かプレゼントが??と思いきや。
なんと、会場のファンの方々からのプレゼントタイム!
凄い数のファンの方々(100人くらい!?)が、花やプレゼントを携え
次々にステージに『上がって』いくではないですか!!
なるほど、彼のコンサートでは恒例企画なんですね。
妙齢の素敵なマダムたちが、ここぞとばかりにクレーダーマンさんにハグ・ハグ・ハグ☆
外国映画で観るクリスマスツリーのように
クレダーマンさんの足元はプレゼントで固められていきます。
羨ましい(笑)
続いては、映画。『ソラニン』と『川の底からこんにちは』を観ました。
『ソラニン』は話題作かつ公開スタートも結構前なので、既に観た方も多いかも。
一方の『川の底からこんにちは』。
この映画、観るのを迷っている方は、是非とも観に行ってください!!
最初にお話しすると、この映画は誰にでも受け入れられる映画ではないかもしれません。
と言うのも、かなり『くせの強い』映画だと思うからです。
例えば、会話のテンポだったり、役者さんの演技だったり、そもそもの世界観だったり。
下世話なお話も出てきます。
ひたすら美しく、涙がハラハラ流れるラブストーリーや、
激しいアクション、ドキドキのサスペンスが好きという方々には、私はお勧めしません。
かく言う私も、1時間50分、観終わるまでずうっと
『なんじゃこりゃ』と言いながら(実際に口に何度も出しながら)観ました。
満島ひかりさん演じる主人公は、人生何をやってもうまくいかない派遣OL。
口癖は『しょうがない』『仕方ない』『どうせ○○』などなど。
諦め方が、もはや振り切れています。
そんな彼女が、父親の病気をきっかけに、『ある理由』で5年も帰っていない実家に戻り、
実家の『しじみ加工会社』を継ぐことになるんですが、
そこにいるのは恐ろしく手ごわい作業員のおばちゃんたちと、駄目な恋人・・・
もう、濃いキャラに濃い設定、駄目な大人たちのオンパレードに
『なんじゃこりゃ』をつぶやかずにはいられないんです。
でも、目が離せない。
席を立つ気になれない。
お腹のそこからふつふつ湧いてくる笑いと、悲しみと、怒りと。
映画の中で『私は中の下。でも、みんな中の下なんだ!』というセリフが出てきます。
『だから、頑張るしかないんだよ!!』
ああ、なるほど。
この映画は、どうしようもないくらいに力強い、生きることへの応援映画なんだ。
そんな風に、私は感じました。
満島ひかりさんは『クヒオ大佐』での際立った存在感に
とてもとても気になっていた女優さんでしたが、
私は今回の『川の底からこんにちは』で完全にノックアウトされました。
恐いくらいに繊細で、振り切れていて、
はちはちにはち切れそうな演技をされる方だと痛感。
あんな演技が出来る方、いま日本の若手女優さんに他にいるのかしら・・・
そんな風に思ってしまうくらい、素晴らしい女優さんです。
『川の底からこんにちは』。
監督の、笑わせながらも胸をえぐる世界感が私はたまらなく好きです。
気になった方は、是非観に行ってみてくださいね。
感想も、聞かせて下さい!
さあ、私はいまから『手で食べるカレーライス』の取材と、
いよいよとも言うべき、サッカー日本代表23人の発表会見へ!
そして夜は、いま話題の超大作の映画の完成披露試写会に行ってきます(^^)
いってきまーす!