Legend Story
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15.10.31
リバウンド王 デニス・ロッドマン

リバウンド王に7回輝いたNBA屈指の名パワーフォワード「デニス・ロッドマン」。

そのプレーのみならず、鮮やかな髪の色、派手なタトゥー、プロレス挑戦など、コートの外でも話題が多かった。

身長203センチ、体重100キロ。
NBA選手の中では細身で決して大きくはないロッドマンがいかにして、7回ものリバウンド王に輝いたのか・・・。

“天性の才能”と評される事が多い彼だが、実は、日頃からリバウンドを取るための研究と努力を決して惜しまなかった。

早朝などの練習時間外に筋力トレーニングに励み、ビデオでボールが跳ねるパターンや各選手のシュートの癖を徹底的に研究。
チームのシュート練習中には、ボールの軌道、ジャンプのタイミング、ボールがどこに跳ね、どこに落ちるのかをじっと観察するなど、リバウンドをどうすれば取れるのかをひたすら追い求めた。

闘争心も抜群で、どんな体勢で、敵が何人いようとも果敢にリバウンドを取りにいった。
彼のリバウンドにかける嗅覚・執念は他の選手のそれを遥かに超えていたのだ。

そんなロッドマンがブレークしたのは1995年、シカゴブルズへの移籍がきっかけだった。

神様「マイケル・ジョーダン」、史上最高のオールラウンダー「スコッティ・ピッペン」、そして、リバウンド王「デニス・ロッドマン」は、最強のトリオとして一大センセーションを巻き起こした。

ロッドマンのリバウンドとディフェンスの技術がブルズを活性化。
1995年から96年にかけてのレギュラーシーズン、
ブルズはNBA最強と呼ばれるチームとして快進撃を続け、
72勝10敗という史上最高の勝率でシーズンを終えた。

”リバウンドは情熱で取るもの”、悪童デニス・ロッドマンはニヤリと笑った。