TOKYO FM インフォメーション

9/1防災の日に向けて〜PROTECT MYSELF〜自助と共助の大切さを考える〜

2012年8月27日
お知らせ
9月1日は防災の日。今年は防災の日が土曜日に当たるため、
今年のTOKYO FMでは、その前後の日を含めて
あらためて「防災」について考えていきます。

まずは、8/31(金)BlueOcean(8:30〜)。
防災危機ジャーナリストの渡辺実氏をゲストに迎え、
首都直下地震が起きた場合の被害想定から、減災の対策について考えます。
 
東京湾北部を震源とする地震が冬の夕方の6時、風速8m/秒のとき起きた場合、
死者は9641人と想定されています。
そのうち、揺れによる建物全壊による死者は5378人。震災による火災による死者は4081人。
指令外にも負傷者は15万人、建物被害は30万棟に及びます。

もしも自宅にいたとしたら私たちはどのような対応をしたらいいのか?
また日ごろの備えは何が必要なのでしょうか?
家の中に居た場合の「揺れ・倒壊から身を守る」術と、
「炎の津波から身を守る」術、どうしたら炎から逃げることができるのか等
リスナーの疑問に答え、最新の被害想定ととともに、すぐにできる対策を紹介します。

9/1(土)は8:55からお届けしている「防災フロントライン」ほか1日を通して、「防災ワンポイントスペシャル」と題して、
シチュエーションごとの防災の知恵・情報をご紹介していきます。

9/3(月)は、朝から各ワイド番組で「防災」について考えていきます。

■クロノス(6:00〜)
311後、被災地に入った専門家へのインタビューから"減災"を考えていきます。

? 関谷直也・東洋大学准教授に聞く、「災害時のよりよい避難行動・防災行動」
よりよい復興対策のために、さまざまな主体がメディア・報道を通じてどのような情報を伝え、
どのような活動をとるべきかを研究している。
今回は、東日本大震災とソーシャルメディアの影響のテーマでお話いただきます。
?宇田川真之・人と防災未来センター准教授に聴く「ラジオと災害情報」。

■BlueOcean(8:30〜)
未来の命をまもるために〜復興プロジェクト始動! 活動と思いを伺います。

ゲスト:財団法人「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」理事長 細川護煕
津波によって壊されてしまった建物や車、コンクリートなど「がれき」の処理が
社会問題になっています。
「瓦礫」といっても、もとは、被害にあうまで日常で使われていた、生活用品であり、
それぞれの家庭にとっては大切な思い出の品。
住んでいた人々の想いがたくさん詰まった大切なものを、ただ、焼却処理するのではなく、
未来の人が津波被害を受けないようにする為の、防潮堤として有効活用できないのか。
堤防の上に木を植えて森を作れば、やがて防潮林となって津波から身を守ることができる。
そんな意図で開始したプロジェクトについて理事長であり元首相の細川護煕さんを
ゲストにお呼びして、活動内容と未来への思いを伺います。
「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」


■シナプス(13:00〜)
中林一樹さん(明治大学大学院 特任教授)をお迎えし、
「首都直下の被害想定を知り、目の前の危機に備える」。
首都直下地震に向け、我々はどのような準備をしていくべきか
防災の知識をクイズ形式でわかりやすく伝えていきます。

■シンクロのシティ(16:00〜)
9/3から番組全体で「防災月間」として、1ヵ月にわたり「防災」について考えていきます。
「防災準備、してますか?」というテーマで街の人々の声を拾いながら、
現在、東京に暮らす人々の防災意識についてリサーチします。
ゲストには、災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏を招き、
災害心理学という観点から、災害を防ぐためにやっておくべきことを伺います。
さらに、この日を皮切りに、1ヶ月間、防災キャンペーンもスタートします。


■TIMELINE(18:55〜)
今日のニュースと考えるヒントを発信している報道番組TIMELINEでは
特集「被害想定の問題点」現状の問題を掬い上げながら今後の減災を考えていきます。