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20.04.11
遠藤・渡辺ペア
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110回の伝統を誇るバドミントンの全英オープンで、男子ダブルスの遠藤大由、渡辺勇大ペアが優勝。
この全英オープン制覇は、日本男子ダブルス史上初の快挙となった。

結成から3年半で世界の頂点へと上り詰めた遠藤・渡辺ペア。
33歳の遠藤と22歳の渡辺、バドミントン界では珍しい11歳の年の差ペア。
2016年のリオ・オリンピックに、遠藤は、同い年の早川賢一と出場。
メダルの期待もかかっていたものの、早川の腰の怪我もあって、5位に終わった。
  
大会後、早川が引退し、ペアを解消。
現役続行を望んでいた遠藤に後輩の渡辺が声をかけ、結成に至った。

持ち味は、2人とも前衛、後衛、どちらからでも攻めることができる変幻自在のスタイル。
もともと後衛を得意としていた遠藤だが、プレーの幅を広げるため、渡辺と組む際に前衛の動きを積極的に習得した。
結果、運動量が豊富で動きの早い渡辺のプレーもより活きた。
  
2018年の全英オープンで3位、2018年、2019年のワールドツアーファイナルズで準優勝と確実に結果を残し、世界ランキング6位で挑んだ全英オープン。

決勝の相手は、世界ランキング1位のインドネシアのペア。
第1ゲームを21対18で取ったものの、第2ゲームを奪われ、迎えた最終ゲーム。
相手の左右に揺さぶるスマッシュを、粘り強く何度もレシーブで返し、着実にポイントを重ねた。
そして、20対19と一点リードで迎えたチャンピオンシップポイント。
相手のショットがラインを割った瞬間、
遠藤は、両手で顔を覆い、渡辺はコートの上で大の字になった。

その後、抱き合って喜びを爆発させた遠藤、渡辺ペア。
新たな王者が東京オリンピックでも世界一を狙う。



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