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20.10.17
寺内健
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来年の東京オリンピック代表に内定している水泳・飛び込みのレジェンド、寺内健。

オリンピック初出場は、1996年アトランタ大会。
そこから、シドニー、アテネ、北京、リオデジャネイロ、そして東京と、6度目の出場となる。
夏季オリンピックで6度の出場は、馬術の杉谷泰造に並ぶ日本人最多タイ記録。

寺内が東京大会の出場を決めたのは、去年7月、韓国で開催された水泳の世界選手権。
男子シンクロ板飛込みで、坂井丞とペアを組み、7位入賞。
2人は、全競技を通じて、団体競技を除けば、日本代表内定第1号となる。

さらに2か月後の9月には、飛び込みのアジア・カップ、男子3メートル板飛込みで優勝、個人種目でのオリンピック出場権も手にした。

寺内は、幼いころスイミングスクールのベビーコースに通い、小学5年で飛び込みに転向。
中学2年の時には、日本選手権で史上最年少優勝を果たした。
初めてのオリンピックとなった96年のアトランタ大会は、高校1年の16歳。
北京大会後の2009年4月に一度は現役を引退し、サラリーマン生活をしていた。
しかし、「オリンピックのメダルが欲しい」と30歳を過ぎて現役復帰、ロンドン大会の代表は逃したが、リオ大会では再び代表に返り咲いた。

本番では、20位に終わり、寺内は新たな挑戦を決意、シンクロ板飛び込みで東京大会を目指し、そして見事代表の切符を手にした。

今年の8月、40歳になった寺内、高飛び込み界の鉄人が、日本飛び込み界初の表彰台を目指し、来年の夏、東京で舞う。



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