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20.08.15
大阪桐蔭 2008年夏の甲子園
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2008年の夏の甲子園。
第90回を記念し、全国から55の代表が集結した。

この大会を、圧倒的な攻撃力で制したのが、北大阪代表の大阪桐蔭高校。

この年の春、中田翔が卒業し、スター不在と言われたチームだったが、個々が光り輝き、チーム一丸で最強打線を形成した。

1回戦の大分代表・日田林工高校戦では、19安打16得点の猛攻で初戦突破。
2回戦の石川代表・金沢高校戦では、後に西武ライオンズ入りした浅村栄斗の2本のホームランも飛び出し、6対5で勝利。

その後も順当に勝ち上がり、準決勝では超高校級スラッガー、筒香嘉智擁する優勝候補、南神奈川代表・横浜高校を相手に14安打、9対4で快勝した。

迎えた決勝戦、静岡・常葉学園菊川との一戦でも、自慢の打線が火を吹いた。
1回表、大阪桐蔭は1アウト満塁と絶好のチャンスをつくると、5番・奥村が、バックスクリーンへ、決勝史上3本目となる満塁ホームラン。
3回、5回にも1点ずつ加え、6回には打者10人を送って一挙6点。
さらに、7回には、4番・萩原がダメ押しのツーランホームランを放つなど、攻撃の手を緩めず、毎回の21安打。
決勝戦としては最多タイとなる17得点で完封勝ちを収め、史上2度目の全国制覇を成し遂げた。

6試合で合計99安打、1試合平均10.3得点、チーム打率は4割超えという驚異的な打線を誇った大阪桐蔭。
雑草軍団と呼ばれた選手たちが、繋ぐ打線で攻め続け、歴史に残るど派手な優勝を飾った。


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