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20.07.11
梶原悠未
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来年の東京オリンピック、自転車のトラック種目で、金メダル候補に挙げられる梶原悠未。
今年2月の世界選手権では、日本人女子として初の世界女王となった。

梶原が出場した女子オムニアムという競技は、7.5キロから20キロの中距離4つの種目を1日で行い、その総合成績で順位を決定。
スピード、持久力、駆け引き、多くの能力が求められる。

梶原は、第1種目を1位で好発進すると、第2種目で2位。
しかし、第3種目では、途中でまさかの落車、それでもレースに復帰し3位となると、暫定1位で臨んだ最終種目でリードを守り切り、見事優勝を果たした。

梶原は、幼い頃から文武両道。
水泳は全国レベルで、学業の成績も優秀だった。
自転車競技を始めたのは高校から。
中学3年の時、水泳で全国大会への切符を逃したことが転機となり、全く別の競技を始めた。

高校3年間だけ部活としてやろうと思っていた自転車競技だが、その非凡な才能はすぐに開花。
高校1年の時、全国高等学校選抜で優勝を果たすと、高校3年では、アジア選手権のジュニアのカテゴリーで、5冠に輝いた。

卒業後は、筑波大学に進学。
スポーツ戦術や統計学を学び、卒論は、レースの必勝法をテーマに書き上げた。
今年の春から筑波大学の大学院に身を置き、自転車競技の自分の課題を分析、研究して、練習に生かしている。

東京オリンピックの代表の切符を手にし、会見では、「優勝候補筆頭として、必ず金メダルを獲得するために頑張りたい」と決意を語った梶原悠未。
世界女王の自信を胸に、1年後の頂点を目指して走り続ける。



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