Legend Story
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20.02.01
コービー・ブライアント
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バスケットボール界のスーパースター、コービー・ブライアントが41歳で突然この世を去った。
相手を一瞬で抜き去る鋭いドリブル、代名詞とも言われる、後ろに下がりながらのジャンプシュート「フェイダウェイ」、そして豪快なダンク。
闘志を前面に出して得点を重ねるコービーは、「神様」マイケル・ジョーダンの後継者とも呼ばれ、絶大な人気を誇った。

高校卒業後の1996年にNBAデビューを果たし、ロサンゼルス・レイカーズ一筋、20年。
5度のリーグ制覇を成し遂げ、ファイナルMVPと得点王に2回輝くなど、数々のタイトルを獲得。
オールスターゲームには、歴代2位となる18回選出され、アメリカ代表「ドリームチーム」では、北京とロンドンオリンピックに出場し、2大会連続で金メダルを獲得した。
   
攻守ともに完成されたコービーだが、突出していたのは、その高い得点能力。
若い頃は、得点への貪欲さから、自己中心的と言われることもあった。
しかし、2006年のトロント・ラプターズ戦では、歴代2位となる1試合81得点をマーク、チームを勝利に導くなど、結果で、周りの選手やファンを納得させた。
NBAで積み上げた、3万3643得点は、歴代4位となっている。

実は日本にもゆかりがあった。
コービーという名は、父親が大好物の神戸ビーフに由来したもので、2001年から2011年まで、神戸大使の肩書も持っていた。

現役終盤はアキレス腱や肩の怪我にも悩まされたが、2016年4月13日の引退試合では、37歳で60得点をマーク。
この60得点は、このシーズンの最多得点記録だった。
最後までファンを魅了し続けた、コービー・ブライアント、偉大なプレイヤーの存在は、我々の記憶に深く刻まれている。


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