去年、セ・リーグ最下位に沈んだ東京ヤクルトスワローズ。
山田哲人、村上宗隆、バレンティンの3人が
ホームラン30本以上を放ちながらも、投手陣が崩壊。
失点739で防御率4・78は、ともに12球団ワーストだった。
その立て直しを任されたのが、高津臣吾新監督。
2017年から3年間、ヤクルトの2軍監督を務め、この度昇格となった。
1990年のドラフト会議でヤクルトから3位指名され入団。
サイドスローから繰り出す魔球・シンカーを武器に抑えとして活躍し、
4度の最優秀救援投手に輝いた。
2004年からは、メジャーリーグに挑戦、
シカゴ・ホワイトソックス、ニューヨーク・メッツを経て、
2006年、古巣・ヤクルトに復帰。
その後は、韓国、台湾、日本の独立リーグでもプレーし、
2012年に現役を引退。
日本球界歴代2位となる通算286セーブ、
日米通算では313セーブをマークした。
海を渡り、様々な国やチームでプレーしてきた高津新監督。
野村監督から野球の難しさ、奥深さを学び、
若松監督、古田監督からは、プレーに対する責任と重さ、
メジャーリーグで野球の楽しさを学んだ。
投手の再建が急務となる中、高津新監督は、
就任早々、大仕事をやってのけた。
去年のドラフトの目玉で、3球団が競合したスーパールーキー、
星稜高校の奥川恭伸を見事引き当て、幸先の良いスタートを切った。
チームスローガンは、自らが考えた言葉
「NEVER STOP 突き進め!」
そこには、立ち止まらず、少しでも前進、成長するという想いが込められている。
去年の低空飛行から上昇気流を掴みツバメが高く舞うことができるのか、
高津臣吾新監督の手腕にかかっている。
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