今年のプロ野球界で最も注目の一人といえば、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志新監督。
去年11月の就任会見には、ワインレッドのスーツで、シャツの大きな襟を立たせて登場。
「監督ではなくビッグボスと呼んで」などと新庄節を炸裂させ、笑いを誘った一方で、「僕がプロ野球を変えていきたいなという気持ちで帰ってきました」
と強い決意も語った。
現役時代は、阪神の中心選手として活躍。
2001年には、イチローと同じタイミングで海を渡り、日本人野手として初のメジャー挑戦。
その翌年には、日本人選手として初めてワールドシリーズ出場を果たした。
2004年には、日本球界に復帰。
「これからはパ・リーグです!」と、北海道に移転したばかりの日本ハムファイターズをプロ15年目の舞台に選んだ。
チームの戦力としてだけでなく、パフォーマンスでもファンを魅了しながら、
2006年には、25年ぶりのリーグ優勝。
さらには、44年ぶりの日本一に貢献した。
去年、沖縄で行われた秋季キャンプでは、選手のレギュラーのポジションを大胆にシャッフルして守備練習をさせたり、スローイングの練習では、自ら車の屋根に登って、ボールの軌道を指示するなど、様々なアイデアで、選手たちに新たな「気付き」をもたらした。
派手なパフォーマンスだけでなく、緻密な野球観も併せ持つ新庄新監督。
3年連続で5位と低迷するチームを、そして、プロ野球界をどう変えるのか、ビッグボスの手腕に、期待が高まっている。
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