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20.11.07
鈴木朋樹
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パラ陸上で、車いすマラソンとトラックレースの“二刀流”で活躍する、鈴木朋樹選手、26歳。

去年4月にロンドンで行われた「マラソン世界選手権」、鈴木は、車いすの部で3位となり、陸上競技で最も早く、東京パラリンピックの日本代表の切符を手にした。
レースでは、スイスのレジェンド、マルセル・フグ、現在最強のランナーとされるアメリカのロマンチュクと、ゴール直前まで三つ巴の戦いを展開。
優勝したロマンチュクとは13秒差、2位のフグとは9秒差と、世界の強豪と堂々渡り合った。

鈴木は、千葉県館山市出身。
生後8か月で交通事故に遭い、脊髄を損傷、車いす生活となった。
幼いころから館山の自然の中で培った車いすの操縦と、体を鍛えてきたことが今に繋がっている。

小学5年で車椅子陸上クラブを見学したことがきっかけで、本格的に車いす競技をスタート。
車いすマラソンでアテネ、ロンドン大会に入賞を果たした花岡伸和の指導の元、力を伸ばした。

城西国際大時代は、リオ大会に照準を合わせていたものの落選。
悔しさを切り替え、東京大会を目指しトレーニングを重ねてきた。

その努力は、確実に成績に表れる。
世界選手権やアジアパラ競技大会など、数々の国際大会で結果を残しそして、去年のマラソン世界選手権で3位。
念願の東京パラリンピックへの出場を決めた。

車いすマラソンだけでなく、トラック競技での出場も目指し、去年11月の世界選手権では、800メートルと1500メートルで8位入賞。
来年、東京での大舞台、マラソンとトラック競技、鈴木朋樹が二刀流でのメダルを目指す。


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